本機種は販売が終了しました!Cubeはないですが、通常のフルタワーやミニタワーモデルのLegionがあるので、Legion全機種の比較もどうぞ!
デスクトップ欲しいけど場所がない・・・ということでゲーミングPCをあきらめていた人っていると思うのですが、LegionのCubeはコンパクトでおしゃれな外観をしているので、卓上にも置いて使えますよ。
価格も優しく8.6万円からあるので、初めてのゲーミングPCや重いゲームをしない人にぴったりの機種です。
Contents
Legion C530 Cubeのレビュー
2020年10月23日)
本機種の販売は終了しました!最新機種のLegion 550Piもしくは「ゲーミングデスクトップ」から他機種をご覧ください。
CPU | Intel core i5-9400F Intel core i7-9700 |
---|---|
コア/スレッド | Core i5) 6/6 Core i7) 8/8 |
クロック数 | Core i5) 2.9GHz(ブースト時4.1GHz) Core i7)3.0GHz (ブースト時4.7GHz) |
メモリ | 8GB、16GB(最大32GB) |
ストレージ | HDD 1TB(7200rpm) SSD 512GB、1TB(Optane メモリ対応) |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1650 NVIDIA GeForce GTX 1660Ti |
電源 | 500W(80PLUS Bronze) |
外部接続最大解像度 | 7980x3840 |
光学ドライブ | 無し |
冷却システム | デュアルチャンネルサーマルシステム |
オーディオ | Dolby Atmos |
サイズ | 238x358x305mm(19L筐体) |
重さ | 最大11㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | 約8.6万円~ |
ん?中の上クラスのスペックですが、かなり安いですね。CPUも当然性能が高いものを使っているし、メモリも最大32GB(販売は16GBまでなので増設したらです)、ストレージも最大2TBと大容量になっています。
何と言っても、この外観ですよね、特徴は。小さいし、おしゃれです。
通常タワー型は28Lあるのですが、C530 Cubeは約2/3の19Lです。机の上に置いてもいいくらいのサイズだし、LANパーティーに持って行きやすいサイズです。
メモリやストレージなど増設する時は、工具いらずで筐体を開けることが出来るので楽ちんですね。
Legion C530 Cubeの特徴
正面 | 上部 |
Legion C530 Cubeは何と言っても、このコンパクトな外観が最大の特徴ですよね。
サイズは238x358x305mmで、かなりコンパクトです。通常のタワー型デスクトップのサイズと比べてみます。
Legion C530 Cube | Legion T530 | |
幅 | 238㎜ | 185㎜ |
奥行き | 358㎜ | 456㎜ |
高さ | 305㎜ | 440㎜ |
幅が+5.3㎝、奥行きが-10㎝、高さが-13.5㎝となっているので、机の上に置いても全然いけますね。
重さも最大11㎏なので、カスタマイズしなければ持ち運びが比較的楽な重量ですね。
トップパネルが透明なので内部を見る事も出来るし、この赤色がかっこいいですよね。筐体をこの形にする為にマザーボードを中央に設置し、電源ユニットとHDD、CPUとグラボを両サイドに配置してあります。
また、最近のLegionのデスクトップは全て、ツールフリーで筐体を開けることが出来ます。メンテナンスや増設する時も、簡単にアクセスできます。
拡張スロットは、PCI Express x16、M.2 2230(WLANカード用)、オプタンメモリが一つづつあり、ストレージベイはスロットが2つあります。
冷却システムは、「デュアルチャンネルサーマルシステム 」を採用し、温度の低温化、ファンノイズの低減などを実現しており、プロセッサーとグラフィックスカードそれぞれ専用のファンで冷やしています。
CPU
CPUの性能は最高スペックではないですが、値段の割に良いものが付いています。
- Intel core i5-9400F
- Intel core i7-9700
Core i5はスコアが約9600で、デスクトップにしてはぼちぼちな性能ですね。Core i7は約1万4000となかなかのスコアを出しています。
ただし、ゲームにそこまでハイスペックなCPUはあまり必要ないので、このクラスで十分ですね。
クロック数(動作周波数)はCore i5が2.9GHz(ブースト時4.1GHz)、i7が3.0GHz(同4.7GHz)と大きめですね。
クロック数が高いと、同一時間内に処理できるデータ量が上がるので、ゲームも快適にできるようになります。
メモリ
メモリは8GBと16GBが選べますが、自分で増設しない人は16GBを選びましょう。ゲームをするなら最低16GB必要です。
メモリの増設も簡単なので、16GBx2に変更してもいいと思いますよ。搭載可能が最大32GBまでなので、保証の範囲内です。
メモリの型番はモデルによって変わる可能性もあるので(ないと思いますが)、一応確認してから購入してください。2020年7月現在は「PC4-21300 DDR4 UDIMM 2666MHz」です。
グラフィックス
ゲーミングPCで一番重要なパーツ、グラボです。
- NVIDIA GeForce GTX 1650
- NIDIA GeForce GTX 1660Ti
GTX 1650とGTX 1660Tiじゃかなりの差がありますが、どちらも重いゲームも低画質にしたらプレイできるものがほとんどです。
GTX 1650はスコアを見ても分かるように、エントリークラスのグラボです。ちなみに、Steamでゲームをしている人で一番多かったグラボはGTX 1660になっています。(2020年5月)
その下のGTX 1050Tiは、動画編集ソフトの推奨スペックに指定されることが多いものですね。
ゲームのベンチマークスコア
グラフの単位はfps(1秒間に切り替わるフレームの数)で、ゲームによっては60fpsを下回ったら「快適と言えない」くらいになります。20fpsとかでカクカク動く感じです。
まずは、NVIDIA GeForce GTX 1650でプレイした場合の、各ゲームのベンチマークスコアです。
[visualizer id=”11177″ lazy=”no” class=””]WoTやFortniteは高画質でもプレイできるくらいですが、Red Dead Redemption 2は低画質でやっとと言った感じですね。重いですもんね、これ。FF15なんかでも、やはり低画質でのプレイになってしまいますね。
次はNVIDIA GeForce GTX 1660Tiです。
[visualizer id=”11182″ lazy=”no” class=””]こちらは性能が高い分、RDR2も中画質で、FF15は高画質でも快適にプレイできるくらいですね。
より快適にgameをするならGTX 1660Tiが良いですね。
もしもっと上のグラボが必要な人は、Legion T550iをチェックしてみて下さい。
ストレージ
ストレージはSSDのみのモデルと、SSD+HDDのデュアルストレージモデルもあります。
SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)はM.2 PCle-NVMeで、データ転送速度の理論値が40Gbpsと最速モデルです。HDD(ハードディスクドライブ)と比べると数十倍、もう一つのSSDのモデル・SATAと比べても約7倍の速度になっているので、パソコンの起動や、ゲームのロード時間も短縮されますね。
ちなみにゲームをする上でストレージはそこまで重要じゃないので、SSD 512GBでも1TBでもいいし、デュアルストレージでもどれを選んでもいいと思います。
オーディオ
オーディオはDolby Atmosと言って、9.1chサラウンディング対応の音響になっています。
今までの主流は5.1chサラウンディングなので、チャンネルがかなり増えていますね。音が色々な方向から飛び交っているように聞こえます。
ちなみに、Atmos対応のスピーカーやヘッドフォンが必要になります。
ディスプレイ
ディスプレイはゲーム用のものを購入すると思いますが、リフレッシュレート(1秒間に切り替わるフレームの数)や応答速度、解像度をチェックして購入しましょう。
今使っているディスプレイが144Hzであれば買い替える必要はないですが、普通のモニターなら60Hzになっていると思います。
60Hzでもゲームによっては影響ないですが、144Hzがいいと思います。
Lenovoにもいろいろとディスプレイはあるのですが、「Lenovo G24-10」は1万7600円と安めですが、ゲームに十分な性能を持っています。
モニターのスペックは23.6型 FHD TN WLED液晶で、主な機能を以下に紹介します。
FHD | フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080 |
---|---|
TN液晶 | 視野角が狭く、横からモニターを見ると薄暗く見える角度もある |
WLED液晶 | 色純度が高いので発色が良く、軽量、視野角が広い |
リフレッシュレート | 144Hz・1秒間に切り替わるフレームの数。大きければ大きいほど滑らか描写になる。144Hzは性能が高い |
応答速度 | 1ms(0,001秒) |
輝度 | 300nit・ディスプレイの明るさを表す。250前後あれば標準 |
インターフェイス | HDMI, Display Port, ヘッドフォン |
チルト | モニターの傾き可能角度・前5度、後ろ22度傾けることが可能 |
フリッカーフリー | フリッカー(画面のちらつき)がない(出にくい) |
ブルーライト軽減機能 | モニターから出る青い光(ブルーライト)は、長時間みると目が疲れるため、ブルーライトが軽減できる機能付き |
AMD Radeon FreeSyncテクノロジー搭載 | 遅延のない滑らかな描写が可能 |
保証 | 3年間 |
液晶はTN WLED液晶でIPS液晶じゃないのですが、WLED液晶は発色が強く、視野角も広いのでTN液晶だと気づかないと思います。
また、WLEDは寿命も長いので、保証が3年も付いています。
アクセサリー
もしキーボードやマウスも持っていない場合は、1万円ちょっとのこちらのセットがお得です。
これらはゲーミングPCの為に作られた、ゲーム用のものなので性能も高いんですよ。
特にキーボードはアンチゴーストに対応し、最大12個のキーを同時押ししても競合せずに入力できます。
詳しい性能は、こちらをどうぞ。
インターフェイス
- マイクロホン
- ヘッドホン・マイクロホンコンボジャック
- USB 3.0
- Dual link DVI-D*
- Displayport*
- HDMI
- イーサネットコネクター(LANケーブルポート)
- ライン出力
- USB 2.0
- USB 3.1 Gen 2
- USB 3.0
DVIはデジタル信号を出力できるので、映像に劣化が起こらない端子です。また、WQHDや4Kなどの高解像度ディスプレイに繋ぐ場合や大画面に繋ぐ場合は、このデュアルリンクが必要になります。
まとめ
小型でおしゃれなCubeですが、パワフルでもあるのでいろんなゲームが楽しめます。
置き場所が無くてデスクトップをあきらめていた人でも、このサイズなら場所を確保しやすいですしね。
最初にも言いましたが、Lenovoは現在セール中で最大9万円ほど割り引かれているので、この機会をお見逃しなく!