Lenovoが2023年にリリースする機種や、今後の取り組みなどを紹介するCESが、2023年1月5日に開催されました。
画面がくるっと回るThinkBook Plus Twistや、VRセット無しでメタバースに使えるLenovo Project Chronosなど変わり種から、ThinkPad X1 Carbon Gen 11やLegion 7i Gen 8などの人気機種も、そしてかなりハイエンドなタブレット、Lenovo Tab Extremeなどバラエティ豊かな製品が紹介されました。
中でもThinkPadユーザーは興味がそそられる、ThinkPhone(Lenovoの子会社のモトローラ社製)もあります。
すべての機種はこちらの公式サイトで確認できるので、筆者が興味をそそられた機種をご紹介します。(ThinkPadは、別記事で執筆します)
本記事で使用している写真のクレジットは、Lenovoになります。
Contents
ThinkBook Plus Twist
<ディスプレイは、天板にあるEインク スクリーン>
以前、ThinkBook Plusという機種があり、これは天板にモノクロディスプレイ(E-インク スクリーン)が搭載していた機種で、人気がありませんでしたね(笑)。Lenovoはこういった攻めた製品を作るので、興味深いんですよね。
さて、本機Plus Twistは、ツイストと名前にあるように、ディスプレイを回転させることができます。天板側にはEインクスクリーンがあり、一般的なディスプレイサイドには、2.8K OLED液晶が搭載です。
12インチの小型モデルで、1.35㎏となっています。
Lenovo Project Chronos
<テレビの下にあるものが、Project Chronos>
VRヘッドセット無しでメタバースをしたいな~って思っている人に朗報です。Lenovo Project Chronosがあれば、その悩みは解決です。
HDMIかDPでテレビなどに接続し、カメラのアングルを調整したら使い始めることができます。
ヘッドセットだと長時間使うと頭痛いし、疲れてくるので、これだと長時間使えそうです。
ThinkPhone
ThinkPadユーザーだと欲しくなるこのスマホは、ThinkPadユーザーのために作られたような電話ですね。
ファイルなどのコピペや、ドラグ&ドロップもPCとThinkPhoneの間でできるようです。例えば、ThinkPhoneでコピーしたファイルを、そのままThinkPadにペーストできたりするようです。
また、電話の5000万画素のカメラを、Webカメラ代わりにもできます。バッテリー駆動時間も36時間以上と長く、5000mAhのバッテリーが搭載で、しかも充電は10分で済むそうです。
今わかっているスペックは、Android 13、Qualcomm Snapdragon 8+、最大12GBのメモリ、ストレージは最大512GB、5G Sub 6、そして6.6インチのディスプレイです。
これ、欲しい人続出でしょうね。
追記)
購入したので、ぜひレビューをどうぞ。
Lenovo Smart Paper
一言で言うと、Kindle Scribeみたいなものです。Kindle Scribeは5万円弱しますが、Lenovoは海外で400ドルほどで発売する予定らしいので、日本でも同じくらいの価格他になりそうです。
Lenovo Smart Paperは10.3インチのEインク タブレットで、紙のような感触で書いたりできるようです。もちろん、手書きの文章もテキストに変換できるし、PDFにしたりもできます。
Lenovo Tab Extreme
なんと、14.5インチのタブレットで3K OLED、120Hzのリフレッシュレートです。ディスプレイの詳細は明かされていませんが、動画を見る限り、かなり高品質なディスプレイに見えます。
オーディオは最高クラスで、4つのトゥイーターに4つのウーファーと、合計8つのJBLスピーカーが搭載です。
スペックは、MediaTek Dimensity 9000、12GBメモリ、256GBストレージ、Wi-Fi 6Eに5G、そしてAndroid 13になります。
最大10個の画面分割も可能とういことで、Chromebookに近いAndroidタブレットと言った感じです。