Intel N150の実機ベンチマーク

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Intel N150のベンチマークです。

省電力の6Wでエントリークラスのスペックです。オンラインショッピングやオンラインレッスン、Web検索にYoutubeなどの普段使い用として使う人に向いています。

レビュー機はAcemagic AX150で3万円台の低価格ですが、意外にかっこよい筐体でそんなに安っぽくないです。

ACEMAGIC AX15のレビュー

 

 

Intel N150の特徴

ACEMAGIC AX15 CPU-Z

4コア4スレッドとコアもスレッドも少なく、キャッシュは6MB、ターボブースト時の最大周波数は3.6GHzとなっています。

最大メモリチャンネル数は1つで、最大16GBまで対応しています。エントリークラスの性能ですが、メモリが最大の16GBであれば普段使い用途なら困ることもないと思います。

 

 

CPU Mark

ACEMAGIC AX15 CPU Markスコア計測結果

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアで、計測結果は5955でした。サクサク何でもできるわけじゃなく、一瞬の待ちはありますが、タブを何十個も開けて使うようなことをしなければ使えます。

似た様な性能で言えば、ちょっと古いですが11世代のCore i3よりちょっと良い性能でした。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ビジネス用途でもがっつり使える
  • 18000~・ゲーミングPCなどのハイスペックPCに搭載される
  • 20000~・専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1065G7  9063
Core i5-1035G1  8010
Intel N150  5955
Pentium Gold 7505  5382
Core i3-1005G1  5188

 

 

 

Cinebench 2024

ACEMAGIC AX15 Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。計測結果はマルチコア182、シングルコア60とシングルコア性能は悪くありませんでした。

マルチコア性能は4コアなので高くないですね。これは、いくつものアプリやタブを同時に開いて使う処理が苦手と言うことです。ほどほどにしましょう。

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較 

Ryzen AI 9 HX 370  1062
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Apple M1 Max  791
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Core Ultra 5 125H  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 5 125U  555
Core Ultra 7 258V  526
Core Ultra 7 155U  523
Apple M1  509
Ryzen 5 7535U  481
Core Ultra 7 258V  479
Core i7-1280P  433
Intel N150  182

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 258V  121
Ryzen AI 9 HX 370  115
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Snapdragon X Elite X1E-78-100 107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Core Ultra 7 155U  97
Ryzen 5 8640HS  95
Core Ultra 5 125U  94
Ryzen 5 7535U  87
Core i7-1280P  74
Intel N150  60

 

 

PCMark10

ACEMAGIC AX15 PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・5000以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。

  • 総合性能は3101→エントリークラス
  • Essentialは6436→通常用途やビデオ会議などもできる
  • Productivityは4607→サクサク動かないが使える
  • Digital content creationは2730→不向き
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen 5 8640HS  10622
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 155U  9682
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 258V  9361
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 5 7535U  8854
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907
Intel N150  6436

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen 5 8640HS  9349
Core Ultra 7 155U  9282
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 7 258V  8492
Ryzen 5 7535U  8331
Core Ultra 5 125U  8315
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Intel N150  4607

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9321
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Core Ultra 5 125U  7173
Ryzen 7 7735U  7159
Core Ultra 7 155U  7079
Core i7-1260P  6406
Ryzen 5 7535U  6234
Core i5-1240P  5875
Ryzen 5 7535U  5851
Ryzen 5 PRO 6650U  5636
Ryzen 5 5625U  5372
Ryzen 7 5700U  5282
Ryzen 3 7335U  4872
Core i5-1235U  4716
Ryzen 3 5425U  4240
Intel N150  2730

 

3D Graphics Mark

ACEMAGIC AX15 3D Graphics Markスコア計測結果

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。3D Graphics Markのスコアは1032と低いです。2画面作業くらいはできますが、画像編集や大きなデータをExcelで扱うなどには向いていません。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  9117
Ryzen 7 8845HS  9055
Ryzen 5 8640HS  6065
Core Ultra 5 125H  5507
Core Ultra 7 258V  5204
Ryzen 7 7735U  5098
Ryzen 5 7535U  4127
Core Ultra 5 125U  4045
Core Ultra 7 155U  3646
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981
Core i5-1335U  2686
Ryzen 3 7335U  2609
Core i5-1340P  2542
Intel N150  1032

 

 

ドラゴンクエスト10ベンチマーク

ACEMAGIC AX15 ドラゴンクエスト10ベンチマーク計測結果

次は軽い2Dゲームのドラゴンクエスト10のベンチマークで、2893で「やや重い」でした。

ゲームには向きません。

 

 

最後に

Intel N150搭載機種はそんなに多くないですが、amazonを見てみたらいくつか出てきたので、興味がある方はチェックしてみてください。

 

その他のCPUベンチマーク

 

 

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