Lenovo IdeaPadとThinkBookの違い

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Lenovoのノートパソコンで普段使い用PCのIdeaPadと、比較的低価格のビジネスPCとして有名なThinkBookの違いを見ていきます。

この時点でお分かりの通り、家庭用PCとビジネスPCという大きな違いがあります。ただし、IdeaPadでもビジネスPC並みのスペックがあったり、ThinkBookの外観がIdeaPadぽっかったりと、両者がこんがらがることがありますよね。

まずは、ざっくりと違いを見ていきましょう。

あっ、動画もアップしたのでこちらもどうぞ。

筆者の紹介筆者購入機種はこちらをどうぞ

 

IdeaPadとThinkBookの特徴比較

今回のレビューには2025年モデルをもとに作り、これ以外にもすべての両シリーズのデータを精査して紹介しています

 

IdeaPad ThinkBook
用途 家庭用・普段使い用 ビジネス兼普段使い用
最低価格 約8万円~ 約8万円~
性能 低~上 中~上
拡張性(増設) 一部可能 基本増設可能
排熱性能 下~上
セキュリティ ThinkShield
ディスプレイ 中~上 中~上
インチ 13.3、14、15、16インチ 13.3、14、16インチ
シリーズ 3/5/Chromebook シリーズ 特になし
キーボード 普通 普通
インターフェイス 十分な数だが品質は普通 RJ45やThunderbolt 4が搭載し、数も品質もそこそこ良い

ThinkBookの用途にビジネス兼普段使い用と記載しましたが、これは主に外観のためです。ThinkBookってシルバーの筐体で、IdeaPadと見た目が同じなんですよね。もしくは、IdeaPadよりも高性能なので、普段使い用よりももうちょっとパワフルな機種が欲しい場合にお勧めです

 

左からThinkPad、Thinkbook、そしてIdeaPadです。ThinkPadはほぼブラックの筐体で「The・ビジネスPC」という外観ですが、真ん中のThinkBookは右のIdeaPadと似ていますよね。

なので、ThinkBookが筆者のメイン機種だったころは、ビジネスでもプライベートでも活躍していました。

 

それでは、違いを詳しく見ていきましょう。

 

ThinkBookはThinkShieldに守られている

Lenovo ThinkShield

Lenovo ThinkShield

ThinkShieldはノートンやAVASTの様なセキュリティソフトと違い、包括的なセキュリティのソリューションを提供するものです。

「ファームウェア」、「ネットワーク」、「ソーシャルハッキング」、「盗難紛失」、「開発製造」などのカテゴリでThinkShieldを構成しています。

 

わかりやすい例で言えば、Think製品にはPrivacyGuardというのぞき見を防止できる機能があったり、PrivacyAlertでのぞき見を検知したら教えてくれたり、もしくは自己回復BIOSなどもそうです

すべての機種にすべての機能がついているわけじゃありませんが、Lenovoの「Think」を冠している製品には何かしらの機能がついています。

Think製品は製造段階から管理されており、ソフトウェアだけじゃなくハードウェアでもセキュリティを高度化しようとしています。

当然IdeaPadもしっかりと管理されていますが、Think製品のようにより高度化されているわけじゃないようです。

詳しいThinkShieldの内容は、こちらをどうぞ。

 

 

似たような外観

こちらはIdeaPadです。

 

こちらはThinkBookです。

パッと見ると、似たような外観ですよね。どちらもシルバーで(IdeaPadは他の色も時々あり)。ThinkBookは天板がデュアルトーンになっており、大きく「ThinkBook」と書かれているので間違えることはないですが、どちらもおしゃれな見た目です。

 

<左・IdeaPad Slim 3シリーズの樹脂底面カバー/右・ThinkBook 13インチのアルミニウム底面カバー>

ただし、手に取ってみる(ズームすると)とわかりますが、IdeaPadは樹脂素材のみの機種、天板はメタルで底面がアルミニウムという機種があり、上位モデルになるとすべてメタルボディもあります。

ThinkBookは13.3インチはオールメタルボディ、14と16インチは主に天板はメタルで底面が樹脂ですが、同じ機種でもモデルが違えば底面がアルミニウムということもありました。

例外もありますが、基本的にこのような素材を使用しています。見た目や使用素材はほぼ同じです。

 

 

IdeaPadは低価格モデルからハイスペックまで、ThinkBookはミドル~ハイスペック

IdeaPadのシリーズ

IdeaPadには多くのシリーズがありますが、基本的に超低価格1シリーズ,低価格3シリーズ、そして上位モデルの5シリーズ、クリエイターPCのProがあります。公式サイトではChromebookは別カテゴリに入っていますが、IdeaPad Chromebookという名称のシリーズもあります。

各シリーズの特徴です。

IdeaPadの各シリーズ特徴
Lenovo IdeaPad Slim 170 15.6型 (AMD)のレビュー 1シリーズ 2世代前くらいの旧スペックを使用で、このシリーズのみ画面比は16:9。CPUはそこそこ性能があるものを搭載し、最低限快適に使えるスペック。樹脂素材
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 8 14型(AMD)のレビュー 3シリーズ 性能は高いが1~2世代前のCPUを採用することが多い。全体的にしっかりとしたスペックで、価格は比較的安いが、おしゃれで見た目の安っぽさはない。基本樹脂素材。
Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型のレビュー 13世代インテルCPU搭載ハイエンドPC 5シリーズ 最新スペック搭載で、全体的にビジネスPCに近いスペック。価格は約10万円から。基本アルミニウム素材
Lenovo IdeaPad Pro 5i Gen 9のレビュー Evo認証に準拠したProモデルクリエイターPC
Pro
他のシリーズよりも価格は高いが、スペックが高くディスプレイもハイスペック、そしてグラボ搭載モデルもあり。
Lenovo IdeaPad Slim 360 Chromebookの実機レビュー
Chromebook
セール時は3万円台から購入でき、スペックは高くないが普通に使える程度になっている

 

ThinkBookはIdeaPadのようにシリーズは分かれていませんが、基本的に小さい筐体の方が上位モデルのスペックになっています。

CPUもミドルクラスのCore Ultra Uや高性能のCore Ultra Hシリーズが搭載でき、ThinkPadのようなスペックです。

 

 

スペックに差はない?

全機種を通してみると、総合性能はThinkBookの方が若干高いですが、IdeaPadはProモデルがあるため、IdeaPadの方がさ高性能は高いです。

ただし、ProモデルはクリエイターPCでYogaみたいなスペックなので、ここではあまり考慮せずに話を進めていきます。(Proモデルは最後に解説しています)

ThinkBookは基本的に高性能CPUを採用し、メモリ容量が最大64GBもあるのでヘビーなタスクも実行できる。

IdeaPadはローエンドからハイエンドまでのCPUを採用し、メモリは基本的に32GBまでで、「家庭で使うには十分なスペック」が多い。中にはビジネスPC並みやクリエイターPC並みの機種もあり。

また、ストレージは同じもの・似たようなものを搭載し、その他のカメラやマイク、ディスプレイなど速度に直結しないスペックも、似たような品質・スペックのものが搭載です。

機能性に焦点を当てると、2026年で見るとあまり差はないように思います。ほとんど違いがないです。

機動性は機種によりますが、IdeaPadは1㎏以下の機種から2㎏の機種など多種多様で、ThinkBookは基本的に平均的な重さになります。

 

 

拡張性と排熱性能はThinkBookが高い

左がThinkBookで、右はIdeaPadになります。

ThinkBookは基本的に冷却ファンが1つで、ヒートパイプが2本あります。

IdeaPadは基本的にファン1つにヒートパイプ1本ですが、上位モデルになると時々ヒートパイプが2本になったり、ちょっとしたヒートシンクが付いたものもあります。

拡張性はThinkBookは13.3インチ以外は基本的にメモリとストレージ、もしくはメモリのみ増設が可能です。

IdeaPadも機種によってはメモリもストレージの増設もできますが、あまり数は多くないです。

 

 

インターフェイスはThinkBookが高品質

インターフェイスの数は同じくらいですが、基本的にこのようなUSBになります。

速度 480Mbps 5Gbps 10Gbps 40Gbps 40Gbps
ThinkBook
2.0 3.2 Gen 1 3.2 Gen 2 Thunderbolt 4 USB4
IdeaPad Proモデルのみ

IdeaPadは普段使い用なので、基本的にそこまでデータ転送速度がない3.2 Gen 1やUSB 2.0が採用されています。

ThinkBookは3.2 gen 1とGen 2どちらもあり、そしてインテルモデルにはThunderbolt 4があるので、データ転送も速いしThunderbolt 4対応ドックが使えます。

 

ThinkBookは13.3インチは若干少ないですが、基本的にUSB 3.2 Gen 2 Type-Cが2つ(Thunderbolt 4対応あり)、USB 3.2 Gen 1が2つ、HDMI、RJ45、SDカードリーダー、マイク/ヘッドフォンジャック、セキュリティロックになります。

 

こちらはdeaPadの5シリーズのインターフェイスで、USB 3.2 Gen 1が2個、USB 3.2 Gen 1 Type-Cが2つ(充電兼用)、HDMIにSDカードリーダー/microSDカードリーダー、マイク/ヘッドフォンジャックです。

基本的に5シリーズも3シリーズもほぼ同じインターフェイスですが、1シリーズはUSB 2.0があったりと、コスト削減に取り組んだ仕様です。

 

 

IdeaPadにはクリエイター向けのProモデルがある

IdeaPad Pro
スペック クリエイター向け
最大CPU Core Ultra 7 155H
Ryzen 7 8845HS
最大メモリ 32GB
グラフィックボード RTX 3050
ディスプレイ 2.8K IPS/OLED
オーディオ Dolby Atmos
Wi-Fi Wi-Fi 6E
Evo あり
Thunderbolt 4/USB4
価格 12万円台~

さて、上の表を見てお分かりのように、他のIdeaPadとは全然違うスペックです。クリエイターPCのYogaの上位モデル並みのスペックをしており、画像・動画編集をする人に向いた機種です。

こちらはYogaと比較しているので、こちらをご覧ください。

 

 

その他の違い

基本的に大きな違いは今紹介した点で、他の部分はほぼ違いはないです。

例として、思いつくものすべて書いてみます。

ディスプレイはどちらもWUXGA IPSが基本で、NTSC 45%と言う色域がデフォルト。sRGB 100%に変更可能(IdeaPad Proモデルのみ2.8K OLED DCI-P3 100%あり)

キーボードはどちらも普通

指紋センサーや顔認証は機種にもよるが、基本搭載可能

スピーカーの品質はどちらも普通

バッテリー駆動時間はどちらもほどほどの10時間前後

・IdeaPadの保証は最長4年、ThinkBookは5年

 

 

まとめ

IdeaPadの特徴

・安くてもサクサク使える家庭用PC
・ローエンドからハイスペックの幅広いシリーズがある
・上位モデルはアルミニウムを使用した高級感のある外観
・カスタマイズできる機種も少しある
・ProモデルはクリエイターPCで、他のシリーズとは全然違う

 

ThinkBookの特徴

・低価格だがビジネスPCのスペック
・主張が強すぎないおしゃれなシルバーの筐体
・MIL-STD-810Hに準拠し、ThinkShieldに守られた堅牢性の高いPC
・放熱性能はそこそこある
・自分でカスタマイズできる機種が多い
・インターフェイスはそこそこ良し

 

両機種の大きな違いはこちらです

勝者 要因
セキュリティ ThinkBook ThinkBookはThinkShieldがある
モデルの多さ IdeaPad IdeaPadは多くのシリーズがあり、低予算でも買える機種がある
性能 ThinkBook ThinkBookはCore Ultra UやHが搭載し、メモリは最大64GB
拡張性 ThinkBook 13.3インチ以外はメモリとSSD、もしくはどちらか一方が増設できる
排熱性能 ThinkBook 冷却ファンは1つで、ヒートパイプは基本的に2本あり、より放熱しやすい
インターフェイス ThinkBook Thunderbolt 4やUSB 3.2 Gen 2があり、データ転送速度が速い

 

IdeaPadは普段使い用なので、Proモデル以外は「普段使いに十分なスペック」になっていますね。

ThinkBookは見た目はIdeaPadっぽいですが、中身を見ていくとThinkPadっぽい性能や造りになっています。まぁ、ビジネスPCなので当たり前と言えば当たり前ですね。

 

 

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