12月19日23:59までLenovoではホワイトクリスマスセールを開催中で、ほぼすべての機種でポイント5倍還元、本機のような一部モデルはポイント10倍還元もしています。
筆者が先日購入した最新のAI PCのIdeaPad 5x 2-in-1は割引額は低く2,396円ですが、ポイント10倍対象モデルで10,672円分のポイント還元です。
割引と合わせると、実質約1万3000円ほどの割引になっています。
IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9
IdeaPad初のCopilot+PCで、最大45TOPSを持つSnapdragon X Plus X1P-42-100搭載です。ディスプレイはWUXGAですが有機ELディスプレイで10bit(10.74億色)対応と、高品質です。しかもWi-Fi 7に対応し、今まで以上に高速通信が可能です。Copilot+PCと言えば価格が高いですが、本機は11万円以下と比較的安く、学生にも手が出やすいと思います。OSがArm版という以外は、欠点もない機種だと思います
CPU | Snapdragon X Plus X1P-42-100 |
---|---|
メモリ | LPDDR5X 16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA OLED 10bit |
OS | Windows 11 Home |
無線 | Wi-Fi 7 |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | FHD |
重さ | 約1.5㎏ |
バッテリー | 最大約14.1時間 |
価格 | 11.7万円 |
最大45 TOPSのNPUパフォーマンスを持つSnapdragon X Plus X1P-42-100を搭載しており、Cinebench 2024のマルチコアスコアはApple M1 Maxに近いスコアで、なかなかの性能です。NPU搭載なのでローカルでもAI機能が使え、飛行機などWi-Fiがない時でもAIを使って作業ができます。
メモリはLPDDR5X-8448MHzのオンボード16GBで、ストレージはSSD PCIe 4.0で1TBと大容量です。メモリやストレージの増設はできませんが、悪くない容量です。
ディスプレイは14インチの画面比が16:10で、15インチ並みの表示量があります。解像度はWUXGA(1920×1200ドット)でOLED液晶を採用。デジタルシネマ規格のDCI-P3 100%の色域に、10bit・10.74億色の発色が可能でHDR500にも対応したタッチパネルです。輝度は400ニトとそこそこ明るく、全体的に業務用クラスのスペックですね。
その他のスペックはOSはArm版Windows 11 Homeで、高画質FHD Webカメラに指紋センサーも搭載、無線は最新のWi-Fi 7に対応です。
すごくコンパクトな筐体ですが、14インチで約1.48㎏とちょっと重め。それでもバッテリー駆動時間は最大14.1時間と、執筆時現在の2024年モデルで、LenovoでTOP 10に入るくらいの長さです。
2 in 1 PCでどこでも使いやすく、Lenovoデジタルペンも付属しているので軽いメモやお絵かきも可能です。
インターフェースはUSB Type-C (USB3.2 Gen2) と A (USB3.2 Gen1) が2つずつ、HDMIとマイク/ヘッドホンジャック、MicroSDカードリーダーになります。
外観
筐体内部にはファンと2本のヒートパイプがあり、排熱性能は クリエイターPC並みになっています。キーボード面が熱くなることもなく、冷却が十分にできているように思えます。
解像度は一般的なWUXGAですが、OLEDディスプレイを採用し、Dolby VisionやHDR True Black500に対応、そしてデジタルシネマ規格のDCI-P3 100%と広色域です。
ディスプレイはプロクリエイター向けの品質です。
Arm版Windows 11でできること、できないこと
Arm版のOSって、通常のWindowsと違いできないこともあります。
以前ARM版Windows 10で使えないものとして、Google日本語入力やプリンター用ドライバーが有名でしたが、Windows 11では対応ソフトが増えました。
今回はいくつか一般的なソフトやデバイスと筆者が頻繁に使うソフトを検証しました。
Microsoft Office | 〇 |
---|---|
Google日本語入力 | 〇 |
Canon製プリンターのドライバー | × |
Bambu Studio (3Dプリンタソフト) | 〇 |
Bluetoothアクセサリ (キーボード、マウス、イヤホン) |
〇 |
Xbox | △ 一部対応 |
Photoshop | 〇 |
Lightroom | 〇 |
依然としてプリンターなどのドライバーには非対応なようで、Canonのプリンターは使えませんでしたが、メーカーがARM版ドライバーを出していれば使うことができます。
ソフト全般についてはARM版Windows 11からx64エミュレーションをサポートしているため、ARMにネイティブで対応しているソフトよりは効率が落ちますが動作可能です。
Xboxについては、クラウドゲーミングのみ表示され、他のデバイスで購入済みのゲームなどは表示されませんでした。ただし、MinecraftなどMicrosoft Storeからダウンロードできる一部のゲームはARM上でもプレイ可能です。
2か月ちょっと使っていますが、致命的に使えないものは今のところありません。
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