パソコンを折りたためるユニークな機種で、どこで使っても注目を集めること間違いなしの機種です。
旧モデルのX1 Fold 13インチの使いにくかった点が改善されており、見た目がユニークというだけじゃなく、実際に使える機種になっています。
16.3インチと大きいので重たいですが、パソコンを半分に畳んで持ち運びができるので、かばんもかさばらずに済みます。
当サイトの評価は、こうなりました。
スペック | [usr 4.6] |
---|---|
コスパ | [usr 3.9] |
総合評価 | [usr 4.4] |
Contents
ThinkPad X1 Fold 16.3型のスペック
CPU | Core i5-1230U/1240U Core i7-1250U/1260U |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(16.3型) | 2.5K OLED タッチ |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6、5G搭載可能 |
オーディオ | Dolby Atmos |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素+IRカメラ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 345.7 ×276.2 × 8.6㎜(本体のみ) 276.2 × 176.2 × 17.4㎜(折り畳み時) |
重さ | 約1.26㎏(タブレット本体) 約1887g(キーボード_スタンド付き) |
バッテリー | 最大約14.7時間 |
保証 | 1年間 |
付属 | 執筆時現在)プレシジョンペン、スタンド、キーボード |
価格 | 59.2万円~(割引前価格) |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第12世代CPUで、省電力モデルのUシリーズが搭載です。省電力モデルとは言え、11世代Core i7-1165G7以上のスコアをつけているので、安心して高負荷な作業ができます。
メモリは最新のLPDDR5が搭載で、最大32GBとのことですが、執筆時現在最大で16GBまででした。大容量なので十分だと思いますが、イラストを描いたり、専門的なことに使う人は32GBあると安心ですね。
ストレージも最新のSSD PCI Express 4.0が搭載で、最大1TBになっています。データ転送速度が最高速なので、より作業がしやすくなります。
ディスプレイは2.5K解像度と高精細で、OLED液晶が採用です。旧モデルもOLED液晶でしたが、今回はコントラスト比が100万:1と高く、色域もDCI-P3 100%、最大輝度も600ニトとmac並みの美しい描写が可能です。
その他のスペックは、Wi-Fi 6Eと5Gに対応し、指紋センサーと顔認証対応、Webカメラは2.8K並みの500万画素と妥協のないスペックです。(妥協のない価格でもありますが・・・)
キーボードはオンスクリーンキーボードがあり、Bluetooth接続のフルサイズキーボードもあります。旧モデルのキーボードはトラックポイントがなく、いくつかのキーもなかったので使いにくかったと思いますが、ようやく「ThinkPad」のキーボードが付属しているので、これだけでも十分魅力的ですよね。
タブレット本体は16.3インチで1.26㎏とパソコンとしては軽いですが、キーボードやカバーを合わせると約1.9㎏となります。持ち運び用としては重たいですが、外出先でも大画面で作業がしたい人や、オンスクリーンキーボードを使って作業をする人、イラストを描く人などに合います。
2022年のトレンドと比較
2022年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
12世代CPU | LPDDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比 |
〇 | 〇 | 〇 | 4:3 |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | 重量1.2㎏前後 | バッテリー14時間以上 |
〇 | 指紋センサー | △ | 〇 |
さすがに定価60万円近くするLenovoのハイエンドPCなので、ほぼすべての項目を満たしています。重さはタブレット部分が1.26㎏ですが、キーボードやカバーを合わせると約1.9㎏となります。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/ThinkPad X1 Fold 13型>
旧モデルのThinkPad X1 Fold 13型との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
X1 Fold 16.3型 | X1 Fold 13.3型 | |
CPU | Core i5-1230U/1240U Core i7-1250U/1260U |
Core i5-L16G7 |
メモリ | LPDDR5 32GB | LPDDR4X 8GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 | SSD PCIe 3.0 |
ディスプレイ | 2.5K OLED タッチ | 13型 QXGA(2K) OLED タッチ |
無線 | Wi-Fi 6E、5G | Wi-Fi 6、5G |
バッテリー | 14.7時間 | 11.7時間 |
重量 | 約1.26㎏(本体) | 973g(本体) |
変更点です。
・CPUの性能が4~5倍に
・メモリが最新のLPDDR5に
・ストレージがPCI Express 4.0に
・ディスプレイが16.3インチに
・解像度が2Kから2.5Kに
・輝度が300ニトから600ニトに
・色域がDCI-P3 95%から100%に
・コントラスト比が5000:1から100万:1に
・HDR600対応に
・Wi-Fi 6がWi-Fi 6Eに
・バッテリー駆動時間が3時間伸びた
・*キーボードが付属になり、フルサイズになった(以前はオプション)
・スタンドが内蔵から外付けに変更したので、横置きしかできなかった旧モデルですが、本機は横でも縦でも置けます
・折りたたんだ時に、隙間ができなくなった
*公式サイトでは「オプション」と記載されていますが、執筆時現在付属になっており、キーボードを「無し」にすることはできません。
正直言って、最初のモデルは世に出るべきじゃなかったほどの試作品といった機種でしたね。Web閲覧や、メールの返信くらいの用途にしか使えませんでしたし。
本機は旧モデルの悪かったところがほぼ改善されており、実際に「仕事に使える」機種になっています。
プロセッサーの性能を表すCPU markスコアの比較です。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260U | |
---|---|
Core i7-1250U | |
Core i5-1230U | |
Core i5-L16G7 |
スコアは1万以上あればビジネス用途でも快適に使え、旧モデルのスコア2000~3000というと、Web閲覧でもストレスを感じるかもしれません。
Evoプラットフォーム認証
第12世代CPUのEvoプラットフォームは、Project Athenaから数えて第3世代のEvoになります。
12世代CPUを搭載していたらEvo認証を得るわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。
- Iris Xeグラフィックス搭載の第12世代CPU搭載機種
- アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
- AI推論も高速で使える
- 電源を問わずにレスポンスが良い事
- 9時間以上のバッテリー駆動時間
- フルHD以上
- 1秒以内でスリープから復帰
- 30分の充電で4時間駆動
- Wi-Fi 6E実装
- Intel CPS(Connectivity Performance Suite)に対応
- フルHD以上のWebカメラを搭載
- 音声ノイズ抑制機能搭載
- Thunderbolt 4搭載
- ノートパソコンであること
- (必須じゃないが)Intel VSC(Visual Sensing Controller)搭載
12世代CPU搭載モデルは増えてきましたが、Evoプラットフォーム認証を受けた機種は数えるほどしかありません。 そのくらい特別な機種なんです。
ThinkPad X1 Fold 16.3型の特徴
基本的に本体はタブレット部分になり、広げたら16.3インチの大画面になります。普通のタブレットの様にオンスクリーンキーボードが出てくるので、それを使用すると、画面半分の約12型(2024×1280)になります。
オンスクリーンキーボードでまともな仕事はしにくいので、このように画面半分部分にキーボードを置いて使うこともできます。また、キーボードはマグネットでくっつくので、固定された感じになります。
本体の寸法は
・幅 345.7㎜
・奥行 276.2
・高さ 8.6㎜
で、やはりパソコンなのでタブレットと比べると大きめです。
Lenovoで一番大きなタブレットはTab P12 Pro 12.6インチで、大きさを比較するとタブレットの方が全然小型です。
本機 16.3型 | Tab P12 Pro 12.6型 | |
幅 | 345.7㎜ | 285.6㎜ |
奥行 | 276.2㎜ | 184.5㎜ |
高さ | 8.6㎜ | 5.6㎜ |
重さ | 1.26㎏ | 565g |
本機はベゼル(画面の黒い枠)が太いわけじゃないので、純粋に大きいだけですね。
折り畳み時の寸法は
・幅 276.2㎜
・奥行 176.2㎜
・高さ 17.4㎜
で、小型軽量モデルのThinkPad X13s Gen 1 13.3型と比較してみます。
本機 16.3型 | X13s Gen 1 13.3型 | |
幅 | 276.2㎜ | 298.7㎜ |
奥行 | 176.2㎜ | 206.4㎜ |
高さ | 17.4㎜ | 13.4㎜ |
重さ | 1.26㎏ | 1.06㎏ |
厚さや重さは負けますが、幅や奥行きは全然小さいですね。
本体部分だけで1.26㎏もあるので、タブレット感覚でいると使いにくいと思います。両手持ちでも重いと思うので、基本はスタンドを使って使うことになると思います。
旧モデルはスタンド一体型でしたが、本機はマグネットの外付けスタンドになります。
以前はスタンドを使えるときは横置きのみでしたが、本機は横でも縦でも使用可能です。
<縦置き時><横置き時>
Lenovo Precision Penは、本体側面にくっつけることができるので、なくすこともないと思います。
ちなみにキーボードはBluetooth接続で、くっつけてもくっつけなくても使えます。
キーボードはフルサイズになり、トラックポイントも付いたので、いつものThinkPadキーボードになりましたね。また、指紋センサーも搭載しており、執筆時現在はないですが、バックライト付きのものも出るそうです。
ディスプレイが曲がるって、不思議ですよね。
内部構造はこうなっているようで、すごいですね。
カメラ周り
カメラはMIPI(Mobile Industry Processor Interface)接続の約500万画素と高解像度で、顔認証用のIRカメラも搭載です。
一般的なWebカメラはHD 92万画素、2022年に入りFHD 207万画素も増えてきましたが、500万画素の高画質はまだあまりないですね。
また、人感検知機能付きもあるそうですが、執筆時現在は販売されていません。
遠距離マイクが4つ搭載し、オーディオはドルビーアトモス、そして2Wスピーカーが3つ付いています。スピーカーが偶数じゃなく奇数の3つなのは訳がありそうですが、なぜだか分かりません。
ちなみにDolby Atmosは一般的なオーディオの様な平面的じゃなく、立体的な音を体感できます。
また、一般的なPCの様に、プライバシーシャッターはないようです。
素材
素材はアルミニウムと、100%リサイクルの編み込んだファブリックになります。旧モデルは、革でしたね。
MILスペック
本機はMIL-STD-810Hと言う米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。
CPU
Core i7-1260U/1250U | Core i5-1240U | Core i5-1230U | |
Pコア | 2 | ||
Eコア | 8 | ||
スレッド | 12 | ||
キャッシュ | 12MB | ||
Pコア最大周波数 | 4.7GHz | 4.4GHz | 4.4GHz |
Pコア基本周波数 | 1.1GHz | 1.1GHz | 1.0GHz |
GPU実行ユニット | 96 | 80 | 80 |
ベースパワー | 9W | ||
最大パワー | 29W |
*Core i7-1260UとCore i5-1240UはvPro Enterprise対応で、Core i7-1250UとCore i5-1230UはvPro Essential対応です。
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
vPro Enterpriseはフル機能を兼ねそろえた仕様で、Chrome OSもサポートされており、Essentialはスモールビジネス向けで、基本的な管理機能とセキュリティが提供されているとのことです。
こちらはCPUの性能を測るCPU markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1270P | |
---|---|
Core i5-1240P | |
Core i7-1260P | |
Core i7-1265U | |
Core i7-1255U | |
Core i7-1260U | |
Core i7-1250U | |
Core i5-1245U | |
Core i5-1235U | |
Core i5-1230U | |
Core i3-1215U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 |
省電力モデルとは言え、11世代Core i7-1165G7よりも高い性能なので、がっつり使えます。
グラフィック性能
グラフィック性能が高いと、Officeワークがしやすくなったり、画像編集などがしやすくなります。
本機搭載CPUは未計測ですが、他のモデルから推測すると2000~2500くらいの間に収まりそうです。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1165G7 | |
---|---|
Core i7-1260P | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 5800U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i3-1215U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 3 5425U | |
Ryzen 5 4500U | |
Ryzen 3 5400U | |
Ryzen 3 5300U |
ディスプレイ
解像度 | 表面 | 液晶 | 輝度 |
2560×2024 | 汚れ防止 | OLED | 600nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | その他 |
1,000,000:1 | DCI-P3 100% | 178° | Dolby Vision、HDR600、画面比4:3 |
ディスプレイは高精細な2.5K解像度で、OLED液晶を採用し、最大輝度が600ニトとかなり高いので、屋外でも明るく見やすいです。
また、完全な黒を再現できるOLED液晶で、コントラスト比が100万:1と高く、ハイダイナミックレンジのHDR600 True BlackやDolby Vision(Dolby社のHDRの技術。従来よりもより明るく、白はより白く、黒はより黒く描写できる)に対応しており、最高峰のディスプレイになっています。
コントラスト比が高いので、くっきりとメリハリのある描写が可能です。
色域もデジタルシネマ規格のDCI-P3 100%なので、正確な色彩が描写されます。
左からOLED DCI-P3 100%、IPS sRGB 100%、IPS NTSC 45%のディスプレイで、全然色が違いますね。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはLPDDR5-5200MHzが搭載で、オンボードメモリになります。公式サイトでは最大32GBの搭載が可能と記載されていますが、執筆時現在、16GBモデルのみになっています。
最新のメモリで動作周波数も高いので、サクサク重たい作業もしやすいです。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載SSDは最新のPCI Express 4.0で、最大1TBと大容量です。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
ThinkPadは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。
この様に、一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
WWAN
WWANはFibocom FM350-GL 5Gが搭載可能で、5G回線になります。
通信速度はダウンロード最大4.7Gbps、アップロード最大1.25Gbpsとかなり速いので、速度的にはARやVRを使う人にも十分だと思います。
ちなみにWWAN用の格安SIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。
バッテリー駆動時間
バッテリーはデュアルバッテリー・64Whrか、シングルバッテリーの48Whrがあり、選択できるようですが、執筆時現在、デュアルバッテリーの64Whrのみになっています。
最大バッテリー駆動時間は14.7時間と、このディスプレイのスペックにしては長いので、外出が多い人でも安心して使えると思います。
インターフェイス
インターフェイスは少なく、Thunderbolt 4が2つ、USB 3.2 Gen2 Type-Cが1つ、そしてボリュームボタンと電源ボタンになり、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
室内で使うときは、ThinkPadユニバーサルドックやUSB-C – USB-A変換アダプタなどがあれば使いやすいと思います。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
- オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理
まとめ
良い点
・ユニークな機種で注目を集めること間違いなし!
・折りたためるので、かばんがかさばらない
・最新スペック満載
・ディスプレイが最高峰品質
・大画面で作業がしやすい
残念な点
・タブレットとして使うには重たい
・キーボードやカバーも持ち運ぶと、約1.9㎏と重たい
総合評価
旧モデル(インチ数が違うので正確には旧モデルじゃないですが)よりも「実際に使える」機種になっており、縦置きでも横置きでもスタンドが使えるようになったり、以前の悪かった点が改善されています。
性能も一般的なPCと変わらず高性能で、今まで以上に使いやすいスペックです。
ただし、16.3インチと大きいので重たく、気軽に「持ち運び」とはいきません。外出先でも大画面で作業をしたい人に向いた機種です。
また、価格が50万円以上と高めなので、限られた人が購入する機種だと思います。