Ryzen 8000シリーズが搭載したクリエイターPCです。
Ryzen 7 8845HSにRTX 3050も搭載でき、クリエイターの入門機としては十分な性能があります。色域も高く、sRGB 100%かDCI-P3 100%なので、正確な色を見ながら映像編集も可能です。
また、作業中に音楽を聴くときもPCからでも十分な品質で、2Wスピーカーが4つもあり、ドルビーアトモスに対応しています。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.6] |
---|---|
コスパ | [usr 4.3] |
総合評価 | [usr 4.4] |
Contents
Yoga Pro 7 Gen 9 14型(AMD)のスペック
CPU | Ryzen 7 8845HS |
---|---|
メモリ | LPDDR5X-6400 16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス RTX 3050 |
ディスプレイ(14.5型) | WQXGA IPS 光沢なし 90Hz 3K IPS 光沢なし 120Hz |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | FHD&IRカメラ |
スピーカー | 2W×4(ドルビーアトモスに最適化) |
寸法(幅×奥行×高さ) | 325.5 × 226.49 × 16.6mm |
重さ | 1.49㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約11.5時間 100W/140W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 13.1万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUはRyzen 8000HSシリーズで、約3万のCPU Markスコアがあります。また、機械学習に特化したRyzen AIが搭載しており、使っていくうちにデジタルアシスタントのメリットを活用できます。
メモリはLPDDR5X-6400MHzで、16GBになります。十分な容量ですが、32GBがあってもよかったですね。
ストレージも同じく最新のSSD PCIe 4.0×4が搭載で、最大1TBと大容量です。データ転送速度が速いので、パソコンの起動も速いし、何をするにしても快適です。
グラフィックスは内蔵グラフィックスか、NVIDIA GeForce RTX 3050が搭載です。趣味で動画編集やAI画像を作成などをする人は内蔵グラフィックスでよいと思いますが、本格的に始めたい人はRTX 3050が良いですね。
ディスプレイはWQXGA(2560×1600)か、3K(3072×1920)解像度があり、視野角の広いIPS液晶になります。画面アスペクト比が16:10なので、より多くの情報が表示され、解像度も高いので高精細で見やすいです。
2.5Kはリフレッシュレート90Hz、3Kモデルは120Hzなので、より滑らかな映像が映し出されます。ただし、そのまま使っていると60Hzなので、Fn+Rを押してリフレッシュレートを60⇔90/120Hzに切り替えます。
色域は2.5KがWeb用画像編集向けのsRGB 100%で、、3Kはデジタルシネマ規格のDCI-P3 100%になります。
その他のスペックはWindows 11 HomeかProが選べ、無線はWi-Fi 6Eに対応、高画質FHD Webカメラと顔認証用のIRカメラも搭載しています。
また、2Wスピーカーを4つ搭載しており、Lenovoで一番大きなスピーカーになっています。他社を見渡しても、ゲーミングPC以外で2Wスピーカー4つも搭載している機種は、ほとんどないんじゃないかなと思います。
14.5インチで重さは1.49㎏と悪くなく、73Whrの大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー駆動時間は最大約11.5時間と長めなので、外出先でもガッツリ仕事ができます。
2024年のトレンドと比較
2024年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
Ryzen 8000 | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
USB4 | 生体認証 | 重量1.5㎏前後 | バッテリー10時間以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
重量ですが、14.5インチの機種ってほとんどないので比較対象がないのですが、通常14インチは1.4㎏、15.6インチは1.7㎏なので、14.5インチの標準重量は1.5㎏ほどにしました。
旧モデルとの比較
Pro 7シリーズにはインテルCPU搭載のPro 7i Gen 8がありましたが、AMD搭載モデルは日本では初です。ちなみに、海外では発売されていたようです。
本機はPro 7i Gen 8と同じ筐体を使用し、主な変更点はCPUがRyzen 8000HSシリーズに変わっただけです。
高性能Ryzen 8000シリーズ搭載
Ryzen 7 8845HS | |
製造プロセス | 4nm |
アーキテクチャ | Zen 4 |
コア/スレッド | 8/16 |
L3キャッシュ | 16MB |
ベースクロック | 3.8GHz |
ブーストクロック | 5.1GHz |
GPUコア | 12 |
TDP | 45W(35W~54W) |
アーキテクチャはZen 4になり、主な特徴はこちらです。
・Zen 3の改良版
・L2キャッシュ増量
・ディープラーニング性能の向上
・Zen 3に比べIPCが約14%アップ
Zen 4はレイテンシの短縮とスルートップの向上を目的に作られており、順当に開発されていますね。
また、Ryzen 8000シリーズはRyzen AIというNPUコアがあり、4nmプロセスルールで電力効率が高まっています。最大TDPは54Wと低いですが、高性能です。
CPU Markの比較です。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-13900HX | |
---|---|
Core i7-14700HX | |
Core i7-13700HX | |
Core i7-13650HX | |
Core i7-13700H | |
Ryzen 7 8845HS | |
Core i7-13620H | |
Core i5-13450HX | |
Core i5-13500H | |
Core i7-1360P | |
Core i5-13420H | |
Core i5-1340P | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i7-1365U |
Ryzen 7は約3万ほどの性能になり、13世代Core i7 Hシリーズ並みの性能です。IdeaPadと言えば普段使い用PCですが、普段使い用の性能じゃないですね。かなり高い性能です。
こちらはGeekbench 6のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-14700HX | |
---|---|
Core i7-13650HX | |
Core i9-13900H | |
Core i7-13700H | |
Core i5-13500H | |
Ryzen 7 8845HS | |
Core i5-13450HX | |
Core i5-1340P | |
Core i5-13420H | |
Core i7-1360P | |
Core i5-1335U | |
Core i7-1365U | |
Ryzen 7 7730U | |
Ryzen 5 7530U |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 8845HS | |
---|---|
Core i7-13700H | |
Core i5-13500H | |
Core i7-1360P | |
Core i5-1340P | |
Core i5-1335U | |
Ryzen 5 7530U | |
Ryzen 7 7730U | |
Core i5-1350P | |
Core i7-1365U |
13世代Core i7 Hシリーズ並みの性能です。ただし、インテルに比べ消費電力が全然低いので、すごいパフォーマンスです。
グラフィックボード搭載
グラフィックボードは1つ前のモデルですが、軽いゲームや画像・動画編集もできるNVIDIA GeForce RTX 3050を搭載できます。
RTX 3050はレイトレーシングとDLSS対応で、現実に近い描写が可能。そして、ゲームによってはfpsを落とさずに画質をアップできます。
DirectX 11で動作するFire Strikeと、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyのスコアの比較です。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4090 | |
---|---|
RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3080 | |
RTX 2080 | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
RTX 2070 Super | |
RTX 4050 | |
RTX 3060 | |
RTX 3050 | |
Radeon RX 6500M | |
RTX 3050 Ti | |
GTX 1650 |
Time Spy
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4090 | |
---|---|
RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
RTX 4050 | |
RTX 2070 Super | |
RTX 3060 | |
RTX 2060 Max-Q | |
RTX 3050 | |
RTX 3050 Ti | |
GTX 1650 |
それでは、本機の特徴です。
クリエイター向けディスプレイ
<画像は旧モデル3K DCI-P3 100% 120Hz>
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
14.5型 3K WQXGA |
なし | IPS | 400nit 350nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | リフレッシュレート |
1500:1 | DCI-P3 100% sRGB 100% |
170° | 最大120Hz 最大90Hz |
14.5型と不思議な大きさで、画面アスペクト比が16:10になります。
14インチの16:10と、15.6インチの16:9と比較で、本機は一番情報量が多いです。15.6インチよりも大きいので、作業がしやすいです。
解像度はWQXGA(2560×1600)か、3K(3072×1920)になり、高精細です。また、視野角は170度と広いIPS液晶で、光沢なしになります。
色域はデジタルシネマ規格のDCI-P3 100%(画像左)か、Web用画像編集に合うsRGB 100%(画像右)と広色域で、正確な色を見ながら編集ができます。
輝度は2.5Kが350ニト、3Kが400ニトで、こちらは輝度の目安です。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
---|---|
250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
また、リフレッシュレートはデフォルトで60Hzですが、Fn+Rを押して60Hz→90/120Hz→Autoに切り替えることができます。もしくはWinodwsの設定→システム→ディスプレイ→ディスプレイの詳細設定からも変更できます。
高画質FHD Webカメラ
Webカメラは高解像度のFHD 1080pで、顔認証用のIRカメラ、そして電子式プライバシーシャッターもあります。
FHDカメラと、一般的なノートパソコンに搭載されているHD 720pカメラを比べると、一目瞭然ですね。Web会議などのビデオ通話時に、相手により映りの良い映像が届くので、印象アップにもなります。
また、マイクは4つも搭載しており、ドルビーアトモスに最適化された2Wスピーカーも4つ(ツイーター2つ、ウーファー2つ)搭載と、カメラだけじゃなく全部ハイスペックです。
Dolby Atmosは一般的なオーディオの様な平面的じゃなく、立体的な音を体感できます。
また、本機は顔認証カメラがあり、サインインも一瞬です。
その他の特徴
外観
現在、タイダルティールというブルーっぽいカラーの筐体のみ販売されていますが、ルナグレーという青みが少ないグレーの筐体もあるようです。
<グレーのYoga Proはこのような感じです>
以下はタイダルティールです。
ディスプレイ表示領域が91%と多く、ベゼル(画面の黒い枠)が細いです。
寸法は
・幅 325.5㎜
・奥行 226.49㎜
・高さ 16.6㎜
で、ベゼルが細いのでコンパクトな筐体です。グラボ搭載で、これだけコンパクトなのはすごいですね。重さは最軽量モデルが1.49㎏なので、持ち運びもできます。ちなみに、旧モデルはグラボ搭載で1518gだったので、グラボなしとほぼ同じ重量でした。
Yogaの魅力の一つとして、この美しいボディラインがあると思います。滑らかで、おしゃれなんです。
<指一本で開くことができる>
指1本で開くことができるのも、スマートですね。これ、カフェに行ったときや、片手に書類を持っているときなどすごく便利です。また、日常でも両手を使わずにディスプレイを開けるのは、すごく便利です。こういった機種って少ないんですよね。
筐体はアルミニウムを使用しており、手触りも見た目も良く、堅牢性も高い機種です。また、MILスペックと言う米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。
タイダルティールという色で、はすっごくおしゃれに見えますね。
また、LenovoのゲーミングPCであるLegionの様に、Lenovo AI Engine+が搭載しており、よりシームレスに使えるようになっています。
キーボード
キーボードは84キーの日本語キーで、バックライト付き、タッチパッドは80㎜×135㎜と大きく操作性が高いです。
左矢印キーの横がCopilotボタンに変更されました。CopilotボタンはAIアシスタントのようなものでもあり、WordやExcelなどのMicrosoft製品をサポートする生成AIで、Chat GPTのような使い方もできます。
例えばCopilotで「Lenovoパソコンを購入するのに、おすすめのパソコンレビューサイトは?」と質問したら、当サイトも紹介されました。信頼性が高いAIです(笑)。
冗談はさておき、このボタン1つでいろいろなことができるので、最近はChatGPTじゃなくコパイロットを使うことが多くなりました。
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は19.0 × 18.3㎜で、フルサイズ並みで。また、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜と標準的ですが若干堅く、滑らかな打鍵感はないので、意識して押すと良いと思います
主要キーはほぼすべて同じサイズの大きなキーで、左右のカーソルキーも大きいですね。ミスタイプはしにくいと思います。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはLPDDR5-6400MHzで、オンボード16GBになります。2024年のハイエンドモデルなので、32GBにできたらよかったと思います。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
LPDDR5-5200平均 | |
---|---|
DDR5-4800MHz平均 | |
LPDDR4-4266MHz平均 | |
LPDDR5平均 | |
DDR4-3200MHz平均 |
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
最新のSSD PCIe 4.0×4が搭載で、爆速です。データ移動はもちろん、パソコンの起動なども速いです。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
セキュリティソフトをお考えの場合は、「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができますが、ルーターも対応していないと使えません。
バッテリー駆動時間
バッテリーは、なんと大容量73Whrで、最大約11.5時間のバッテリー駆動時間があります。急速充電にも対応しており、約1.5時間で満充電になります。
グラボなしのモデルの電源アダプタは100W、グラボモデルは140Wとなっています。
インターフェイス
インターフェイスは薄型PCにしては十分ありますが、今回もSDカードリーダーがありません。一眼を使うようなクリエイターは、SDカードリーダーはないですが、別途SDカードリーダーを購入して接続したら大丈夫です。
USB4は1つあり、USB Type-C 3.2 Gen 2は映像出力機能などがついているので、ドックを使うと据え置き時に便利です。
データ転送速度はUSB Aが5Gbps、USB Type-Cは10Gbps、USB4は40Gbpsです。Lenovoではいくつかのドックやハブが販売されているので、Lenovoドックのレビューも併せてどうぞ。
右側面は電子式プライバシーシャッター、電源ボタン、マイク/ヘッドフォンジャック、そしてUSB 3.2 Gen 1になります。
左側面にはHDMIにUSB 3.2 Gen 2 Type-C((Powerdelivery 対応、DisplayPort 出力機能付き)、そしてUSB4(40Gbps/Powerdelivery 対応、DisplayPort 出力機能付き)が)があります。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。
また、Premium Care Plus/プレミアムケアと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
カスタマイズできないモデルにはプレミアムケアが標準搭載で、カスタマイズモデルは標準保証が標準搭載です。
ライバル機種
Yoga 7i 2 in 1 Gen 9
Proモデルではないですが、本機とそん色ないモデルです。インテル14世代CPU搭載でグラフィック性能が高くディスプレイも業務用モニターレベルのスペックで、一つ上の快適さがあるPCです。14インチで1.49㎏と軽量じゃない点が欠点ですが、それ以外はハイスペックです。
CPU | Core Ultra 5 125H Core Ultra 7 155H |
---|---|
メモリ | LPDDR5X 16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | インテルArcグラフィックス |
ディスプレイ(14型) | WUXGA OLED 2.8K OLED |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | IR+1080p FHD |
重さ | 約1.49㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) JEITA 2.0 |
最大約11.6時間(動画再生時) 最大約28.4時間 |
付属 | Lenovo デジタルペン |
価格 | 14.3万円~ |
IdeaPad Pro 5i Gen 9
Proモデルのハイスペック機種です。ディスプレイが特に高品質で2.8K OLED(IPSもあり)、高色域のDCI-P3 100%+10bit表示で業務用スペックです。全体的に欠点がない機種で、持ち運び兼据え置き用に合うクリエイターPCです
CPU | Core Ultra 5 125H Core Ultra 7 155H |
---|---|
メモリ | LPDDR5X 32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | インテルArcグラフィックス |
ディスプレイ(14型) | 2.8K(2880×1800) IPS sRGB 100% 光沢なし 2.8K(2880×1800) OLED DCI-P3 100% 光沢 |
無線 | Wi-Fi 6E |
その他 | FHD 1080p+IRカメラ、Thunderbolt 4 |
重さ | 1.46㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約10.5時間(動画再生時) |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 12.9万円~ |
IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型 (AMD)
本機と似たようなスペックで、Ryzen 8000HSシリーズ搭載の本機はRTX 3050も搭載でき、2.8K OLED 10bitと業務用にも使えるスペックです。ハイスペックですがバッテリー駆動時間は最大12.9時間と長く、1.46㎏と持ち運びも苦じゃない重量です。USB4も搭載しており、ドックがあれば据え置き時にも使いやすいです。
CPU | Ryzen 5 8645HS Ryzen 7 8845HS |
---|---|
メモリ | LPDDR5X-6400 最大32GB |
ストレージ | 最大SSD 1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス RTX 3050 |
ディスプレイ(14型) | 2.8K(2880×1800) OLED DCI-P3 100% 光沢 |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E/6 |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | FHD 1080p+IRカメラ |
アダプタ | 100/140W |
重さ | 1.46㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約12.9時間(動画再生時) |
価格 | 12.3万円~ |
まとめ
良い点
・最新スペックが満載
・リフレッシュレートが高い
・アルミニウム素材でおしゃれ・傷もつきにくい
・画面比が16:10で、14.5型でも15.6型以上の情報が表示される
・ディスプレイがハイスペック
・スピーカーやマイク、カメラもハイスペック
・バッテリー駆動時間が長い
・グラボ搭載可能
・高画質FHD Webカメラ搭載
・スピーカーとマイクが4つもある
残念な点
・SDカードリーダーがない
・メモリが16GB(32GBがあればよかった)
総合評価
インテルCPU搭載の旧モデルからそこまで変化がなく、旧モデルを持っている人は買い替える必要はないと思います。
全体的にハイスペックですが、一番気になるのはSDカードリーダーがないことと、メモリが最大16GBという点です。旧モデルから一番変化してほしいところがそのままなので、残念です。
とは言え、画像・動画編集やAI画像を作成、DTMなどの音楽制作にも十分使え、おしゃれな機種なので、外出先で作業をするクリエイターに向いています。バッテリー駆動時間も長めなので、がっつり作業ができます。