Lenovoのパソコンは本当に使いやすいですね。
私たち一家はLenovoばかり使っているのですが、妻が以前持っていたYogaが古くなったということで、新しいLenovo Yoga C630に買い換えました。
Yogaシリーズは、アーティスト系やクリエイティブな人(デザイナー、絵描き等)に人気があるし、特に女性に人気がありますね。
また、SIMカードを使えばスマホの電波が入るところだったらどこでもネットにつながるので、外回りが多い社会人にも人気です。
パソコンとしても使えるし、タブレットのようにも使えるので、2in1ノートパソコンって呼ばれています。
1ヶ月ほど使ったので、使い心地などのレビューを紹介します。
本機種は、公式ページでは販売が終了しました!
後続モデルのC740(14型)、Yoga 650(13.3型)、が出たので、こちらのレビューをどうぞ!
Contents
Lenovo Yoga C630特徴
まずはスペックを紹介します。
サイズ | 13.3型(約 306.8×216.4×12.5mm) |
---|---|
重量 | 1.25㎏ |
ストレージ | UFS 128GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 850 Mobile Compute Platform |
メモリ | 4GB |
OS | Windows 10 Home(Sモード) |
Office | 有り・無し |
バッテリー | 18.6時間 |
ディスプレイ | LEDバックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、約1,677万色) 、マルチタッチ対応(10点) |
指紋認証装置 | 有り |
LTE | 有り |
セキュリティー | Windows Defender |
保証 | 1年間引き取り修理(+1年間ADP保守サービス付き) |
価格 | 約7.8万円~(セール期間中) |
注)ADPはAccident Damage Protectionの略で、以下のような補償内容になっています。
レノボのアクシデント ダメージ プロテクションは、予期せず修理と費用が発生する面倒をなくし、お客様に安心をお届けします。このサービスでは、保証規定範囲外で発生した事故をカバーし、通常の動作条件下でノート PCやタブレットPCに保証規定範囲外の故障または破損が発生した場合に、これを補償します。また、盗難、紛失にも対応いたします。
主に、外出先でWiFiが欠かせない人・仕事などで常にパソコンからインターネットを使って通信しなくちゃいけない人に向けて作られています。
例えば新幹線で、電車の中、タクシーの中でなど場所を選ばずにインターネットに接続して仕事が出来るので、ビジネスパーソン向けかなと思います。
が、その反面、妻の様に単純におしゃれで使いやすいし、2 in 1 PCなので購入するというのも有りですね。
Yoga C630のレビュー
外観や、各性能を詳しく紹介していきます。
見た目
先ほども言ったように、Yogaは薄いのでおしゃれに見えますね。
軽いパソコンはプラスチックを使った物が多いのですが、C630は当然プラスチックじゃなく、アルミニウム天板にメタルヒンジを使っているので高級感があるんです。
また、タッチパネルで360度開くので、こんな感じでテントモードやタブレットのように使うこともできます。
キーボードにはバックライトも付いているので、暗い所でタイピングする時もやりやすいですね。
ディスプレイは、質の高いものが搭載されています。
光沢 | 液晶 | 輝度 | 色域 | |
FHD | あり | IPS | 300nit | NTSC 72% |
フルHDの解像度は1920x1080と高く、IPS液晶なのでコントラストも高く、視野角も広めです。また、色域がNTSC72%となっており、sRGB100%相当なので色域が広く鮮やかな色が描写されます。
アクティブペン
付随しているActive Penは2048段階の筆圧に対応していて画面に書き込みもできるので、デザインを描いたり、メモを取ったりいろいろな用途に活躍します。
手を画面においてもペンだけが反応するので、他の機種の様に手を浮かせて書く必要がありません。
ただし本格的にデッサンしたりしたいという人は、別途高性能のペンを買った方がいいですね。
付属のペンはあくまでメモ用などの書き込みに使いやすいですが、絵を描いたりとなると難しいと思います。
ペンは本体に収納出来ないので、ご注意を。
CPU
Yoga C630の特徴の一つで、CPUがQualcomm Snapdragon 850を使っています。
これは実はスマホ用のCPUなのですが、これを使うことによって常時LTE接続や、バッテリーの持ち時間が飛躍的にアップしました。
注)LTEとは携帯のSIMカードをPCに入れて、データ通信(WiFiを使う)をすることです。
CPUの性能的にはそこまで高性能というわけではありませんが、メールチェックや資料作成、ネットサーフィンなどの軽い使い方であればそこまで遅いと感じる事もないです。
こちらはCPUの性能を表すスコアです。
[visualizer id=”14867″ lazy=”no” class=””]かなりのロースペックです。
ただし、コア数が8となっているので、複数の作業を同時にする性能は高いです。
コアとスレッドは道路に例えたら分かりやすいのですが、4コア4スレッドだと車線が4本あり4台の車(情報)が同時に移動(処理)できるのですが、4コア8スレッドだと8台の車(情報)が同時に通行できるといったイメージです。
C630はオクタコアといって8コアなので、多くのタスクを同時にこなせる能力がります。
メモリ
メモリの性能は、作業テーブルのイメージですね。
メモリが大きければテーブルに多くのもの(ファイル・ソフト・ページなど)を開くことが出来るし、パソコンもサクサク動きます。
C630は4GBとなっており、標準的な性能です。
あくまでも外出が多い人向けの機種なので、マニアックな編集作業など重いソフトを使う人向けには作られていませんね。
ストレージ
ストレージもスマホに使われることが多いUFSが使われていますが、新しいパソコンに使われるSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)並みに速いデータ移動が出来るので、快適に使えます。
128GBと容量はそこまで多くないので、いっぱいになる前に外付けHDにデータを移動すれば大丈夫です。
OS(オペレーティングシステム)
OSは、Windows 10 Home・Sモードが搭載されています。
Sモードって何?って私も思いましたが、これはセキュリティを強化する目的でMicrosoft storeでしかアプリがダウンロードできない仕様になっています。
また、パソコン高速化の為、ブラウザはMicrosoft Edge、検索はBingに固定されています。
Sモードのメリットは、
- 起動が速い
- パソコンの動きも速い
- 認証されたアプリのみダウンロード可能なのでセキュリティが万全
等があります。
Microsoft提供以外のアプリをダウンロードする場合や、通常のWindows 10 Homeにしたい場合、検索にGoogleやYahooを使いたい場合は、Sモードを解除すればできます。(いったん解除したら元に戻せないそうです)
軽い・薄い
一般的なパソコンの厚さは14~18㎜くらいなのですが、Yoga C630はたったの12.5㎜です。
薄いのでおしゃれに見えるし、軽いです。
通常タッチパネルのディスプレイを使っているパソコンは、重いし厚いのですがC630ではかなり改善されていますね。
重量も1.25㎏なので軽く、移動も楽だし、いちいち持って出かけたくなりますね。
LTE
LTE対応機種は、SIMカードをパソコンに入れてパケット通信でインターネットが使えるようになります。
LTE常時接続のメリットは、パソコンを閉じてスリープ状態になっていても常にLTE接続しているので、パソコンを開けたらすぐにメールチェックや調べものができます。
通常のLTE対応機種はスリープ状態の時は通信していないので、パソコンを開いて、それから接続してとなります。2~30秒くらい待ちがありますね。
C630はスマホの様に常につながっているので、接続するまで待つ必要が無いので時間短縮になります。
常にインターネットに繋がっていないといけない人で、外出が多い人向けの機能ですね。
Office
Microsoft Officeは搭載有りと無しの2種類あるので、購入時に確認しましょう。
ただしオンラインで使える無料のオフィスがあるので、あまり使わないという人はこれで十分だと思います。
5GBまでは無料で保存できますよ。
指紋センサー
この指紋センサーがすっごく役に立つんですよね。
パソコン開いて、このセンサー触って、検索と、2~3秒でパソコンを使い始めることができるので、移動中にちょっと使ったりとかでも待ち時間なく使い始めることができます。
これは一度使ったら二度と手放せない機能ですね。
バッテリー
これもTOP3に入るおすすめ機能ですが、バッテリーが18.6時間持ちます。
1日中外で使う機会が多くても、充電ケーブルを持ち歩かなくていいので荷物も減ります。しかも、充電を気にせずに作業ができるので集中しやすいですしね。
学校で使う機会が多い学生から、外出先で使うバリバリのビジネスマン、はたまたカフェなどで作業をするノマドワーカーにも合うバッテリー時間です。
インターフェース
SIMカードのサイズは、nanoSIMになります。
Yoga C630はBand21以外のすべてのBandに対応しているので、docomo、au、ソフトバンクと、どこのSIMカードでも使えます。
念のため対応BANDを書いておきます。
1,3,8,18,19,26,28,41
セキュリティー
一昔前まではWindowsのパソコンには必ずセキュリティーソフトを入れないといけませんでしたが、今はほとんどその必要はありません。
Windows10になってから、「Windows Defender」というセキュリティソフトが標準装備されていて、有料のセキュリティとなんら遜色がないくらい高性能になっています。
Windows公式ページでも下記のように言っており、私もセキュリティソフトは入れていません。心配であれば、Avastなどの無料ソフトを入れてもいいと思います。
ウィルス対策ツールの Windows Defender はシステムやファイルを幅広く保護し、オンラインから侵入するウイルスやマルウェア、スパイウェアといった脅威からデバイスを保護します。Windows 10 に標準で組み込まれているので、起動したその日から安心が手に入ります。
まとめ
1ヶ月使った感想は、電車やタクシーで移動中はタブレットのように使い、カフェなどでは通常のパソコンとして使えるので使い勝手は良いです。
スピードも問題ないです。高速というわけではないですが、サクサク動くのでストレスは感じ無いですね。
しかも外で使う機会が多い人は13.3型くらいが大き過ぎず、小さ過ぎずでちょうどいいし、2 in 1 PCなので見た目もおしゃれだし、使いやすいですね。