「リモートワークの環境をより良いものにする」をコンセプトに作られたLenovo Goシリーズの製品は、仕事にも趣味にも、そして学びにも使え、一歩進んだ「これがあったらよかったのに」を提供してくれます。
Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マウスには兄弟モデルで「Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マルチデバイスマウス」がありますが、基本的にほぼ同じ機能と性能、そして使用感になります。大きな違いは名前からもわかるように、複数のデバイスに接続できるかどうかです。
マルチデバイスマウスはBluetoothで2台に接続、そしてUSBレシーバーでもう1台の、最大3台に同時接続できるので、複数のデバイスを使う人にはより使いやすい機能がありますが、デバイスを1台しか使わない人はLenovo Go USB Type-C ワイヤレス マウスが向いています。
Contents
Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マウスの製品仕様
ボタン | 6ボタン(左・右・ホイール ・DPI・Bluetooth・接続切り替え) |
---|---|
接続 | USB-Cレシーバー |
センサー | Blue LEDオプティカルセンサー |
重さ | 71g |
dpi | 800、1600、2400 dpi |
バッテリー(内蔵) | 満充電で約2~3ヵ月 |
付属 | 充電用USBケーブル |
保証 | 1年間 |
寸法(横・長さ・高さ) | 59 x 101 x 34㎜ |
価格 | 約5500円 |
接続 | ラグ | 複数台同時接続 | dpi | ワイヤレスQi充電 | 音量 | ガラスの机 | 前後のページに戻る |
USBレシーバー | 無し | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
*ラグは20秒ほど使い止めて、いわゆるスリープ状態から使い始めた時の反応具合
一部の機能を記載しましたが、本マウスはLenovo公式サイトからLenovo Go Centralと言うソフトのダウンロードをすると40以上の機能をカスタマイズ設定ができます。(詳細は後述)
静音設計のマウスだけあって、クリック音はかなり静かです。筆者は2021年に8つのマウスを購入したのですが、どの「サイレントマウス」よりも静かです。その他のマウスのレビューはこちらで見れます。
dpiを変更できるボタンがあるので、LightroomやPhotoshopを使っていても大きな動きや繊細な作業にも簡単に対応できるので、使い勝手が高いです。細かな動きは、特に使いやすいと思います。
この遊び心満載の赤いタグは、ネズミのしっぽみたいですね。
タグはゴム製で、Lenovoと書いてあるだけです。ついつい触りたくなりますが、特に機能はないので触っても何も起こりません(笑)
コンパクトなマウスで縦に短いですが、高さがあるので手にしっくりくる設計になっています。個人的に、かなり持ちやすいです。
横にあるファンクションボタンを押して、マウスモードと通話モードを変更でき、カスタマイズした機能を使うときもこのボタンとほかのボタンを組み合わせた操作で使います。
内部には、付属のUSBレシーバーを入れるスペースもあります。レシーバーを失くす機会も減りますね。
Blue LEDオプティカルセンサーなので、でこぼこした木の机でもつるつるのガラステーブルの上でも使えました。
マウスは内臓バッテリーで、充電はマウス先端部分を開けて付属のUSB-C – USB-Aケーブルで充電ができます。
約2時間で満充電になり、約2~3か月持つとのことです。
接続方法
接続方法は、付属のUSB-Cレシーバーを接続するだけです。
<USB-Cに接続>
<USB-Aに変換アダプタで接続>
仕様書によるとUSB-Cがあるデバイスにだけ接続できるっぽく書かれていますが、USB-C – USB-A変換アダプタを使用したら、USB-Aに接続して使うこともできました。
Lenovo Go マウスの比較
先述したようにこのマウスは複数デバイスに接続できるLenovo Go USB Type-C ワイヤレス マルチデバイスマウスもあるので、比較してみます。
重さが4g違うだけで、外観はまったく同じです。細かいことを言えば、マウス上部に接続の切り替えランプがあるかどうかになりますが、同じですね。
機能もほぼ同じですが、本マウスとマルチデバイスマウスの違いは
- 接続がUSBレシーバーのみ
- 同時接続1台のみ
- ワイヤレスQi充電非対応
になります。Bluetooth接続が好みの場合や、複数デバイスを同時に使う人はマルチデバイスマウス(定価7700円)が使いやすいです。
機能の設定
Lenovo公式サイトからLenovo Go Centralをダウンロードし、いろいろな機能の設定ができます。
マウスモードと通話モード(コールモード)の2種類があり、この切り替えは左側面にあるファンクションボタンをダブルクリックします。
このように光っているときはコールモードで、マウスモードの時は光っていません。
マウスの機能は40以上あるのですが、一部をご紹介します。
左クリック、右クリック、ホイールでページのスクロールアップ/ダウン、dpi変更、これらは基本機能で、ファンクションボタンを使ってページの前後に戻る、ダブルクリック、仮想レーザーポインター、Media Playerの再生/停止、音量の上下、前後のトラック、消音、スクリーンショットなどなどあります。また、頻繁に使うフォルダやアプリなども設定できるし、ショートカットキーの組み合わせもできます。
コールモードは音量の上下、プレゼンの開始/終了、Teamsの音声通話に応答、Teamsのビデオ通話に応答、プライマリー画面を共有などあります。
はっきり言って、このマウスでできないことはあんまりないんじゃないかな?と思います。
寸法
他のマウスと比べて紹介します。(全てのマウスのレビューはこちらからどうぞ)
幅 | 長さ | 高さ | 重さ | |
本マウス | 59㎜ | 101㎜ | 34㎜ | 71g(内蔵バッテリー) |
X1 | 57㎜ | 111㎜/105.7㎜ | 14㎜/27㎜ | 65g(内蔵バッテリー) |
USBマウス | 56㎜ | 96㎜ | 32㎜ | 76g |
ThinkPadサイレントマウス | 58㎜ | 107㎜ | 29㎜ | 61g |
エッセンシャルワイヤレスマウス | 61㎜ | 106㎜ | 33㎜ | 60g |
*内臓バッテリー以外は単三電池を使うので、+23gになります
Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マウスは比較的短くコンパクトなつくりですが、高さがある分、手の形にフィットする形状です。個人的に、薄型マウスよりも全然使いやすいと思います。
接続可能機器
USB-Cがあるデバイスだとどれでも繋げるようで、ノートパソコンはもちろん、Lenovo Tab M10 FHD 2nd Genというタブレットと、IdeaPad Duet Chromebook というキーボードが取り外せるタブレットPCにも接続できました。
まとめ
使い勝手や持ち心地はかなり良く、機能をカスタマイズできるので必要なものを設定できるのは大きなメリットですね。クリック音も静かだし、押し心地も抜群、個人的に不満は一切ないです。ただし、筆者はいくつかのデバイスを使って仕事をしているので、Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マルチデバイスマウスの方が便利です。
もしパソコンだけしか使わないなら、本マウスが良いと思います。
これさえ持っていたら、オンラインワークもしやすくなるし、時間節約、作業効率アップになると思います。