ThinkBook 14 Gen 3 AMDの、メモリとストレージ増設方法です。
本機はメモリがオンボード+スロット、ストレージはM.2 SSDが2つになっており、購入モデルによっては増設が可能になっています。
増設をする前にパソコンの電源を切ってから、感電などに気を付けて増設してください。
必要なもの
必要なものはプラスドライバーと、増設するパーツです。ドライバーはダイソーやスーパーで売っているようなもので大丈夫ですが、ちっちゃめのサイズ(PH00)です。お近くで買えない場合は、アマゾンなどで購入できます。
搭載したメモリはCrucial DDR4-3200MHz SODIMMと、壊れたノートパソコンから取り出したSSDです。購入する場合は、SSDもCrucialはおすすめですよ。
増設の手順は以下になります。
- 底面カバーをはずす
- メモリカバーを外す
- メモリを差し込む
- ストレージを差し込む
- カバーを軽くはめ直し、動作確認
- 問題なければ底面カバーを完全にはめる
増設の手順ですが、おそらく一番最初のカバーを外すところが一番難しいと思います。難しいというか、壊れないかドキドキしてしまうかもしれません。
ThinkBook 14 Gen 3の底面カバー取り外し方法
上に3つ、真ん中に3つ、そして下に4つのネジがあり、下のネジだけは完全に取り外せましたが、上と真ん中のネジは緩めるだけでOKです。取り外したネジは失くさないように、箱などに入れておくといいです(筆者は失くしました)。
普通のネジなので、取り外しは簡単です。
ネジには留め具の様なものがあるので、もしかしたら完全に取り外さないように設計されているかもしれません。
ネジを全部外した状態です。
薄いギターのピックや定規があると外しやすいのですが、自分は爪が一番やりやすいので、カバーとボディの間に爪を差し込んでやっています。
爪が入ったら、そのまま1周します。この時バキバキ音が鳴りますが、ご心配なく。
全部行ったら、カバー全体が持ち上がる確認して外します。一部がくっついている場合は、その部分をもう一度爪や定規でちゃんと外してからやらないと、カバーが傷つく可能性があります。
外れました。
ここまで来たら、あとは簡単です。赤がメモリ、水色は初めから入っているSSD Type2242、オレンジが増設するSSDスロットです。
メモリの増設方法
メモリスロットはこの銀色のカバーの下にあるので、カバーを外します。このカバーには強力なテープが付いているので、簡単に外れないようになっています。
このカバーは留め具にささっているので、この部分から上に持ち上げていくと外しやすいです。
簡単に持ち上げることができるので、ゆっくりとテープを外すイメージでカバーを外します。
メモリスロットと、黒い線が入ったものが今取り外したカバーです。
このメモリスロットにメモリをさすだけですが、ピンの形状を確認して凹凸の部分が合うようにセットしてください。
メモリを差し込むときは、この様にピンが見えなくなるまでカチッと入れます。
今の状態では、横から見たらこの様に浮いた状態です。後はこれを真下に抑え込むと、横の留め金がカチッとはまります。
銀色のカバーも付け直して、完了です。
SSDを増設しない場合は、底面カバーを軽くはめなおして起動し、メモリがちゃんと読み込まれているか確認してください。メモリがしっかりささっていないと、起動しません。
メモリの確認方法は「Ctr+Shift+Esc」でタスクマネージャーから確認できます。もしくは、Windows 10を使っている場合は、タスクバーを右クリックし「タスクマネージャー」を選びます。
ストレージ(SSD)の増設方法
次はバッテリー右横部分に、SSD Type 2280を増設します。と言っても、めちゃくちゃ簡単で、ネジを外してSSDをはめるだけです。
ネジを外した後、メモリ同様、凹凸を確認してはめ込みます。上の写真はまだはめ込んでいない状態なので、ここから奥にピンが見えなくなるまで押し込みます。
SSDをすべて入れ込んだ状態です。これもメモリ同様浮いていますね。
指で押さえて、ネジを留めなおしたら完了です。
底面カバーを軽くつけて、起動して、メモリとストレージが読み込まれているか確認してください。問題ない場合は、底面カバーをしっかりと取り付け、ネジも留めて完了です。
無事に増設完了です。
<こちらはスクショです>
ストレージの確認方法は、エクスプローラー→PCから確認できます。メモリは「Ctr+Shift+Esc」を押すとタスクマネージャーが開くので、ここで確認できます。
まとめ
初めてする場合はおそらく20分ほどかかると思いますが、ノートパソコンは増設が簡単にできるので、やりやすかったと思います。
注意する点は、「しっかり差込むこと」のみで、これ以外は間違いが起こりにくいです。
まだThinkBook 14 Gen 3を購入していない場合は、こちらのレビューもどうぞ。