ノートパソコンを選ぶとき、多くの人が最初に気になるのが「どのメーカーが人気なのか」という点です。
性能や価格だけでなく、信頼性やサポート体制、デザインの傾向までメーカーごとに特徴が大きく異なるため、ブランド選びは失敗しないPC選びの重要な要素になります。
特に近年は在宅ワークやオンライン学習の普及により、用途に合ったメーカーを知りたいというニーズが高まっています。本記事では、人気の高い主要メーカーの特徴をわかりやすく整理し、初めてPCを購入する方から買い替えを検討している方まで、メーカー選びの判断材料になる情報をまとめて紹介します。
Contents
人気のノートパソコンメーカー
人気と言っても誰に?と言う疑問が湧いてくると思うので、色々な視点から紹介しようと思います。
まずは人気のメーカーと特徴をご紹介します。実はAcerも入れようか思いましたが、日本ではそこまで売れていないので今回は除外しました。また、Appleは人気で有名ですが、販売台数だけを見るとTOP 5にも入っていないんです。
| Lenovo | 世界販売台数NO.1で、種類が多いので自分に合った機種を見つけやすい。また、他社と比べて低価格 |
|---|---|
| HP | アメリカ企業で、世界販売台数No.2!おしゃれな機種が多く、ワークステーションの国内シェアは10年以上No.1 |
| ASUS | 性能とデザイン性が高く、ゲーミングPCがとくに有名 |
| NEC Lavie | 販売モデルの数は少ないが、国内大手でサポート体制もばっちり。国産 |
| DELL | 低価格だが、納期が長め。機種により品質にばらつきがあるので、一概にデルは「こうだ」と言いにくい。中・上級者向け |
| dynabook(旧東芝) | 1㎏を切る超軽量モデルがいくつもあり、IGZOの液晶を搭載したモデルもあり。サポートも良く、意外にコスパが高い機種もある |
| 富士通FMV | 初期メーカー保証が3年と長く、Made in Japanの品質。一番大事な「安心して使えるPC」を販売。また、日本のスーパーコンピューター「富岳」を作った技術力も光る |
| VAIO | 高品質な日本製設計と軽量・高剛性ボディ、ビジネス向けの高信頼性が強みのプレミアムPCブランドです |
| Apple | 洗練されたデザインとmacOSの快適操作性が魅力の高性能プレミアムノートPC |
販売台数が多い会社
基本的に販売台数が多い=人気のメーカーと言うことになりますが、ほぼ外資系が上位を占めています。下の表は2024年度の出荷台数です。

1位はNECレノボ(NECとLenovoは親会社が同じで、NECレノボ・ジャパンというジョイントベンチャーを設立)で、国内の23.6%のシェアを占めています。ぶっちぎりです。
2位はHP(ヒューレットパッカード)で、約17%、それに続きDELLやFCLL(富士通クライアントコンピューティング)などがあります。アップルのmacは人気ですが、出荷台数から見るとそこまで人気のメーカーではありません。意外ですね。
国内メーカー
国内メーカーと言っても、親会社が外資系になったものもありますが、日本の会社発祥であれば国内メーカーとしています。
有名どころでNEC Lavie、dynabook(旧東芝)、富士通FMVが大手で、パナソニック レッツノートや旧SonyのVAIO、そしてマウスコンピューターも人気です。
国内メーカーはサポートの質が良いので、初めてのパソコンを購入する人には最適だと思いますが、全体的に見て、LenovoやHPなどの外資系よりも若干高価格になります。
世界販売台数No.1 Lenovoの特徴
| 普段使い | クリエイター | ビジネス | ゲーミング |
|---|---|---|---|
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ワークステーション | デスクトップ | タブレット | Chromebook |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Lenovoは世界販売台数No.1を誇るグローバルブランドで、日本ではNECとの合弁により高いシェアを持っています。ビジネス向けのThinkPadやThinkBook、クリエイターに人気のYoga、普段使いに適したIdeaPadなど、幅広いラインナップが特徴です。
用途に応じて選びやすく、カスタマイズ性も高いため、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。
詳細は「Lenovoの評判は?」や、「Lenovoおすすめノートパソコン」、公式サイトをどうぞ・
世界販売台数No.2 HPの特徴
| 普段使い | クリエイター | ビジネス | ゲーミング |
|---|---|---|---|
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ワークステーション | デスクトップ | Chromebook | – |
| 〇 | 〇 | 〇 | – |
世界出荷台数No.2のHPは、ピンポイントにちょうど良いスペックの機種を販売しています。おしゃれでかわいらしいモデルもあれば、かっこよく高級感あふれる機種もあります。
普段使い用のPavilionやOmniBook、そしてセキュリティが堅牢なビジネスPCのEliteBookやProBook、そして日本でのシェアが10年以上1位のワークステーション・ZBookなどがあり、最近はゲーミングPCのOMENがすっごく人気があります。
また、PCだけじゃなくプリンターはすごく有名ですね。
Lenovo同様にいろんな種類のPCがあるので、自分に合ったものを見つけやすいです。
詳しくは「おすすめのHPパソコン」や「HPの評判」、公式サイトをどうぞ。
NEC Lavieの特徴
| 普段使い | クリエイター | ビジネス | ゲーミング |
|---|---|---|---|
| 〇 | △ | 〇 | × |
| ワークステーション | デスクトップ | タブレット | Chromebook |
| × | 〇 | 〇 | × |
日本国内で長年高いシェアを持つ国産ブランドで、品質とサポートの手厚さに定評があります。製品は山形県米沢市の自社工場で開発・生産されており、衝撃・落下テストなど厳しい品質基準をクリアした高い信頼性が特徴です。
国内メーカーのLavieは外資と比べると若干価格が上がりますが、高品質のPCとサポートがあり、安心感があります。
以前はスペック面で物足りない機種もありましたが、2025年以降しっかりとしたスペックを適正価格で販売しており、2026年は販売台数が伸びると予想しています。
詳細はLavie全機種の比較レビューか公式サイトをどうぞ。
軽量モデル多数・dynabookの特徴
| 普段使い | クリエイター | ビジネス | ゲーミング |
|---|---|---|---|
| 〇 | △ | 〇 | × |
| ワークステーション | デスクトップ | Chromebook | – |
| × | × | × | – |
旧東芝のdynabookは世界初のノートパソコンを販売したメーカーで、量販店でも販売されており、私の初めてのノートパソコンはdynabookでした。
日本発のPCブランドとして、軽さ・堅牢性・使いやすさを重視した設計が特徴です。モバイル向けの開発に強く、800g台の超軽量モデルから大画面のスタンダード機まで幅広いラインナップを展開しています。
多くの機種で厳しい耐久テストを実施しており、持ち運びの多い学生やビジネスユーザーから高い信頼を得ています。また、キーボードの打鍵感や静音性、長時間バッテリーなど“日常での使いやすさ”を追求している点も魅力です。最新のAI搭載モデルや、バッテリー交換に対応したシリーズもあり、長く安心して使える国産ブランドとして人気があります。
品質やサポートには定評があり、パソコンに詳しくない人でも使い始めやすいメーカーです。
レビュー記事はこちら、詳細は公式サイトで確認できます。
日本メーカー・FMVの特徴
| 普段使い | クリエイター | ビジネス | ゲーミング |
|---|---|---|---|
| 〇 | △ | 〇 | × |
| ワークステーション | デスクトップ | Chromebook | – |
| × | × | 〇 | – |
富士通は日本のスーパーコンピューター「富岳」を開発・運営をしており、名実ともに世界最高クラスの技術力があります。FMVは個人向けのLIFEBOOKというブランドを展開しており、634gと世界最軽量クラスのPCも販売しています。
日本メーカーならではの安心感と使いやすさを重視したPCブランドで、初心者からビジネスユーザーまで幅広く支持されています。特に象徴的なのが超軽量のUHシリーズで、世界最軽量クラスの600g台モデルを展開し、持ち運びの多い学生や社会人に高い人気があります。
静音性や長時間バッテリーなど、日常利用での快適さを追求した設計も特徴です。スタンダードなAHシリーズ、デザイン重視のCHシリーズ、WEB限定でカスタム可能なWシリーズなどラインナップも豊富で、用途に合わせて最適な1台を選びやすい点も魅力。
国内サポート体制も手厚く、初めてPCを購入する人でも安心して使えるブランドです。
DELLの特徴
| 普段使い | クリエイター | ビジネス | ゲーミング |
|---|---|---|---|
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ワークステーション | デスクトップ | Chromebook | – |
| 〇 | 〇 | 〇(教育向け) | – |
DELLはプレミアムモデルのXPSノートと、低価格の普段使い用Inspiron、そしてゲーミングPCのAlienware、ビジネス向けのLatitudeやPrecisionなど、用途別に明確なシリーズ展開をしているため選びやすいです。直販中心の販売スタイルにより、カスタマイズ性が高く価格も抑えやすい点が強みです。
公式サイトでは旧モデルも新モデルもごっちゃになって紹介されているので、スペックを見て判断できる人じゃないと難しく感じるかもしれません。同じ名前でも全然違うスペックや機種があるので、この点も注意が必要です。
総合的にパソコン中級者以上なら、安心して購入できると思います。詳細は公式サイトをご覧ください。
ASUSの特徴
| 普段使い | クリエイター | ビジネス | ゲーミング |
|---|---|---|---|
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ワークステーション | デスクトップ | Chromebook | – |
| 〇 | 〇 | 〇 | – |
ASUSは革新的なデザインと高い技術力を強みにしたグローバルPCメーカーで、幅広いラインナップを展開しています。特にクリエイター向けのProArtシリーズやZenbook Pro、コスパ重視のVivobook Pro、ゲーミング特化のROGなど、用途別に明確なブランドを持つ点が特徴です。
高色域ディスプレイや独自の冷却技術、デュアルスクリーンなど先進的な機能を積極的に採用し、性能と使い勝手のバランスが良いです。薄型軽量モデルからハイエンドGPU搭載機まで選択肢が豊富で、クリエイター・学生・ゲーマーなど幅広い層に支持されています。
また、自作PCでもASUS製パーツの採用率が高く、パーツメーカーとしても知名度が高いです。
詳細は「ASUSのレビュー」もしくは公式サイトをどうぞ。
VAIOの特徴
| 普段使い | クリエイター | ビジネス | ゲーミング |
|---|---|---|---|
| 〇 | × | 〇 | × |
| ワークステーション | デスクトップ | Chromebook | – |
| × | × | × | – |
VAIOは「品質・堅牢性・操作性」に徹底的にこだわる日本ブランドで、ビジネスモバイルに強いのが特徴です。軽量化と剛性の両立を追求し、独自の“VAIO TruePerformance”による高い持続性能、快適なキーボード、精密なタッチパッドなど、使い勝手の良さに重点を置いています。
国内設計・国内サポートの安心感もあり、サポートは高品質です。ラインナップはビジネス向けのSXシリーズ、軽量モバイルのFシリーズなどが中心で、派手さよりも“実務での信頼性”を重視した設計思想が貫かれています。クリエイター向けやゲーミングは展開せず、あくまで高品質な仕事用ノートに特化したブランドです。
数機種レビューをしましたが、品質の高さや細かいところまでこだわって作られているのが一目でわかります。
詳しくは公式サイトをどうぞ。
Appleの特徴
Macは、独自開発のAppleシリコンを採用することで、高性能と低消費電力を両立している点が特徴です。CPU・GPU・メモリを統合したアーキテクチャにより、発熱が少なく、静音性とバッテリー持続時間に優れています
ディスプレイ品質は業界でも高水準で、色再現性・輝度・均一性が安定しており、写真・動画編集などのクリエイティブ用途に適した表示環境を提供します。
またご存じの様にmacOSはシンプルな操作性と堅牢なセキュリティを備え、iPhoneやiPadとの連携機能により作業効率を高められます。
詳細は公式サイトをどうぞ。
最後に
外資系メーカーは低価格が売りですが、ハイスペックモデルになると国内メーカーと変わりないほどのスペックやサービスになっています。
やはり、PC初心者であれば国内メーカーがサポートの面で使いやすいですが、若干価格も高めです。LenovoやDELLは上位サポート(有料)にしたら国内サポートを受けられたりもするので、一概に国内メーカーのみが良いサポートとは言えませんが、大手国内メーカーと言う安心感がありますよね。









