HP OmniBookの特徴と全機種のレビュー

当サイトは広告、アフィリエイトを含みます

2024年に発売開始した、AI PCのOmniBook全機種をまとめています。

OmniBookと言えばCopilot+PCと言うイメージが強いですが、実は2025年モデルにはCopilot+PCじゃないものがあり、その中で1モデルのみ(OmniBook 5 16-bcのRyzen 5モデル)AI PCじゃありません。

ただし、HP最上位モデルなので基本スペックは高く、高級感もあります。

 

OmniBookの特徴

特徴
OmniBook 主にAI PCのみで、Spectreに代わる最上位モデルで、ほぼ全機種にNPUが搭載し、バッテリー時間は長め
Spectre ハイエンドモデルのマスターピース。
Envy プレミアムモデルで、小型軽量。ディスプレイに4Kあり。バッテリーも長め
Pavilion おしゃれなスタンダードモデルで、普段使い用の普通の性能~高性能機種まであり、ゲーミングPCもあり。バッテリーは10時間以下が多い
HP 樹脂(プラスチック)素材のエントリーモデル。バッテリーは短い
OMEN ゲーミングPC

 

OmniBookってハイエンドモデルだったので(今でもハイエンドモデルですが・・・)、2024年まではすべてが高品質だったんですよね。

それが、2025年に入り、(おそらく、人気があるから安いモデルも出そうってなって)ミドルクラス/ミドルハイクラスの機種出てきたのでちょっとややこしくなりました。

基本的におしゃれさと高級感を兼ねそろえた機種で、2024年発売機種はすべてCopilot+PCになります。ただし、2025年モデルにはAI PCですらない機種があるのでご注意を。

筐体は主にアルミニウムやマグネシウムなどのメタル素材で、質感も高く見るからに高そうな機種が多いです。

Copilot+PCはThunderbolt 4やUSB4が搭載していますが、2025年モデルの安めの機種(と言っても12万円以上ですが・・・)にはThunderbolt4はなくUSB 3.2 Gen 2までになっています。

Thunderbolt 4はデータ転送速度が40Gbps、USB 3.2 Gen 2は10Gbpsなので4倍速度差があります。

 

モデル名

5 ミドルクラスモデルでCopilot+PCではない
7 ミドルハイクラスでCopilot+PCもある
X ハイエンドモデルでCopilot+PC、Thunderbolt 4もある
Ultra 最上位モデルでCopilot+PC、Thunderbolt 4もある
Flip 2 in 1 PC

 

Omnibook 5がちょっと曲者なんですが、OmniBook 5 16-bcのRyzen 5モデルのみNPUがないので、AI PCじゃありません。NPUを使っていろいろやりたいという人は、それ以外をお勧めします。

 

 

2025年モデル

 

OmniBook 5 16-ag

OmniBook 5 16-agCopilot+PC
スナドラ搭載以外で12万円台のCopilot+PCは珍しく、大画面16インチです。1.77㎏と重たいですがバッテリー駆動時間が最大約16.5時間もあり、外出先で長時間使う人や社内移動が多く自席にあまり戻らないという人に合います。メモリは最大32GB、SSDは最大1TBと大きく、画面比16:10と縦に長いWUXGA解像度で、表示量が多く見やすいです。

CPU Ryzen AI 5 340
Ryzen AI 7 350
メモリ LPDDR5x 16/32GB
ストレージ SSD 512GB/1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(16型) WUXGA IPS
無線 Wi-Fi 6E
カメラ FHD+IRカメラ
生体認証 顔認証
重さ 1.77㎏
バッテリー 16.5時間
価格 12.9万円~

公式サイト

 

OmniBook 5 16-bc

OmniBook 5 16-bc

多コア多スレッドのRyzenプロセッサーを搭載でミ、全体的に欠点がなく必要十分なスペックです。ただしOmniBookと言えばAI PCですが、Ryzen 5にはNPUがありません(AI PCじゃないということ)。なのでせっかく買うならRyzen 7がいいかもしれません。。

CPU Ryzen 5 8540U
Ryzen 7 8840U
メモリ LPDDR5x 16GB
ストレージ SSD 512GB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(16型) WUXGA IPS
無線 Wi-Fi 6E
カメラ FHD+IRカメラ
生体認証 顔認証
重さ 1.79㎏
バッテリー 12.5時間
価格 11.9万円~

公式サイト

 

OmniBook 7 16-ay

OmniBook 7 16-ayハイパフォーマンスモデルのCPUを採用し、NPUも搭載しただが面16インチです。1.91㎏と重たいですがバッテリー駆動時間が最大約16時間もあり、外出先で長時間使う人や社内移動が多く自席にあまり戻らないという人に合います。メモリは最大32GB、SSDは最大1TBと大きく、画面比16:10と縦に長く2.5K解像度のWQXGA解像度で、細かな部分も見やすいです。

CPU Core Ultra 5 225H
Core Ultra 7 255H
メモリ LPDDR5x 16/32GB
ストレージ SSD 512GB/1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(16型) WQXGA IPS
無線 Wi-Fi 7
カメラ 5MP+IRカメラ
生体認証 顔認証
重さ 1.91㎏
バッテリー 16時間
価格 20.1万円~

公式サイト

 

OmniBook 5 16-af

OmniBook 5 16-afNPUを搭載した16インチで、1.77㎏と重たいですがバッテリー駆動時間が最大約19時間もあり、外出先で長時間使う人や社内移動が多く自席にあまり戻らないという人に合います。メモリは最大32GB、SSDは最大1TBと大きく、画面比16:10と縦に長いWUXGA解像度で、表示量が多く見やすいです。

CPU Core Ultra 5 225U
Core Ultra 7 255U
メモリ LPDDR5x 16/32GB
ストレージ SSD 512GB/1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(16型) WUXGA IPS
無線 Wi-Fi 6E
カメラ FHD+IRカメラ
生体認証 顔認証
重さ 1.77㎏
バッテリー 19時間
価格 12.9万円~

公式サイト

 

Omnibook X Flip 14-fm

Omnibook X Flip 14-fmCopilot+PC
2025年4月新モデル!
ですが、2024年発売のOmnibook Ultra Flip 14-fhとほぼ同じスペックです。Intel Core Ultraシリーズ2搭載でメモリ最大32GB、SSD最大1TB。2.8K OLEDディスプレイを採用し広色域のDCI-P3 100%。USB4やUSB-A、HDMIもあるので、ドックやハブを使わなくても使いやすいです。

CPU Core Ultra 5 226V
Core Ultra 7 258V
メモリ LPDDR5x 16/32GB
ストレージ SSD 512GB/1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) 2.8K OLED
無線 Wi-Fi 7
カメラ 500万画素+IRカメラ
生体認証 顔認証、指紋センサー
寸法(幅×奥行×高さ) 313 × 218 × 14.6-16.9㎜
重さ 1.39㎏
バッテリー 17.5時間
同梱 HP MPPアクティブペン
価格 14.9万円~

公式サイト

 

Omnibook X Flip 14-fk

Omnibook X Flip 14-fkCopilot+PC・2025年4月新モデル!
最大50 TOPSのNPU性能を持つRyzen AIが搭載で、Intelモデルよりも1万円ほど安くなっています。メモリ最大32GBと大きく、ストレージは512GBか1TBと大容量。2.8K OLEDディスプレイで色域はDCI-P3 100%とクリエイター向けです。インターフェイスも充実しているので、ドックやハブを使わなくても使いやすいです

CPU Ryzen AI 5 340
Ryzen AI 7 350
メモリ LPDDR5x 16/32GB
ストレージ SSD 512GB/1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) 2.8K OLED
無線 Wi-Fi 7
カメラ 500万画素+IRカメラ
生体認証 顔認証、指紋センサー
寸法(幅×奥行×高さ) 313 × 218 × 14.6-16.9㎜
重さ 1.41㎏
バッテリー 14.5時間
同梱
価格 20.1万円~

公式サイト

 

OmniBook 7 Aero 13-bg

OmniBook 7 Aero 13-bgCopilot+PC・2025年4月新モデル!
Pavilionの超売れ筋製品であるPavilion Aero 13-bgのCPUをRyzen AIにした最新軽量モデルです。当サイトも別CPU搭載モデルをレビューしましたが、すっごく軽くて機動性が高く、性能も高かったです。

CPU Ryzen AI 5 340
Ryzen AI 7 350
メモリ LPDDR5x 16/32GB
ストレージ SSD 512GB/1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(13.3型) WUXGA IPS液晶
無線 Wi-Fi 6E
カメラ 500万画素+IRカメラ
生体認証 顔認証
寸法(幅×奥行×高さ) 297 × 211 × 16.5-17.4㎜
重さ 970g-1,000g
バッテリー 15.5時間
価格 12.9万円~

公式サイト

 

 

2024年モデル

 

OmniBook Ultra Flip 14-fh

Copilot+PC
今話題のAI PCで、コンパクトボディでちょっと軽めの14インチになります。最高でCore Ultra 9も搭載でき、メモリは最大32GB、2.8K OLED、そしてWi-Fi 7に900万画素と言う外付けカメラでもあまり見ない高解像度カメラが搭載です。

CPU Core Ultra 5 226V
Core Ultra 7 258V
Core Ultra 9 288V
メモリ LPDDR5x 16/32GB
ストレージ SSD 1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) 2.8K OLED
無線 Wi-Fi 7
カメラ 900万画素+IRカメラ
生体認証 顔認証、指紋センサー
寸法(幅×奥行×高さ) 313 × 216 × 14.9㎜
重さ 1.34㎏
バッテリー 20時間
価格 19.9万円~

レビュー

公式サイト

 

OmniBook Ultra 14-fd

Copilot+PC
今話題のAI PCで、Arm版のSnapdragonじゃなくAMD Ryzenが搭載になります。これ、待ってる人多かったんじゃないでしょうか?仕事で使うのにOSがArm版だと使いにくいですしね。メモリは最大32GBと大容量で、なんと900万画素のWebカメラです!!4K解像度が約829万画素なので、900万画素って4K以上ですね。また、最新のWi-Fi 7にも対応しています

CPU Ryzen AI 9 365
Ryzen AI 9 HX 375
メモリ LPDDR5x 32GB
ストレージ SSD 1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) 2.2K IPS タッチ
無線 Wi-Fi 7
カメラ 900万画素+IRカメラ
生体認証 顔認証
寸法(幅×奥行×高さ) 315 × 227 × 16.4㎜
重さ 1.57㎏
バッテリー 21時間
価格 18.9万円~

レビュー

公式サイト

 

OmniBook X 14-fe

Copilot+PC
今話題のAI PCで、コンパクトボディでちょっと軽めの14インチになります。スペックは全体的に高めで、最新のWi-Fi 7も搭載可能です。SoCがスナドラなので、Arm版になります。自分がいつも使うアプリやソフトがArmでも動くか確認して、問題なければよいと思います。

CPU Snapdragon X Elite X1E-78-100
メモリ LPDDR5x 16GB
ストレージ SSD 1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) 2.2K IPS
無線 Wi-Fi 7
カメラ 500万画素+IRカメラ
生体認証 顔認証
寸法(幅×奥行×高さ) 312 × 223 × 14.3㎜
重さ 1.34㎏
バッテリー 26時間
価格 17.4万円~

レビュー

公式サイト

 

OmniStudio X 27-cs

Copilot+PC
モニター一体型のデスクトップで、マウスとキーボードも付属、そしてスタンドにもUSBポートがあり使い勝手が高機種です。インテルCore Ultraシリーズ1と2があり、どちらもNPUが搭載しているので日々のタスクがちょっと楽になります。ディスプレイは4K解像度もあり、すごくきれいで見やすい。

CPU Core Ultra 5 125H
Core Ultra 7 155H
Core Ultra 5 226V
Core Ultra 7 256V
メモリ DDR5-5600 16GB/32GB
ストレージ SSD 1TB/2TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(27型) UHD 4K IPS 非光沢 350nit sRGB 99%
FHD IPS 非光沢 300nit sRGB 99%
OS Windows 11 Home
LAN Wi-Fi 7、ギガビットイーサネット
生体認証 顔認証
WEBカメラ 5MP
オーディオ Poly Studio
寸法(幅×奥行×高さ) 614 × 200 × 430-530mm
重さ 約8.4㎏
消費電力 最大180w
標準保証 1年間
価格 16.9万円~

レビュー

公式サイト

 

 

最後に

基本的にNPUを使って作業効率を上げたい人向けの機種ですね。

一番安いモデルも12万円台からと高めですが、スペックを考えると安い方かなと思います。