Lenovo Yoga Tab Plusの実機レビュー Androidタブレット最高峰の仕上がり!

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ハイエンドタブレットのLenovo Yoga Tab Plusのレビューです。

ハイスペックなQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を搭載し、メモリもストレージもディスプレイも無線も・・・、ほぼ全部ハイスペックでした。

ペンでの描き心地もいいし、ゲームもぬるぬるできるし、オーディオもいいし・・・タブレットにこれ以上何を求める?ってくらいで、iPadじゃなくても良くない?と思いました。

レビュー機はメーカーからお借りしています。

Lenovoでは4/24まで新生活セールを開催中で、PCなどが安~くなっています。詳しくは↓をどうぞ。

・4/24まで新生活セールおすすめ機種

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新着セール情報

Lenovo Yoga Tab Plusのスペック

SoC Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メモリ LPDDR5X 16GB
ストレージ UFS 4.0 256GB
ディスプレイ(12.7型) 2944 × 1840 144Hz DCI-P3 100% 最大900nit
WideVine L1対応
OS Android 14
無線 Wi-Fi 7
生体認証 顔認証、指紋センサー
カメラ 1300万画素+200万画素/1300万画素
4K動画あり
オーディオ ドルビーアトモス スピーカー×6、マイク2つ
寸法(幅×奥行×高さ) 291 × 188.3 × 6.7mm
重さ 640g
バッテリー 10200mAh 最大12時間
標準保証 1年間
保護 IP53
OSアップデート Android 14から2回予定
価格 89,980円~

<性能評価>

 

タブレットの頭脳であるSoCにはSnapdragon 8 Gen 3が搭載し、ハイスペックになります。オクタコアで快適に使え、グラフィック性能もめちゃくちゃ高いです。

あとでいろんなベンチマークを紹介していますが、Antutuは200万オーバーの性能でした。

メモリはLPDDR5Xで大容量16GBを搭載し、ストレージはUFS 4.0でこちらも大容量の256GBになります。

ディスプレイは12.7インチとかなり大きく、LTPSになります。高速スイッチングが可能で応答速度も速いです。

解像度は2944×1840ドットと高精細で、ディスプレイが美しいLenovo Yoga PCに採用されるPureSight Proディスプレイで、DCI-P3 100%の色域にコントラスト比は1500:1と高く、標準650ニトとかなり明るい輝度に屋外などでは最大900ニトとかなり高くなります。

リフレッシュレートは165Hzとぬるぬるで、高速操作がしやすいです。

ハイダイナミックレンジ(HDR)のDolby Visonにも対応しており、くっきりシャープに迫力のある描写ができます。

付属のLenovo Tab Pen ProはHandwriting Feedbackに対応しており、鉛筆で描いているような感触や万年筆、消しゴムなどの感触が選べ、個人的にiPad以上の書き心地でした。

筐体はさすがYogaと言った感じで高級感があり、ここ最近Yogaのメインカラーになっているタイダルティールと言う色になっています。

セキュリティレベルはWideVine L1なので、アマゾンプライムやNetflixなどの動画配信サービスで、高画質で見ることができます。

OSはAndroid 14で、2回のアップデートを予定しています。

無線は最新のWi-Fi 7で高速安定通信が可能で、指紋センサーと顔認証にも対応し、カメラはフロント1300万画素、リアは1300万画素+200万画素となかなか良いです。

オーディオはDolby Atmosを採用し6基のハーマンカードン製スピーカーを搭載。音も大きく音質も良く、好んで使いたいオーディオだと思います。

12.7インチで10200mAhの大容量バッテリーを搭載し640gと重たくなく、動画再生時間は約12時間になります。

本機はタブレットでクリエイティブワークをする人や、大学生の文系でPCを使わずにタブレットを使う人、もしくはビジネス用途で使用しセカンドモニターとしても使うような人に合います。

 

 

公式サイト

 

 

ハイエンドSoC搭載

Snapdragon 8 Gen 3

Snapdragon 8 Gen 3
プロセス 4nm
コア Cortex-X4 ×1
Cortex-A720 ×5
Cortex-A520 ×2
最大クロック 3.3GHz
GPU Adreno 750
NPU Qualcomm Hexagon NPU

Socはbig.Littleで、パフォーマンスの高いコアと、省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。

また、最大20 TOPSのAIエンジンが搭載しているので、今後ますますNPU対応アプリが増えていくので楽しみな性能です。

 

Lenovo Yoga Tab Plus Antutuベンチマーク計測結果

ベンチマークの目安です。

200万以上・・・向かうとこ敵なし
150万以上・・・重いゲームも快適
100万以上・・・重たいゲームもできる
50万以上・・・中量級以下のゲーム向き(重ためのゲームは低画質でできそう)

Antutuベンチマークは2,015,127とかなり高い性能で、GPU性能も811,530とめちゃくちゃ高いです。

MEMはメモリとストレージの読み書きの速度で407,108、UXはアプリ動作の速さのスコアで352,341と高いです。

Snapdragon 8 Gen 3はハイエンドSoCの中でも最上位モデルの性能で、ぬるぬるできないゲームはほとんどないと思います。

 

Lenovo Yoga Tab Plus Geekbench 6ベンチマーク計測結果

Geekbench 6はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングのスコアを計測できます。計測スコアはマルチコア6751、シングルコア2214と高いスコアでした。

マルチコアシングルコア

Geekbench 6 マルチコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3  6751
Snapdragon 8+ Gen 1  4596
Snapdragon 870  3538
Snapdragon 7s Gen 2  3042
MediaTek Kompanio 1300T  2864
MediaTek Dimensity 7050  2440
MediaTek Helio G99  2036
Snapdragon 695  1958
Snapdragon 750G  1940
MediaTek Helio G99  1875
Snapdragon 690 5G  1873
Snapdragon 7c Gen 2  1629
Snapdragon 730G  1625
MediaTek Helio G90T  1622
MediaTek Kompanio 520  1534
Snapdragon 680  1453
Helio G88  1449
Helio G85  1405
Snapdragon 662  1397

Geekbench 6 シングルコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3  2214
Snapdragon 8+ Gen 1  1781
Snapdragon 870  1047
Snapdragon 7s Gen 2  1039
MediaTek Dimensity 7050  967
Snapdragon 695  886
MediaTek Kompanio 1300T  739
MediaTek Helio G99  736
Snapdragon 750G  644
MediaTek Kompanio 520  619
Snapdragon 690 5G  610
MediaTek Helio G99  565
Snapdragon 7c Gen 2  553
Snapdragon 730G  551
MediaTek Helio G90T  495
Snapdragon 680  413
Helio G85  403

 

 

3Dグラフィックス性能

 

Lenovo Yoga Tab Plus Sling Shot計測結果Lenovo Yoga Tab Plus Sling Shot Extreme計測結果 Lenovo Yoga Tab Plus Wild Life Extreme計測結果  Lenovo Yoga Tab Plus Steel Nomad Light計測結果Lenovo Yoga Tab Plus Solar Bay計測結果

 

Sling Shot(メインストリームのスマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.0) Maxed Out
Sling Shot Extreme(高性能スマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.1とVulkan) Maxed Out
Wild life(モバイルデバイスの性能を測る) Maxed Out
Wild Life Extreme(高性能モバイルデバイスの性能を測る) 4611
Steel Nomad Light(レイトレを使用しないゲームへの性能を測る) 1674
Solar Bay(レイトレを使用したゲームへの性能を測る) 8132

性能が高すぎて測れないものが多かったので、急遽Solar BayとSteel Nomad Lightも計測しました。

 

Sling shotSling Shot ExtremeWild Life ExtremeSolar BaySteel Nomad

Sling Shot

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3
Legion 8.8 3rd Gen
 Maxed Out
Snapdragon 8 Gen 3
Yoga Tab Plus
 Maxed Out
Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 Maxed Out
MediaTek Kompanio 1300T
Lenovo Tab P11 Pro Gen 2
 8440
Snapdragon 7s Gen 2
POCO PAD
 6226
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 5026
MediaTek Helio G99  3502
Snapdragon 730G
Lenovo Tab P11 Pro
 3475
MediaTek Kompanio 520  2240
MediaTek Helio P90
X Game
 2212
Snapdragon 680
XiaoXin Pad
 2130
Snapdragon 662
XiaoXin Pad
 1849
Helio P60T
IdeaPad Duet
 1820
Helio G80
Tab M9
 1752
Helio G88 Tab M11  1746
MediaTek MT8166
Tab 7 3rd Gen
 523
MediaTek MT8166B
Lavie T8 2023
 515

Sling Shot Extreme

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3
Legion 8.8 3rd Gen
 Maxed Out
Snapdragon 8 Gen 3
Yoga Tab Plus
 Maxed Out
Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 Maxed Out
ThinkPhone
Snapdragon 8+ Gen 1
 Maxed Out
MediaTek Kompanio 1300T
Lenovo Tab P11 Pro Gen 2
 Maxed Out
Snapdragon 7s Gen 2
POCO PAD
 4781
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 3994
MediaTek Helio G99  2603
Snapdragon 730G
Tab P11 Pro
 2439
MediaTek Kompanio 520  1482
Helio G80
Tab M9
 1376
Helio G88 Tab M11  1358
MediaTek Helio P90
X Game
 1217
Snapdragon 662
XiaoXin Pad
 1171

Wild Life Extreme

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3
Legion 8.8 3rd Gen
 5100
Snapdragon 8 Gen 3
Yoga Tab Plus
 4611
ThinkPhone
Snapdragon 8+ Gen 1
 2810
Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 1225
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 628
MediaTek Helio G99  346
MediaTek Kompanio 520  204
Helio G80
Tab M9
 182

Solar Bay

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Legion Tab 8.8,3
Snapdragon 8 Gen 3
 8623
Snapdragon 8 Gen 3
Yoga Tab Plus
 8132
Idea Tab Pro
MediaTek Dimensity 8300
 4138

Steel Nomad Light

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Legion Tab 8.8,3
Snapdragon 8 Gen 3
 1682
Snapdragon 8 Gen 3
Yoga Tab Plus
 1674
Idea Tab Pro
MediaTek Dimensity 8300
 1039

 

 

原神はできる?

Lenovo Yoga Tab Plusで原神をプレイ

スペック的に原神やその他の重たいゲームも全然できるのですが、12.7インチとでかいのでfpsなどの両手で持ってプレイするゲームは向いていません。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 原神デフォルト設定

デフォルトの画面設定はこちらです。

画質
レンダリング精度
シャドウ品質
視覚効果
SFX品質
シーン細部
フレームレート 30fps
モーションプラ―

快適にプレイできますが、フレームレートが30なのでぬるぬると言うわけじゃありません。画質を「中」にしたら45fpsで「負荷やや高い」、画質「低」で60fpsは「負荷やや高い」になりました。

ぬるぬる行くなら画質を下げたら大丈夫です。

スペック的には問題ないですが、12.7インチと大きいので指が届きにくく操作しにくいです。

 

 

学マスベンチマーク

Lenovo Yoga Tab Plus 学マスデフォルト設定

学マスのデフォルト設定は30fpsですべて高設定ですが、60fpsの最高設定でもプレイ可能でした。

このゲームは原神の様に両手でタブレットを持つ必要がないので、プレイしやすいです。

 

 

高級感が高いボディ

Lenovo Yoga Tab Plus 箱

あれ?箱は普通ですね。Yogaって箱から高級感アリアリなものが多いので期待していましたが。。。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 同梱物

同梱物は説明書などとUSBケーブル、45Wアダプター、そしてLenovo Tab Pen Proになります。大きな45Wバッテリーなので、充電時間も短いです。

 

 

Lenovo Yoga Tab Plus ユニボディ

ユニボディを採用しており継ぎ接ぎがない造りです。これは上位モデルのみに見られる仕様で、耐久性もデザイン性も高くなります。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 背面

カメラがあるバーと言いますか、このガラスっぽい部分は光を反射するし、高級感がアップしていると思います。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 背面

筐体もすごく薄いんですよね。厚さ6.7ミリです。7ミリじゃそこまで感じないのですが、6ミリ台になると持った時に「薄すぎて割れないの?」って感じるんですよね。めちゃくちゃ薄いです。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 正面

上下のベゼルが細くスリムな見た目です。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 背面のロゴ

背面のロゴです。かっこいい・・・。

私はYogaが好きで、メインPCもサブもYoga。マウスはYoga Pro、イヤフォンもYogaなんです(タブレットはレビュー機)。

 

Yogaの何が良いかって、ディテールまでこだわった造りで妥協がなく、見た目だけじゃなくディスプレイも最高峰品質、そして音も良しと総合的にハイスペックなんです。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 左側面

スピーカーはツイーターが2つウーファーが4つと言うことなので、両側面にはスピーカー3つずつになります。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 右側面

右側面にはUSB 3.2 Type-Cもあり、映像出力機能付きです。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 下側面

下はポゴピンがあり、純正のLenovo 2-in-1 Keyboard(14,850円)を購入するとキーボードを接続できます。

 

Lenovo Yoga Tab Plus 上側面

上の側面はボリュームボタンのみです。

 

 

3K解像度の高品質ディスプレイ

Lenovo Yoga Tab Plus 正面

このディスプレイ、めちゃくちゃきれいなんですよね。

12.7インチで解像度は2944×1840ドットの3K、そして有機ELではないですがLTPSを採用しています。LTPSは高速スイッチングが可能で応答速度も速いので、ペンで描いているときも遅延なく反応されるので描きやすいです。

すごいところが多いので、箇条書きしますね。

・3K解像度
・PureSight Proディスプレイ
・特殊な反射防止処理
・輝度標準650nit/屋外では最大900nit
・Dolby Vision
・リフレッシュレート最大144Hz
・コントラスト比1500:1
・DCI-P3 100%

 

左が本機で、右はPureSightディスプレイを使用したノートパソコンのYoga Slim 7x Gen 9です。PCと比べてもそん色ない色を表現できていると思います。ちなみに比較ディスプレイは最高峰のディスプレイなので、本機もすごく良いと思います。

 

左が本機で右は最高峰のディスプレイで、黒の描写をチェックします。本機は完全な黒を描写できるOLEDディスプレイではないですがかなり真っ黒な描写ができています。そういえば同じLTPS液晶を採用したLegion tab 8.8も黒がしっかりと黒くなっていました。

本機はDolby Visionと言うHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しており、コントラスト比は1500:1と高いのでメリハリのある描写です。

リフレッシュレートは最大144Hzとぬるぬるで、高速スクロールをしても滑らかです。

輝度は通常時で650ニトと明るく、屋外モードでは900ニトと高く、直射日光が画面に当たらなければ見やすかったです。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

 

最高峰のオーディオ

オーディオはドルビーアトモスで、一般的なオーディオの様に平面的じゃなく、立体的な音を体感できます。映画やゲームを見ているときは、他のオーディオとの差が顕著に出やすいです。

スピーカーはハーマンカードン製で、ツイーターが2つウーファーが4つになります。音は動画で紹介しますが、音量も大きく音質も良し、低音もしっかりと効いており最高峰の音じゃないかなと思います。

 

 

描き心地はiPad並みかそれ以上

Lenovo Yoga Tab Plusの描き心地

付属のYoga Tab Pen Proはペンのフィードバック機能があり、実際に鉛筆やペンを使っているような感覚が来るんです。こうなると絵も描きやすいです。個人的な意見を言えば、iPadよりも全然描きやすかったです。

 

Lenovo Yoga Tab Plusの書き心地

もちろん描くだけじゃなく、書き心地もすごくいいです。

ペンについては長くなるので別記事にまとめました。

 

Lenovo Yoga Tab Pen Proの特徴と設定方法

 

Lenovo AI Nowも使える

Lenovo Yoga Tab Plus Lenovo AI利用可能

Lenovo AIは「こんにちは。あなたのパーソナルAI・・・・」と日本語で表示されるので日本語で質問してしまいましたが、現在英語のみに対応しているので日本語で何を質問しても回答されません。

詳しいLenovo AI Nowの使い方はこちらの記事を参考にどうぞ。

Lenovo AI Nowって何?ローカルで処理をするパーソナルAIエージェント

 

ちなみにLenovo Smart Connectを使うと、PCで操作もできるのですごく便利です。こちらも併せてどうぞ。

Lenov Smart Connectの設定方法と全機能を紹介

 

Wi-Fi 7に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。

6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。

 

 

LTE

LTEや5Gはないので、外出先で無線につなぐときはスマホのテザリングや店舗のWi-Fiを使用することになります。

テザリング用の格安SIMなら、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。

 

 

大容量爆速メモリ

Yoga Tab Plus メモリ速度計測結果

本機はLPDDR5Xが搭載し、大容量16GBになります。

CPDTでメモリの処理速度を計測したら、21.23GB/秒とめちゃくちゃ速い処理速度でした。

他のタブレットの比較です。

メモリ速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Legion 8.8 3rd Gen/12GB  21.62GB/秒
Yoga Tab Plus/16GB  21.23GB/秒
ThinkPhone/8GB  12.23GB/秒
Tab P12 Pro/8GB  10.34GB/秒
Tab P11 Pro Gen 2/6GB  6.79GB/秒
Tab Plus/8GB  5.94GB/秒
POCO PAD 8GB+4GB仮想メモリ  5.52GB/秒
Tab P12/8GB  5.26GB/秒
Tab P11 Pro/6GB  4.84GB/秒
Redmi Pad SE 8.7  4.77GB/秒
XiaoXin Pad/6GB  4.44GB/秒
Tab M10 Plus 3rd Gen  4.34GB/秒
Tab M11  4.01GB/秒
Lenovo Tab M9 /4GB  3.76GB/秒
Blackview Tab 90 Wifi/4GB  2.18GB/秒

 

 

その他の特徴

 

カメラ

Yoga Tab Plus カメラ

カメラはフロント1200万画素、リアは1300万画素+200万画素となかなか良いです。

こちらはタブレットで撮影した画像ですが、ファイルサイズが大きくなりすぎたのでリサイズと圧縮をしています。

オリジナル4160×3120→1920×1440、画像圧縮で80%の画質に調整

元々4K解像度の写真で映りはすごく良いです。AI補正機能がありますが、今回撮影した写真だと違いが全然分かりませんでした。

 

リアカメラ x8ズーム 遠距離

8倍ズームで撮影したら、画質は良くなかったです。スマホみたいにはいきませんね。

 

 

防水防塵機能付き・IP53

IP保護等級

IP保護等級はIP53で、防塵機能は上から2番目に良い「5」、これは「動作に影響する粉塵が内部に侵入しない」となっています。

防水機能は下から4番目の「3」になり(9段階で下から4番目)、防水機能は「鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない」になっています。

 

Lenovo Yoga Tab Plus IP53<イメージ図>

私は保証しませんが、こんな感じでも大丈夫みたいですよ。

 

 

WidevineはL1対応

WidevineはL1に対応しているので、安心して動画配信サービスも高画質で見れます。

Netflixやamazon Primeビデオで、高解像度で見ることができます。

 

 

ストレージ

Yoga Tab Plus シーケンシャル速度

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、Webサイトの表示速度にも影響があります。

ストレージはUFS 4.0で、大容量256GBになります。また、一般的なタブレットの様にmicroSDカードで増設はできません。

シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み)は2.01GB/秒、ライト(書き込み)は1.14GB/秒とめちゃくちゃ速かったです。

使っていてもストレスなくなんでも表示できるので、体感でわかるくらい速度は速いです。

その他の機種との比較です。

シーケンシャルリードシーケンシャルライト

シーケンシャルリード

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

POCO PAD  2.17GB/秒
Yoga Tab Plus  2.01GB/秒
Legion Tab 8.8  1.5GB/秒
Tab P11 Pro Gen 2  1.32GB/秒
Tab P12 Pro  1.15GB/秒
Tab P12  668MB/秒
Tab P11 Pro  491MB/秒
Tab Plus  464MB/秒
XiaoXin Pad  420MB/秒
Tab M10 Plus 3rd Gen  354MB/秒
ALLDOCUBE X Game  334MB/秒
Lenovo Tab M9  253MB/秒
Redmi Pad SE  244MB/秒
Redmi Pad SE 8.7  237MB/秒
Tab M7 (3rd Gen)  220MB/秒
Tab M11  190MB/秒
Chromebook CM14 Flip  153MB/秒

シーケンシャルライト

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Yoga Tab Plus  1.14GB/秒
Legion Tab 8.8  1.06GB/秒
Tab P11 Pro Gen 2  778MB/秒
Tab M10 Plus 3rd Gen  555MB/秒
Tab P12 Pro  504MB/秒
Tab P12  465MB/秒
POCO PAD  463MB/秒
Tab Plus  378MB/秒
Tab M11  179MB/秒
Lavie T8 2023  178MB/秒
Tab P11 Pro  168MB/秒
XiaoXin Pad  154MB/秒
Lenovo Tab M9  149MB/秒
ALLDOCUBE X Game  115MB/秒
Redmi Pad SE  95MB/秒
IdeaPad Duet Chromebook  93MB/秒
Redmi Pad SE 8.7  84MB/秒
Tab M7 (3rd Gen)  64MB/秒

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

標準で1年間の「片道引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長2年まで延長できます。また、プレミアムケアと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

デフォルトの保証は片道引き取り修理になります。

  • 片道引き取り修理・・・自分でリペアセンターに郵送(有料)、修理後、郵送(無料)してくれる保証です。

また、ADPという保証がオプションで付けることができます。

ADP・・・火災、液体こぼし、落下、自然災害による破損など 予期しない事故による障害をカバーするサービスです。 なお、本サービスは契約期間中1回限りの提供を以て終了します。

 

 

 

まとめ

こんな人に本機はおすすめ

ハイエンド中のハイエンドタブレットで、家でも外でも快適にクリエイティブワークやビジネス用途で使いたい人におすすめ!

 

良い点

・SoCの性能が高い
・高級感があるボディ
・メモリが大容量で高品質
・ストレージが速い
・ディスプレイが高品質で大画面
・Wi-Fi 7対応
・顔認証・指紋センサー付き
・45Wのアダプター
・バッテリー駆動時間がそこそこ長い
・オーディオが高品質

 

残念な点

・キーボードとスタンドは別売りで、本体(89,980円)にキーボード(14,850円)を付けたら約10.4万円とけっこよいPCが買える値段

 

総合評価

所有欲を満たしてくれるタブレットで、やりたいことは何でもできるんじゃないかな?と言うほどの高い性能を持っており、外出先でも本格的に絵を描いたりできるので、メインPCでやっている作業の途中からタブレットでやったり、修正したりもできます。

また、これだけの性能があるので、文系の学生にも合うと思います。メモを取ったりアイデアをまとめたり、キーボードも買えばレポートを書くのにも便利です。

ビジネスパーソンだと、本機をセカンドモニターとして使用したら外出先でも生産性が上がるし、Lenovo Smart Connectを使えばクロスデバイスコントロールもしやすく、PCのキーボードとマウスでタブレットの操作もできます。

あとは価格が価格なので、それに見合った使い方ができるかどうかですね。

 

 

公式サイト

 

 

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