Lenovo Yoga Tab 11のレビュー 4.4万円からでゲームもできる便利なタブレット

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4.4万円からと高価格ではないですが、スペックや品質が高く、使い勝手も良い機種になります。リビングやキッチンでも使いやすいし、ゲームもできる、そして4つのスピーカーが内蔵されているので音響は抜群です。

また、キックスタンドがついているので、好きな角度で好きな態勢で使えるのも魅力的で、どこででも使いやすい、場所を選ばないタブレットですね。

普段使い用やゲーム用としてはもちろん、ビジネス用途でも使えるくらいのスペックがあるので多くの人に合うと思います。

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Yoga Tab 11のスペックレビュー

Lenovo Yoga Tab 11 タッチディスプレイ

Soc MediaTek Helio G90T
メモリ 最大8GB
ストレージ 256GB(+最大512GBのmicro SD搭載可能)
ディスプレイ(11型) 2K IPS
OS Android 11
無線 WIFi 5、Bluetooth v5.0
オーディオ ドルビーアトモス、JBLスピーカーx4
カメラ 800万画素/800万画素
カラー ストームグレー
寸法(幅x奥行きx高さ) 256.8 x 169 x 7.9㎜
重さ 650g
バッテリー 最大15時間
保証 1年間
価格 4.4万円~

タブレットの頭脳であるプロセッサー(SoC)はミドルクラスの性能で、軽いゲームはできるくらいのグラフィック性能があります。普段使い用の上位モデルといった感じですね。

ただし、メモリは4GBか8GBが選べ、標準的なタブレットよりも大容量になっています。タブレットで8GBはすごいですね。よりサクサク快適に使えます。

ディスプレイは2K解像度のIPS液晶が搭載で、Dolby Visionにも対応しているので、色鮮やかで動画視聴や画像編集などがしやすいですね。

オーディオはほかのタブレットとは比較にならないほど高性能で、ドルビーアトモスにJBLのスピーカーが4つも搭載です!本機は普通のタブレットと形状が違い、スピーカー部分が出っ張っている感じなので、「音」にこだわっているのがわかりますね。

カメラはイン/アウト共に800万画素で、写真用と言うよりはビデオ通話やWeb会議用のカメラという認識がよさそうですね。ここ最近のスマホは2000万画素なんて当たり前なので見劣りしますが、一般的なパソコンのWebカメラは720p(HD解像度)で92万画素が多いので、それに比べるとかなり良い画質です。

スピーカーやキックスタンド付きで11型・650gなので、持ち運びにも気にならない重さだと思います。また、最大バッテリー駆動時間は15時間と長いので、外出が多い人でもバッテリーを気にせずに使えますね。

本機種は公式サイトで販売されておらず、街の電気屋さんや楽天で購入できます。

楽天

公式サイト

ライバル機種

Lenovo Yoga Tab 11と比較機種の筐体<左から本機種・IdeaPad Duet・Tab P11 Pro>

本機種と似たような機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 IdeaPad Duet P11 Pro
CPU MediaTek Helio G90T MediaTek Helio P60T Snapdragon 730G
メモリ 8GB 4GB 6GB
ストレージ 256GB+SDカード 128GB+SDカード 128GB
ディスプレイ 11型)2k IPS 10.1型)FHD IPS 11.5型)2.5K OLED
無線 WiFi5 WiFi5 WiFi5
バッテリー 15時間 10時間 15時間
重量 650g 450g 485g
キーボード 付属
価格 4.4万円~ 4万円 6.2万円~

タブレットやスマホのプロセッサー(SoC)性能を測るGeekbench 5のスコアです。

Geekbench 5

オレンジ色・・・マルチコア 青・・・シングルコア

 MediaTek Helio G90T  1639
 517
Snapdragon 730G  1652
 512
MediaTek Helio P60T  928
 261

各機種の特徴です。

  • 本機・・・性能が高い割に低価格でゲームもプレイでき、普段使い用としては高性能。持ち運びには不向き
  • IadePad Duet・・・軽く持ち運びがしやすく、キーボード付きなので外出時に資料作成やメールの返信などビジネス用途でも使える
  • P11 Pro・・・ディスプレイの品質が高く軽量モデル。クリエイターに使いやすい品質

メリット・デメリット

良い点

・音響がハイスペック
・普段使い用としては質が高く高性能
・バッテリー駆動時間が長い
・ストレージが増設できるので容量を心配しなくていい

残念な点

・WiFi6があれば良かった

Yoga Tab 11の特徴

Lenovo Yoga Tab 11 右斜め前から

Yoga Tabシリーズはベゼル(画面の黒い枠)が細いですね。底部にスピーカーがあり、キックスタンド、そして背面には傷や汚れ防止になるファブリックが付いていますが、その割にスリムですね。

寸法は

幅256.8㎜(=一万円札1.5枚分/240㎜
奥行169㎜(=一万円札1枚分/160㎜
厚さ7.9㎜(=1円玉4枚分/8㎜

になります。カバンにもすっぽり入るサイズなので、持ち運びもしやすいと思います。

Lenovo Yoga Tab 11 背面

画面比率が違うので単純に比較はできませんが、他のタブレットと比べてみます。

奥行 厚さ 重さ
本機(11インチ) 256.8㎜ 169㎜ 7.9㎜ 650g
P11 Pro(11.5インチ) 264.3㎜ 171.4㎜ 5.8㎜ 485g
iPad Air(10.9インチ) 247.6㎜ 178.5㎜ 6.1㎜ 458g

本機種はスピーカーがあるので、幅と厚さは大きいですね。

重さも断トツで重いですが、先ほど言ったように本機にはスタンドやスピーカー、そしてカバーが必要ない仕様になっているので、実際はそれほど重いとは思いません。通常、タブレットのカバーは100g~200gほどするので、他機種のカバー付きの重さと同じくらいです。

キックスタンドの角度も調整できるので、見やすい、使いやすいように調整できます。

Lenovo Yoga Tab 11 ホックに下げて使用

キックスタンドはこのようにホックにかけることもできるので、料理をしながらキッチンで使っても濡れる心配がないですね。

Lenovo Yoga Tab 11 プレシジョンペン2でイラスト

4096段階の筆圧感知と傾き検知機能が付いたLenovoプレシジョンペン2 を使うと、メモ取りやイラストも描けます。スタンドがついているので、ちょうどよい角度にできますね。

Lenovo Yoga Tab 11の厚さ

ボディも高級感がある造りになっています。

オーディオ

Lenovo Yoga Tab 11 スピーカー

ドルビーアトモスに対応した4つのJBLのスピーカーが内蔵され、他のタブレットとは全然違う高音質になっています。ドルビーアトモスは最大9.1.6chのサラウンディングで、Netflixなどの動画配信サービスではドルビーアトモス対応映画もあるので、よりリアルな映画が楽しめます。

Lenovo Yoga Tab 11 左斜め前から

また、内蔵カメラは2つ、マイクも2つ搭載しており、オンライン会議やビデオ通話も快適にできますね。

素材

Lenovo Yoga Tab 11 背面

素材はメタルと樹脂、そしてカバーのファブリックが使用されています。形が形なのでケースを付けることができませんが、ケースを付けなくてもよい仕様になっているので助かりますね。

Soc(プロセッサー)

MediaTek Helio G90T
製造プロセス 12nm
コア 8
ブーストクロック 2.05GHz
2.0GHz

プロセッサーはbig.LITTLE構成になっており、これは簡単に言うと性能や電池の寿命、バッテリー駆動時間を上げるために、異なるコアを切り替えて使用するものです。

例えば高負荷な作業(動画編集など)をしているときは強力なコアを使用し、Web閲覧やメールチェックなどの低負荷な作業時は低電力コアが動作することによって、必要な性能を必要な分使うのでバッテリー駆動時間や性能などが高まります。

こちらはSoCの性能を表すAnTuTu Ver8のスコアです。スコアは40万点以上はハイエンドモデルで、動作に困ることなし。20万~30万点が標準的なスペックになります。

Antutuベンチマーク

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

iPad Air(2020)  約69万
Snapdragon 870  約66万
 MediaTek Helio G90T  約29万
Snapdragon 730G  約27万
Snapdragon 662  約18万
MediaTek Helio P22  約10万

全体的に見たら標準的なスペックで、普段使い用途であればサクサク快適に使えます。

こちらは同じくAnTuTuのスコアですが、グラフィック性能になります。10万点前後あれば、中量級ゲームも普通にできるくらいです。

Antutu グラフィックスベンチマーク

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

iPad Air(2020)  約27万
Snapdragon 870  約26万
 MediaTek Helio G90T  約8万
Snapdragon 730G  約7.1万
Snapdragon 662  約3.3万
MediaTek Helio P22  約2万

グラフィック性能も標準的なスペックです。

ディスプレイ

Lenovo Yoga Tab 11 正面

右にスライドできます↓

解像度 光沢 液晶 輝度 コントラスト比 色域 液晶比 その他
2K
2000×1200
あり IPS 400nit 1500:1 NTSC 70% 85%以上 Dolby Vision
213ppi
解像度 標準的なディスプレイのFHDは1920ドットなので、本機は若干解像度が高い
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準
コントラスト比 最少輝度と最大輝度の差。差が大きいと力強い描写が可能。600~700:1が標準
色域 色域の規格
Dolby Vision Dolby社のHDRの規格
HDR ハイダイナミックレンジ。より現実に近い色合いが描写でき、黒つぶれや白飛びがない(少ない)

画面の液晶比率が85%以上と高く、これはベゼル(画面の黒い枠)が小さいということを表します。ベゼルが小さいと見た目もおしゃれだし、使い勝手も上がりますね。

輝度は400nitとかなり高く、日中の屋外で使用しても問題なく、色域も広いしDolby Vision対応なので、より鮮やかな色彩が描写されます。コントラスト比もかなり高いですね。

また、WiFiディスプレイにも対応しているので、パソコンからWiFi経由でタブレットに画面を複製したり、セカンドモニターとして使ったりもできます。リモートワークが増える昨今、デュアルスクリーンで作業をする人も増えていますが、本機を持っていればわざわざモニターを買う必要もないですね。(ただし、11型なのでパソコンと並べて使うと、画面が小さく見にくいです)

この価格のタブレットとしては高品質だと思います。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはLPDDR4Xですが、SoCが対応しているメモリ周波数が2133MHzなのでそこまで速い処理速度ではありません。ただし、メモリ容量は4GBか8GBが選べるので、8GBを選べばかなり大容量で処理のもたつきもほとんどないと思います。

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) UFS eMMC HDD
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps SSD並み HDD以上SSD以下 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動速度 速い 遅い
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、タブレットの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

本機にはUFS 2.1というフラッシュメモリのストレージが搭載で、今まで主流だったeMMCと同じくらいのサイズや消費電力で、パソコンのSSD並みの速度があります。サクサク使えますね。

バッテリー駆動時間

バッテリーは7500mAhで、最大15時間のバッテリ―駆動時間になります。タブレットで15時間はかなり長いですね。丸一日外出して使っても、十分持つと思います。

インターフェイス

Lenovo Yoga Tab 11の厚さ

インターフェースは右から、USB-C 2.0、電源ボタン、音量ボタン、microSDカードリーダーになります。USB-Cは充電するときに使いますが、オーディオ出力機能やOTG機能もあるので使いやすいと思います。OTG機能とは、外付けHDDなどのストレージを直接接続してデータ移動ができるので、容量がいっぱいになってもパソコンいらずでデータ移動ができます。

また、micro SDカードは最大512GBを増設できるので、ストレージの心配はないですね。

サポート・保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長3年まで延長できます。また、Premium Careと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。

修理拠点は日本国内なので対応も速く、安心して任せることができます。

ただし、本機は量販店モデルで公式サイトから販売されていないため、保証は購入するお店で確認してください。

まとめ

4.4万円からと比較的安く、普段使い用としては十分なスペックがあるので、人気が出るだろうなと思います。がっつり重たいゲームもしたいという人は同じシリーズのYoga Tab 13が良いかもしれませんが、価格も7.8万円からとちょっと高くなります。

性能的にはテキスト中心のビジネス用途でも十分使えるし、重たくないゲームもできる、フックに引っ掛ければ水濡れの心配もなくキッチンでも使いやすいので、便利だと思います。

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