Lenovo ThinkPad X390のレビュー・core i5はめちゃ速い!

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私と妻はLenovoのパソコンを使っていて、私はIdeaPad s320(core i3)で、妻はThinkPad X390(core i5)を使っています。

追記)現在はThinkPad E15 Gen 2IdeaPad S540を使っています。

先日1週間ほど遊びに行った時に、なんとなんとパソコンを友達の家に置いてきちゃったんですね。それで、ここ最近は妻のパソコンを使っているのですが、すごいですね。速い。

なので、ご紹介しようと思います。

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後継機種のThinkPad X13 Gen 1が販売されました!

レノボ ThinkPad X390(13.3型)の特徴

Lenovo thinkpad x390のレビュー

スペックは以下の様になっています。

CPU Intel core i3 , i5 , i7(第8世代・第10世代有り)
コア/スレッド数 i3)2/4、i5)4/6、i7)4/8
メモリ 4GB,8GB,16GB
ストレージ 128GB・256~1TB(OPAL対応)
OS Windows 10 Home、Windows 10 Pro
セキュリティ Windows Defender, Privacy Guard、セキュリティキーホール、パワーオンパスワード、ハードディスクパスワード、スーパーバイザーパスワード、TPM
指紋センサー 搭載可能
顔認証 搭載可能
LTE 搭載可能
NFC 搭載可能
VPro 対応
ディスプレイ(13.3型) HD TN 光沢なし
FHD IPS 光沢なし(マルチタッチ/Privacy Guradあり)
重量 1.18㎏~
素材 樹脂、カーボンファイバー
バッテリー 最大19時間
保証 1年間引き取り修理
価格 約8.8万円~

まず何と言っても、軽いしバッテリーの持ちが長いので、外出が多い人は使いやすいですね。LTEにも対応しているので、SIMカード入れれば常にインターネットに接続できるし。

一部の機種ではディスプレイがHD(1366x768)になっていますが、余裕があったらFHD(1920x1080)にグレードアップしたほうが良いです。

HD(ハイディフィニション)よりもFHD(フル・ハイディフィニション)の方が画面が断然きれいなので、目が疲れにくいです。

NFCも搭載しているので、スマホからのデータ移動やページ移動も楽だし、セキュリティが半端ないほどついているので、さすがビジネスモデルのパソコンですね。

Lenovo公式ページ

ThinkPad X390のレビュー

各機能を詳しく解説していきます。

キーボード

Lenovo Thinkpadシリーズはタイピングがしやすい<うちで使っているThinkPad>

Thinkpadの一番の特徴は、これでしょうね。タイピングがしやすいキーボードなんです。

ThinkpadはもともとIBMのブランドなのですが、2004年にレノボが買収した時に、このブランドも引き継ぎました。

で、以前からThinkpadは「タイピングがしやすい」と有名で、ライターやプログラマーからも支持を得ていますね。

打感が良くて、軽すぎず重すぎずのタイプ感があります。と言うのも、ThinkPadのキーストロークは2㎜前後と普通のノートパソコン(1.3㎜)より深いので、押し心地が良いんですね。

また通称赤ポチと呼ばれるトラックポイントがあるので、手がタイピングのポジションから動かさなくてもスクロールしたり、ズームしたい出来ます。

画面が大きい

Lenovo thinkpad x390のディスプレイ

Thinkpad X390は12型のPCに13,3型の画面を入れているので、ボディはコンパクトだけど画面は大きいんですね。

妻は動画編集や、フォトショップ・ライトルームを使うので画面が大きい方が作業をしやすいし、普段の調べ物でもやっぱり画面が大きい方が見やすいですね。

かといって14型のパソコンは家で使う分にはいいですが、持ち運びを考えると13,3型くらいが便利良いです。

X390では、以下のディスプレイが選べます。

横にスクロールできます↓

光沢 液晶 輝度 コントラスト比 NTSC 視野角
HD 無し TN 250nit 500:1 45% 90度
FHD 無し IPS 300nit 800:1 72% 170度
FHD
マルチタッチ
無し IPS 300nit 700:1 72% 170度
FHD
Privacy Guard
無し IPS 400nit 1000:1 72% 178度
FHD フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080
HD ハイディフィニション、解像度1366×768
IPS液晶 視野角が広く、コントラスト比も比較的高く、自然な色合いが描写できる
TN液晶 視野角が狭くコントラスト比も低い。
光沢なし 映り込みが軽減された液晶
nit 輝度(明るさ)を表す単位で、通常250前後が標準
NTSC 色空間の規格。普通のノートパソコンは45%が主流。72%はsRGB100%相当なので色域も広く、Web用の画像編集にも向いている

なぜHD(ハイディフィニション)の画面があるか不思議ですが、目の保護や作業効率を考えるとFHD(フル・ハイディフィニション)を選んだ方がいいでしょうね。画質が全然違いますよ。

FHDはIPS液晶と言って視野角が広いので、いろんな角度から見ても画面がきれいに見えます。

Privacy Guard付きのディスプレイは、のぞき見防止のシステムです。Fn+NでONにでき、横から見ると画面が黒くなって画面に何が写っているのか見にくくなります。

角度によっては全然見えないし、角度によってはちょっと見えるくらいになります。公共の場でパソコンを使う機会が多い人は、これがあると便利ですね。

輝度とはディスプレイがどれだけ明るいかを差す指標になり、HDディスプレイが250nit、フルHDは300~400nitとなっています。

300nitあればそこそこ明るいので、天気の日に太陽の下で使ってもある程度ディスプレイは見やすいです。

また、ThinkShutterといって物理的にカメラを隠せるカバーが付いているので、使わない時はカメラを隠すことが出来ます。

Lenovo thinkpad x395にはThink shutterが付いている

軽い・薄い

Lenovo thinkpad x390の外観 Lenovo thinkpad x390の外観
素材 重さ
カーボン 1.18㎏
樹脂 1.28㎏
樹脂(タッチパネル) 1.32㎏
樹脂(HDディスプレイ) 1.33㎏

本体重量はカーボンを選ぶと、約1,18kgとかなり軽いので持ち運びに便利ですね。カフェに行って仕事をする時も、カバンにサクッと入れて持ち運べます。

高さは16.5㎜~16.9㎜と60ページ大学ノート4冊分なので、学生でも、社会人でもお持ちのカバンに入れても場所を取りません。

SSDストレージ

これは、絶対に必要なものですね。

ここ最近でパソコンを買う人で、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)のパソコンを買わない人はいないんじゃないかな?って思うくらい必要なものですね。

SSDとは、内蔵ストレージの事なのですが、今まで主流だったのはHDD(ハード・ディスク・ドライブ)。皆さんも聞いた事がある名前だと思います。

本機種搭載のSSDはM.2 PCle-NVMeという最速タイプで、データ転送速度の理論値は40GB/秒と、HDDの数十倍の速度があります。

ストレージの性能って、パソコンの速さに直結するんですね。なので、PCの再起動や、ウェブサイトを開いたり、アプリケーションを使ったりなど、全ての行動に関する事なので、重要なんです。

また、HDDに比べて振動に強く静か、熱くなりにくいです。

SSDは128GB~1TBまで選べますが、128GB以外はOPAL対応です。(下記のセキュリティの項目で解説します)

カラー

ThinkPadの外観・指紋が付きやすい

ThinkPadは黒、ビジネスノートと言った特徴的な色をしています。かっこいいですよね。

ちなみに見て分かる通り、手油が付きやすいんですよね。ただし米沢生産モデルはカーボンファイバーのトップカバーなので、こういったことは無いです。

CPU

CPUとは中央演算処理装置といい、パソコンの頭脳とでも言いましょうか、重要な部分です。

CPUと言っても色々あるので、下記に主な種類を紹介します。性能はAtom低~i9高です。(thinkpadはi3から)

  • Atom(小さな安いミニノートPCに使われる。これならスマホの方がベター)
  • Celeron(安いPCに使われる)
  • core i3(スタンダード)
  • core i5(結構すごい)
  • core i7(快適に作業したい人向け)

漠然と性能を紹介しましたが、ThinPadは、core i3、i5、i7の3つから選べ、私が使っているのはi5です。

私がいつも使っているパソコンはi3なのですが、こちらのi5は、速さが格段に違いますね。i3でも十分早いですが、ヘビーユーザーはcore i5、i7を選べば間違いないです。(メモリは8GBか16GB)

また、第8世代のCPUと第10世代のCPUがあるので、必ず最新の第10世代を買いましょう。

  • Intel core i5-10510U(最新10世代)
  • Intel core i3-8365U(8世代)

見分け方は、上で紹介したようにiの後ろの数字を見たら分かります。

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Core i7は8世代と10世代で大きな差がありますが、Core i5はそこまで差が無いですね。

コア・スレッド数

コアとスレッドはこの様になっています。

  • i3・・・2コア4スレッド
  • i5・・・4コア8スレッド
  • i7・・・4コア8スレッド

コア数が多ければ多いほど、複数作業(タブやページ、複数アプリを開いての作業)がしやすくなります。

コアとスレッドは道路に例えたら分かりやすいのですが、例えば4コア4スレッドだと片道1車線が4つあるイメージで、車(情報)が最大4台までしか行き来出来ません。

コア数とスレッド

でも4コア8スレッドだと8台の車(情報)が一緒に行き来できる感じです。

どういうことかと言うと、多くの作業を同時にしやすくなる=多くのアプリやタブ、ウィンドウを同時に開いても快適に使いやすいという事です。

Lenovo公式ページで詳しく見る

メモリ

メモリは複数作業のしやすさにも関係するし、大きなソフトを扱う場合にも考えないといけないパーツです。

メモリは作業テーブルと考えると分かりやすいのですが、テーブルが大きい=いろいろな資料やものをテーブルに開いて使える=作業がしやすい、となります。

4GBは標準的な性能なので可もなく不可もなくですが、X390のようなハイスペックビジネスノートを買うなら最低8GBはあった方がいいです。

ちなみにメモリはオンボードでスロットが無いので、増設しようかなと考えていた人は16GBにカスタマイズした方がいいと思います。

OS

OSはWindows 10 HomeかProが選べます。

Homeはその名の通り自宅用(プライベート用)で、Proはビジネスパーソン向けのOSです。

ProにはBitlocker(ストレージの暗号機能)や複数のOSが使えたり、クライアントHyper-Vなどがあります。

Proの機能が必要な人はそこまで多くないと思います。

Homeを選んで必要であれば、あとあとMicrosoft storeでProにアップグレードも出来るので、それでいいかなと思います。

Microsoft storeでWindows 10 Proにアップグレードできる

指紋センサー

Lenovo thinkpad x390の指紋センサー

指紋センサーがあると、ログインが一瞬なのでかなりおすすめの機能です。

指紋センサーは搭載されているものと無いものがあるので、確認して購入しましょう。

顔認証

顔認証カメラは標準で付いていないので、「カスタマイズ」→内蔵カメラに行き、IRカメラ付きを選びましょう。

個人的には顔認証があれば指紋センサーは必要ないかなと思うのですが、ここは好みによりまsね。

顔認証カメラ付き

LTE

LTEは携帯のSIMカードを使ってパケット通信ができるものですね。

移動が多くて常にインターネットに繋がっていないといけない人は、LTE対応機種にしましょう。

標準装備ではないので、「カスタマイズ」→WWANに行き、「WWAN対応」を選びます。

LTE対応機種 Thinkpad X395

NFC

すごく便利な機能で、NFCを搭載しているパソコンにNFCを搭載しているスマホなどをかざすと、写真や動画の共有、スマホで見ているページをパソコンに表示することも出来ます。

かざすときは、10㎝くらいまで近づいてかざしてください。

Vpro

X390のCPUはvProと呼ばれるもので、企業内で使われる運用管理業務を支援するのに最適なCPUなので、一般のcore i5,i7とは機能がちょっと違います。

  • CPUやチップセットの中に特定のコードを埋め込めるようにして、PCの個別認証をハードウェアで保証することでソフトウェアによるフェイクの可能性が無くなる。
  • リモート操作が可能
  • PCのトラブルシューティングが遠隔地から出来る
  • OSやハードディスクが壊れても管理用部分は使える

などなどあります。

個人で使う分にはあまり必要ないですが、企業の業務管理をする人には合ったら嬉しい機能が付いています。

バッテリー

私がおすすめしたい一番の特徴は、バッテリーの駆動時間です。

最大約19時間!

私がいつも使っているパソコンは、実質6~7時間しか持たないのでコレは嬉しいですね。カフェに行って仕事をする時でも、充電ケーブルを持って行かずに済みます。

しかも、1時間で80%まで充電できる「急速充電」に対応しているので、短時間の充電でも一日使えちゃいますね。

注)急速充電機能は、65wACアダプター使用時に可能

インターフェース

Lenoovo Thinkpad X390 インターフェース

  1. USB 3,1 Gen 1 Type-C
  2. USB 3,1 Gen 2
  3. イーサネット拡張コネクター
  4. USB
  5. HDMI
  6. マイク・ヘッドフォン
  7. スマートカードリーダー(機種による)
  8. Powered USB
  9. キーホール
  10. SIMカードスロット・microSDカードリーダー

セキュリティ

X390に搭載されているセキュリティは、以下の7つになります。

  1. Windows Defender
  2. TPM
  3. ハードディスクパスワード
  4. OPAL対応
  5. スーパーバイザーパスワード
  6. パワーオンパスワード
  7. セキュリティキーホール

一昔前まではWindowsのパソコンには必ずセキュリティーソフトを入れないといけませんでしたが、今はほとんどその必要はありません。

Windows10になってから、「Windows Defender」というセキュリティソフトの性能が上がり、有料のセキュリティソフトに近いくらい高性能になっています。

Windows公式ページでも下記のように言っており、私もセキュリティソフトは入れていません。心配であれば、Avastなどの無料ソフトを入れてもいいと思います。

ウィルス対策ツールの Windows Defender はシステムやファイルを幅広く保護し、オンラインから侵入するウイルスやマルウェア、スパイウェアといった脅威からデバイスを保護します。Windows 10 に標準で組み込まれているので、起動したその日から安心が手に入ります。

TPMについてですが、TPMはTrusted Platform Moduleの略で、OSや他のハードウェアから独立して機能するセキュリティチップの事です。

独立しているので外部からの攻撃にも強いし、以前はストレージに収納されていた認証するときに使う暗号などの重要情報を、安全に格納できます。

私はセキュリティは標準装備のこれだけしか使っていませんが、不安な方は他のセキュリティソフトを入れてもいいと思います。

ハードディスクパスワードとは、ハードディスクのストレージ(SSD)にハードウェアレベルでパスワードを設定し、仮にパソコン自体を盗まれたとしてもパスワードが分からない限り中身を読み込めないようにするセキュリティです。

Opal(オパール)とは自己暗号化ドライブのことで、ハードウェアにてドライブ全体の暗号化を行っているストレージのことで、ソフトウェアで後から暗号化するんじゃなく、初めから暗号化されて記憶されます。(SSD128GBはOPAL無しです)

なので解読されにくいんです。

スーパーバイザーパスワードは管理者向けのパスワード設定で、BIOSなどのハードウェア側の設定情報を見たり、変更したり、ユーザーパスワードの設定や変更も出来ます。

セキュリティキーホールは、セキュリティケーブルに繋いで物理的にパソコンをロックして持ち出し防止をするものです。

パワーオンパスワードは一般的なもので、電源を入れた時にパスワードを入れないと使うことが出来ないというものです。ログインする時のパスワードの事ですね。

まとめ

軽い・薄い・バッテリーが長持ちという持ち運びに重要な点がクリアーしているので、当然家出のみ使う人も、外で頻繁に使う人にも合いますね。

私が一番気にっているところは、「タイピングがしやすい」というところなので、もし今までMacを使っている人だったら、劇的に違いが感じると思います。(私は6年Mac Airを使った後にレノボに変えたので、そう感じました)

先ほども言ったように、大規模セールで多くのレノボのパソコンが大幅割引になっているので、パソコンの買い替えを検討している人はこの機会を逃さずに!

Lenovo公式ページで詳しく見る

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