13.3インチのモバイル2 in 1 PCで、使い勝手が高い機種です。
インテル第13世代CPU搭載でメモリもストレージも最新、大容量、そして1.21㎏からと軽量でバッテリー駆動時間は最大22.6時間と長いです。
外出や出張が多いビジネスパーソンに、特におすすめしたい機種です。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.5] |
---|---|
コスパ | [usr 3.9] |
総合評価 | [usr 4.1] |
Contents
ThinkPad X13 Yoga Gen 4のスペック
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | FHD、500万画素 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 301.7 × 214.6 × 16.4mm |
重さ | 1.21㎏~ |
バッテリー | 最大約22.6時間 |
付属 | Lenovo内蔵ペン |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 21.7万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第13世代で、省電力モデルのUシリーズが搭載です。省電力モデルですが、前世代から20%以上性能が上がっており、ハイエンドCPUの性能になっています。
メモリとストレージも最新で、メモリはLPDDR5-6400MHz、オンボードで最大32GB、ストレージはSSD PCIe 4.0が最大2TBと大容量です。パソコンの起動も10秒ほどと、高速ですね。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、13.3インチでも14インチ並みの情報が表示でき、FHD相当のWUXGA(1920×1200ドット) IPS液晶が搭載。そして、マルチタッチで、光沢なしの液晶もあります。通常、タッチパネルは光沢があるので背景などが反射しやすいですが、本機は「光沢なし」か「反射防止」になっています。
その他のスペックは、OSにWindows 11 HomeかProが選べ、Webカメラは高画質のFHDや500万画素(2.8K相当)も選択可能です。
機動性も抜群で、Wi-Fi 6E対応で4G LTEが搭載可能、バッテリー駆動時間は最大22.6時間と丸一日外出先でも作業ができ、重さは1.21㎏からと2 in 1 PCにしては結構軽量です。
デジタルペンも内蔵しているので、会議のメモ取りや簡単なスケッチ、アイデアを書き溜めたりと、用途も広がります。
2023年のトレンドと比較
2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
13世代CPU | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | 重量1.3㎏前後 | バッテリー14時間以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
全項目デフォルトで満たしており、これに付け加え、本機は54.7Whrのバッテリーを選ぶと、Evoプラットフォーム認証になります。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Gen 3>
旧モデルのThinkPad X13 Yoga Gen 3との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Gen 3 | |
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
Core i5-1235U/1245U Core i7-1255U/1265U |
メモリ | LPDDR5 32GB | DDR4X 32GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 2TB | |
ディスプレイ | WUXGA IPS | WUXGA/WQXGA IPS |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE | |
バッテリー | 22.6時間 | 17.6時間 |
重量 | 1.21㎏ | 1.2㎏ |
寸法 | 301.7 × 214.6 × 16.4mm | 305 × 213.9 × 15.94mm |
主な変更点です。
・CPUが第13世代に
・メモリが最新のLPDDR5に
・バッテリー駆動時間が5時間伸びた
・筐体幅がより小さくなった
・2.5Kディスプレイ(WQXGA)がなくなった
・10g増量
こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i5-1335U | |
---|---|
Core i5-1345U | |
Core i7-1355U | |
Core i7-1365U | |
Core i7-1265U | |
Core i5-1245U |
Evoプラットフォーム認証
第13世代CPUのEvoプラットフォームは、Project Athenaから数えて第4世代のEvoになります。CPUで言えば11、12、13世代のインテルCPUに、Evo認証があります。
ただし、13世代CPUを搭載していたらEvo認証を得るわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。
- Iris Xeグラフィックス搭載の第13世代CPU搭載機種
- アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
- AI推論も高速で使える
- 電源を問わずにレスポンスが良い事
- 9時間以上のバッテリー駆動時間
- フルHD以上
- 1秒以内でスリープから復帰
- 30分の充電で4時間駆動
- Wi-Fi 6E実装
- Intel CPS(Connectivity Performance Suite)に対応
- フルHD以上のWebカメラを搭載
- 音声ノイズ抑制機能搭載
- Thunderbolt 4搭載
- ノートパソコンであること
- Intel Unisonのサポート
12世代のEvo認証の要件に、「Intel Unisonのサポート」が追加されました。これは、スマホとPCをリンクして、PC上でスマホのデータをコピペしたり、スマホをPC上で操作できるものです。今も「スマートフォン連携」と言うアプリがありますが、これの連絡先にiPhoneも加わりました。
代々、Evoプラットフォーム認証を受けた機種は数えるほどしかなく、特別な機種になります。
ただし本機はバッテリーを54.7Whrにアップグレードしたら、Evoプラットフォーム認証を得ることができ、標準ではEvoは付いていません。
ThinkPad X13 Yoga Gen 4の特徴
旧モデルもコンパクトでしたが、幅がより小さくなっており、ベゼル(画面の黒い枠)も細いです。
寸法は
・幅 301.7㎜
・奥行 214.6㎜
・高さ 16.4㎜
とコンパクトで、A4サイズ(210㎜×297㎜)とほぼ同じ大きさです。小さなビジネスバックにも入りやすいサイズですね。
左側に見える赤いマークは、内蔵ペン(ThinkPad Pen Pro)を収納する場所で、収納時には充電もされます。ペンをなくすことも減るし、ペンを使うときに「あ、充電がない・・・」なんてこともありません。
厚さは16.4㎜と薄く、手で掴みやすいサイズです。重さは1.21㎏と標準的な13.3インチの重さですが、2 in 1 PCとしては軽い方です。社内移動が多い人にも使いやすいです。
また、いつものThinkPadと違い、ボディが丸みを帯びていますね。
天板も底面カバーもマグネシウムを使用し、高級感も耐久性も高い機種です。また、本機はMIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。
2 in 1 PC
2 in 1 PCとはディスプレイを360度回転させることができ、タブレットの様にも使用したりできるタイプのPCになります。
<タブレットモード>
移動中の車内やカフェで使うときは、タブレットモードだと場所を取らないので使いやすいです。縦置きでも横置きでも使えます。
<スタンドモード>
タブレットモードだと光が反射して見にくい時や、ディスプレイをもっと近づけたいときに有効なスタンドモード。スピーカーが背面や底面になるので、動画を見る時などは音が自分にまっすぐ来ないので、見ている本人よりも周りにいる人の方が音がよく聞こえます。
<テントモード>
ベッドやソファに寝転がって使うとき、テントモードだと底面にある吸気口を塞がないので、本体が熱くなりにくいです。
WEBカメラ周り
Webカメラは2種類あり、上位モデルのビジネスPCに搭載される高画質のFHD、そして2023年から徐々に出てきた超高画質の500万画素(2.8K解像度相当)があります。また、プライバシーシャッターもあるので、カメラを使用しないときは閉じておくと安心です。
500万画素カメラは顔認証に使うIRカメラも搭載しているので、サインインが楽になります。ちなみに、IRカメラはWebカメラとハイブリットじゃなく、独立したカメラが搭載です。
そして、2Wスピーカーが2つ、360°全方位遠距離マイクが2つ搭載し、周囲の騒音があるときや、複数人で会議をしているときに、自動的に音量を調整するDolby Voiceにも対応しています。
キーボード
ThinkPadのキーボードはタイピングがしやすいことで有名で、打鍵感が良く、トラックポイントと合わせて使えば、ホームポジションから離れずに作業が可能です。
本機はフルサイズの88キーで、JISキーかUSキーが選べ、バックライトの有無もカスタマイズから変更できます。ただし、バックライト無しのキーボードはプラスチック感が強く打鍵感も低いので、バックライトありを強くお勧めします。
トラックパッド(タッチパッド)は56㎜×115㎜とそこそこ大きく、操作性も高いです。
ちなみに、指紋センサーありのモデルは電源ボタンと統合されているので、電源を入れたらサインインも完了です。
CPU
Core i5-1335U | Core i7-1355U | |
コア(P/Eコア) | 10(2/8) | 10(2/8) |
スレッド | 12 | |
Pコアクロック | 1.3GHz | 1.7GHz |
Pコア最大クロック | 4.6GHz | 5.0GHz |
Eコアクロック | 0.9GHz | 1.2GHz |
Eコア最大クロック | 3.4GHz | 3.7GHz |
L3キャッシュ | 12MB | 12MB |
GPU | 80EU | 96EU |
ベース/マックスパワー | 15/55W |
こちらはvPro対応CPUで、企業で多くのPCを一括管理をする場合は、こちらを選んだほうがシステムの方の作業が大幅に減ります。
i7-1365U | i5-1345U | ||
コア(P/Eコア) | 10(2/8) | ||
スレッド | 12 | ||
Pコアクロック | 1.8GHz | 1.3GHz | |
Pコア最大クロック | 5.2GHz | 4.6GHz | |
Eコアクロック | 1.3GHz | 0.9GHz | |
Eコア最大クロック | 3.9GHz | 3.4GHz | |
L3キャッシュ | 12MB | ||
GPU | 96EU | 80EU | |
ベース/マックスパワー | 15/55W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
こちらは、CPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Core i7-1360P | |
---|---|
Core i5-1350P | |
Core i5-1340P | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1345U | |
Core i7-1355U | |
Core i7-1365U | |
Core i3-1315U | |
Core i7-1265U | |
Core i7-1255U | |
Core i5-1245U | |
Core i5-1235U |
当サイトでは、ビジネス用途で快適に使うにはスコア1万以上を推奨していますが、どのCPUを選んでも困ることはないと思います。
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
13.3型 WUXGA | なし 反射/汚れ防止 |
IPS | 300/400nit 300nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | その他 |
1000:1/1200:1 1000:1 |
sRGB 100% | 170° | 400nitは省電力パネル搭載 |
解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で、画面アスペクト比は16:10と縦に長く、13.3インチでも14インチ並みの情報量があります。
左は13.3インチの16:10で、右は14インチの16:9ですが、左の方が情報量が多いのが見てわかります。情報量が多いので、上下にスクロールする回数も減り、作業効率がアップします。
色域は、Web用画像編集に向いているsRGB 100%です。
左はsRGB 100%で、右は一般的なPCに使われるNTSC 45%の色域です。全然色が違いますよね?イラストを描く人や、企業のSNS用画像を編集する人などに、特に向いています。
輝度は300ニトと400ニトがあり、どちらも高めの輝度ですが、公園やカフェのテラス席などの屋外でも作業をすることが多い人は、400ニトが断然おすすめです。300ニトも悪くないですが、日が照っていると暗くて見にくいことがあります。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはLPDDR5-6400MHzが搭載で、オンボード・最大32GBになります。大容量なので、簡単な動画編集もしやすいほどです。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージは、超高速データ転送速度があるSSD PCIe 4.0×4です。パソコンの起動も10秒ほどだし、データ移動もサクサク快適です。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
ThinkPadは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。
この様に、一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
LTE
WWANは、4G LTEのFibocom L860-GLが搭載可能です。
ダウンロード速度はかなり速く、アップロード速度は、まぁ困らない程度にあります。
・Fibocom L860-GL・・・ダウンロード最大1Gbps、アップロード最大75Mbps
また、eSIMにも対応しているとのことなので、SIMカードを入れなくてもWWANを使うことができます。
ちなみに、LTE用の格安SIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。
バッテリー駆動時間
バッテリーは標準で41Whrが搭載で、+1100円で大容量54.7Whrにできます。54.7Whrの場合は、最大22.6時間のバッテリー駆動時間になり、先述したように、Evoプラットフォーム認証になります。
インターフェイス
インターフェイスは十分な数があり、Thunderbolt 4も2つあるので、据え置き用としても使いやすいです。Lenovoではいくつかのドックやハブが販売されているので、Lenovoドックのレビューも併せてどうぞ。
右側面はnanoSIMスロット(WWANモデルのみ)、USB 3.2 Gen 1、HDMI、そしてセキュリティキーホールになります。
左側面は、USB4(Thunderbolt 4対応)が2つ、USB 3.2 Gen 1、マイク/ヘッドフォンジャック、そしてスマートカードリーダー(オプション)になり、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
- オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理
ライバル機種
ThinkPad X1 Yoga Gen 8
13世代インテルCPU搭載で、ハイエンド中のハイエンド2 in 1 PCになります。CPUやメモリ性能だけでなく、筐体の素材やカメラ、マイクなど全体的に高品質です。付属のペンは筐体内部に収容箇所があり、失くすことも少ないと思います。
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U Core i5-1340p(未発売) Core i7-1370P(未発売) |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 光沢なし WQUXGA OLED 反射防止 |
OS | Windows 11 Home/ Pro Windows 11 Pro(Windows 10へのダウングレード権行使) |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5G |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | FHD 1080p |
重さ | 1.38㎏~ |
バッテリー | 最大約27.7時間 |
価格 | 22.9万円~ |
ThinkPad L13 Yoga Gen 4 AMD
Lシリーズにしては珍しく標準スペックが高く、そのまま購入しても良さそうな機種です。スペックは中クラスで、ビジネス用途では十分なほどです。2 in 1 PCなので、場所を選ばずに使いやすいのもポイントです
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 PRO 7530U Ryzen 7 PRO 7730U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TGB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS 光沢/光沢なし |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 指紋センサーと顔認証搭載可能 |
WEBカメラ | HD、FHD、FHD+IRカメラ |
重さ | 1.32㎏~ |
バッテリー | 最大約15.3時間 |
付属 | Lenovoペン |
価格 | 14.8万円~ |
Elite Dragonfly G3
画面アスペクト比が4:3と縦に長く、13.5インチで1.0㎏と超軽量モデルです。軽いだけじゃなくスペックもしっかりしており、至れり尽くせりな機種です
CPU | Core i5-1235U/1245U Core i7-1255U |
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メモリ | LPDDR5 16GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(13.5型) | WUXGA+ UWVA |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5Gあり |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素、IRカメラ |
重さ | 約1.0㎏~ |
バッテリー | 最大14時間32分 |
価格 | 20.8万円~ |
まとめ
良い点
・小型軽量で持ち運びがしやすい
・2 in 1 PCで、場所を選ばずに使いやすい
・マグネシウム素材でおしゃれ・傷もつきにくい
・Evoプラットフォームで性能が高い
・画面比が16:10で、13.3型でも14型以上の情報が表示される
・LTE対応
・WEBカメラが高解像度
・バッテリー駆動時間が最大22.6時間と長い
・USB4(Thunderbolt 4対応)が2つもある
・デジタルペンを内蔵できるので、失くさない、バッテリー切れにならない
残念な点
・特になし
総合評価
2023年の最新スペックが満載で、ハイスタンダードなビジネスPCです。コンパクトで軽量な機種で、特に13.3インチだとインターフェイスを少なくなることも多いですが、本機は屋内でも屋外でも十分に使える数と品質を兼ねそろえており、「妥協がないな」と感じました。
コスパが良いわけじゃないですが、ハイスタンダードなビジネス2 in 1 PCをお探しの人には、検討候補になると思います。