Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD)の購入レビュー

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ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD)を購入したので徹底的にレビューしました。

メモリを64GBまで増設できて、ストレージも増設できる機種が欲しく、本機を選びました。

現在使い始めて一週間ほどたちましたが、完全に満足しています。最近やっていることはVSCodeやExcel、パワポなどのOffice、あとはTeamsやSlackなど連絡系のアプリも多数使用しています。

レビュー機のスペックは、Ryzen AI 7 PRO 350、DDR5-5600MHz 32GB、SSD 256GBになります。

 

まずは購入の決め手と、懸念点です

決め手・良い点 懸念点
Copilot+PC USB-Aが5Gbps
超高品質ディスプレイも搭載可能 筐体が樹脂素材
ちょっと軽くバッテリー駆動時間も長い 排熱性能は高くない
顔認証+指紋センサ―
メモリとSSDの増設ができる
Wi-Fi 7
全体的に高い性能
高画質WEBカメラ

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ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD)のスペック

CPU Ryzen AI 5 PRO 340
Ryzen AI 7 PRO 350
メモリ DDR5-5600MHz 32GB(最大64GB)
ストレージ SSD×最大2枚
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS sRGB 100%あり
2.8K OLED DCI-P3 100%
OS Windows 11 Home/Pro
LAN Wi-Fi 7、LTE、ギガビットイーサネット
生体認証 顔認証、指紋センサー
WEBカメラ 500万画+IR(オプション)
寸法(幅×奥行×高さ) 315.9 × 223.7 × 10.9-21.9mm
重さ 実測1378g
バッテリー 最大約13.1時間
標準保証 1年間
価格 16.2万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUはRyzen AI 300シリーズが搭載で、最大50 TOPSのNPUが搭載です。Ryzen 5は6コア12スレッド、Ryzen 7は8コア16スレッドと多コア多スレッドで、マルチコア性能もシングルコア性能も高めでした。

メモリはDDR5-5600MHzで最大64GB(メモリスロット2つ)、ストレージはSSD PCIe 4.0で最大2TB、そしてM.2スロットが1つ開いているので増設も可能です。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い14インチで、15インチ並みの情報量があります。

WUXGA(1920×1200ドット) IPS液晶か2.8K(2880×1800ドット)OLED ディスプレイの2種類があり、動画編集をするような人にも合います。

OLEDは完全な黒を描写でき、HDR500に対応し、デジタルシネマ規格のDCI-P3 100%と色域が広く、リフレッシュレートは120Hzとぬるぬるです。

その他のスペックはWindows 11 HomeかProを選択でき、無線はWi-Fi 7に対応、Webカメラは高画質500万画素で、顔認証のIRカメラも搭載できます。

14インチではちょっと軽い実測1378gで、バッテリーは52.2Whrか57Whrが選択可能、そして最大約13.1時間のバッテリー駆動時間になります。軽くてバッテリーも長持ちなので持ち運びに向いていますね。また、バッテリーも交換可能なので長く使うことができます。

インターフェイスはそこそこ豊富で、Thunderbolt 4が2つにUSB-Aも2つ、HDMIや3.5mmジャック、イーサネットコネクタもあります。ただし、USB-Aのデータ転送速度は5Gbpsと遅いので、転送はThunderbolt 4を使った方が良いです。

 

 

公式サイト

 

旧モデルとの比較

ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD)とGen 5<左・Gen 6/右・Gen 5>

本機・Gen 6 旧モデル・Gen 5
CPU Ryzen AI 5 PRO 340
Ryzen AI 7 PRO 350
Ryzen 5 PRO 8540U
Ryzen 7 PRO 8840U
メモリ DDR5-5600 最大64GB
SSD SSD PCIe 4.0
ディスプレイ WUXGA IPS
2.8K OLED
WUXGA IPS
2.2K IPS
2.8K OLED
LAN Wi-Fi 7、LTE、ギガビットイーサネット Wi-Fi 6E、LTE/5Gあり、ギガビットイーサネット
寸法 315.9 × 223.7 × 10.9-21.8mm 315.9 × 223.7 × 17.7mm
重さ 1378g 1.3㎏~
バッテリー 13.1時間 10.2時間

Gen 6もGen 5も外観から見ると同じ筐体を使用しているようで、スペックもCPUが最新になりWi-Fi 6EだったのがWi-Fi 7に変わった以外、変化はありません。

 

 

よくある質問と回答

Lenovo PC FAQ 質問と回答

 

ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことがない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。

質問 回答
納期が変わりました。こういうことは良くありますか? 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月は納期がずれることがあるようです。筆者も1週間の予定が2週間かかりました
出荷からどのくらいで届きますか? 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思いますが、中国から出荷されたので私は11日かかりました
Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD 出荷状況
画像・動画編集に使えますか? 簡単な切り貼りや字幕・音声を付けるという動画編集であれば問題ありません
ファンはうるさいですか? ベンチマーク計測時で38dBで、一般的な使用をしているときは静かです
PD充電できますか? Thunderbolt 4があるので可能です
PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? Thunderbolt 4があるので可能です
オンラインレッスンに合いますか? カメラの解像度は500万画素と高いので、講師でも生徒でも十分なスペックです
メモリ/ストレージの増設はできますか? はい、できます
持ち運びに向いていますか? 14インチの平均より軽く、そしてコンパクトなので向いています
ディスプレイは明るいですか? WUXGAは400ニトと明るいですが、直射日光が当たる明るい場所では見やすいわけではありません。500ニトモデルは屋外でも使いやすいです
Officeの使い心地は? 快適に使えます
PCを快適に使う目安のスペックは? 本機はローエンドでもRyzen AI 5+メモリ16GBと高い性能なので、どれを選んでも快適に使えると思います
ディスプレイの色域の違いは何ですか? 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機はDCI-P3 100%になります
バッテリー駆動時間は長いですか? 最大約13.1時間と長いです
リフレッシュレートはいくつですか? IPS液晶モデルは60Hz、OLEDモデルは120Hzです

 

以下にて本機の特徴をご紹介します。

 

 

Copilot+PCとは?

Copilot+PC

Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)と言うのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。

主な特徴です。

・NPU搭載
・16GB以上のDDR5/LPDDR5メモリ
・256GB以上のストレージ
・40+TOPS(1秒当たり40兆回の演算)
・終日のバッテリー寿命
・最先端のAIモデルへのアクセス
・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
・薄型軽量、美しいデバイス

すごく簡単に言うと、AIがいろいろなサポートをしてくれて作業効率が上がる(便利になる)、と考えていたら問題ないです。

 

こちらにCopilot+PCでできることを紹介しているので、あわせてどうぞ。

 

 

 

メモリとストレージの増設が可能

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 増設アイテム

本機はメモリとストレージが増設できるので、早速やってみました。ちなみにもともと増設する予定だったので、購入した機種はメモリ16GBでSSDは256GBの小さなものにしていました。

増設アイテムはこちらです。

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Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 筐体内部

メモリは元々左の緑のものが入っており、右の黒いメモリが増設したものになります。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) メモリ増設方法

メモリの凹凸に気を付けてはめ込むだけです。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) SSD増設方法 (2)

赤枠がM.2スロットがあるところで、青枠はLTEカードスロットになります。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) SSD増設方法

SSDも凹凸に気を付けてはめ込むだけです。新しいストレージを使用した場合は、最初にSSDをフォーマットします。

  1. Windowsのロゴを右クリックし、ディスク管理を選ぶ
  2. 「ディスクの初期化」が出るので、対象ディスクが選ばれていることを確認し、OSがWinodws 11なのでGPTを選び(デフォルトでGPTになっています)、OKをクリック
  3. いま初期化したSSDが「未割り当て」として出てくるので、右クリックをし「新しいシンプルボリューム」をクリック
  4. 設定に従って「次」を押していけば完了です

 

 

高品質ディスプレイ

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) ディスプレイ

購入機種は14インチWUXGAですが、2.8K OLEDディスプレイもあり、どちらも画面比は16:10と縦に長く表示量が多いです。

WUXGAは1920×1200ドットで光沢無しのIPS液晶、そしてタッチパネルモデルもあります。色域はNTSC 45%とsRGB 100%があり、レビュー機はsRGB 100%になります。また、輝度は500ニト(sRGB 100%モデル)と高く、すごく明かるいです。

OLEDディスプレイは特徴が多いです。

・2.8K OLEDで高精細、そして完全な黒を描写できる
・反射防止・汚れ防止
・マルチタッチパネル
・コントラスト比10万:1でくっきりすっきり
・広色域DCI-P3 100%
ハイダイナミックレンジのDolby Vision+HDR500対応で白はより白く、黒はより黒く描写
・500ニト
・120Hzのリフレッシュレートでぬるぬる
・ブルーライト軽減パネル

 

本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16:9のディスプレイよりも多くの情報を表示できます。このおかげでスクロール回数も減るし、一目でより多くの情報を見て取れるので作業効率もアップします。

 

レビュー機の色域はsRGB 100%と広く、画像編集や動画編集にも合います。右のDCI-P3 100%は本格的なクリエイターPCに採用されることが多く、プロ向けのデジタルシネマ規格です。

 

こちらは黒をどれだけ描写できるかの比較で、本機は真っ黒である部分が明るくなっています。輝度が500ニトもあるしIPS液晶なのでしょうがないですが、「黒は真っ黒じゃないとだめだ」と言う人はOLEDディスプレイを選ぶとよいです。

 

視野角はどこから見ても暗くなる部分がなくしっかりと見えています。

輝度はNTSC 45%モデルが400ニト、そしてsRGB 100%とOLEDが500ニトになり、こちらは輝度の目安です。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

 

かっこいい筐体

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 左斜め前から

ThinkPadは変わらないかっこよさがありますね。コンパクトな筐体で、左右(6.8ミリ)と下ベゼル(12ミリ)も細いです。上ベゼルは11ミリと普通です。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 背面

米軍の物資調達規格であるMIL-STD-810Hに準拠しており、12の基準、26の手順、200以上の品質チェックをクリアし、極度の温度、圧力、振動など、過酷な環境下でも動作する信頼性と耐久性を兼ねそろえています。

筐体は樹脂素材を使用し、指紋は付きますが付きやすいということもありません。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) コミュニケーションバー

Webカメラやマイクはコミュニケーションバーに内蔵されており、より高い性能のカメラやマイクを搭載できるようになりました。また、この部分はディスプレイを開けるときに指に引っ掛かりができるので、開けやすいです。

 

ちなみに外箱は昔の「Think」と大きく書かれた箱(画像右)じゃなく、Lenovoカラーの箱(画像左)に変わりました。

ん~・・・、昔の箱の方がかっこいいな。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 筐体の厚さ

筐体はそんなに薄いわけじゃありませんが、前端は10.9ミリと薄く、最厚部が21.95ミリとゲーミングPC並みです。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 筐体

寸法は幅315.9ミリ、奥行き223.7ミリとコンパクトです。ビジネスバッグにもすっぽり入ります。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 重さ計測

重さは実測1378gで、14インチの平均(1.4㎏)よりも若干軽く持ち運びがしやすいです。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) ディスプレイが開く最大角度

ディスプレイは約180度開きます。画面共有をするときに便利ですね。Tシリーズは上位モデルなので指1本でディスプレイを開けるかなと思ったら、無理でした。残念。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 電源アダプタ

アダプタは3種類あり流行りのGaNアダプタやNano GaNアダプタもあるようです(筆者のは標準のもの)。GaNアダプタはエネルギー効率が高く、電力損失が非常に少ないと言われており、環境にもお財布にも優しいです。

 

 

500万画素高画質Webカメラ

Webカメラは高画質500万画素で、高性能なカメラが必要な配信者やオンラインレッスンの講師、Webミーティングを開催するリーダーにも合います。プライバシーシャッター(画像右が閉じた状態)もあるので、カメラを使用しないときは閉じておくことができます。

 

本機のWEBカメラで撮影した画像と、比較のFHDカメラで撮影した画像です。本機は色も良く、ズームするとわかりやすいですが毛並みまでしっかりと写されています。

また、顔認証のIRカメラも搭載可能で(オプション)、サインインはゼロタッチでできます。

360度全方位マイクが2つ搭載し、2Wスピーカーが2つになり、動画で紹介しますが音質はまぁまぁ良いです。

 

Windows スタジオエフェクト

また、本機にはNPUが搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。

 

 

2つの生体認証対応

本機は電源統合型の指紋センサーと顔認証があり、それぞれオプションで追加できます。通常はゼロタッチの顔認証でサインインすることが多いと思いますが、暗いところやカメラが汚れてるなどでうまく動作しないことがあるので、そういった時に指紋センサーもあると便利ですね。

 

 

豊富なインターフェイス

インターフェイスは比較的豊富でThunderbolt 4も2つありますが、USB-Aは5Gbpsなので大きなデータ移動はUSB Type-C(Thunderbolt 4/40Gbps)を使うとよいです。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 右側面インターフェイス

右側面にはnanoSIMスロット、USB-A、RJ45、ケーブルロックスロットになります。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 左側面インターフェイス

左側面にはThunderbolt 4が2つ、HDMI、USB A、3.5mmジャックになります。

 

 

タイピングがしやすいキーボード

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) キーボード<購入機はUSキー・バックライト付き>

キーボードはフルサイズ89キーで、バックライトはカスタマイズから選択できます。バックライトがないキーボードはプラスチック感が強く打鍵感も低いので、必ずバックライト付きを購入するようお勧めします。

また日本語キーか英語キーも選べるので、好みで購入できます。

主要キーはすべて同じ大きさでタイピングしやすく、カーソルキーも上下左右4つ全て大きく作られているので使いやすいです

コパイロットボタンもあるので、調べ物や疑問があるときもワンタッチで呼び出せるので快適です。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) キーボード

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は実測19×18.9㎜とフルサイズで窮屈じゃなく、キーストローク(キーを押し込む距離)は実測1.1㎜と浅いですが、しっかりした打鍵感でタイピングしやすいです。

キーも湾曲しており、少しくらいずれてタイプしても中心を打てるようになっています。

タッチパッドは実測115ミリ×61ミリと標準的な大きさで使いやすいと思います。

 

 

Wi-Fi 7に対応

超高速無線・Wi-Fi 7に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。

6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。

 

 

ベンチマーク

ここからは各種ベンチマークで性能を見ていきます。

 

最大50 TOPSのNPU性能を持つRyzen AI 300シリーズ搭載

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) CPU-Z<購入機はRyzen AI 7 PRO 350>

 

どちらも最大50 TOPSのNPU性能を持つRyzen AI 7 PRO 350かRyzen AI 5 PRO 340が搭載でき、アーキテクチャにZen 5とZen 5cを採用しています。CはコンパクトのCで、IntelにはパワフルなPコアと高効率なEコアがありますが、Intelっぽく言えば、Zen 5はPコア、Zen 5cはEコアになります。

Zen 5cは1コア当たり1MBのキャッシュで(Zen 5は1MB当たり4MB)ピーククロック数も抑えており、電力効率が上がります。低負荷な作業をするときはZen 5cを使用し、バッテリー駆動時間が伸びるわけですね。IntelのPコアEコアと同じ概念です。

Ryzen 5は6コア12スレッド、Ryzen 7は8コア16スレッドで、マルチコア性能もシングルコア性能も高いです。

*TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できるかの数値。50 TOPSは50兆回/秒

 

CPU性能を総合的に見ると、シングルコアで作業をすることはすごく速く、マルチタスクはそこそこ速い、グラフィック性能もそこそこ高い機種でした。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) CPU Mark計測結果

CPUの性能を測るCPU Markのスコアは24410と、高い性能でした。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ビジネス用途でもがっつり使える
  • 18000~・ゲーミングPCなどのハイスペックPCに搭載される
  • 20000~・専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ/本機 青/その他

Ryzen AI 9 HX 370  38025
Ryzen AI 9 HX 370  36217
Core Ultra 9 185H  33266
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8845H  30037
Core Ultra 7 165H  28719
Snapdragon X Elite X1E-78-100  28668
Ryzen 7 8840HS  25148
Ryzen AI 7 PRO 350  24410
Core Ultra 7 155H  24271
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 258V  21026
Core i5-13420H  20492
Core Ultra 5 125H  20071
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140
Ryzen 5 7535U  15855
Ryzen 5 7535HS  13797

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。計測結果はマルチコア660、シングルコア111とどちらも良いスコアでしたが、シングルコアは特に高いスコアでした。

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Ryzen AI 9 HX 370  1237
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  762
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Ryzen AI 7 PRO 350  660
Core Ultra 5 125H  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 7 258V  559
Ryzen 5 8640U  548
Core i5-13420H  543
Apple M1  509
Ryzen 5 7535U  481
Ryzen 5 7535HS  446
Core i7-1280P  433

シングルコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Core Ultra 7 258V  121
Ryzen AI 9 HX 370  117
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Ryzen AI 7 PRO 350  111
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Core Ultra 7 155H  105
Core i5-13420H  103
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640U  96
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 5 7535U  87
Ryzen 5 7535HS  83
Core i7-1280P  74

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) Geekbench AI計測結果

Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。

Single Precision(単精度)は3426、Half Precision(半精度)は1788、Quantized(量子化スコア)は7162とすごく高い性能でした。

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  3624
Ryzen AI 7 PRO 350  3426
Core Ultra 5 125H  2758
Core i5-13420H  2687
Core Ultra 7 258V  2595
Core Ultra 5 125U  2458
Core i7-1260P  2405
Ryzen 5 8640HS  2204
Snapdragon X Elite X1E-78-100  2115
Ryzen 5 7535HS  2079
Ryzen 5 7535U  1647
Ryzen 3 7335U  1133

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon X Elite X1E-78-100  3471
Ryzen AI 7 PRO 350  1788
Ryzen AI 9 HX 370  1537
Core Ultra 7 258V  1335
Core i5-13420H  1290
Core Ultra 5 125H  1208
Ryzen 5 8640HS  1063
Core Ultra 5 125U  1042
Core i7-1260P  988
Ryzen 5 7535HS  976
Ryzen 5 7535U  808
Ryzen 3 7335U  649

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 7 PRO 350  7162
Snapdragon X Elite X1E-78-100  6881
Ryzen AI 9 HX 370  6827
Core i5-13420H  5051
Core Ultra 7 258V  4943
Core Ultra 5 125H  4475
Core Ultra 5 125U  3972
Ryzen 5 8640HS  3923
Core i7-1260P  3424
Ryzen 5 7535HS  3379
Ryzen 5 7535U  2290
Ryzen 3 7335U  1629

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。

  • 総合性能は6738→ミドルクラス
  • Essentialは10884→通常用途やビデオ会議などはすごく快適にでできる
  • Productivityは8956→とても快適に使える
  • Digital content creationは8517→すごく高い性能
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen AI 7 PRO 350  10884
Ryzen 5 8640HS  10622
Core i5-13420H  10601
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra 7 258V  9973
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 155U  9682
Ryzen 5 7535HS  9594
Ryzen 5 7535U  9465
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen 5 8640HS  9349
Core Ultra 7 155U  9282
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Ryzen AI 7 PRO 350  8956
Core Ultra 7 258V  8454
Ryzen 5 7535HS  8317
Core Ultra 5 125U  8315
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499
Core i5-13420H  6979
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9417
Ryzen AI 7 PRO 350  8517
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Core Ultra 5 125U  7173
Ryzen 7 7735U  7159
Core Ultra 7 155U  7079
Ryzen 5 7535HS  6423
Core i7-1260P  6406
Core i5-13420H  6051
Core i5-1240P  5875
Ryzen 5 7535U  5851
Ryzen 5 PRO 6650U  5636
Ryzen 5 5625U  5372
Ryzen 7 5700U  5282
Ryzen 3 7335U  4872
Core i5-1235U  4716
Ryzen 3 5425U  4240

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 4K動画レンダリング時間計測結果

5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。

3回計測し平均は2分38秒と予想よりもかなり速かったです。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Ryzen 5 7535HS  4分10秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Core i5-13420H  3分47秒
Core Ultra 7 258V  3分29秒
Snapdragon X Elite X1E-78-100  3分28秒
Ryzen AI 7 PRO 350  2分38秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒
Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060  1分38秒

 

 

高いグラフィックス性能

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 3D Graphics Mark計測結果

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。

3Dグラフィックス性能を測る3D Graphics Markのスコアは、5065と高かったです。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  9117
Ryzen 7 8845HS  9055
Ryzen 5 8640HS  6065
Core Ultra 5 125H  5507
Core Ultra 7 258V  5174
Ryzen 7 7735U  5098
Ryzen AI 7 PRO 350  5065
Ryzen 5 7535U  4127
Core Ultra 5 125U  4045
Ryzen 5 7535HS  3668
Core Ultra 7 155U  3646
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981
Core i5-1335U  2686
Ryzen 3 7335U  2609
Core i5-1340P  2542
Core i5-13420H  2535

 

 

次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) Fire Strike計測結果

Fire Stikeは5315と思ったよりも性能が伸びず、外部グラフィックカードのGTX 1650 Max-Qよりも低い性能でした。

 

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  10718
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 258V  8891
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 125H  7904
GTX 1650 Max-Q  6861
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Ryzen AI 7 PRO 350  5315
Ryzen 7 7735U  4645
Ryzen 5 7535HS  4588
Core i5-13420H  3412

 

次は2Dゲームのベンチマークで、軽めのゲームであるドラゴンクエスト10は12616で「すごく快適」、重ためのFFXIV黄金のレガシーは5909で「普通」でした。(画質はFHD)

 

総合してみると、グラフィック性能はそこそこ高く、簡単な3DCADや切り貼り+字幕+小さなエフェクトを使う動画編集であれば十分に使えるくらいの性能です。

 

 

排熱性能はそこまで高くない

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 底面カバー

底面には凝ったデザインの通気口があります。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 筐体

背面には排気口があります。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 筐体内部

排熱機構はファン1つにヒートパイプも1つとすごくシンプルです。このクラスのPCならファンかヒートパイプが2つあっても良かったです。

 

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) 底面カバー内側

 

ただし、底面カバーの内側には銀色の放熱板っぽいものが張り巡らされていました。もしかすると、これがあるのでファンやヒートパイプを増やさなくても良かったのかなと思います。

 

CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024と言うベンチマークを実行時に、PC表面温度と騒音値を計測しました。

この時のPC表面温度は44.3度とちょっと高め、騒音値は平均39dBとうるさいわけじゃないですがファンが回っている音が聞こえます。

足の上に置いて使っていたらかなり熱くなり、無理でした。

ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはないと思います。

 

 

高性能メモリ

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) Memory Mark計測結果

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR5-5600の32GBで、Memory Markで性能を計測したら2829と、DDR5の平均を上回りました。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

LPDDR5X平均  3288
本機DDR5  2829
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2759
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

シーケンシャル速度が速いストレージ

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) シーケンシャル速度計測結果

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 4.0の256GBで、シーケンシャル速度を計測したらリード(読み込み速度)は6168MB/秒、ライト(書き込み速度)は3464MB/秒と速いです。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

本機種  6168MB/秒
 3464MB/秒
PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

起動時間を計測しました。5回計測した平均は15秒と一定して速かったです。

1回目 15秒
2回目 15秒
3回目 15秒
4回目 15秒
5回目 15秒
平均 15秒

 

 

バッテリー駆動時間

Lenovo ThinkPad T14 Gen 6 AMD(14型 AMD) バッテリー

バッテリーは4セル52.5Whrか57Whrで、JEITA 3.0測定で最大約13.1時間と結構長めです。

バッテリーは2種類ありますが、2200円も出して4.5Whrしか変わらないのでデフォルトの52.5Whrでよいと思います。

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。

  1. 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
  2. オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
  3. 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理

 

 

まとめ

良い点

・50 TOPSのNPU性能を持つRyzen AI 300シリーズが搭載
・高品質ディスプレイも選択可能
・Copilot+PC
・メモリとSSDの増設が可能
・顔認証+指紋センサ―
・Wi-Fi 7に対応
・ちょっと軽い
・そこそこ長いバッテリー駆動時間

 

残念な点

・筐体が樹脂素材
・膝に置いて使うと結構熱い
・USB-Aのデータ転送速度が5Gbps

 

総合評価

現在1週間ほど使用していますが、全体的に高い性能で卒なく何でもこなせる機種、と言う印象です。

WordやExcel、パワポ、そしてVSCodeでコーディングなどを主に使っていますが、メモリを32GBにしたのですっごく快適に使えています。

CPUの性能も高いし、メモリとストレージを増設できるので今後長く使っていけるし、価格も16万円台からとコスパが高いです。

また、私は毎日持ち運ぶので、1.4㎏を切る軽さはすごく助かっています。

パワフルな持ち運び用PCをお考えの人は、検討の価値ありです。

 

 

購入先

 

 

公式サイト

 

 

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