ThinkPad P15は、とんでもないスペックになっていますね。
最大構成で、CPUにXeon W-10885M(623ドル)、グラボにNVIDIA Quadro RTX 5000(市販価格36万円)というとんでもない価格の構成も可能です。
CADやCAE向けの機種で、専門分野を快適にこなすためのスペックになっています。高性能である分、比較的重ためで、大きめの寸法になります。
Contents
Lanovo ThinkPad P15のレビュー
CPU | Intel core i5-10400H Intel core i7-10750H/10850H/10875H Intel core i9-10885H/10980HK Intel Xeon W-10855M/10885M |
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メモリ | 最大128GB(ECCメモリ搭載可能) |
ストレージ | SSD 最大2TB+2TB |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro Windows 10 Pro for Workstation(Xeon搭載のみ) |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし 4K UHD IPS/OLED |
グラフィックス | NVIDIA Quadro T1000/T2000 NVIDIA Quadro RTX 3000/4000 Max-Q/5000 Max-Q |
RAID設定 | RAID0、RAID1 |
無線LAN | WiFi6 AX201+Bluetooth |
WWAN(LTE) | 搭載可能 |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
キーボード | JISキー、USキー |
ファクトリーカラーキャリブレーション | UHDディスプレイのみ対応 |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、スーパーバイザー パスワード、セキュリティケーブルスロット、システム マネジメント パスワード |
寸法(幅・奥行・厚さ) | 375.4x252.3x24.5㎜ |
重さ | 2.74㎏ |
バッテリー | 最大17.4時間 |
価格 | 20.3万円~ |
CPUにはハイスペックCPUの中でも、特段ハイスペックなものが搭載できますね。最大で8コア16スレッドのモンスタークラスになります。
メモリも最大128GB、Xeonを選択した場合はECCメモリ搭載可能、SSDも最大4TB搭載できます。
グラフィックボードは、高度な技術計算(OpenGL)に最適化されたNVIDIA Quadroシリーズになっています。通常のパソコンに搭載されるグラフィックボードはGeForceシリーズですが、こちらはDirectX(3Dゲーム)に最適化されたものになります。
何と言ってもディスプレイに解像度の高い4K UHDが選べるので、全てがよりはっきりと表示されますね。
高速通信ができるWiFi6にも対応し、LTEも搭載可能なので外で作業が多い人にも使いやすい機種になっています。
価格はワークステーションにしては安めの20万円からありますが、グラフィックボードの性能によって全然値段が変わります。RTX 3000搭載だと+9万円、RTX 4000 Max-Q搭載だと+20万円、RTX 5000 Max-Qだと+38.7万円と、最大構成にすると割引後の値段で100万円オーバーです。
また、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)により、アプリケーションとの互換性や安定稼働、高い運用性をテストされてISV認証を取得しているので、不具合が絶対に許されないプロの現場でも安心して使えます。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/ThinkPad P53>
旧モデルのThinkPad P53との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | ThinkPad P53 | |
CPU | Core i5-10400H Core i7-10750H/10850H/10875H Core i9-10885H/10980HK Xeon W-10855M/10885M |
Core i7-9850H/9750H Xeon Eシリーズ |
メモリ | 128GB(2933MHz) | 128GB(2666MHz) |
ストレージ | SSD x2 | HDD+SSD |
グラフィックス | Quadro T1000/2000 Quadro RTX 3000~5000 |
Quadro T1000/2000 Quadro RTX 3000~5000 |
ディスプレイ | FHD、UHD | FHD、UHD |
無線 | WiFi6、LTE | WiFi、LTE |
バッテリー | 17.4時間 | 19.8時間 |
重量 | 2.74㎏ | 2.45㎏ |
価格 | 20.3万円~ | ― |
CPUが9世代から10世代に、XeonはEシリーズからWシリーズに変わり、メモリの周波数が10%ほど高くなっています。グラボやディスプレイは同じ仕様で、WiFi6に対応したので外出先での通信環境が上がっていますね。ただし、筐体は小さくなりましたが、重くなっています。
執筆時現在、旧モデルは細かいCPUが記載されていないので確認できませんでしたが、後継モデルが搭載なので性能は高くなっています。
ライバル機種
<左から本機種・ZBook Fury 15 G7・ThinkPad P1 Gen 3>
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値、グラボはMax-Qデザイン。スマホの人は表を右にスクロールできます)
本機種 | ZBook | P1 Gen 3 | |
CPU | Core i5-10400H Core i7-10750H/10850H/10875H Core i9-10885H/10980HK Xeon W-10855M/10885M |
Core i7-10750H/10850H Core i9-10885H |
Core i7-10750H/10850H/10875H Core i9-10885H Xeon W-10855M |
メモリ | 128GB | 128GB | 64GB |
ストレージ | SSDx2 | SSD+HDD | SSDx2 |
グラフィックス | Quadro T1000/2000 Quadro RTX 3000~5000 |
Quadro T1000/2000 Quadro RTX 3000~5000 |
Quadro T1000/2000 |
ディスプレイ | FHD IPS、UHD IPS/OLED | FHD IPS、UHD IPS | FHD IPS、UHD IPS/OLED |
無線 | WiFi6、4G LTE | WiFi6、4GLTE | WiFi6、4G LTE |
バッテリー | 17.4時間 | 16時間 | 17.1時間 |
重量 | 2.74㎏ | 2.5㎏ | 1.7㎏ |
価格 | 20.3万円~ | 35.6万円~ | 23万円~ |
本機種とHPのZBookは比較的似た性能ですが、Core i9もXeonも本機種の方が上位モデルを搭載できます。ThinkPad P1 Gen 3はエントリークラスのグラボが搭載ですが、なんと1.7㎏と他の機種に比べ1㎏ほど軽いです!
HPの良いところは、HP独自のセキュリティが多く搭載しており、公式サイトでも「世界でもっとも安全なワークステーション」と宣伝しているほどです。
こちらはCPUの性能を測るPassmarkスコアです。
[visualizer id=”12991″ lazy=”no” class=””]全機種同じCPUも使っているのですが、最高峰のCPUを搭載したい場合は本機種ですね。
特徴
・本機種・・・重たいが、高性能。ワークステーションにしては高くない価格
・HP ZBook・・・Xeonは搭載できないが、Core i9あり。セキュリティが堅牢
・ThinkPad P1 Gen 3・・・そこまで高いGPU性能が必要じゃない場合は、軽い本機種がおすすめ
メリット・デメリット
良い点
・モバイルワークステーションの中でも上位モデルのスペック
・WiFi6にLTE対応、4k UHD OLED液晶もあり
・Thunderboltあり
・バッテリー駆動時間が長い
悪い点
・重たいので持ち運びが不便
Lanovo ThinkPad P15の特徴
さすがワークステーションなので、普通のパソコンと比べると見た目がちょっとごついですね。とは言っても、以前に比べたらだいぶ小型化されました。
ワークステーションと言えば、ごつい・重いが当たり前でしたが、本機種の寸法幅375.4㎜、奥行き252.3㎜、厚さが24.5㎜とワークステーションにしては普通サイズです。
私がメインで使っているThinkPad E15 Gen 2(365x240x18.9㎜)と比べてみると、幅+10㎜、奥行き+12.3㎜、厚さ+5.6㎜となっています。まぁ、そこまで変わらないと言えば変わらないですが、重さは1㎏ほど重たくなっています。
厚さは24.5㎜ですが、グラフィックボードによっては31.45㎜になります。
高性能パーツを使っているとなると心配になるのがシステム温度の上昇ですが、P15では左右と後部に排気口があり、底面の吸気口も大きくとってあるので、熱がこもりにくくなっています。
去年のモデルと比べても、エアフロ―がかなり良くなっていますね。おそらくですが、エアフロ―がかなり良くなったので、「ウルトラパフォーマンスモード」という重たい作業を行う時にシステムパワーを最大限使うことのできるモードが備わっています。
キーボードはいつものThinkPadのキーボードなので、ストロークが深く打感が良いです。ちなみにF9~F11に、電話会議の応答、通話の受信・終了ボタンが設置されているので、クリックせずともすぐに対応できます。
ちなみに、ThinkPadシリーズはキーボードがJIS配列かUSキーか選べ、テンキー(数字のキー)付きです。(110キー)
バッテリーはQuadro T1000を選択時は17.4時間と長めですが、T2000では15.5時間、RTX5000では6.8時間まで落ちます。よりパワフルなグラフィックボードを選ぶと、比例してバッテリー駆動時間が下がるので、持ち運びが多い人はご注意を。
米軍の物資調達規格のMIL-SPECに準拠しており、耐久性・堅牢性が高いのもお墨付きです。MIL規格は簡単に言うと、紛争地に持って行っても故障せずに使えますよ、というものですね。
落下テストや気温・気圧の変化、開閉耐久性などのテストをやっているので、安心して使えます。
実際、国際宇宙ステーションとミール宇宙ステーションにThinkPadを持って行っているくらいなので、その耐久性・堅牢性は確かですね。
ちなみにこぼれ話ですが、ThinkPadは元々IBMのパソコン事業が開発したもので、実は日本の大和研究所で開発され、今でも研究開発が大和研究所で行われています。
OS
OSにはWindows 10 Home、Windows 10 Proが選べ、CPUにXeonを選んだ場合はWindows 10 Pro for Workstationが搭載になります
For Workstationは、WindowsシリーズでもっともパワフルなOSで、高速データ処理、エラーを見つけて修復するファイルシステム搭載、最大4つのCPUと6TBのメモリをサポートします。
CPU
横にスクロールできます↓
Xeon W-10855M/10885M | i5-10400H | i7-10750H/10850H/10875H | i9-10885H/10980HK | |
開発コード名 | Comet Lake | Comet Lake | Comet Lake | Comet Lake |
製造プロセス | 14nm | 14nm | 14nm | 14nm |
コア/スレッド | 6/12,8/16 | 4/8 | 6/12,6/12,8/16 | 8/16 |
ベースクロック | 2.8GHz/2.4GHz | 2.6GHz | 2.6GHz/2.7GHz/2.3GHz | 2.4GHz |
クロック・ブースト時 | 5.1GHz/5.3GHz | 4.6GHz | 5.0GHz/5.1GHz/5.1GHz | 5.3GHz |
キャッシュ | 12MB/16MB | 8MB | 12MB/12MB/16MB | 16MB |
TDP | 45W | 45W | 45W | 45W |
レンダリング時はグラボやメモリと言うよりもCPUが全開で動き、ポリゴンが多かったりリフレクト計算、ライティングによっては時間がかなりかかるので、グラボよりも重要という人も多いですよね。
やっぱりXeonが一番速いですが、予算的にきつい場合はせめて8コア16スレッドのCPUを選びたいですね。
XeonはECCメモリと組み合わせて信頼性やセキュリティ向上ができ、業務用サーバー、ワークステーションに特化したモデルになります。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”12991″ lazy=”no” class=””]
Core i5はワークステーションにしては物足りないスコアですが、一般的に見るとハイスペックです。どの程度の作業をするかにもよりますが、Core i7以上は欲しい所ですね。
Core i7-10875HやCore i9が8コア16スレッドでコスパも高く、性能も高いですね。
やっぱり大きなデータを扱うにはコアが大きくないと快適に使えないので、8コア16スレッドはおすすめですね。
こちらはレンダリングを行ってスコアを出すテストで、Cinnebench R20です。(グラフをタップすると数値が出ます)
[visualizer id=”15002″ lazy=”no” class=””]グラフィックス
↓右にスクロールできます↓
Quadro T1000 | Quadro T2000 | Quadro RTX 3000 | Quadro RTX 4000 Max-Q | Quadro RTX 5000 Max-Q | |
GPUアーキテクチャ | Turing | Turing | Turing | Turing | Turing |
CUDAコア | 768 | 1024 | 1920 | 2304 | 3072 |
Tensorコア | ー | ー | 240 | 320 | 384 |
RTコア | ー | ー | 30 | 40 | 48 |
ベースクロック | 795/1230MHz | 930/1200MHz | 945MHz | 780-960MHz | 600-900MHz |
ブーストクロック | 1455MHz | 1620MHz | 1380MHz | 1380MHz | 1350MHz |
メモリタイプ | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
メモリ容量 | 4GB | 4GB | 6GB | 8GB | 16GB |
TGP | 40W | 40W | 80W | 80W | 80W |
T1000とT2000はローエンドモデルで、RTX3000はミドルクラス、RTX4000はハイエンドに近いミドルクラスで、RTX 5000はハイエンドモデルです。その上にRTX 6000というグラボだけで60万円オーバーのモデルがあります。
TシリーズからRTXシリーズになると、CUDAコアが倍以上になるのでかなり快適に作業が出来ます。
ディスプレイ
ディスプレイは以下の4種類から選べます。
横にスクロールできます↓
光沢 | 液晶 | 輝度 | コントラスト比 | NTSC | 視野角 | |
FHD | 無し | IPS | 300nit | 700:1 | 72% | 160度 |
FHD/HDR | 無し | IPS | 500nit | 1200:1 | 72% | 160度 |
UHD/HDR | 無し | IPS | 600nit | 1400:1 | Adobe 100% | 178度 |
UHD/HDR マルチタッチ |
反射・汚れ防止 | OLED | SDR 400nit HDR 500nit |
100000:1 | DCI-P3 100% | 170度 |
FHD 300nit以外は、Dolby Vision HDR400対応です。
FHD | フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080 |
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UHD | ウルトラ・ハイディフィニション、解像度3840x2160 |
IPS | 視野角が広く、コントラスト比も比較的高く、自然な色合いが描写できる |
OLED | 有機EL液晶で、視野角が広くコントラスト比は現在最高のもので、より厳密な色を描写できる |
光沢なし | 映り込みが軽減された液晶 |
nit | 輝度(明るさ)を表す単位で、通常250前後が標準 |
HDR | ハイ・ダイナミック・レンジの略で、黒つぶれ、白飛びなどが無く、より本来の色を表現できる |
NTSC72%と言うのは色空間を表す規格で、通常のノートパソコンはNTSC45%が多いです。72%というとsRGB100%相当なので、色域も広く、Web用の画像編集にも向いているほどです。
Adobe RGBはPhotoshopで有名なアドビ社の規格で、色域はかなり広く詳細な色を表現できます。DCI-P3100%は、動画編集用ディスプレイに使われる規格です。
基本的にどのディスプレイを選んでも、標準以上の画質になっています。
メモリ
メモリはPC4-25600 DDR4の高速メモリ搭載で、メモリスロット4つの最大128GBです。
CPUにXeonを選んだ場合はECCメモリが搭載可能です。
ECCメモリとは、メモリ上で発生した1ビットエラーの検出に対して訂正が可能なメモリで、金融機関や科学技術計算などの「データの破損」が許されないようなコンピューターに搭載されることが多いです。
また、標高が高いとメモリセルの内容が変化、もしくは読み込み・書き出しが妨害されやすいので、標高が高い場所や機内でパソコンを使う機会が多い人も搭載した方が良いみたいですね。(旅客機の高度10~12㎞では、誤り率が地上の300倍になる)
ストレージ
ストレージはM.2 PCle-NVMeという、最大データ転送速度の理論値が40Gbps(40GB/秒)の超高速ストレージが搭載です。パソコンやソフトの起動もサクサクです。
また、全てのストレージはOPAL対応です。OPAL(オパール)とは自己暗号化ドライブ、ハードウェアレベルでデータを暗号化できます。
ストレージは2つ搭載でき、最大で2TB+2TBの4TBになります。デュアルストレージにした場合はRAIDも設定(RAID0/RAID1)出来るので、ワークステーションを使う方はRAID1を設定することが多いようです。
RAID0は例えば100のデータを1つのストレージに入れるのではなく、2つのストレージに50・50で保存する仕組みです。メリットは高速書き込みですが、1つのストレージに異常が発生すると全てのデータにアクセスできなくなります。
RAID1は複数のストレージに「同じデータ」を書き込むので、万が一、一方のストレージに不具合があってももう一方のストレージからデータを使って作業が出来ます。保険的な意味合いですね。
無線LAN
無線はWiFi6対応で、今現在主流のWiFi5よりも理論値ベースで約40%ほど高速通信が可能です。
WiFi6は9.6Gbps、WiFi5は6.9Gbpsなので、有線接続でなくてもかなり高速になっています。
LTE
本機種ではLTE(WWAN)も搭載できるので、常時インターネットに接続が可能です。屋外で使うことが多い人は、かなり便利になります。
カスタマイズ画面で、WWAN SelectionからLTE対応にできます。
搭載LTEはFibocom L860-GL LTE CAT16で、4G回線になります。上り(アップロード)は最大75Mbps、下り(ダウンロード)は最大1Gbpsと速いです。
携帯大手3社の重要バンドにはすべて対応しています。
- docomo・・・1,3,19
- au・・・1,18
- softbank・・・1,3,8
LTE用の格安SIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。
セキュリティ
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでパスワードを設定できるので、パソコン内部のデータが盗み見られる可能性がかなり減ります
- セキュリティケーブルスロット・・・パソコンが持ち出されないようにロックするワイヤー設置する個所
- OPAL・・・自己暗号化ドライブ
インターフェイス
- スマートカードリーダー(搭載モデル)
- SDメディアカードリーダー
- USB Type-A 3.1 Gen1
- セキュリティロックスロット
- HDMI
- USB Type-A 3.1 Gen1
- SIM トレイ(LTE対応モデル)
- コンボ・ジャック
- イーサネットコネクター(RJ45)
- USB Type-C 3.1 Gen1
- USB Type-C 3.1 Gen2×2(Thunderbolt 3対応)
- 電源ジャック
排気口にあれだけ場所を取っているのに、インターフェイスは豊富ですね。困る事はまずないと思います。
まとめ
超高性能CPU+グラフィックボードでかなり快適に作業できるスペックですが、バッテリーもQuadro Tシリーズを選んだ場合はかなり長いですね。
何と言ってもテンキー付きなので、データ入力がしやすいです。
価格もワークステーションにしては比較的安い20万円からあるので、用途によっては購入しやすいと思います。