コスパが高く、末永く使えるLenovo ThinkBook 14 Gen 7 AMDのレビューです。
本機はAPUにRyzen 7035シリーズを採用しており、メモリは最大64GBと大きくストレージも増設が可能、そしてイーサネットコネクタも搭載した14インチで、使い勝手が高い機種です。
大容量60Whrバッテリーを選択すると重量が約1.5㎏になったので、持ち運び重視の人は45Whrバッテリーがおすすめです。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはRyzen 7 7735HS、DDR5-4800 32GB、SSD PCIe 4.0 1TBになります。
・新着セール情報
Contents
ThinkBook 14 Gen 7 AMDのスペック
CPU | Ryzen 3 7335U Ryzen 5 7535HS Ryzen 7 7735HS |
---|---|
メモリ | DDR5-4800 16GB(最大64GB) |
ストレージ | SSD 最大1TB(M.2スロット2つ) |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 光沢なし タッチあり |
OS | Windows 11 Home |
LAN | Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 1080p FHD(IRカメラ搭載モデルあり) |
スピーカー | 2W×2 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 313.5 × 224 × 17.6mm |
重量 | 1.36㎏~ |
バッテリー(JEITA 2.0) | 最大約9.9時間(Ryzen 3) |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 8.7万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUはRyzen 7000シリーズで、ミドルクラスの7035シリーズです。省電力モデルのUシリーズと、ハイパフォーマンスモデルのHSシリーズがあります。バッテリー重視ならUシリーズ、性能重視ならHSシリーズですね。
Ryzen 3でもそこそこの性能があるので、テキストワーク中心の人はこれでいいかもしれません。
メモリはDDR5-4800MHzで、公式サイトでは最大32GBモデルが販売ですが、最大メモリ容量は64GB(32GB×2)なので、自分で増設できる人は安くスペックアップができます。
ストレージは最新のSSD PCIe 4.0が搭載で、最大1TBと大きめです。M.2スロットがもう1つあり、SSD Type-2280の増設も可能です。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、WUXGA(1920×1200ドット) IPS液晶、輝度は300ニトで、高色域のsRGB 100%と色彩が薄いNTSC 45%の2種類があります。(レビュー機はsRGB 100%)
OSはWindows 11 HomeかProが選べ、Wi-Fi 6Eに対応しイーサネット(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)もあり、無線でも有線でも安定した通信が可能です。また、電源ボタンに統合された指紋センサーがあるので、サインインも一瞬です。
WEBカメラは高画質FHDで、2Wスピーカーが2つ、ノイズキャンセリング機能付きのデュアルマイクが搭載しています。カスタマイズから顔認証を搭載することもできます。
14インチで公称値1.36㎏とちょっと軽めで、バッテリー駆動時間はHSシリーズが最大約8.3時間(動画再生時)と短め、Ryzen 3のUシリーズは9.9時間とぼちぼち長いです。
インターフェイスは比較的豊富で、SDカードリーダーやUSB4もあり、ドックを使わなくても十分足りると思います。
旧モデルとの比較
旧モデルのThinkBook 16 Gen 6 AMDとの比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | 旧モデル | |
CPU | Ryzen 3 7335U Ryzen 5 7535HS Ryzen 7 7735HS |
Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
メモリ | DDR5-4800 64GB | DDR4-3200 64GB |
ストレージ | SSD×2 | |
ディスプレイ | WUXGA | WUXGA 2.2K |
LAN | Wi-Fi 6/6E、1Gbe | Wi-Fi 6/6E、1Gbe |
重量 | 1.36㎏ | 1.39㎏ |
寸法 | 313.5 × 224 × 17.6mm | 313.5 × 224 × 16.9mm |
主な変更点です。
・ハイエンドのHSシリーズが追加
・メモリがDDR5-4800MHzに
・2.2Kディスプレイがなくなった
・30g軽くなったが、レビュー機は1503gと公称値より大分重たかったです
こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアの平均値です。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Ryzen 7 7735HS | |
---|---|
Ryzen 7 7730U | |
Ryzen 5 7535HS | |
Ryzen 5 7530U | |
Ryzen 3 7335U | |
Ryzen 3 7330U |
それでは、以下にて本機の特徴をご紹介します。
メモリとSSDの増設が可能
本機はメモリスロットが2つと、M.2スロットが2つあり増設が可能です。ただし、保証が外れるので自己責任で行ってください。
筐体内部です。右上の黒のカバーで覆われてるところはメモリが入っています。
レビュー機はメモリ32GB(16GB×2枚)でしたが、最大で64GB(32GB×2枚)にできます。
自分で増設できる機種は、スペックが足りなくなったら追加できるので末永く使えます。
ストレージは真ん中にある短いもので、SSD Type-2242が入っています。これ、うれしいですね。と言うのも2242ってあんまり種類がないし、有名ブランドからもほとんど出ていないので買いにくいんですよね。
増設用のM.2スロットは右下にあり、Type-2280を入れることができます。
アルミニウムボディで洗練されたボディだが底面カバーはプラスチック
アルミニウムボディを採用し、最安値モデルは9万円以下なのにしっかりとした造りです。滑らかな手触りで触ってて高そうな感じがします。
ただし、底面カバーは樹脂素材で、見ただけで分かる安っぽさがあります。
MIL-STD 810Hと言う米軍の物資調達規格のテストをクリアしており、日常の衝撃や衝突に耐える高い堅牢性もあるので、安心して持ち運びができます。
ベゼル(画面の黒い枠)はやや細めで、すっきりした見た目です。
上ベゼルは約8.8ミリ、左右のベゼルは約5.2ミリとなっています。
エッジの効いたシャープな部分と優しい印象の丸い部分があり、デザイン性も高いですね。
寸法は幅313.5ミリ、奥行き224ミリ、厚さは17.6ミリとコンパクトです。
最軽量モデルは1.36㎏からと14インチの平均1.4㎏よりも軽いですが、レビュー機は1503gもありました。
本機は60Whrのバッテリーが搭載しているので、公称値よりもだいぶ重たくなりましたが、持ち運びを考えている人は45Whrのバッテリーの方が良いです。
厚さは17.6ミリと、標準的なサイズです。
横から見たらこんな感じです。
ディスプレイは約180度開くので、床に座って作業をすることがある人にも使いやすいです。
また、ディスプレイは片手で開けることができませんでした。
こういうのってハイエンドモデルに多いのですが、刻印があります。かっこいいですね。
WEBカメラ周り
Webカメラは高画質FHD 1080pが搭載です。ここ最近はFHD画質が一般的になってきましたね。
また、プライバシーシャッターを搭載しているので、WEBカメラを使わないときは、閉じておくと安心です。顔認証のIRカメラもあるので、サインインは一瞬です。
ズームするとわかりやすいですが、もちろんFHD画質の方が映りがよく、Web会議やオンラインレッスン時に自分の映りが良くなり印象アップです。
スマートノイズキャンセリング機能付きマイクが2つ搭載しており、ステレオスピーカー2Wが2つ搭載です。音はあまりきれいじゃないですが、通話は問題なくできます。
広色域sRGB 100%+画面比16:10のディスプレイ
本機は2種類のディスプレイが用意されており、レビュー機は右のモデルになります。
ディスプレイは14インチで、画面アスペクト比が16:10と縦に長いWUXGA(1920×1200ドット)にIPS液晶が搭載です。
一般的な画面比は16:9なので、本機は14インチでも15インチ並みの情報が表示されます。また、2つのディスプレイの大きな違いは色域です。
レビュー機の色域はsRGB 100%と広く、左のNTSC 45%モデルもあります。色が全然違い、本機は鮮やかですよね。sRGB 100%は画像編集や、SNS/Youtube用の動画編集にも合い、動画配信を見るときもきれいで見やすいです。
こちらは黒をどれだけ描写できるかの比較で、左の本機は意外にも黒の描写がしっかりとできており、メリハリの利いた描写ができています。
意外にもと言ったのは、同じスペックで兄弟モデルのThinkBook 16 Gen 7をレビューしたら、黒の描写が良くなかったからです。個体差かわかりませんが、本機はより良いディスプレイです。
視野角は178度と広いですが、真横近くに行くと若干暗くなりました。
輝度は全モデル300ニトで、室内向けです。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
---|---|
250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える(見やすいわけじゃない) |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
豊富なインターフェイス
インターフェイスは豊富で、USB Type-Cが2つ(うち1つはUSB4)、USB Type-Aも2つ、そしてSDカードリーダーやHDMI、そしてイーサネットもあるので、ドックを使わなくても十分だと思います。
右側面にはSDカードリーダー、USB 3.2 Gen 1(データ転送速度10Gbps)、RJ45、そしてケーブルロックスロットになります。画像・動画編集をする私としては、SDカードリーダーがあるのはうれしいですね。
スマホのmicroSDカードからのデータ移動も楽になります(大きさを変えるアダプタ必要)。
右側面はUSB Type-C 3.2 Gen 2(データ転送速度10Gbps/映像出力機能付き)、USB 3.2 Gen 1(データ転送速度10Gbps)、HDMI、USB4(データ転送速度40Gbps/映像出力機能付き、PowerDelivery対応)、マイク/ヘッドフォンジャックになります。
USB4があるので大きなデータ移動も楽々ですね。
2つの生体認証を搭載可能
<指紋センサー統合型電源ボタン>
本機には電源ボタン統合型の指紋センサーが標準搭載し、顔認証(IRカメラ)も追加できます。
通常は顔認証でサインインすると思いますが、顔認証が正常に動作しないときってあるので、そういう時に指紋センサーがあると便利です。
CPUは高性能Ryzen 7035HSシリーズ
Ryzen 5 7535HS | Ryzen 7 7735HS | ||
製造プロセス | 6nm | ||
---|---|---|---|
アーキテクチャ | Zen 3+ | ||
コア/スレッド | 6/12 | 8/16 | |
L3キャッシュ | 16MB | ||
GPUコア | 6 | 12 | |
基本クロック | 3.3GHz | 3.2GHz | |
ブーストクロック | 4.55GHz | 4.75GHz | |
TDP | 35-54W | 35-54W |
カスタマイズできない固定モデルはRyzen 5 7535HSとRyzen 7 7735HSですが、カスタマイズモデルはRyzen 3 7335U(4コア8スレッド)が搭載できます。
アーキテクチャはZen 3+で、Zen 3と比べ以下の点が変わっています。
・前世代と比較して最大30%高速
・最大24時間のバッテリー
・内蔵GPUがRDNA2(レイトレーシング対応)
・統合型グラフィック性能はRyzen 5000シリーズの最大2倍
・DDR5/LPDDR5のメモリに対応
・USB4対応
・PCIe Gen 4対応
・Wi-Fi 6E対応
ちなみに、Ryzen 7000シリーズって5種類あり、それぞれ仕様や規格が全然違うんです。見分け方は下2桁の数字です。
20 | 30 | 35 | 40 | 45 | |
プロセス | 6nm | 7nm | 7nm | 4nm | 5nm |
アーキテクチャ | Zen 2 | Zen 3 | Zen 3+ | Zen 4 | Zen 4 |
最大温度 | ? | 95° | 95° | 100° | 100° |
メモリ | DDR4 | DDR4 | DDR5 | DDR5 | DDR5 |
PCIe 4.0 | PCIe 3.0 | PCIe 3.0 | 対応 | 対応 | 対応 |
USB4 | × | × | 内蔵 | 内蔵 | × |
本機搭載モデルは下2桁が「35」で、ちょうど真ん中のモデルです。
以下にてベンチマークの紹介です。本機はRyzen 7 7735HSになります。
CPUの性能を測るCPU Markのスコアは21841と高い性能でした。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
Ryzen AI 9 HX 370 | |
---|---|
Ryzen AI 9 HX 370 | |
Core Ultra 9 185H | |
Ryzen AI 9 365 | |
Ryzen 7 8845H | |
Core Ultra 7 165H | |
Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
Ryzen 7 8840HS | |
Core Ultra 5 135H | |
Core Ultra 7 155H | |
Ryzen 7 7735HS | |
Core Ultra 7 258V | |
Core Ultra 5 125H | |
Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
Core i5-1335U | |
Core Ultra 5 135U | |
Ryzen 5 7535HS/平均 | |
Core Ultra 5 125U | |
Core Ultra 7 165U | |
Core Ultra 7 155U | |
Ryzen 5 7535U |
Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。計測結果はマルチコア641、シングルコア91とシングルコアが思ったより低いスコアでしたが高い性能です。
他のCPUとの比較です。
マルチコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
Ryzen AI 9 HX 370 | |
---|---|
Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
Ryzen 7 8845HS | |
Apple M1 Max | |
Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
Ryzen 7 7735HS | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 5 8640HS | |
Core Ultra 7 258V | |
Apple M1 | |
Core i7-1280P |
シングルコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
Core Ultra 7 258V | |
---|---|
Ryzen AI 9 HX 370 | |
Apple M1 Max | |
Apple M1 | |
Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
Ryzen 3 8300GE | |
Ryzen 7 8845HS | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 5 8640HS | |
Ryzen 7 7735HS | |
Core i7-1280P |
Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。
Single Precision(単精度)は2830、Half Precision(半精度)は1247、Quantized(量子化スコア)は4257と全体的に高いスコアになりました。
Single Precision Score/単精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen AI 9 HX 370 | |
---|---|
Ryzen 7 7735HS | |
Core Ultra 5 125H | |
Core Ultra 5 125U | |
Core i7-1260P | |
Core Ultra 7 258V | |
Ryzen 5 8640HS | |
Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 3 7335U |
Half Precision Score/半精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
---|---|
Ryzen AI 9 HX 370 | |
Core Ultra 7 258V | |
Ryzen 7 7735HS | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 5 8640HS | |
Core Ultra 5 125U | |
Core i7-1260P | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 3 7335U |
Quantized Score/量子化スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
---|---|
Ryzen AI 9 HX 370 | |
Core Ultra 7 258V | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 7 7735HS | |
Core Ultra 5 125U | |
Ryzen 5 8640HS | |
Core i7-1260P | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 3 7335U |
こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。
総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス
本機種のスコアです。
- 総合性能は6506→ギリギリミドルハイクラス
- Essentialは10020→通常用途やビデオ会議などはすごく快適にでできる
- Productivityは8985→すごく快適に使える
- Digital content creationは8302→高い性能
Essential
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen AI 9 HX 370 | |
---|---|
Ryzen 5 8640HS | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 7 7735HS | |
Core Ultra 5 125U | |
Core Ultra 5 125H | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core Ultra 7 155U | |
Ryzen 5 7535U | |
Core Ultra 7 258V | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 3 5425U | |
Ryzen 3 7335U | |
Ryzen 5 PRO 6650U | |
Ryzen 5 5500U |
Productivity
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen AI 9 HX 370 | |
---|---|
Ryzen 5 8640HS | |
Core Ultra 7 155U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 7 7735HS | |
Core Ultra 7 258V | |
Core Ultra 5 125U | |
Ryzen 3 5425U | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 PRO 6650U | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 3 7335U | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i5-1235U |
Digital Content Creation
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen AI 9 HX 370 | |
---|---|
Core Ultra 7 258V | |
Ryzen 7 7735HS | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 5 8640HS | |
Core Ultra 5 125U | |
Ryzen 7 7735U | |
Core Ultra 7 155U | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 5 PRO 6650U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 3 7335U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 3 5425U |
5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。
3回計測した平均は2分53秒となかなか速かったです。
4K動画レンダリング速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core Ultra 7 258V | |
Ryzen 5 7535U | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 5 8640HS | |
Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
Ryzen 7 7735HS/別機種 | |
Ryzen 7 7735HS/本機 | |
Ryzen AI 9 HX 370 | |
Core i7-14700+RTX 4060 | |
Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060 |
グラフィックス性能
グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。
3Dグラフィックス性能を測る3D Graphics Markのスコアは、5762と良い性能でした。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen AI 9 HX 370 | |
---|---|
Ryzen 7 8845HS | |
Ryzen 5 8640HS | |
Ryzen 7 7735HS | |
Core Ultra 5 125H | |
Core Ultra 7 258V | |
Ryzen 7 7735U | |
Ryzen 5 7535U | |
Core Ultra 5 125U | |
Core Ultra 7 155U | |
Ryzen 5 PRO 6650U | |
Core i7-1260P | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1335U | |
Ryzen 3 7335U | |
Core i5-1340P |
次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。
Steel Nomad Lightは2066、Wild Lifeは12877、Fire Stikeは5959、そしてNight Raidは22329と内蔵CPUとしては高めの性能でした。
グラフの赤バーは外部グラフィックボードのGTX 1650 Max-Qで、この赤バーを超えたら(ローエンドですが)グラボ並みの性能と言う基準です。
Steel Nomad Liteは、DirectX 12 Ultimateの性能をテストし、レイトレーシングを使用しない中量級ゲームを想定したベンチマークです。スマホなどの他のデバイスとスコアを比較できる、クロスプラットフォームです
Steel Nomad
オレンジ/本機 青/比較 赤/GTX1650Max-Q
RTX 3050 | |
---|---|
Ryzen AI 9 HX 370 | |
Core Ultra 7 258V | |
GTX 1650 Max-Q | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 7 7735HS | |
Ryzen 7 7735HS | |
Ryzen 7 7735U |
Wild Life
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3050 Ti | |
---|---|
Core Ultra 7 258V | |
GTX 1650 Ti | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen AI 9 HX 370 | |
GTX 1650 Max-Q | |
Ryzen 7 8845HS | |
Ryzen 7 7735HS | |
Ryzen 5 8640HS | |
Ryzen 7 7735HS |
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3050 | |
---|---|
Ryzen AI 9 HX 370 | |
GTX 1650 | |
Core Ultra 5 125H | |
Core Ultra 7 258V | |
GTX 1650 Max-Q | |
Arc A350M | |
Ryzen 5 8640HS | |
Ryzen 7 7735HS | |
Ryzen 7 7735HS | |
Ryzen 7 7735U |
Night Raid
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4050 | |
---|---|
RTX 3050 | |
RTX 3050 Ti | |
Ryzen AI 9 HX 370 | |
Core Ultra 7 258V | |
GTX 1650 Ti | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 7 7735HS | |
Ryzen 7 7735HS | |
GTX 1650 Max-Q | |
Ryzen 7 7735U |
次は2Dゲームのベンチマークで、軽めのゲームであるドラゴンクエスト10は8570で「とても快適」、重ためのFFXIV黄金のレガシーは5375で「普通」でした。
2Dゲームは普通にできるほどの性能です。
そのほかの特徴
排熱性能はそこそこ高い
底面の通気口は幅広いですね。
筐体内部はファン一つに、ヒートパイプが2本になっています。この価格のPCでヒートパイプが2本もあるのは珍しいです。
CPUの性能をフルで使うCinebench 2024と言うベンチマークを実行時に、CPUの温度とPCの表面温度、そして騒音値計測しました。
CPUの温度はベンチマークを始めるとゆっくりと353度(摂氏80度)近辺まで上がり、ほぼ一直線で安定した温度推移になっていて、高負荷なことをしていても急にクロックが落ちたりしません。
この時の騒音値は平均44dBと少し高く、静かなゲーミングPC並にファンが回っていましたがうるさいわけじゃないです。
この時のPC表面温度は34.3度と低かったです。しっかりと排熱できていますね。
メモリ性能
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはDDR5-4800MHzの32GB(16GB×2枚)で、Memory Markで性能を計測したら2777とほぼ平均並みでした。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
LPDDR5X平均 | |
---|---|
DDR5平均 | |
本機種DDR5 | |
LPDDR5平均 | |
LPDDR4X-4266MHz平均 | |
DDR4-3200MHz平均 |
高速ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージはSSD PCIe 4.0 1TBで、シーケンシャル速度を計測したらリード(読み込み速度)は6185MB/秒、ライト(書き込み速度)は4749MB/秒とハイエンドビジネスPC並みの速さでした。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
本機種 | |
---|---|
PCIe 4.0×4 | |
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
SDカードリーダーの速度はリード96MB/秒、ライト88MB/秒でこちらは普通でした。
起動時間を計測しました。5回計測した平均は12秒とめっちゃ速かったです。
1回目 | 12秒 |
---|---|
2回目 | 12秒 |
3回目 | 12秒 |
4回目 | 12秒 |
平均 | 12秒 |
キーが大きく均一でミスしにくいキーボード
キーボードはフルサイズ86キーの日本語キーで、バックライト付きです。
主要キーはすべて同じ大きさで、カーソルキーも大きくFキー列もちょっと大きめで見た目も良いしミスしにくいキーボードです。
コパイロットボタンもあるので、調べ物や疑問があるときもワンタッチで呼び出せるので快適です。
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は実測18.7×18.5㎜とフルサイズ並みで、キーストローク(キーを押し込む距離)は実測1.1㎜と浅く軽い打鍵感なので、軽めのタイピングが合います。
キーがちょっと湾曲しているので、中心からずれてタイピングしてもうまく打てるキーです。
タッチパッドは実測120.3ミリ×74.7ミリとワイドなので、操作しやすいです。使い心地は普通です。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができます。
ただし、カスタマイズからWi-Fi 6も選べます。
また、1ギガビットイーサネットもあるので、無線でも有線でも使えます。
バッテリー駆動時間
バッテリーは3セル45Whrか4セル60Whrで、レビュー機は60Whrでした。
Ryzen 3モデルは最大9.9時間、Ryzen 5モデルは最大8.3時間、Ryzen 7モデルは最大7.4時間の動画再生時間なります(JEITA 3.0測定)。
大きなバッテリーを搭載できる割に、バッテリー駆動時間はあまり長くありません。
セキュリティ
Windows Defenderと言うセキュリティ機能がありますが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。また、通常であればPremium Care Plus/プレミアムケアと言うサポートにアップグレードができますが、執筆時現在、まだこの保証はありません。こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
まとめ
良い点
・このスペックで9万円切り
・メモリとストレージの増設が可能
・メタル素材でおしゃれ
・広色域sRGB 100%で画面比が16:10と縦に長いので見やすい
・2つの生体認証搭載可能
・インターフェイスが豊富でUSB4搭載
・キーが大きく、ほとんど均一のサイズで使いやすい
・このクラスでヒートパイプ2本と珍しく、排熱性能もそこそこ高め
残念な点
・見ることは少ないが、底面カバーが樹脂素材
・持ち運び用にしてはバッテリー駆動時間が長くない
総合評価
底面カバーが樹脂素材と言うことを除けば、「この価格でこれ以上求めるのは無理だろう」と思うくらいしっかりしたPCです。
最大の特徴はメモリとストレージの増設ができるので、スペック不足になれば増設して長く使えるという点ですね。
PCを買い替えるときって、壊れたというのを除けば「スペック不足だから」と言うのが一番だと思いますが、自分でスペックアップできればより長く使うことができます。
また、兄弟モデルで16インチのThinkBook 16 Gen 7よりも排熱性能が高かったのが興味深いです。通常筐体が大きい方が排熱性能が高くなるんですけどね。
大きな60Whrバッテリーを搭載したレビュー機は1.5㎏ほどと重たくなりましたが、持ち運び重視の人は45Whrにするとそこまで重たくならないので、移動が楽になります。