インテル11世代CPU搭載モデルは2020年末に販売開始しましたが、ようやくRyzenモデルも発表されました。
最新のZen 3アーキテクチャのRyzen 5000シリーズが搭載で、過去に類を見ないほどの高性能になっています。インテルモデルと同じ筐体でほぼ同じ仕様となっていますが、Thunderbolt 4が無い点が大きな違いです。
普段使い用高性能ノートパソコンを探している人や、おしゃれなビジネスノートを探している人に合います。
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ThinkBook 13s Gen 3のレビュー
CPU | AMD Ryzen 5 5600U AMD Ryzen 7 5800U |
---|---|
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | Radeon グラフィックス |
ディスプレイ 13.3型/16:10 |
WUXGA IPS 光沢なし sRGB100% WQXGA IPS 光沢なし sRGB 100% |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
無線 | WiFi6、Bluetooth v5.1 |
生体認証 | 指紋センサー |
Microsoft Office | 搭載モデル有 |
寸法 | 299x210x14.9㎜ |
重さ | 1.26㎏ |
バッテリー | 最大16.1時間 |
セキュリティ | パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、アドミニストレーター パスワード、ユーザー パスワード、セキュリティ キーホール、ThinkShutter |
保証 | 1年間 |
価格 | 9.4万円~ |
パソコンの頭脳であるプロセッサーは、Ryzen 5000シリーズの中でも上位モデルの「Zen 3アーキテクチャ」になっており、デスクトップ並みの性能になっています!詳細は後述していますが、パソコンの総合性能であるマルチコア性能はインテルモデルの倍以上の性能になっています。考えられないほどの性能ですね。
メモリは最大16GB、ストレージは最大でSSD 1TBと大容量ですね。しかもSSDは超高速データ転送速度があるPCIe 3.0×4が搭載です。
ディスプレイは通常の画面縦横比16:9でなく16:10と縦が長いので、13型と言っても14型以上の情報を表示できます。より使いやすくなりましたね。また、2.5KのWQXGAもあるので、高解像度ディスプレイでより鮮やかな映像が楽しめます。
また、次世代通信規格のWiFi6にも対応しているので、高速回線でのインターネット通信が可能です。
最大バッテリー駆動時間は12.3時間とビジネスモデルにしては若干少ないかなと思いますが、まぁ、1日8時間働くと考えたら十分と言えば十分かもしれません。
総合的に見て、サクサク快適にパソコンを使いたい外出が多いビジネスパーソンや学生に合う機種です。
Windows 11アップデート対象機種
ここ最近(2021年6月以降)世間を騒がせているWindows 11ですが、8月30日にMicrosoft公式サイトで調べてみたら、当然アップグレード対象機種でした。まぁ、Thinkbookはビジネスモデルだし性能も高いので、当たり前と言えば当たり前ですね。
Windows 11にアップデートするシステムの最小要件は、こちらになります。
- 1GHz以上で動作する複数コアを搭載した64bitCPU
- メモリ4GB以上
- ストレージ64GB以上
- DirectX 12サポート
- 9インチ以上720p以上の解像度
- Microsoftアカウント
- ネット接続
- UEFIによるセキュアブートをサポート
- TPM 2.0
インテルモデルとの比較
<Thinkbook 13s Gen 3とGen 2は同じ筐体を使用>
インテルモデルのThinkBook 13s Gen 2との比較です。先述したようにCPUとインターフェイス以外は何も変わっていません。(メモリやストレージ、バッテリーは最大値)
本機種 | ThinkBook 13s Gen 2 | |
CPU | Ryzen 5 5600U Ryzen 7 5800U |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
メモリ | 16GB(3200MHz) | 16GB(3200MHz) |
ストレージ | SSD 1TB | SSD 1TB |
ディスプレイ | FHD相当/2.5K IPS sRGB 100% 16:10 |
FHD IPS sRGB 100% 16:10 |
バッテリー | 16.1時間 | 18.7時間 |
Thunderbolt 4 | なし | あり |
重量 | 1.26㎏ | 1.26㎏ |
価格 | 9.4万円~ | 8.9万円~ |
大きな変更点は、Thunderbolt 4が無くなったことですね。Thunderbolt 4はビジネスモデルだとほぼ標準搭載になってきているし、使い勝手が高いのであったらよかったですね。(マザーボードが対応していないために非搭載)
後は、バッテリー駆動時間が下がりましたね。通常、Ryzen 5000シリーズの方がバッテリー駆動時間が長いことが多いのですが、大きく減っています。
ただし、CPUの性能はかなり上がっています。
注)以下のグラフの数値は参考値として見てください。同じ機種でも状況やスペックにより数値は変わります。
[visualizer id=”22197″ lazy=”no” class=””]インテルCPUも1万オーバーなのでかなり性能は高いのですが、Ryzenはさらに上を行く性能になっていますね。
こちらはCinebench R23のスコアです。マルチコア性能は一般的にCPUの総合性能になり、シングルコア性能は画像・動画編集、ゲームなどのやりやすさの指標になります。
[visualizer id=”22203″ lazy=”no” class=””]マルチコアはRyzen 5800Uが飛びぬけて高いですね。シングルコア性能はCore i7もRyzen 7も同じくらいになっています。
こちらはグラフィック性能を測るFire strike Graphicsのスコアです。
[visualizer id=”22207″ lazy=”no” class=””]グラフィック性能はIntelが大きく差を開けていますね。動画編集や画像編集をする人はThinkbook 13s Gen 2の方が使いやすいと思います。
ライバル機種
<左から本機種・X13 Gen 2・L13 Gen 2>
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)
本機種 | ThinkPad X13 Gen 2 | ThinkBook 13s Gen 2 | |
CPU | Ryzen 5 5600U Ryzen 7 5800U |
インテル11世代(Core i3~i7) | インテル11世代(Core i3~i7) |
メモリ | 16GB | 32GB | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB | SSD 2TB | SSD 1TB |
グラフィックス | Radeon | Iris Xe | Iris Xe |
ディスプレイ | FHD、2.5K 16:10 |
FHD、2.5K 16:10 |
FHD 16:10 |
色域 | sRGB 100% | sRGB 100%、sRGB 100%相当 | sRGB 100% |
無線 | WiFi6 | WiFi6、4G/5G LTE | WiFi6 |
バッテリー | 16.1時間 | 24時間 | 18.7時間 |
重量 | 1.26㎏ | 1.19㎏ | 1.26㎏ |
最低価格 | 9.4万円~ | 10.9万円~(Core i3) | 8.9万円~ |
ThinkPad X13 Gen 2のみ黒の筐体で、「The ビジネスノート」と言った外観ですね。上位モデルなのでメモリもストレージも大きく、バッテリー駆動時間は約24時間!軽さは1.19㎏と激軽です。ただしこちらはCore i3の価格で、同等クラスのCire i5モデルは13.7万円からになります。
Thinkbook 13s Gen 2は先ほど比較した機種で、画像編集などのためにグラフィック性能がもうちょっとほしい人、外出が多い人により向いています。
本機種は「とにかく高性能」で、サクサク作業をこなしたい人に向ています。
メリット・デメリット
良い点
・超高性能Ryzen 5000シリーズ上位モデル搭載
・WiFi6対応
・2.5Kディスプレイあり
・小型軽量で持ち運びがしやすい
・ビジネスノートに見えないおしゃれな外観
・CPUやメモリ、ストレージにディスプレイなど高品質パーツを使用
悪い点
・Thunderbolt 4があったらよかった
・SDカードリーダーがあったら嬉しい
Lenovo ThinkBook 13s Gen 3の特徴
ベゼル(画面の黒い枠)は上部中央8.11㎜、下部8.56㎜、両横5.21㎜とかなり狭く、おしゃれですっきりして見えますね。
13.3型の筐体で、寸法は幅299㎜、奥行き210㎜、厚さ14.9㎜とコンパクトです。大学ノートA4サイズと比べても、ほぼ同じサイズです。
幅 | 奥行き | 厚さ | |
13s Gen 3 | 299㎜ | 210㎜ | 14.9㎜ |
大学ノートA4 | 297㎜ | 210㎜ | 20㎜(1円玉の直径) |
厚さは1円玉の3/4以下ですね。薄いし重さはたったの1.26㎏と軽量なので持ち運びもしやすいです。
筐体はオールメタルボディで高級感もあり、頑丈でもあります。手触りも滑らかですね。
エッジが丸いく滑らかなので、おしゃれで洗練されたデザインだと思います。
この様にほぼ180度開くこともできます。
ディスプレイ上部にはTHINKBOOKの刻印があり、この部分がちょっと出っ張っているので、ディスプレイを開くときに指に引っ掛かりができて開けやすいです。ただし、片手では開けることはできませんでした。
底面には細長い吸気口があり、ヒンジ部分に排気口があります。ヒンジ部分に排気口がある機種は全部同じですが、温かい空気がキーボード上部から出てくるので、部分的に筐体が暖かくなりやすいです。
マイク設定
モード切替をするとマイクの受信パターンを変更でき、1人で使う時は単方向(Private Mode)、グループ会議や複数人でビデオ電話を使う時は人の声だけを拾うShared Mode、周りの音を全部録音する場合はEnviromental Modeにできます。
マイク自体の品質は、10段階で7くらいです。内蔵マイクにしてはかなり良いと思うし、会議にも全然使える品質だと思います。
指紋センサー
指紋センサーは電源ボタンに内蔵されているので、ボタンを1度押すだけで起動とログインが出来ます。かなり楽ですね。
キーボード
キーピッチ(1つキー中心部から次のキー中心部までの距離)は19㎜x18.5㎜と若干大きく、13.3型で「このサイズ」なのですごいと思います。
キーストローク(キーを押し込む距離)は実測1.1㎜と浅いので、軽めのタッチで入力すると使いやすいと思います。
キーは若干湾曲しているので、指に吸い付く感じで打感音も静かです。カチャカチャ音がせずに、タッタッタッといったちょっと重い音がします。図書館で作業をしても邪魔にならないレベルだと思います。
CPU
プロセッサーには最新のRyzen 5000 Uシリーズが搭載で、その中でも上位モデルのRyzen 5 5600UかRyzen 7 5800Uが搭載可能です。比較のために通常モデルのRyzen 5 5500UとRyzen 7 5700Uも記載しています。
Ryzen 5 5500U/5600U | Ryzen 7 5700U/5800U | |
アーキテクチャ | Zen 2/Zen 3 | Zen 2/Zen 3 |
---|---|---|
コア/スレッド | 6/12 | 8/16 |
キャッシュ | 8/16MB | 8/16MB |
GPUコア | 7 | 8 |
基本クロック(GHz) | 2.1/2.3 | 1.8/1.9 |
ブーストクロック(GHz) | 4.0/4.2 | 4.3/4.4 |
TDP | 15W | 15W |
まず、アーキテクチャが最新のZen 3になっており、キャッシュ容量が倍になっているのでパフォーマンスが向上しています。
Zen 2とZen 3の変更点はいろいろありますが、大まかなものは以下になります。
- コアからアクセスできるL3キャッシュが倍増(パフォーマンス向上)
- IPCが19%向上し、電力当たりのパフォーマンスが最大24%UP
- シングルスレッドの性能が最大23%UP
- マルチスレッドの性能が最大108%UP
- バッテリー効率が上がった
Zen 2は旧モデルのRyzen 4000シリーズと同じで、もちろん性能は高いですが、Zen 3の方がより高い性能です。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”22219″ lazy=”no” class=””]グラフの一番上にあるCore i9-10900はデスクトップ用のハイエンドCPUですが、Ryzen 7 5800Uは5%ほどの性能差ですね。やば過ぎるほど高い性能です(笑)。
Ryzen 5もスコア14668と、かなり高いですね。スコアが7000あればビジネス用途でも快適に使えるほどですが、倍以上のスコアになっています。
次は、マルチコア性能とシングルコア性能を数値化したCinebench R23です。
[visualizer id=”22225″ lazy=”no” class=””]PCの総合性能であるマルチコア性能が、かなり高いです。何度も言っていますが、デスクトップ並みですね。シングルコアも高いですね。
グラフィックス ベンチマークスコア
グラフィック性能は、動画編集や画像編集、3Dゲームなどに必要な性能で、複数画面を使ったり、Officeワークなどもやりやすくなります。
Video Card Benchmarks
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
MX450 | |
---|---|
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 5800U | |
MX250 | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 3 5300U | |
Ryzen 7 4700U | |
Iris Plus | |
Ryzen 5 4500U | |
UHD |
グラフィック性能はインテルモデルの方が高いですが、それでもRyzen 7 5800Uはローエンドクラスのグラフィックボード並みの性能があるので、内蔵グラフィックスとしては優秀です。
2Dゲームや軽い3Dゲームくらいなら、できるタイトルもあると思います。
ディスプレイ
横にスクロールできます↓
光沢/液晶 | 輝度 | コントラスト比 | NTSC | 視野角 | その他 | |
WUXGA 1920×1200 |
無し/IPS | 300nit | 1000:1 | sRGB100% | 170度 | Dolby Vision |
WQXGA 2560×1600 |
無し/IPS | 300nit | 1000:1 | sRGB100% | 170度 | Dolby Vision |
IPS | 視野角が広く、コントラスト比も比較的高く、自然な色合いが描写できる |
---|---|
光沢 | 光沢なしは映り込みが軽減された液晶、光沢ありはより明るく鮮やかな描写が可能だが、背景など反射しやすい。 |
nit | 輝度(明るさ)を表す単位で、通常250前後が標準 |
コントラスト | 最少輝度(黒色)と最大輝度(白色)の差。差が大きいとより鮮やかで、力強い描写が可能 |
sRGB100% | Web用画像編集にも向いているほど高色域 |
Dolby Vision | Dolby社のHDR(ハイダイナミックレンジ)規格で、黒つぶれ、白飛びなどが無く、より本来の色を表現できる |
IPS液晶は視野角が広く、コントラスト比も比較的高く自然な色合いが描写できるので、標準仕様になりつつある液晶です。また、本機種はDolby Vision対応なので、より鮮やかで力強い色彩が描写されます。
下の画像はクリックすると大きく表示され、ブラウザの戻る「←」ボタンでここに戻ってきます。
正面、横、上下どこから見ても鮮やかで見やすいディスプレイです。
<左・本機種sRGB 100%/右・IdeaPad NTSC45%>
一般的なノートパソコンに搭載されているディスプレイはNTSC 45%で、普通と言えば普通ですが、sRGB 100%のディスプレイと比べると表示される色が全然違いますね。
<左・本機種/右IdeaPad>
本機種は公称で色域が広いsRGB 100%で、一般的なノートパソコンのNTSC 45%よりも全体的に力強い色が描写されています。
i1 Display Proを使用し、ColorACで色域を計測しました。
- Adobe RGB比 73.3%
- sRGB比 98.4%
でした。公称のsRGB 100%は「比」じゃなくカバー率だと思います。カバー率であれば103.3%でした。
非光沢なので、映り込みも少ないです。
ディスプレイ上部のカメラには物理シャッターがあるので、使用しないときは閉じておくことが出来ます。
<左・本機種/右・縦横比16:9の14型モニター>
上の写真を見たら一目瞭然ですが、本機種は右の14型モニターより縦の情報量が多いですね。一目で確認できる範囲が大きいので、作業がすごくやりやすくなりました。
メモリ
メモリはLPDDR4X-4266MHzの、最速メモリが搭載です。
メモリは動作周波数(MHz)が高いと処理速度が速く、重いページやアプリなども動きが軽快になります。本機種は最速の4266MHzなので、サクサク快適に使えます。
ちなみにメモリはオンボードでスロット無しなので、増設は出来ません。
<Performance メモリtest計測結果>
メモリの性能を図るMemory Markでは、ほぼ最高クラスの緑に近い2921でした。世界平均が2466なので、かなり高速です。
ストレージ
ストレージはM.2 PCle-NVMeのSSDが搭載です。旧タイプのHDDと比べると、かなり速度が違いますね。
SSD(PCIe NVMe) | HDD | |
最大データ転送速度 | 最大32Gbps | 最大6Gbps(SATAの場合) |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分 |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
インテルモデルにはPCIe 3.0×4と新規格の4.0×4があり、本機種Gen 3はPCIe 3.0×4のみになっています。4.0×4はメモリ帯域が3.0の倍になっているので、かなり速いです。私が購入したのは3.0×4なので、CrystalDiskMarkで計測したシーケンシャル速度の結果を載せておきます。
もうちょっと速くてもいいかなと思いますが、十分速い速度ですね。
無線LAN
次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。今まで5GHzにしか対応していなかった周波数が、2.4GHzと5GHzと2バンドに対応しており、また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
バッテリー
バッテリーは4セル56Whで、最大駆動時間は16.1時間(Ryzen 7)か15.9時間(Ryzen 5)になっています。通常、性能が高いCPUの方がバッテリー駆動時間は下がるのですが、本機種はRyzen 7の方が長くなっていますね。
また、急速充電にも対応しており、1時間で約80%まで充電できます。急な外出予定が入っても、サクッと充電して長時間使えますね。
セキュリティ
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでパスワードを設定できるので、パソコン内部のデータが盗み見られる可能性がかなり減ります
- セキュリティキーホール・・・パソコンが持ち出されないようにロックするワイヤーなどを設置する個所
インターフェイス
- USB-C 3.2 Gen 2(最大データ転送速度10Gbps)
- HDMI
- マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
- USB-A 3.2 Gen 1(同5Gbps)
- セキュリティ キーホール
Thunderboltがないですが、データ転送速度10GbpsのUSB-Cがあるし、Display Portへの映像出力機能付きなので、大きなデータを頻繁に移動する人以外は影響はあまりないと思います。
インターフェースは豊富ではないですが、普通の用途であれば困らないと思います。ただし、私は一眼カメラを使うのでSDカードを読み込んだり、キーボードなどいろんなものを繋げるので、7-in 1 ハブを使用しています。
保証とサポート
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアムサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
また、保証は以下の2と3にアップグレードできます。
- 引き取り修理・・・指定業者が指定場所(自宅など)にピックアップにきて、リペアセンターに配送、修理後返送してくれる。(郵送費はすべてLenovo負担)
- オンサイト修理・・・指定場所にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理+プレミアサポート・・・通常、翌営業日にエンジニア指定場所に来て修理
修理拠点は日本国内なので対応も速く、安心して任せることができます。
まとめ
13型の小型軽量筐体で持ち運びがしやすく、性能も高い機種なので、パソコンを持ち運ぶことが多いビジネスパーソンや学生に最適の機種です。
画面の縦横比が16:10と縦に長いのでExcelなどを使った資料作成やレポートも作成しやすく、作業効率も上がると思います。
Thunderboltが非搭載ですが、大きなデータ移動を頻繁にしない限り影響は軽微だと思います。またSDカードリーダーもないので、デジカメや一眼カメラを使う人は外付けSDカードリーダーを持っていたら問題ないと思います。