LenovoのフラッグシップモデルであるThinkPad X1 Carbon Gen 10が、過去最安値近辺で販売中です。
以前にUシリーズを搭載したモデルが16万円ほどで販売されたことがありますが、今回はパワフルなPシリーズ搭載モデルです。
スペックは、Core i5-1240P、メモリ16GB、SSD 512GB、IRカメラと指紋センサー搭載、1年間のプレミアサポート付きで、なんと米沢生産モデルになります。
ハイスペックですね~。
ん?CPUが12世代?
はい、そうなんです。今はGen 11という後継モデルが販売されているので、本機Gen 10は旧モデルですが、同じ筐体を使用し、むしろ、当サイトでGen 10(レビュー機はCore i7-1260P)とGen 11(レビュー機はCore i5-1335U)をレビューしたら、全体的にGen 10の方が高性能でした。
なので、今ならGen 10がおすすめです。
ThinkPad X1 Carbon Gen 10の特徴
CPU | Core i5-1240P/1250P Core i7-1260P/1270P/1280P |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | Iris Xe |
ディスプレイ(14型) | WUXGA(1920×1200)/2.2K/2.8K/4K UHD 光沢なし、タッチパネルあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E AX211、Bluetooth 5.2、LTE |
オーディオ | Dolby Atmos |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
カメラ | 1080P FHD |
寸法(幅×奥行×高さ) | 315.6 × 222.5 × 15.36㎜ |
重さ | 1.12㎏~ |
バッテリー | 最大24.9時間(JEITA 2.0) |
保証 | プレミアムサポート+引き取り修理1年間 |
価格 | 17.7万円~ |
Lenovoファンのみならず、本機をメイン機種として使用している人は多いと思いますが、そんな私も、X1 Carbon Gen 10がメイン機種になります。
年間2~30台ほどのいろいろなパソコンを購入しますが、これが一番使いやすいんですよね。
自宅の据え置き用としても使っているし、14インチで重さも1.12㎏なので外出時にも携帯します。筆者は以前は15.6インチを持ち運び用にしていたので画面が小さくなることに抵抗がありましたが、本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長いので、14インチでも15.6インチに近い情報が表示されます。作業効率は15.6インチとほぼ同じです。
無線は最新のWi-Fi 6Eに対応し、5GやLTEのWWAN対応モデルもあるので、どこででも快適に通信できるのもポイントです。
また、Evoプラットフォーム認証と言う「とにかく快適に作業ができるPC」にのみ与えられる認証も得ており、使いやすさは抜群です。
Webカメラは高画質1080P FHDで、360度収音マイクが4つ、そしてスピーカーはツイーターとウーファーが2つずつ搭載です。
ビジネスミーティングはもちろんのこと、音楽鑑賞や動画視聴などにも合います。
キーボードはテンキー無しのフルサイズキーボードで、日本語キーか英語キーが選べます。
キーピッチは縦横19.2㎜と大きめで、キーストロークは約1.5㎜と、筐体が厚いThinkPadに比べると打鍵感が少し下がります。それでも、感触的にキーが他のThinkPadよりも湾曲しているので、タイピングはしやすいです。
ディスプレイは多くの選択肢がありますが、私のは一般的なWUXGA IPS sRGB 100% 400nit ブルーライト軽減パネルモデルです。
より高画質な2.2Kや4K、そしてDCI-P3 100%の色域のモデルもあります。
全体的なスペックが高く、不満に思うような点はないと思います。そのくらい、完成された機種です。
ディスプレイはほぼ180度開くことができるので、地べたに座って作業をすることがある人にも使いやすいです。
天板は通常の物とカーボン柄があり、WQUXGA(4K)を選ぶとカーボン柄も選べます。上の写真の筆者購入モデルは、通常の天板です。
天板も底面も質感はすごく良く、アルミニウムとは違う優しい触り心地です。他のThinkPadとは全然違う手触りで、指紋も付きにくいです。
ディスプレイを開ける時わかるのですが、すっごく軽いんです。指1本で開くことができます。
インターフェイスは豊富ではないですが、SDカードリーダーがない点を除けば、十分にあると思います。
右側面インターフェースにはマイク/ヘッドフォンジャック、nanoSIM(LTEモデルの場合)、USB-A 3.2 Gen 1、そしてセキュリティスロットがあります。
左側面インターフェースはUSB4(Thunderbolt 4)が2つ、USB-A 3.2 Gen 1、そしてHDMIになります。
USB-A 3.2 Gen 1はデータ転送速度が5Gbpsになりますが、このクラスのPCなので転送速度が10GbpsのUSB-A 3.2 Gen 2があったらなお良かったですね。
ベンチマークスコア
計測機種は、Core i7-1260P、メモリ32GBになります。
文句なしの高性能でした。
Cinebenchは思ったよりも伸びませんでした。
負荷のあるビジネス用途でも、快適に使えます。
CPU内蔵グラフィックスですが、グラフィック性能は高いです。私は画像編集や、Youtube用の動画編集も本機でやっています。
詳しいレビューは下記から確認できます。
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