Lenovo IdeaCentre 570iは、インテル第12世代CPUを搭載したハイスペックPCで、メモリは最大32GB、そしてストレージは最大で1TBのSSDが搭載し、3.5インチベイに空きがあるのでHDDの増設も可能です。
2022年以降PCの価格がどんどん上がっていますが、普段使い用PCは、やっぱりこのくらいの価格じゃないと手が出にくいですよね。
しかも、67,870円の最安値モデルはCore i5が搭載しており、これだけで、現在の単品の価格は2万7000円ほどです。しかも、ストレージは512GBでメモリは8GBになります。
Ideacentre 570iの特徴
CPU | Core i3-12100 Core i5-12400 Core i7-12700 |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィクス |
OS | Windows 11 Home |
無線 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 1000BASE/2.5GBASE-T |
オーディオ | High Definition Audio、スピーカー/マイクなし |
オプティカルドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 145 × 288 × 340㎜ |
重さ | 5.4㎏ |
電源 | 260W |
保証 | 1年間 |
同梱 | マウス、キーボード |
価格 | 67,870円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第12世代で、普段使い用のPCですがかなり性能が高く、困ることはないと思います。
メモリは最大32GBと大容量で、以前まで(旧モデル)は最大16GB搭載で、自分で32GBに増設しないといけませんでしたが、本機は公式サイトで32GBモデルも販売されているので、保証が外れるから自分でカスタマイズしたくないヘビーユーザーにも合いますね。
ストレージは最新のSSD PCI Express 4.0が搭載で、パソコンの起動もデータ移動もサクサクできます。また、3.5インチベイに空きがあるので、HDDの増設も可能です。
LANは2.5ギガビットイーサネットに対応しており、これってワークステーション向けのスペックなんです。通常、一般的なギガビットイーサネット(最大1000Mbps)があれば十分ですが、本機は2.5倍の速度があるので、重たい処理もしやすいです。
その他のスペックはWindows 11 Home搭載、DVDスーパーマルチドライブ、オーディオはありますがスピーカーはなしです。音楽を聴くにはイヤフォンや外付けスピーカーが必要です。
空きスロットは、PCI Express ×16、PCI Express ×1、そして3.5インチベイが1つずつ空いています。
外観
スタイリッシュな外観で、リビングなど来客が見れる場所に置いても問題ないデザインです。インテリアに溶け込むと思います。
寸法は、
・幅 145㎜
・奥行 288㎜
・高さ 340㎜
で、コンパクトです。シェルフにも置けるくらいのサイズです。
一般的な黒の筐体じゃなくシルバーなので、堅苦しさもないし、置き場所を選ばないですね。
側面に通気孔がないので、パソコンの横に物を置いても、それが熱くなることはありません。ただし、前面の黒い部分からフレッシュエアーを吸い込み、背面から放出します。
上部です。
下部です。大きめのゴム足があるので、床も傷つきません。
インターフェイスも十分あり、ビジネス用途の場合でも十分だと思います。
前面にはオプティカルドライブ、電源ボタン、コンボジャック、USB 3.2 Gen 1 Type-C、USB 3.2 Gen 2、USB 3.1 Gen 2になります。
背面はライン出力、HDMI、VGA、RJ45(イーサネット)、そしてUSB 2.0が4つにあります。
USBは3.2Gen 2と3.1Gen 2が最大10Gbps、USB-Cは5Gbpsのデータ転送速度があり、USB 2.0はマウスやキーボードをつなぐポートです。
有線LAN(イーサネット)は何と2.5ギガビットイーサネットに対応しており、一般的な1ギガビットイーサネットよりもかなり速い速度で使えます。
NASなどを使う人やは特に、使い勝手が上がりますね。ただし、その恩恵を最大に受けるには、契約回線もフレッツ光などのギガ回線が必要です。
そして、無線通信はWi-Fi 6に対応です。
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6は、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
スペック
パソコンの頭脳であるCPUはインテル12世代で、「こんなに必要か?」と言うくらい高い性能です。
こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-12900 | |
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Core i7-12700 | |
Core i9-11900 | |
Core i5-12600 | |
Core i7-11700 | |
Core i5-12500 | |
Core i5-12400 | |
Core i5-11500 | |
Core i5-11400 | |
Core i3-12300 | |
Core i3-12100 | |
Core i5-11400T |
このスコアが1万くらいあれば、ビジネス用途でも十分な速度があり、高負荷なこともできるのですが、Core i5が約1.9万、Core i7が約3.2万ととんでもないスコアになっています。
まぁ、性能的に心配するところはありません。
モニター
本機は、キーボードとマウスが付属しているので、モニターがあればすぐに使い始めることができます。モニターをお持ちでない方は、こちらの記事も参考にどうぞ。
関連リンク
・ゴールデンウィークセール(公式サイト)