筆者も発売当日に購入したハイエンドタブレットのTab P11 Pro Gen 2が、ゴールデンウィークセールで59,840円で販売中です。筆者はオリジナル価格の6.8万円くらいで購入しましたが、8~9000円ほど安くなっています。
タブレットとしてはちょっと高めですが、全体的な性能が高く、特にディスプレイはiPad Pro(11.7万円)と同じくらいの高品質です。
Tab P11 Pro Gen 2の特徴
SoC | MediaTek Kompanio 1300T |
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メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
グラフィックス | ARM Mali-G77 MC9(内蔵) |
ディスプレイ(11.2型) | 2.5K OLED |
リフレッシュレート | 120Hz |
OS | Android 12 |
無線 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、WWANなし |
オーディオ | ドルビーアトモス、JBL スピーカー×4 |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | 800万画素/1300万画素 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 263.7 × 166.7 × 6.8mm |
重さ | 480g |
バッテリー | 14時間 |
保証 | 片道引き取り修理1年間(最長2年) |
価格 | 6.8万円 |
タブレットの頭脳であるSoCはMediaTek Kompanio 1300Tが搭載で、旧モデルから約76%性能が上がっています。上がりすぎってくらい、性能が高くなりました。
メモリは同じLPDDR4X 6GBで、ストレージはUFS 2.1から3.1にバージョンアップしたフラッシュメモリが128GB搭載です。旧モデルと同じく、microSDカードリーダーがあるので、ストレージの増設も可能です。
ディスプレイは11.2インチと旧モデルから0.3インチ小さくなり、2.5K解像度+OLED液晶、そして色域がDCI-P3 100%と広色域です。また、リフレッシュレートが120Hzと高く、ゲームもぬるぬる動くし、高速スクロールをしてもスムースに見えます。
無線はようやくWi-Fi 6に対応し、顔認証対応、オーディオはドルビーアトモスでJBLのスピーカーが4つも搭載です!!
カメラはタブレットにしては高品質で、特に、前面カメラはすごく良かったです。きれいに映ります。
外観
本機はタブレットのみの販売で、付属品はマニュアルやACアダプタ、USB-A – USB-Cケーブル、カードスロットピンです。ペンはついていません。
Android 11に比べ時計が小さくなってますね。Lenovoプレシジョンペン3に対応しており、旧モデルのプレシジョンペン2やLenovoデジタルペンは反応しません。残念です。
Wi-Fi 6に対応しており、無線通信はサクサク快適です。
ディスプレイの画面比は85%で、品質はかなり高く、最新のiPad Pro 12.9インチ並みじゃないかなと思います。
解像度 | 液晶/光沢 | リフレッシュレート | 輝度 |
2.5K | OLED/あり | 120Hz | 最大600nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | その他 |
1,000,000:1 | DCI-P3 100% | 160° | 266ppi、Dolby Vision、HDR10+、Delta RGB対応 |
コントラスト比が100万対1と高く、リフレッシュレートもぬるぬる動く120Hz、色域はデジタルシネマ規格のDCI-P3を100%カバー、HDR10+に対応です。HDR10+は最新の技術で、ダイナミックメタデータをサポートしており、簡単に言うと、動画がよりきれいに見ることができます。
iPad並みに美しい描写が可能で、クリエイターに向いた品質です。また、OLEDは完全な黒を表現できるので、黒がある写真は特に美しく、メリハリがありますね。
背面は濃いツートンカラーで、メタル素材と樹脂素材を使用しています。濃いグレーの部分は、ちょっと柔らか感触で、薄いグレー部分はひんやりします(ただし、ケースに入れると思うので、触る機会はあまりないですね)。
重さは公称値480gよりも5g軽い、475gでした。11インチのタブレットとしては軽い方ですが、方手持ちで使うには重いですね。
オーディオはドルビーアトモスで、一般的なオーディオの様に平面的じゃなく、立体的な音を体感できます。映画やゲームを見ているときは、他のオーディオとの差が顕著に出やすいです。
スピーカーはJBL製で、1W×4つになります。音はクリアで高音がきれいに伸びていますが、重低音が若干弱いかなという印象でした。
カメラは1眼で、前面800万画素、背面1300万画素になります。一般的なタブレットの品質ですが、画面がきれいなのでタブレット上ではすごく良い映りに見えます。
バッテリーは大容量8000mAhで、最大14時間のバッテリー駆動時間があります。実際にゲームをしていても長時間駆動で、ゲームばっかりじゃなければ、丸1日余裕で持つと思います。
ベンチマーク
本機はシングルコア739、マルチコアは2864と、どちらも高めの性能でした。
最上位モデルのTab P12 Proに次ぐ性能です。
Geekbench5 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Tab P12 Pro |
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MediaTek Kompanio 1300T | |
Snapdragon 690 5G | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
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MediaTek Helio G90T Yoga Tab 11 |
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Snapdragon 662 Tab P11 |
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MediaTek Helio P22T | |
MediaTek Helio P60T | |
Snapdragon 439 | |
MT8166 |
Geekbench5 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Tab P12 Pro |
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MediaTek Kompanio 1300T | |
Snapdragon 690 5G | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
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MediaTek Helio G90T Yoga Tab 11 |
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Snapdragon 662 Tab P11 |
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MediaTek Helio P60T | |
MediaTek Helio P90 | |
Snapdragon 439 | |
Snapdragon 429 |
次はPCMark for Androidで、ビジネス用途での使いやすさを計りました。
総合評価は12242とかなり高く、全体的に高性能です。
Sling Shot ExtremeはなぜだかMaxed Out(最高点ぶちぎったので計測不可)となり、計測できませんでした。おかしいですね。
Sling Shotは8440、Wild Lifeは4337とぶっちぎりの性能です。
関連リンク
筆者はTab P11 Pro Gen 2を買って、タブレットを触る機会が増えましたね。ディスプレイがきれいなので、Netflixを見たり、写真を見たりと、今までパソコンでやっていたことをタブレットでもやるようになりました。
GWセールと言うくらいなので、あと2週間弱ほどセールをやっていると思います。とは言え、検討中の方はなくなる前にどうぞ。