発売当初、約18万円で販売されていたLenovo ThinkPad X1 Nano Gen 1が、バレンタインセールで14万9930円となっています。
インテル11世代の省電力CPU搭載ですが、そこそこ性能も高く、外出用の1台として重宝すると思います。ただし、メイン機種としてヘビーなタスクを毎日長時間する人には、向いていません。
ThinkPad X1 Nanoの特徴
CPU | Intel core i5-1130G7 Intel core i7-1160G7 |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13型) | 2K 画質 IPS液晶 光沢無し Dolby Vision sRGB 100% |
グラフィックス | Iris Xe |
OS | Windows 11 Home/Pro |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
無線LAN | Wi-Fi 6 |
その他 | Thunderbolt 4、5G/LTEあり |
オーディオ | Dolby Atmos |
バッテリー | 最大22.9時間 |
重さ | 907g 939g(LTEモデル) |
寸法 | 292.8×207.7×13.87㎜ |
価格 | 14.9万円~ |
プロセッサーは最大TDPが15Wと、一般的なモデルの28Wよりも低く、省電力モデルになります。
省電力モデルは通常版に比べ性能が劣る反面、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。性能が劣るとはいえ、CPU Markスコアは9205(Core i7)、8947(Core i5)なので、悪くない性能です。
メモリは最大16GBと大きめで、ストレージはSSD最大1TBになります。十分な容量だと思います。
ディスプレイは2Kと高精細で、色域も広めのsRGB 100%なので、作業もしやすいと思います。
その他のスペックは、Wi-Fi 6に5G/LTEも搭載可能、生体認証ももちろん搭載し、オーディオはドルビーアトモスです。
最軽量モデルは907gとかなり軽く、それでいて、バッテリー駆動時間が最大約22.9時間もあるので、毎日PCを持ち運び人に合います。
旧モデルとはいえ、2021年の最新スペックを搭載しているので、高い性能です。また、Evoプラットフォーム認証なので、快適に使える機種です。
Evo認証は、以下の項目を満たしたPCのみ取得できる認証です。
- Iris Xeグラフィックス搭載の第11世代CPU搭載機種
- アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
- AI推論も高速で使える
- 電源を問わずにレスポンスが良い事
- 9時間以上のバッテリー駆動時間
- フルHD以上
- 1秒以内でスリープから復帰
- 30分の充電で4時間駆動
- WiFi6対応
- Thunderbolt 4搭載
- ノートパソコンであること
外観
外観はいつものThinkPadですが、13インチでコンパクトな筐体なので、持ち運びがしやすい軽量モデルですが、その反面、キーピッチは縦横約18㎜、キーストロークは約1.4㎜と短いです。
2K高精細ディスプレイ搭載で、輝度は450ニトと明るいです。
カーボンファイバーと、マグネシウムを採用したボディで、耐久性も高いです。
右側面に電源ボタンがあり、左側面にThunderbolt 4が2つあります。インターフェイスは少ないので、ハブやドックが必要になると思います。
これだけ軽量なので、削れるところは削り落としたスペックです。がっつりヘビーなタスクをするという人よりも、毎日PCを持ち運んで、書類作成などをするような人に合うと思います。
関連リンク
・レビュー
・後継機種のNano Gen 2のレビュー