Lenovoの新しいゲーミングブランドで、主にエントリー向けの機種になります。今まではIdeaPad Gamingと言うブランドがあったのですが、これが廃止され、LOQ(ロック)になりました。
IdeaPad Gaming時代よりも筐体がLegionよりになり、洗練された印象です。Legionと比べると若干性能が低くなっていますが、価格を考えると妥当な線で、初めてのゲーミングPCや、中級者にも使いやすいと思います。
本機にはインテルモデルもありますが、本機搭載のAMDはインテルCPUのだいぶ先を言っている感じのスペックで、発熱や消費電力も低いです。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.3] |
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コスパ | [usr 4.5] |
総合評価 | [usr 4.3] |
Contents
LOQ 16APH8のスペック
CPU | Ryzen 5 7640HS Ryzen 7 7840HS |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB(最大SSD×2) |
グラフィックス | RTX 3050 RTX 4050 RTX 4060 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS 光沢なし 144Hz |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6 |
生体認証 | ― |
WEBカメラ | FHD 1080p |
オーディオ | Nahimicオーディオ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 359.6 × 277.6 × 21~25.9mm |
重さ | 約2.6㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約8時間 170W |
標準保証 | 1年間(カスタマイズモデル以外Legion Ultimateサポート付き) |
価格 | 14.8万円~ |
<性能評価>
※執筆時現在Ryzen 5+RTX 3050モデルのみ販売されていますが、仕様書にRyzen 7とRTX 4050、4060も記載されているので、本記事にも記載しています
パソコンの頭脳であるCPUは最新のRyzen 7000シリーズで、高性能のHSシリーズになります。Ryzen 7はCPUMarkスコアが約3万と、かなり高い性能です。
メモリはDDR5-5600MHzが搭載で、16GB(8GB×2)になります。スロットは2つありますが、メモリは最大16GBまでなので、32GBなどへの増設には対応していません。
ストレージはSSD PCIe 4.0が搭載で、512GBが搭載、カスタマイズから1TBにできます。M.2スロットがもう一つあるので、SSDの増設は可能です。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16インチですが17インチ並みの情報量です。より広範囲を見れるので、ゲームもしやすいです。
解像度はWUXGA(1920×1200)で、視野角が広いIPS液晶を採用しています。輝度は屋外でも比較的見やすい350ニトで、リフレッシュレートは144Hzとぬるぬるです。ただし、色域はNTSC 45%となっており、上位モデルのLegion(色域はsRGB 100%)とは差があります。
グラフィックボードはローエンドのRTX 3050、ミドルクラスのRTX 4050,そしてミドルハイエンドのRTX 4060が搭載可能です。予算ややりたいゲームに合わせてカスタマイズできます。
通信環境は良く、1ギガビットイーサネット搭載で、Wi-Fi 6に対応です。無線でも有線でも安定した高速回線が使用できます。WEBカメラはFHDと高画質で、オーディオはゲームや映画に合うNahimicオーディオで、出力される音を細かく調整できます。
エントリー向けにしては普通に性能が高いのですが、電源が170Wと小さくなっており、仮に、同じスペックのLegionと比べたら、性能は劣ります。
本機は兄弟モデルの「LOQ 16IRH8」があり、CPUが違うだけでその他は同じスペックになります。
旧モデルとの比較
LOQは2023年5月から販売が始まった新しいモデルで、旧モデルはありません。あえて言えば、LOQはIdeaPad Gamingの後継モデルになります。
LOQ 16APH8の特徴
ベゼル(画面の黒い枠)が細く、すごくかっこいい見た目ですね。
寸法はこちらです。
・幅 359.6㎜
・奥行 277.6㎜
・高さ 21~25.9㎜
ゲーミングPCならではの後部が出っ張った形状で、奥行きが大きいです。重さは約2.6㎏とゲーミングPCとしては標準的な重さですが、重たいです。
必要なポートは背面に集約されており、デスク上にケーブルがごちゃごちゃならないです。また、背面に2つと、左右側面に1つずつの排気口があります。
4本のヒートパイプが張り巡らされており、4つの排気口、そして底面には大きな通気孔があり、2つのファンが搭載しています。
底面には大きめの通気孔があり、フレッシュエアーをがっつり吸い込んでくれます。
Lenovo LA1 AIチップを搭載した革命的なLenovo AI Engine+で、パワフルなゲーミングパフォーマンスを実現します。センサーを利用したスマートできめ細かいチューニングを施したシステムを実現し、ゲーム体験を向上させることができます。by Lenovo
Lenovo VantageでPCのセッティングをカスタマイズをして、オーバークロック制御やAIパフォーマンスチューニングなどにより、より快適にゲームができます。
天板はシンプルですが、「LOQ」のロゴがかわいらしいですね。ちなみに、天板や底面カバーは樹脂素材です。
本機はMIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。
WEBカメラ周り
WEBカメラは高画質FHD 1080pで、一般的なWebカメラ(HD画質)よりも高精細です。
FHDカメラは約207万画素、HDカメラは約92万画素と、FHDカメラは2倍以上の解像度があります。また電子式プライバシーシャッターも搭載しており、カメラを使わないときに閉じておくと安心です。
オーディオは、多くのゲーミングPCに採用されているNahimicオーディオです。バーチャルサラウンド機能で、臨場感や迫力のある音になります。
スピーカーは2Wが2つに、デュアルマイクが搭載です。
キーボード
キーボードはフルサイズの84キーで、ホワイトバックライト付き、カーソルキーも大きくなっています。
タッチパッドは75㎜×120㎜と大きく、操作性も高いです。また、本機にはLenovo LOQ M100 RGBマウスが標準添付しています(一部のモデルには非添付)。
マウスは人間工学に基づいて設計されており、プログラム可能な7つのボタンがあり、7色の2ゾーンLEDイルミネーションもあります。マウスは有線接続で、ケーブルが1.8㎜もあるので、離れたところに置いたPCに接続しても、十分な長さがあると思います。
CPU
Ryzen 5 7640HS | Ryzen 7 7840HS | |
製造プロセス | 4nm | |
アーキテクチャ | Zen 4 | Zen 4 |
コア | 6 | 8 |
スレッド | 12 | 16 |
L3キャッシュ | 16MB | 16MB |
ベースクロック | 4.3GHz | 3.8GHz |
ブーストクロック | 5.0GHz | 5.1GHz |
GPUコア | 8 | 12 |
TDP | 54W | 54W |
アーキテクチャはZen 4になり、主な特徴はこちらです。
・Zen 3の改良版
・L2キャッシュ増量
・ディープラーニング性能の向上
・Zen 3に比べIPCが約14%アップ
Zen 4はレイテンシの短縮とスルートップの向上を目的に作られており、順当に開発されていますね。
また、本機搭載CPUはRDNA3を採用し、USB4にも対応しています。製造プロセスも4nmと微細化が進んでおり、インテルの10nmが時代遅れ感満載に見えますね。
TDPはIntel Core i7-13700Hの半分以下ですが、ほぼ同じ性能となっています。PCが熱くなりにくいので、高クロックも維持しやすいです。
こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-13700HX | |
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Core i7-13700H | |
Ryzen 7 7840HS | |
Core i7-13620H | |
Core i5-13500H | |
Core i7-1360P | |
Core i5-1340P | |
Core i5-13420H | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i7-1365U |
グラフィックス
RTX 4060 Laptop | RTX 4050 Laptop | RTX 3050 Laptop | |
コードネーム | Ada Lovelace | Ampere | |
CUDAコア | 3072基 | 2560基 | 2048基 |
RTコア | 24基 | 20基 | 16基 |
Tensorコア | 96基 | 80基 | 64基 |
ブーストクロック | 2370MHz | 2370MHz | 1732MHz |
メモリタイプ | GDDR6 | ||
メモリ容量 | 8GB | 6GB | 4GB |
メモリバス幅 | 128ビット | 96ビット | 128ビット |
メモリ帯域幅 | 256GB/s | 192GB/s | 192GB/s |
TGP | 115W | 95W | 95W |
RTX 40シリーズは最新のモデルで、RTX 3050は前世代になります。どのGPUもレイトレ対応で、より美しい描写が可能です。また、DLSSにも対応しているので、ゲームによってはfpsを落とさずに画質をアップできます。
<レイトレーシングOFF> | <レイトレーシングON> |
<DLSS ONとOFFの比較・NVIDIA公式より>
グラボのTGPが若干低いので、下に紹介するスコアよりも若干低い性能になると思います。
DirectX 11で動作するFire Strikeと、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyのスコアです。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4090 | |
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RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3080 | |
RTX 2080 | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
RTX 2070 Super | |
RTX 4050 | |
RTX 3060 | |
Radeon RX 6500M | |
RTX 3050 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1650 |
Time Spy
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4090 | |
---|---|
RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
RTX 4050 | |
RTX 2070 Super | |
RTX 3060 | |
RTX 2060 Max-Q | |
RTX 3050 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1650 |
ゲームのベンチマーク
スコアの単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)で、60以上が「快適」にプレイできる目安です。スペックや状況により数値は変動するので、参考値として見てください。
基本的にどのグラボでもFHDでのプレイになり、RTX 4060であれば最高画質でのプレイができるものも多くなります。
RTX 4060 ゲームベンチマーク
青・・・FHD高画質 赤・・・FHD最高画質
Watch Dogs Legion | |
---|---|
Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Odyssey | |
Monster Hunter World | |
Far Cry New Dawn | |
Cyberpunk 2077 | |
Apex Legends | |
Fotnite |
RTX 4050 ゲームベンチマーク
青・・・FHD高画質 赤・・・FHD最高画質
Watch Dogs Legion | |
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Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Odyssey | |
Monster Hunter World | |
Far Cry New Dawn | |
Cyberpunk 2077 | |
Apex Legends | |
Fotnite |
RTX 3050 ベンチマークスコア
オレンジ色・・・低画質 青・・・標準 赤・・・高画質
Fortnite | |
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The Witcher 3 Wild Hunt | |
PUBG | |
Call of Duty: Warzone | |
Battlefield V | |
Apex Lengends | |
Rainbow Six Siege |
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
16型 WUXGA | なし | IPS | 350nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | リフレッシュレート |
1200:1 | NTSC 45% | 178° | 144Hz |
画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16インチでも17インチ並みの情報が表示され、より多くのものを一目で見れるので、ゲームはもちろん、Webサイトでもより使いやすくなっています。
解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で、視野角が178°と広いIPS液晶を採用、そして輝度は350ニトと、一般的なゲーミングPCの250~300ニトに比べ明るいです。コントラスト比も高く、一番大事と言ってもよいリフレッシュレートは144Hzとぬるぬるです。
これだけ高いレートなので、fps系のゲームもがっつりプレイできます。
ただし、色域は低価格モデルに採用されるNTSC 45%です。上位モデルのLegionは、2023年以降はsRGB 100%になっています。
左がsRGB 100%で、右がNTSC 45%の色域ですが、全然違いますね。ただし、自宅で使うときはモニターを使用する人が多いと思うので、その場合はあまり関係ないと思います。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはDDR5-5600MHzで、8GB×2枚・16GBが搭載です。
メモリは2枚組のデュアルチャンネルメモリなので、メモリ1枚の機種よりも処理速度が速く、動作周波数も5600MHzと速いので、サクサク使えます。
メモリスロットは2つありますが、最大メモリは16GBなので増設不可です。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージはSSD PCIe 4.0が搭載で、M.2スロットがもう一つあるので、増設も可能です。PCIe 4.0はデータ転送速度がかなり速く、ゲームのロード時間も、パソコンの起動時間も爆速です。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
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PCIe 3.0×4 | |
HDD |
Wi-Fi 6に対応し、1ギガビットイーサネット搭載
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
有線は1ギガビットイーサネットが搭載です。
電源
電源は170Wが搭載と小さめですが、Ryzenプロセッサーはインテルの様にTDPが高くないので必要範囲に収まっています。CPUとグラボを同時にフルパワーで使うことなんてほぼないので大丈夫ですが、インテルモデルは理論値がCPU最大115W、RTX 4070最大115Wの230Wになっています。
本機は、CPU 54W+RTX 4070の115Wで169Wとなっています。
インターフェイス
USB Type-Cは1つですが、データ転送速度は10Gbpsと速く、DisplayPort 出力機能付き、Powerdelivery 対応です。
インターフェイスは意外に高品質で、十分な数があります。
左側面インターフェイスはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cと、マイク/ヘッドフォンジャックです。
右側面インターフェイスはEシャッターのボタンと、USB 3.2 Gen 1があり、データ転送速度は5Gbpsです。
背面にはUSB 3.2 Gen 2(10Gbps)が2つ、RJ45、HDMI、そして電源コネクタです。
モニター
モニターの購入をお考えの人は、こちらも併せてどうぞ。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。
引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
また、カスタマイズモデル以外には標準で、「ゲーミングに特化した24時間サポート・Legion Ultimate Support」が付いています。このサポートの特徴は、パソコンの不具合の対処法や使い方の事だけじゃなく、最新ゲームの推奨環境やゲームを快適にプレイする上での知識・どうやったら勝てるかなども提供しています。
しかも、スタッフはゲームに精通した熟練プレイヤーなので、専門用語(ゲーム用語)やコミュニティ用語での会話が可能です!
このサポートのおかげで、初心者でも気軽にゲーミングPCデビューできるようになりましたね。
ライバル機種
Legion Pro 5 Gen 8 16
上位モデルのRyzen 7000シリーズが搭載で、グラボは最高でRTX 4070が搭載できるハイエンドモデルです。ただし、モデルやカスタマイズによってはRTX 4050や4060も選べるので、ホビーユーザーにもちょうどよいスペックと価格にもなります。電源は300Wと十分な容量になっています
CPU | Ryzen 5 7645HX Ryzen 7 7745HX |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD×2枚 |
グラフィックス | RTX 4050 RTX 4060 RTX 4070 |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS 165/240Hz |
通信 | Wi-Fi 6E、1Gbe |
WEBカメラ | FHD 1080p |
オーディオ | Nahimicオーディオ |
重さ | 約2.5㎏ |
バッテリー | 最大約6時間 |
価格 | 19.5万円~ |
Victus 16(AMD)2023年モデル
本機種と似たようなスペックですが、電源が230Wと大きいです。ただしディスプレイは16:9のFHD解像度で、本機よりも情報量が少ないです
CPU | Ryzen 5 7640HS Ryzen 7 7840HS |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
グラフィックス | RTX 4050 RTX 4060 |
ディスプレイ(16.1型) | FHD IPS 144Hz |
通信 | Wi-Fi 6E、1ギガビットイーサネット |
WEBカメラ | FHD 1080p |
重さ | 2.3㎏ |
電源 | 230W |
価格 | 17.5万円~ |
まとめ
良い点
・Legionより低価格だが、ホビーユーザーから中級者まで十分に楽しめるスペック
・画面比が16:10で、16型でも17型並みの情報が表示される
・ストレージの増設が可能
・最新スペック満載で、特にCPUのTDPが低く、長時間プレイにも適している
・リフレッシュレートが144Hzとぬるぬる
・WEBカメラが高画質
残念な点
・ディスプレイの色域が広ければ、クリエイターにも使いやすかった。(ただし、そうするとLegionとほぼ同じになり、価格も上がるので、低価格モデルの意味がない)
総合評価
LOQは公式にはエントリー向けPCですが、CPUやグラボなどの動作に関するスペックは、意外に高いですね。RTX 3050が搭載できるので「エントリー向け」になっていますが、RTX 40シリーズを搭載したモデルは、高い性能です。
価格のことを考え、Legionと言う上位モデルがあることも併せると、特に不満もない機種だと思います。