Lenovo IdeaPad Slim 360とSlim 360iの増設方法です。この2機種は全く同じ筐体、まったく同じ仕様になっており、プロセッサーがIntelかAMDかと言う違いだけです。
増設自体は簡単ですが、Lenovoの保証が外れるし正常に動かない可能性もあるので、自己責任でお願いします。
必要な工具はプラスドライバーだけなので、100均などで売っているもので十分です。もしくはアマゾンで100円くらいから売っています。
IdeaPad Slim 360/360iの取り外し
ネジは全部で10個で、すべてプラスドライバーです。
ネジを外していると完全に抜けなかったので「ネジが取れないタイプかな?」と思ったら、カスタマイズ中に全部のねじが抜け落ちてしまいました(泣)。ねじを完全に外すことをお勧めします。
また、ネジはどの部分のねじを外したか分かるように、分けておいた方がいいです。
底面カバーの外し方ですが、ギターのピックや薄い定規を隙間に入れて外すことが多いですが、今回の底面カバーはそこまで硬くなかったので爪で開けました。
四隅のどこかから一番爪を入れやすい場所探し、中にグッと押し込む感じで爪を入れます。
一か所爪が入れば、あとはそのまま一周すれば全ての箇所が開いていきます。この時、バキバキ音がしますが、普通の事なのでご心配なく。
ヒンジ部分も忘れずに全て開けたら、カバーを外します。
メモリの増設方法
メモリは赤枠部分で、初期ではDDR4-3200MHzの4GBが入っています。(Slim 360iで16GBモデルを購入した場合は8GBメモリが入っています)
まずはこの銀色のカバーを外します。
カバーは留め金っぽいものに挟まっているので、この部分を中心に左右に動かしながら上に上げる感じで外します。留め金は全部で4つあります。
一部分が取れたら、上に垂直に上げるようにして外します。
これがもともと入っているメモリです。DDR4-3200MHzとは言え、4GBなので小さいですね。
今はまっているメモリは、赤丸部分を左右に押すと外れます。でも、勢い良く外れてメモリが飛び出したので、人差し指でメモリを軽く押さえながら親指で左右に留め金を押すといいです。
増設したメモリはCrucial DDR4-3200MHz 16GBです。
ピンの方向に気を付けて、メモリスロットに奥までしっかりと差し込みます。
こんな感じで斜めになっていますが、これでOKです。
最後にメモリの両端を下に押すと、留め金が「カチャ」と入ります。これで完了です。
それではまずは銀色のメモリカバーをはめなおし、底面カバーを少しだけはめて、電源を入れてちゃんと増設できているか確認します。この時、完全に底面カバーをはめると、失敗したときに面倒なので、軽く付けるだけで大丈夫です。
電源が入ればちゃんと増設できていますが、一応、タスクマネージャーから確認もできます。
無事にオンボードメモリ4GB 1枚+増設したメモリ16GBの合計20GBになっています。
メモリ増設後にPassmarkスコアを測ると、若干ですが上がっていました。Memory Markでメモリのベンチマークを取ったら、20%以上性能が上がっていました。
処理速度がかなり速くなったので、より使いやすくなりましたね。
ストレージ増設
ストレージは右の水色枠にSSD Type-2240が入っており、左下の黄色枠にHDDの増設が可能です。
ただし、HDDはケーブルを持っていたら自分で増設できるようで、筆者はHDDは持っていますが接続するケーブルが手元にないので、購入次第増設を試してみます。
まとめ
増設自体は簡単ですが、保証が外れるし不具合が出る可能性もあるので、自信の判断でやってみてください。本サイトでは一切の責任を負いかねます。
もし、これから購入する場合は、こちらのレビューもどうぞ。