Lenovo IdeaCentre AIO 27IRH9のスペックと特徴

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久しぶりに更新された、IdeaCentre AIOシリーズです。

筐体のデザインが一新され、よりおしゃれに、そしてより高性能になりました。デザイン性が高いのでリビングでも、対面営業の事務所でも場所を選ばずに設置できます。

IdeaCentreは一応「家庭用PC」というカテゴリですが、性能的にビジネス用途にも使えます。

 

IdeaCentre AIO 27IRH9のスペック

CPU Core i5-13420H
Core i7-13620H
メモリ DDR5-5200 16GB(最大32GB)
ストレージ SSD 512GB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(27型) QHD (2560×1440) ノングレア IPS 液晶
OS Windows 11 Home
無線 Wi-Fi 6
生体認証 なし
WEBカメラ 500万画素+IRカメラ
オーディオ ハーマンカードン製ステレオスピーカー (3W+3W)
寸法(幅×奥行×高さ) 約611mm×192mm×471mm
重さ 約7.1㎏
電源 135W
標準保証 1年間
価格 11.9万円~

<性能評価>

 

LenovoのIdeaCentre AIO 27IRH9は、ハイパフォーマンスモデルの第13世代インテルCore i7-13620HとCore i5-13420Hを搭載しており、デスクトップですがオールインワンPCなので、消費電力と発熱が低いノートパソコン用のCPUが搭載しています。

16GB(8GB×2)のDDR5-5200MHzメモリと、512GBのSSD PCIe 4.0により、高速なパフォーマンスを実現します。

27インチのQHD IPSディスプレイは、鮮やかで精細な映像を提供し、ハーマンカードン製のステレオスピーカーが’質の良いサウンドを提供します。また、500万画素のWebカメラとスマート・ノイズ・キャンセリング機能により、クリアなビデオ通話が可能です。

チルトにも対応しており、太陽光などでまぶしい時でも簡単にディスプレイの角度を調整できます。

さらに、IdeaCentre AIO 27IRH9は、Wi-Fi 6対応の高速無線LANとBluetooth 5.2を搭載しており、安定したネットワーク接続が可能です。USB 3.2 Gen2 Type-CポートやHDMI入出力ポートなど、豊富なインターフェイスがあります。

しかも、インターフェイスはモニター部分じゃなくスタンドに搭載しており、取り外しもしやすいです。

 

 

Lenovo公式サイト

 

2024年のトレンドと比較

2024年のパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)

 

14世代CPU NPU 1080P Webカメラ以上 DDR5
× ×
SSD PCIe 4.0 輝度300nit以上 sRGB 100%以上 Wi-Fi 6/6E

本機は最新のインテル14世代じゃなく13世代ですが、ハイパフォーマンスモデルのHシリーズが搭載しており、性能は高いです。

 

 

IdeaCentre AIO 27IRH9の特徴

IdeaCentre AIO 27IRH9 付属のマウスとキーボード

今までのIdeaCentreと違いスタンドが太く、ここにインターフェイスなどまとめられています。

 

IdeaCentre AIO 27IRH9 背面

スタンド背面にHDMI、電源コネクタ、RJ45、USB 2.0が2つ、USB 3.2 Gen 2、そしてもう1つHDMIがあります。

ワイヤレスマイクとワイヤレスキーボードが付属なので、USB 2.0が背面に合っても影響ないと思います。

 

IdeaCentre AIO 27IRH9 インターフェイス

右側面にはプライバシーシャッタののボタン、電源ボタン、左側面にはUSB Type-C 3.2 Gen 2とコンボジャックになります。

USB 2.0はキーボードなどを接続するポートなのでデータ転送速度は遅いですが、USB 3.2 Gen 2(データ転送速度10Gbps)が2つあるのでデータ移動もサクサクできます。

 

IdeaCentre AIO 27IRH9 後ろ

チルトは-5°~15°まで対応しています。

 

IdeaCentre AIO 27IRH9 正面

スタイリッシュなデザインで、リビングに置いても部屋の雰囲気を壊さないと思います。置き場所を選ばないデザインです。

解像度は2560×1440ドットの2.5Kと高解像度で、細かな部分もしっかりと描写され、色域はsRGB 99%と高く、色彩豊かな色再現度です。

輝度は350ニトと高く明るいリビングでも使いやすく、リフレッシュレートは100Hzとぬるぬるです。コントラスト比は1300:1と高く、視野角は上下ともに178度になります。

Webカメラは超高画質の500万画素で、Web会議やオンラインレッスンにも合い、オンラインセッションを開催する人や動画配信をする人にも使える解像度です。

また、プライバシーシャッターを搭載しているので、カメラを使わないときはシャッターを閉じてプライバシーを守ることもできます。

 

IdeaCentre AIO 27IRH9 右斜め前から

ハーマンカードン製の3Wスピーカーが2つに、ノイズキャンセリング機能があるマイクも搭載しています。周囲の雑音に煩わされることなくクリアな会話ができ、モニターに搭載しているスピーカーにしては高品質です。

 

 

CPU

Core i5-13420H Core i7-13620H
製造プロセス 10nm
Pコア 4 6
Eコア 4 4
スレッド 12 16
キャッシュ 12MB 24MB
ターボブースト 4.6GHz 4.9GHz
Pコア最大周波数 4.6GHz 4.9GHz
Eコア最大周波数 3.4GHz 3.6GHz
GPU実行ユニット 42EU 64EU
ベースパワー 45W
マックスパワー 95W 115W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアの計測結果です。スコアは公開されているものや、当サイトで計測したものです。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-13900HX  46415
Core i7-13700HX  33484
Core i7-13700H  30029
Core i7-13620H  27302
Core i5-13500H  25096
Core i7-1360P  21549
Core i5-1340P  20197
Core i5-13420H  19950
Core i7-1260P  18691
Core i5-1240P  17318
Core i7-1365U  14982

ゲーミングPCに採用されるCPUなので、性能は高いです。

 

 

Wi-Fi 6に対応、ギガビットイーサネット搭載

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

また、ギガビットイーサネットも搭載しているので、無線でも有線でも高速通信が可能です。

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。また、Premium Care Plus/プレミアムケアと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

現在販売されているモデルは、すべて1年間のPremiumCareがついていますが、購入時にご確認を。

 

 

まとめ

良い点

・マウスもキーボードも付属で、これ1使えばすぐに使い始めることができる
・スタイリッシュなデザインで、場所を選ばずに設置できる
・2.5Kと高解像度で、高色域のsRGB 99%
・CPUにはハイパフォーマンスモデルを採用
・500万画素のWEBカメラ

 

残念な点

All in One PCでストレージの増設ができないので、長く使うには外付けストレージやクラウドサービスが必要になる

 

 

Lenovo公式サイト

 

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