Lenovo IdeaCentre 510S(2019 Autumn)のレビュー

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コスパが高いと人気のIdeaCentreシリーズで、幅広いスペックを選らべる本機種は、3万円台からあります。

ここ最近のデスクトップには光学ドライブが省かれるものも多いですが、本機種はDVDスーパーマルチドライブにメディアカードリーダー、HDMI、Display Port、そして古いアナログモニター用のVGAまで完備した「欠点のない」機種になります。

ここまで全てを兼ね揃え、こんなに安い価格というのも珍しいです。

性能的に、ライトユーザーからビジネス用途にも合うほどの性能もあるので、パソコンを毎日使うわけじゃないって人は、Celeronモデルを、毎日パソコンを触る人はCore i3かi5を、ビジネス用途でZoomやOfficeで資料作成をする人にはCore i5かi7が合います。

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IdeaCentre 510S(2019 Autumn)のスペックレビュー

Lenovo IdeaCentre 510s (2019 Autumn)と付属のマウス、キーボード、別売りのモニター<モニターは別売り>

CPU Intel Celeron G4930
Intel core i3-9100
Intel core i5-9400
Intel core i7-9700
メモリ 最大16GB
ストレージ SSD 最大256GB
HDD 最大1TB
グラフィックス インテルUHDグラフィックス
OS Windows 10 Home
Microsoft Office Microsoft Office Home & Business 2019搭載モデルあり
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
無線 WiFi、Bluetooth v4.0
有線 イーサネット
付属 キーボード、マウス
寸法 100x308x275㎜
重さ 4.37㎏
保証 1年間
価格 4.4万円~

パソコンの頭脳であるCPUには、性能が低いCeleron搭載モデルに、ノートパソコンのCore i7-10510U並みの性能があるCore i3、動画編集やゲームなどの専門的なパソコンに搭載されるほどの性能があるCore i5にCore i7と、幅広いスペックになります。

メモリも最大16GBまで搭載できるので、まず心配いりません。通常8GBあれば十分な容量です。

ストレージはHDD(ハードディスクドライブ)のみ、SSD(ソリッドステートドライブ)のみ、そしてHDD+SSDのデュアルストレージになります。HDDのみの機種はパソコンの起動もWeb閲覧もとにかく遅いので、SSD搭載モデル、もしくはSSD+HDDモデルをお勧めします。

その他にはWiFiにBluetoothも完備し、有線LANポートに光学ドライブ、SDカードなど7種類のカードに読み書きできる7-in-1メディアカードリーダーも搭載です。デジカメや一眼レフを使う人には必須ですね。

モニターにはHDMIかDisplay Port、そしてアナログモニターに表示できるVGA端子もあるので、今持っているモニターはほぼ確実に使えますね。

筐体はミニタワークラスですが、一応PCI Express x16も空いているので、グラボを搭載しようと思えばできます。ただし、電源が180Wとグラボを載せるには小さいので、大したものは載せれないと思います。

全体的に見て、欠点が無い機種だと思います。価格も安いし、普通に使う分には十二分です。

公式サイト

IdeaCentre 510S(2019 Autumn)の特徴

Lenovo IdeaCentre 510s (2019 Autumn)

最大の特徴は、この価格でフルスペックと言うところですね。3万円からの機種で、DVDスーパーマルチドライブに7-in-1メディアカードリーダーが搭載、そしてHDMIにDisplay Port、VGAも標準搭載です。

マウスもキーボードも付属なので、モニターさえ買えば、「あ!これが無い、あれが無い」と言うこともないと思います。

DVDやCDも再生できるし、結婚式や子供の運動会などの動画もDVD-Rに焼いて親せきや友人に配ることも出来ます。

Lenovo IdeaCentre 510s (2019 Autumn)

あとは、カラーですよね。普通のパソコンは黒がメインですが、本機種は前面がシルバーで、上部と側面は黒です。おしゃれなツートンカラーで、リビングに家族共用のPCとして置いても、インテリアを壊さないと思います。

Lenovo IdeaCentre 510s (2019 Autumn)の筐体 左側面<左側面>

筐体前方には吸気口が広く取られていて、側面にも空気口が、当然背面には排気口が大きくあります。

Lenovo IdeaCentre 510s (2019 Autumn)の筐体 右側面<右側面>

寸法は幅100㎜、奥行き308㎜、高さ275㎜となっています。

  • 幅は千円札の長辺(150㎜)の三分の二
  • 奥行きは千円札2枚分(300㎜)
  • 高さも千円札2枚分(300㎜)

と、ほぼ同じ寸法です。約8.5Lの筐体ですが、PCI Express x16とx1の拡張スロットも増設できます。

高さがそれほどないのでデスクに置いても圧迫感が無いし、ミニタワークラスの筐体なので置き場所に困りにくいですね。

重さもたったの約4.4㎏なので、シェルフなどにも設置できます。

CPU

CPUはパソコンの頭脳で、性能が高い方がサクサクパソコンも動きます。本機種にはライトユーザー向けのCeleronから、性能がかなり高いCore i7まで4種類のCPUが選べます。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

↓タップすると数値が表示されます↓

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Celeronを選ぶ人はパソコンをスマホなどのデータ保存用に使ったり、時々パソコンを使う様なライトユーザー向けですね。多くのタブを同時に開けなければ、ある程度普通に使えます。

Core i3はスコア約6700と高いので、快適に使いたい人はこれがおすすめです。

Core i5やi7搭載モデルは、ビジネス用途で使う場合におおすすめです。ビデオエディターやPowerDirectorなどで切り貼り+BGMなどの動画編集をする場合も、比較的快適に使えます。

また、コアとスレッド数が大きいと、より多くのデータを同時に処理が出来ます。

  • Celeron 2コア2スレッド
  • Core i3 4コア4スレッド
  • Core i5 6コア6スレッド
  • Core i7 8コア8スレッド

Lenovo IdeaCentreのCPU性能・コアとスレッド数の解説図<アプリの数は例>

同時に複数の事をやる人は、より大きなコア数を選んだ方が快適です。

メモリ

メモリはDDR4-2400MHz(Celeron・Core i3)かDDR4-2666MHz(Core i5,i7)が搭載で、メモリスロットは2つになります。

メモリが4GB搭載だと必要最低限の容量なので、まぁ、処理速度は遅いです。出来る方は、自分でメモリの増設も可能です。

ただし執筆時現在は、Celeronモデル以外はメモリ8GB以上になっているので、必要十分な大きさです。

メモリの動作周波数が高い方がより速くデータ処理が出来るので、2400MHzのメモリより、2666MHzの方が高速表示が可能です。

ストレージ

ストレージはHDDのみかSSDのみ、もしくはSSD+HDDのデュアルストレージになります。

HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の主な違いは、この様になります。

SSD HDD
価格 高い 安い
動作音 静か うるさい
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
データ移動 最大32Gbps 最大6Gbps

HDDのみだと、パソコンの起動もWeb閲覧も、基本的に何をするにしてもSSDモデルより遅いです。ここ最近は、HDDのみの機種はほぼ絶滅してきています。そのくらい遅いんです。

「遅くてもいいよ」という人以外は、SSDのみ、もしくはSSD+HDDのモデルが良いです。

インターフェイス

Lenovo IdeaCentre 510s (2019 Autumn) 前面インターフェイス

前面には、DVDスーパーマルチドライブ、USB 3.0が4つ、マイク入力、コンボジャック、メディアカードリーダーが搭載です。

Lenovo IdeaCentre 510s (2019 Autumn)の筐体 背面

背面にはUSB 3.0x2つ、USB 2.0×2つ、ディスプレイ関係のHDMIにDisplay Port、VGA、そしてライン出力、イーサネット(有線LANポート)があります。WiFiにも対応しているので、無線でも有線でも使用可能です。

はっきり言って、この価格でここまでインターフェイスが充実しているのは珍しいです。十十分です。

公式サイト

保証・サポート

Lenovoでは標準で、電話・チャット・LINE・メールでのサポートが付属しています。困ったときに電話できるのはうれしいですね。

また、保証は1年間で、引き取り修理サービスがあり、最長3年まで格安で延長も出来ます。

Lenovo IdeaCentreの有料サポート。Premium Careと保証

Premium Careという、専門知識を持つエキスパートが24時間365日対応するサポートも有料であるので、分からないことが多いかもという人は、こちらを付けていてもいいと思います。

モニター

モニターを持っていない場合は必要になります。公式サイトでパソコンを購入時には、「おすすめ周辺機器」でモニターも紹介されるので、一緒に購入も出来ます。

個人的には、これなんてコスパが高く、品質も良いと思います。

ThinkVision S22e-19 (21.5インチ)ThinkVision S22e-19 (21.5インチ)

解像度 フルHD(1920×1080)
液晶 IPS(VA)
輝度 250nit
コントラスト比 3000:1
接続 HDMI、VGA
その他 傾きスタンドもしくは壁掛け選択可、低ブルーライト
価格 税・送料込み1万32円

高解像度のフルHD IPS液晶で、コントラスト比が結構高いので色鮮やかです。

まとめ

インターフェイスが豊富で、普段使い用としても、ビジネス用途にも使えるほどの性能・機能があり、Celeronモデルは3万円台から、Core i3モデルは4万円台からと安いです。

Web閲覧に動画視聴、学校の予定などを確認するといったライトな使い方から、Zoomを使ってビデオ会議をし、Excelで資料作成などのヘビーな使い方にも対応できるので多くの人に合う機種ですね。

また、モニター以外に購入が必要なものも無いと思うので、あとあとの出費も無いと思います。

コスパも高く、フルスペックの構成なので、SSD搭載モデルであればすごくお勧めします。

公式サイト

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