Lenovoが2023年にリリースする機種や、今後の取り組みなどを紹介するCESが、2023年1月5日に開催されました。
画面がくるっと回るThinkBook Plus Twistや、VRセット無しでメタバースに使えるLenovo Project Chronosなど変わり種から、ThinkPad X1 Carbon Gen 11やLegion 7i Gen 8などの人気機種も、そしてかなりハイエンドなタブレット、Lenovo Tab Extremeなどバラエティ豊かな製品が紹介されました。
個人的に興味がある機種や変わり種はこちらで紹介していますが、本記事ではThinkPad製品に焦点を当ててご紹介します。
ThinkPad X1 Carbon Gen 11
X1 Carbon Gen 11の最大の特徴は、サステナビリティを意識したことにあります。
・パームレストは90%のリサイクルマグネシウムを使用
・底面カバーは55%のリサイクルアルミニウムを使用
・パッケージは100%バンブーとサトウキビから精製
スペックは13世代インテルCore iを採用し、Evoプラットフォーム認証、メモリはLPDDR5で最大64GBと倍増、ストレージはPCIe 4.0が最高2TBとなっています。
メモリが倍増したことにより、重たい作業もしやすくなりますが、筐体の寸法もGen 10と同じで、全体的にマイナーアップデートされた機種のようです。
ThinkPad X1 Yoga Gen 8
X1 Yoga Gen 8もX1 Carbonと似たスペックで、最大で13世代インテルCore iを採用し、メモリはLPDDR5で最大64GBと倍増、ストレージはPCIe 4.0が最高2TBとなっています。
もちろん、Wi-Fi 6E対応で、5G sub-6/4G LTEモデルもあり、nanoSIMかeSIMで使用できます。4K OLED液晶も選べ、最大で500ニトとかなり明るく、最大でDCI-P3 100%です。
最高峰の2 in 1 PCですね。
また、X1 Carbonと同じく、リサイクル素材を使用し、環境にやさしい製品です。
ThinkPad X1 Nano Gen 3
ThinkPad Nano Gen 3は、今紹介した機種と比べると若干見劣りするスペックですが、991gと軽量で、モビリティを優先したスペックになっています。
第13世代Core iを搭載し、メモリはLPDDR5が最大で16GB、ストレージはPCIe 4.0で最大1TBになります。
Wi-Fi 6E対応で、4G LTEモデルもあり、nanoSIMかeSIMで使用できます。
最後に
この3機種は4月発売予定で、ThinkPad X1 Carbon Gen 11は1729ドルから、ThinkPad X1 Yoga Gen 8は1859ドルから、ThinkPad X1 Nano Gen 3は1649ドルからとなっています。
日本だと20万円前後からの発売になりそうですね。