Lenovo Legion 5i Gen 10(15.1型 Intel)のレビューです。
超高性能Core i7-14700HXかCore i9-14900HXが搭載でき、グラボは最大でRTX 5070が搭載できるミドルハイスペックです。
排熱性能と静音性が高いので、騒音を気にせずに長時間のプレイがしやすい機種です。また、ディスプレイがすごく高品質で、ゲームだけじゃなくクリエイティブワークをする人にも向いています。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore i7-14700HX、メモリ24GB(12GB×2枚)、SSD PCIe 4.0 1TB、RTX 5060になります。
・週末セール(土日開催)
・新着セール情報
Contents
Legion 5i Gen 10(15.1型 Intel)のスペックと特徴
| CPU | Core i7-14700HX Core i9-14900HX |
|---|---|
| メモリ | DDR5-5600 最大32GB |
| ストレージ | SSD×2枚 |
| グラフィックス | RTX 5050 RTX 5060 RTX 5070 |
| ディスプレイ(15.1型) | WQXGA OLED 光沢あり165Hz DCI-P3 100% |
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| 通信 | Wi-Fi 7、1Gbe |
| 生体認証 | 顔認証 |
| WEBカメラ | 500万画素+IRカメラ |
| オーディオ | Nahimic by SteelSeries、ハーマンカードン製2W×2 |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 344.9 × 255.35 × 19.95~21.54mm |
| 重さ | 約1.9㎏(実測1942g) |
| バッテリー(JEITA 3.0) 電源 |
最大約5時間 245W |
| 保証 | 1年間(Legion Ultimate Support) |
| 価格 | 17.7万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは20コア28スレッドのCore i7-14700HXか24コア32スレッドのCore i9-14900HXが搭載でき、最高峰の性能になります。
メモリはDDR5-5600MHzが搭載で最大32GB、ストレージはSSD PCIe 4.0が搭載で、最大2枚搭載できます。
ディスプレイは15.1インチと珍しいサイズで、14インチよりも大きく16インチよりも小さいので持ち運びに便利なサイズです。画面アスペクト比は16:10と縦に長い2.5K解像度で、Lenovo PureSight OLEDディスプレイを採用。最大165Hzのリフレッシュレートに対応し、動きの激しいゲームでも滑らかな表示が可能です。
最大輝度は1000ニットと非常に高く、DCI-P3 100%の広色域に対応し10 bit 10.74億色の発色が可能で、画像・動画編集にも最適なクリエイター仕様のディスプレイです。
グラフィックボードは最新のRTX 5050、5060、そして5070が搭載で、レビュー機にはRTX 5060が搭載し、重ためのゲームもFHD+画質調整でギリギリプレイできました。
OSはWindows 11 Homeが搭載し、LANはWi-Fi 7と1ギガビットイーサネットを採用、WEBカメラは自撮り配信もできるほどの500万画素です。
オーディオはNahimic by SteelSeriesを採用し、2Wスピーカー2基を搭載で良い音でした。
電源は245Wと大きく、パワフルです。
重さは実測1942gとゲーミングPCにしては重たくなく、最大バッテリー駆動時間は約5時間となっており、少しの時間であれば宅内移動で気晴らしにリビングなど別の場所でもプレイできますね。
インターフェイスも必要十分にあり、USB 3.2 Gen 2 Type-Cが2つ、USB 3.2 Gen 1が3つ、そしてHDMIに3.5ミリジャックがあります。
ディスプレイが最高品質で、クリエイターにも向いた機種です。
よくある質問と回答
ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことがない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 納期が変わりました。こういうことは良くありますか? | 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月、サマーセールがある7~8月、そして大型セールがある年末は納期がずれることがあるようです |
| 出荷からどのくらいで届きますか? | 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから) |
| 画像・動画編集に使えますか? | 毎日何本も編集する様な人にも使えます |
| ファンはうるさいですか? | ベンチマーク計測時は平均54dBと、平均的なゲーミングPCの騒音で音はしますがうるさいわけじゃないです。 |
| PD充電できますか? | 2つあるUSB Type-Cの1つが対応しているのでできます |
| PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? | 2つあるUSB Type-Cの1つが対応しているのでできます |
| オンラインレッスンに合いますか? | カメラは500万画素と超高画質で、顔出し配信にも使えるほどです |
| メモリ/ストレージの増設はできますか? | 16GBモデルを購入した場合は32GBに増設可能。SSDはM.2スロットが2つあるので増設できます。 |
| 持ち運びに向いていますか? | 向いてませんが、ゲーミングPCにしては持ち運びしやすい方です |
| ディスプレイは明るいですか? | 最大1000ニットと非常に明るい |
| Officeの使い心地は? | 快適に使えます |
| ディスプレイの色域の違いは何ですか? | 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機はDCI-P3 100%になります |
| バッテリー駆動時間は長いですか? | JEITA 3.0測定で5時間と短いですが、一般的なゲーミングPCの長さです |
| リフレッシュレートはいくつですか? | 最大165Hzです |
以下にて本機の特徴をご紹介します。
【内部構造】メモリ・ストレージの増設が可能
筐体内部です。
販売モデルの一部は16GBメモリが1枚搭載で、この場合は32GBに増設できます。
M.2スロットも1つ開いており、ネジの場所を見る限りではType-2280も2242も搭載できそうです。
Legion Hubでパフォーマンス・ライティング・OC設定を一括管理
Legion Spaceはゲームの管理、パフォーマンス調整、デバイス制御、ライティング設定、オーバークロックなど、ほぼすべての必要なことをここで設定できます。
しかも凄いのは、メーカーの保証の範囲内でオーバークロックが許容されているので、安心して使えます。
Fn+Qでパフォーマンス/エクストリームモードを変更できるので、重たいシーンのところはモードを変えるなどの変更もすぐにできます。
1か所に全部まとめられているので非常に便利ですね。
【外観レビュー】エクリプスブラックの筐体で高級感のある仕上げ
エクリプスブラックは真っ黒じゃなく、どちらかというとすごく濃いグレーと言った感じで、左右上ベゼルが細いので筐体もすっきりして見えます。
寸法は幅344.9ミリ、奥行き 255.35ミリ、そして高さは19.95~21.54ミリと、ゲーミングPCとしてはそこまで大きくないです。
重さは実測1942gと公称値の1.9㎏よりちょっと重たいですが、ギリギリ持ち運びもできる重さです。
インターフェイスはUSB3.2 Gen2 Type-C(DisplayPort出力機能付き、Powerdelivery対応)もあるのでドックも使えるし、ドック無しでも十分な数と品質になっています。
左側面にはRJ45、USB Type-C 3.2 Gen 2(10Gbps)が2つあり、1つはDisplayPort 出力機能付き、Powerdeliveryに対応、1つはDisplayPort機能付き、USB 3.2 Gen 1(5Gbps)です。
右側面にはマイク/ヘッドフォンジャック、USB 3.2 Gen 1(5Gbps)、電子式プライバシーシャッターボタン、USB 3.2 Gen 1(5Gbps)が1つです。
背面にHDMIと電源コネクタがあります。
航空宇宙用アルミニウムの天板で高級感があり、質感も非常に高いです。底面カバーは樹脂素材です。
ディスプレイは片手で開けることができ、最大約180度開きます。片手で開けられるのって、すごく便利なんですよね。
500万画素WEBカメラ+顔認証のIRカメラ
WEBカメラは超高画質500万画素で、ハイエンドビジネスPCに搭載する様なハイエンドカメラです。電子式プライバシーシャッターもあるので、使用しないときは閉じておくと安心です。
また、ゲーミングPCでは珍しく顔認証に対応しているので、ログインが楽です。
解像度はすごく高いですが、オブジェクトが暗く映りました。撮影ライトがあると、もっときれいになります。
オーディオはNahimic by SteelSeriesで、AI技術を活用して3Dオーディオを生成し、空間的なサウンド体験を実現します。スマートプロファイルが自動的に音を最適化し、常に最高のオーディオを提供。ゲームの世界に没入できる音響環境を構築します。
音は動画で紹介しますが、スピーカーが2つなので音量は大きくありませんが良い音でした。
【キーボード検証】ライティング・打鍵感・配列・Copilotキー
24ゾーンRGB ライティングに対応し、先述したLegion hubで簡単に設定できます。
キーボードはLegion TrueStrikeキーボードでeスポーツ仕様の設計になっており、正確な入力と瞬時の応答を実現。
真ん中にあるLegion Oボタンは使用中のモード(バランスやパフォーマンスなど)をライトの色で表示するので、今どのモードかすぐにわかります。
EnterやF2、F3、そしてSキーなどに小さな突起が付いており、目視しなくても重要なキーがどこにあるかわかりやすくなっています。
主要キーはすべて同じ大きさなのでミスしにくく、テンキーもあるのでExcelなど使うことが多い人にも合います。カーソルキーはすべて大きく下に飛び出しており、すごく使いやすい設計です。コパイロットキーもあるので便利ですね。
半角/全角キーや右にはShiftキーそして「む」キーは細くなってますが、操作に支障はないと思います。
キーピッチは実測19.0×18.6ミリとフルサイズで使いやすく、キーストロークは実測1.5ミリで、深めの打鍵感がありタイピングしやすいです。また、キートップが湾曲しているので、ちょっとくらい中心をずれて打ってしまってもしっかりと打てます。
タッチパッドは120×75ミリで、マイラータッチパッドを採用しており、耐久性・反応性・放熱性に優れたマイラーフィルムを表面に張っており、指の滑りが良くゲーム中の細かい作業に適しています。
Legion Coldfront Hyper採用の排熱性能
今まではLegion Coldfront 5.0という冷却システムを採用していましたが、本機はLegion Coldfront Hyperと進化したものになっています。
Legion ColdFront Hyper は、ターボチャージャー付きファンと大型3D銅製ヒートパイプを組み合わせ、真空密閉構造で最適なエアフローを実現。熱を逃がし、システムをよりクールで静音に保ちます
特にインテルCPUはどんどんW数が上がっているし発熱も大きいので、ゲーミング各社は冷却技術がどんどん進化していますね。
また、Lenovo AI Core(LA1+LA3)を搭載しており、CPUとGPU間でパワーを動的に配分するセンサーを備え、パフォーマンスを最適化しファンノイズを最小限に抑えます。
底面カバーにはすごく大きな通気口があります。
本機は2つのファンに3本のヒートパイプが採用されており、排熱システムはすごくいいと思います。
ベンチマークのFire Strike計測時に、PC表面と底面、そして背面の温度を計測しました。(ファンはバランスモード)
PC表面温度は34.1度と低く、底面は40.2度、そして背面は40.4度としっかりと排熱できています。
膝の上に置いてプレイしても、ちょっと熱くなるくらいでした。
騒音値は平均54dBで扇風機の中以下くらい(アプリでは通常会話の騒音と明記)で、音はしますがうるさいというほどでもありませんでした。
ディスプレイの検証
ディスプレイはハイエンドスペックで、業務用クリエイターディスプレイです。
特徴
・15.1インチ画面比16:10で15.6インチよりも多い情報量
・2.5K(2560×1600ドット)で高精細、そしてOLEDディスプレイを採用し完全な黒を描写できる
・PureSight OLEDゲーミングディスプレイで、よりシャープな映像がより速く、そしてより現実の様に描写できる
・DCI-P3 100%で画像動画編集プロ向けの正確な色を描写できる
・コントラスト比100万:1でくっきりすっきり
・ハイダイナミックレンジのHDR600とDolby Vision対応で白はより白く、黒はより黒く描写
・1ms未満の応答時間
・最大1000ニト(標準500ニット)
・165Hzのリフレッシュレートでぬるぬる
・X-Rite ファクトリーカラーキャリブレーション対応で、ディスプレイの色調整が簡単
・光沢あり
本機はデジタルシネマ規格のDCI-P3 100%で、一般的なクリエイターPCに採用されるsRGB 100%よりも広色域で、10 bit 10.74億色の発色に対応しており、業務用の品質です。
これは黒をどれだけ描写できるかのチェックで、OLEDディスプレイなのでもちろん完全な黒を描写できています。また、コントラスト比が100万対1と高いので、くっきりと描写できています。
視野角は178°と広く、どこから見ても暗くならずにしっかりと見えました。
輝度は標準最大500ニット、最大1000ニットで、こちらは輝度の目安です。
| 220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
|---|---|
| 250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
| 300ニト | 屋外の日陰でも見える(見やすいわけじゃない) |
| 400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとやや暗い |
| 500ニト | 屋外向け |
| 600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
Wi-Fi 7に対応
| 対応周波数 | 速度 | |
| IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11be (Wi-Fi 7) |
2.4/5/6GHz | 46Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍、現在主流のWi-Fi 6/6Eの約5倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。
6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。
ベンチマーク
CPUは20コア28スレッドのCore i7-14700HXか24コア32スレッドのCore i9-14900HXが搭載でき、グラフィックボードは最新のRTX 5060でミドルクラスの性能です。
本機の特徴として、Lenovo AI Engine+があります。
Lenovo AI Engine+ はリアルタイムで状況を分析し、FPSとリソース配分を自動で最適化。AIによる緻密なチューニングが反応速度を加速させ、勝負の一瞬を確実に捉えます。
レビュー機はCore i7-14700HXが搭載です。
CPU Mark計測結果
CPU性能を測るCPU Markのスコアは42475と、すごく高いスコアでした。
こちらはCPU Markの比較です。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ/本機 青/その他 赤/別機種
| Ryzen 9 9955HX3D | |
|---|---|
| Core Ultra 9 275HX | |
| Core Ultra 7 255HX | |
| Core Ultra 9 275HX(OMEN MAX 16) | |
| Ryzen AI MAX+ 395 | |
| Core i7-14700HX | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 9 HX 375 | |
| Core Ultra 9 185H | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Ryzen 7 8845H | |
| Core Ultra 7 165H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8840HS | |
| Core Ultra 5 135H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 125H |
Cinebench 2024計測結果
Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。計測結果はマルチコア1130、シングルコア123非常に高い性能でした。
他のCPUとの比較です。
マルチコア性能
オレンジ/本機 青/その他
| Ryzen 9 9955HX3D | |
|---|---|
| Core Ultra 9 275HX | |
| Core Ultra 7 255HX | |
| Ryzen AI MAX+ 395 | |
| Core Ultra 9 275HX | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core i7-14700HX | |
| Ryzen AI 9 HX 375 | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Apple M1 Max | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Apple M1 | |
| Core i7-1280P |
シングルコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/別機種
| Core Ultra 9 275HX | |
|---|---|
| Core Ultra 9 275HX | |
| Ryzen 9 9955HX3D | |
| Core Ultra 7 255HX | |
| Core i7-14700HX | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI MAX+ 395 | |
| Ryzen AI 9 HX 375 | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Apple M1 Max | |
| Apple M1 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i7-1280P |
Geekbench AI計測結果
Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。
Single Precision(単精度)は4450、Half Precision(半精度)は1464、Quantized(量子化スコア)は7145と高いスコアでした。
Single Precision Score/単精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen 9 9955HX3D | |
|---|---|
| Core Ultra 7 255HX | |
| Core Ultra 9 275HX | |
| Ryzen AI MAX+ 395 | |
| Core i7-14700HX | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 9 HX 375 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core i7-1260P | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Half Precision Score/半精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
|---|---|
| Ryzen 9 9955HX3D | |
| Core Ultra 7 255HX | |
| Core Ultra 9 275HX | |
| Ryzen AI MAX+ 395 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core i7-14700HX | |
| Ryzen AI 9 HX 375 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Quantized Score/量子化スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen 9 9955HX3D | |
|---|---|
| Ryzen AI MAX+ 395 | |
| Core Ultra 7 255HX | |
| Core Ultra 9 275HX | |
| Core i7-14700HX | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 9 HX 375 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Davinci resolveでのレンダリング時間を検証
5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。
3回計測した平均は1分30秒とすごく速かったです。
4K動画レンダリング速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core i7-1260P | |
|---|---|
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 8500G+RTX 4060 Ti | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core i7-14700+RTX 4060 | |
| Core Ultra 7 255HX+RTX 5060 | |
| Core i7-14700HX+RTX 5060 | |
| Core Ultra 7 265K+RTX 4070 Ti Super | |
| Core Ultra 9 275HX+RTX 5080 Laptop | |
| Ryzen 9 9955HX3D+RTX 5070 Ti Laptop | |
| Core Ultra 9 275HX+RTX 5080 |
Fire Strike計測結果
Fire Strikeの計測結果は27810と非常に高く、RTX 5060の平均値よりも若干高いスコアでした。
Fire Strike
オレンジ/本機種 赤/インテル
| RTX 5070 Ti平均 | |
|---|---|
| RTX 5080平均 | |
| RTX 4090平均 | |
| RTX 4080平均 | |
| Core Ultra 7 255HX+RTX 5060 | |
| Core i7-14700HX+RTX 5060 | |
| RTX 5060平均 | |
| RTX 4070平均 | |
| RTX 4060平均 | |
| RTX 5050平均 | |
| RTX 4050平均 | |
| RTX 3050平均 |
ちなみに、Fire Strike Ultraはバランスモードで「6943」、パフォーマンスモードで「7856」と約13.5%も性能が上がりました。
次は2Dゲームのベンチマークで、重ためのFFXIV黄金のレガシーは最高品質で16108で「非常に快適」でした。
ゲームプレイ時のFPSと使い心地を検証
ゼンレスゾーンゼロをいろいろな設定でやってみました。
・2560×1600・最高画質
戦闘シーンでは平均30fps前後で快適なプレイは難しく、散策は平均50~60fpsでギリOK
・1920×1080・最高設定
散策シーンは60~70前後のfps、戦闘シーンでは平均60fps前後でプレイは可能
重たいゲームはFHD画質で設定を下げれば、ライトユーザーにとっては快適なプレイができますが、それ以上となるとプレイはきついです。カスタマイズからRTX 5070も選べるので、重たいゲームをプレイする人はRTX 5070を検討してもいいと思います。
メモリ性能を検証
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはDDR5-5600MHzが搭載で、レビュー機には24GB(12GB×2)が搭載です。
メモリの性能を測るMemory Markの計測結果は、3051と平均よりも良いスコアでした。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| LPDDR5X平均 | |
|---|---|
| 本機種DDR5 | |
| DDR5平均 | |
| LPDDR5平均 | |
| LPDDR4X-4266MHz平均 | |
| DDR4-3200MHz平均 |
ストレージ速度を計測
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージはSSD PCIe 4.0 1TBが搭載で、シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み速度)は7061MB/秒、ライト(書き込み速度)は5762MB/秒と速かったです。
起動時間を5回計測した平均は19秒とゲーミングPCとしては速く、一般的なPCと比べても遜色のない速さです。
| 1回目 | 21秒 |
|---|---|
| 2回目 | 18秒 |
| 3回目 | 19秒 |
| 4回目 | 18秒 |
| 5回目 | 19秒 |
| 平均 | 19秒 |
Legion Ultimateサポート付き
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。
引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
また、カスタマイズモデル以外には標準で、「ゲーミングに特化した24時間サポート・Legion Ultimate Support」が付いています。このサポートの特徴は、パソコンの不具合の対処法や使い方の事だけじゃなく、最新ゲームの推奨環境やゲームを快適にプレイする上での知識・どうやったら勝てるかなども提供しています。
しかも、スタッフはゲームに精通した熟練プレイヤーなので、専門用語(ゲーム用語)やコミュニティ用語での会話が可能です!
このサポートのおかげで、初心者でも安心してゲーミングPCを導入できる環境が整ってます。
【まとめ】Legion 5i Gen 10(15.1型 Intel)の評価とおすすめユーザー
良い点
・CPU性能がすごく高い
・SSDとメモリの増設が可能
・キーボードライティングがかっこいい
・超高品質業務用ディスプレイ
・Wi-Fi 7に対応
・高い排熱性能
・超高画質500万画素WEBカメラ
残念な点
・高画質Webカメラだがちょっと暗かった
総合評価
ミドルクラスのRTX 5060を搭載し、CPUはかなり性能が高く、一般的な作業もしやすいです。ゲームは中量級以下をメインにする人に向いており、重たいゲームをする場合は画質を落として調整しないとfpsが伸びません。
また、ディスプレイが超高品質でクリエイター向けと言ったスペックでした。DCI-P3 100%・10bit 10.74億色対応のOLEDディスプレイは、動画編集やクリエイティブワークをするプロ向にも最適です。
排熱設計はLegion Coldfront HyperとAI制御により、静音性と安定性を両立。500万画素Webカメラやライティング対応キーボード、Wi-Fi 7など最新機能も充実しており、ゲームも制作もこなすユーザーにとって理想的な一台です。
また、サポート体制も万全で、初心者にも安心しておすすめできるモデルです。
他のゲーミングPCのレビューはこちらをどうぞ。





































