IdeaPad s130の後継機種、IdeaPad Slim150が販売されましたね。
S140を飛ばしてSlim150という名称でリリースなので、もしかしたらS140が後々販売されるかもしれませんね。
まずは、Slim150の進化した部分や特徴を紹介します。
S130 | Slim150 | |
CPU | Intel Celeron N4000 | AMD A4-9120E APU |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | SSD | SSD |
OS | Windows 10 Home | Windows 10 Home |
サイズ | 11型・17.7mm(厚さ) | 11.6型・18.8mm(厚さ) |
重さ | 1.5㎏ | 1.2㎏ |
バッテリー | 最大8時間 | 最大12.2時間 |
保証 | 1年間引き取り修理 | 1年間引き取り修理 |
厚さが大きくなってますが、かなり軽くなりバッテリーの持ちも良くなっていますね。その他の性能はほぼ同じですね。
バッテリーが12時間持てば、残量を気にすることなく外出先で使えるのでうれしいですね。
Contents
IdeaPad Slim150がおすすめの人
Slim150は値段も3万円前半と安いので、性能もほどほどになっています。
とは言っても一般的な使い方をする人だったら快適にとは言いませんが、問題なく使えますけどね。
- あまりパソコンを使わないけど必要な人
- Youtubeを見る
- 調べものをする
- オンラインレッスン
- フェイスブックやツイッターなどのSNSをする
- Yahoo!ニュースなどを見る
- スマホの写真や動画を保存する
こう言った用途の人であれば、Slim150は十分な性能を持っています。
逆に、快適に使いたい人や仕事で使うなどの人には、向いていません。そういった方で低予算のPCをお考えなら、S540やSlim 350iが良いですね。(スペックによっては10万円超える物も有ります)
ただし、11型がいいという場合は本機種がいいと思います。
学生の人はワードやエクセルを使うくらいの用途であれば、それほどストレスを感じることもないので大丈夫ですが、基本的に性能が低いので注意してください。
4~5万円出せるという大学生なら、「大学生におすすめのノートパソコン」を読んでみて下さい。
IdeaPad Slim150(11)の特徴
CPU | AMD A4-9120E APU |
---|---|
グラフィックス | AMD Radeon R3グラフィックス |
メモリ | 4GB |
ストレージ | SSD 128GB |
OS | Windows 10 Home |
ディスプレイ(11.6型) | HD 光沢無し LEDバックライト付き |
オーディオ | インテル ハイディフィニションオーディオ(Dolby Audio対応) |
サイズ | 約 288x200x18.8mm |
重さ | 1.2㎏ |
カラー | プラチナグレー |
バッテリー | 最大12時間 |
Office | 有り(+2.2万円) |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 3.2万円~ |
各項目を解説していきますね。
外観
アイデアパッドはどの機種もほぼ同じ見た目なので、外れがないですね。ザ・アイデアパッドと言った見た目をしています。
ただし、ベゼル(画面の黒い枠)がかなり太いですね。2020年にリリースされた機種には見えませんね。
Slim 150はちょっとひどいですね。なぜここまで時代に逆行した筐体になったのか不思議ですが、ベゼルが太いです。
横から見るとそこそこ薄く見えますが厚さは18.8㎜なので 、11.6型にしてはやや大きい方です。
全体のサイズは288㎜x200㎜と小型で、A4大学ノート(297㎜x210㎜)よりも一回り小さいサイズなので持ち運びが楽です。カバンにすっぽり入るし、たったの1.2㎏なので邪魔にならないですね。
カラーはミネラルグレーなので高級感がありますね。この色だからIdeaPadを選ぶって人も多いと思います。
AMD A4-9120Eの性能
CPU(プロセッサー)はパソコンの頭脳に当たる部分です。
この性能が高いとサクサク動く(複雑で多くの処理を早く安定して行える)し、低いと遅いというものになるので、重要な部分になります。
AMD A4-9120E APUは1.5GHz(ターボコア時2.20Ghz)で、2コア2スレッドです。
小型パソコンによく使われるCPUで性能が高いわけではないですが、ネットサーフィンやオンラインショッピングなどの一般的な使い方であれば、遅いですが使えます。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
↓グラフをタップすると数値が表示されます↓
[visualizer id=”14172″ lazy=”no” class=””]ご覧の通りかなり低スペックです。
総合的に見てパソコンの中ではかなり低スペックのCPUなので、ストレスを感じる場面も多いと思います。
メモリ
メモリは、テーブルをイメージしたら分かりやすいかもしれません。
メモリが大きい=テーブルが大きい=作業しやすいと言った感じで、メモリが大きければ大きいほど同時進行で作業が出来ます。
Slim150のメモリ4GBは標準的な性能です。CPUがCPUなので十分なメモリ容量だと思います。
ストレージ
ストレージは記憶媒体装置で、メモリが大きければ大きいほど多くのものを保存できるので、作業効率も上がるし、スマホから写真なんかも多く取り入れられます。
また、SSDと言うのはソリッド・ステート・ディスクドライブの略で、最新の機能なので性能は良いですよ。
昔よくHDD(ハード・ディスク・ドライブ)って名前聞いたと思いますが、これは旧タイプのストレージで、うるさい・遅い・熱くなる・壊れやすといったものでした。
SSDは、静か・速い・熱くならない・壊れにくいといった正反対の特徴があります。
ちなみにSlim150のストレージはeMMCが使われたものも有ったのですが、今は全てSSDに変わっていますね。
OS
OSは最新のWindows 10 Home 64bitですね。
今販売されているウィンドウズのパソコンは、全てこれだと思います。かなり性能ががってますもんね。
おまけにWindows Defenderというセキュリティが標準機能で入っていて、セキュリティ能力も格段にアップしました。
- マルウェア対策
- フィッシング対策
- 危険なページやアプリを実行しようとするとブロック
また、ランサムウェアの検出率も失敗無しの検出率だったので、セキュリティも強化されています。
ディスプレイ
ディスプレイは11型のHD(ハイディフィニション)で、解像度は1366x768になります。光沢なしのディスプレイなので、画面に映り込みが少ないです。
ここ最近はフルHD(解像度・1920x1080)が主流になってきているし、TVも4Kなんか出てきてきれいな画質に慣れているので、ギャップを感じるかもしれません。
長時間パソコンを使わない人なら、そこまで問題だとは思いません。
スピーカー
オーディオは、インテル ハイディフィニション オーディオです。ノートパソコンの音響として特に悪いとは思いません。
ただし大音量で音楽を聴いたりする場合は、音の粗さが聞こえるかもしれませんが、全然普通の音響です。
スピーカーは側面の下側に付いているので、音が跳ね返って聞こえるので芯のある音が聞こえます。
バッテリー
バッテリーは最大12.2時間なのですが、かなりの長寿命ですね。1日外出先で使っても、充電いらずでぶっ通しで使えます。
バッテリーは4~5時間なんて言うノートパソコンはざらなので、これだけ長持ちするのは嬉しいですね。
インターフェース
- 電源ジャック
- USB 3.0
- HDMI
- microSDメディアカードリーダー
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
USBジャックもあるし、マイクロSDカードリーダーもあるので、スマホでSDカードを使っている場合も、データ移動が楽になりますね。
総合評価
最初に言ったように、ライトユーザー向けの値段とスペックになっています。
カラーはプラチナグレーなので安っぽさはなく、マックみたいでかっこいいですよね(笑)。Lenovoのパソコンは洗練された見た目が多いので、ここはあまり心配しないでよいかと思います。
タイピングも普通にできるし、少なくともSSDなのでデータ移動も速いし。
正直おすすめしませんが、下記に当てはまる用途の人なら買っても大丈夫だと思います。
- あまり使わないけどパソコンが必要な人
- ワードやエクセルを簡単に使う(でも起動は重い)
- Youtubeを見る
- 調べものをする
- フェイスブックやツイッターなどのSNSをする
- Yahoo!ニュースなどを見る
- スマホの写真や動画を保存する
詳しくは公式ページから確認をどうぞ。