LOQ(ロック)はLenovoの新しいゲーミングブランドで、主にエントリー向けの機種になります。今まではIdeaPad Gamingと言うブランドがあったのですが、これが廃止され、LOQ(ロック)になりました。
現在は上位モデルのLegionとLOQが販売されており、今回ご紹介するのはLOQ 16IRH8です。
当初は14.8万円からで販売されていましたが、現在は13.9万円からと9000円ほど割引されています。
Contents
LOQ 16IRH8の特徴
おすすめモデルのスペックは、Core i5-13420H+16GB+512GB SSDで、RTX 3050が搭載です。
CPU | Core i5-13420H Core i7-13620H Core i5-13500H Core i7-13700H |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB(最大SSD×2) |
グラフィックス | RTX 3050 RTX 4050 RTX 4060 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS 光沢なし 144Hz |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6 |
生体認証 | ― |
WEBカメラ | FHD 1080p |
オーディオ | Nahimicオーディオ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 359.6 × 277.6 × 21~25.9mm |
重さ | 約2.6㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約8時間 170W |
標準保証 | 1年間(カスタマイズモデル以外Legion Ultimateサポート付き) |
価格 | 13.9万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUは高性能インテル第13世代で、2種類のハイパフォーマンスモデル・計4つから選べます。本機搭載のCPUであれば、下3桁の数値が高い方がより高性能になります。Core i5-13420H<13500H<Core i7 13620H<13700Hと言う順です。
ただし、どのCPUを選んでも性能はかなり高いので、CPUで悩む必要はなさそうです。
こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-13900HX | |
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Core i7-13700HX | |
Core i7-13700H | |
Core i7-13620H | |
Core i5-13500H | |
Core i7-1360P | |
Core i5-1340P | |
Core i5-13420H | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i7-1365U |
メモリはDDR5-5200MHzが搭載で、16GB(8GB×2)になります。スロットは2つありますが、メモリは最大16GBまで対応のようです。32GBなどへの増設には対応していません。
ストレージはSSD PCIe 4.0が搭載で、512GBが搭載、カスタマイズから1TBにできます。M.2スロットがもう一つあるので、SSDの増設は可能です。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16インチですが17インチ並みの情報量です。より広範囲を見れるので、ゲームもしやすいです。
解像度はWUXGA(1920×1200)で、視野角が広いIPS液晶を採用しています。輝度は屋外でも比較的見やすい350ニトで、リフレッシュレートは144Hzとぬるぬるです。ただし、色域はNTSC 45%となっており、この点は上位モデルのLegionと差が付いています。
グラフィックボードはローエンドのRTX 3050、ミドルクラスのRTX 4050,そしてミドルハイエンドのRTX 4060が搭載可能です。予算ややりたいゲームに合わせてカスタマイズできます。
DirectX 11で動作するFire Strikeと、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyのスコアです。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4090 | |
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RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3080 | |
RTX 2080 | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
RTX 2070 Super | |
RTX 4050 | |
RTX 3060 | |
Radeon RX 6500M | |
RTX 3050 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1650 |
Time Spy
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4090 | |
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RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
RTX 4050 | |
RTX 2070 Super | |
RTX 3060 | |
RTX 2060 Max-Q | |
RTX 3050 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1650 |
通信環境は良く、1ギガビットイーサネット搭載で、Wi-Fi 6に対応です。無線でも有線でも安定した高速回線が使用できます。WEBカメラはFHDと高画質で、オーディオはゲームや映画に合うNahimicオーディオで、出力される音を細かく調整できます。
ここまで見ると「あれ?なんでこれがエントリー向けなの?」と思いますが、上位モデルのLegionに比べ電源が小さくなっており、本機は170Wになっています。Legionはだいたい300Wくらいなので、全然大きいですね。
電源が大きい方がよりパワフルなので、こういったところがエントリークラスのスペックになっています。CPUやグラボは同じものを使っているので、品質が劣るわけではないです。
また、3カ月のXbox Gaming Passが付いているので、100以上のゲームが無料でプレイできます。
外観
必要なポートは背面にあるので、デスク上にケーブルがごちゃごちゃならないです。また、背面に2つと、左右側面に1つずつの排気口があります。
4本のヒートパイプが張り巡らされており、4つの排気口、そして底面には大きな通気孔があり、2つのファンが搭載しています。フレッシュエアーをがっつり吸い込んでくれそうな仕様です。
底面の通気孔は大きいだけじゃなく、おしゃれなデザインになっていますね。
WEBカメラは高画質FHD 1080pで、一般的なWebカメラ(HD画質)よりも高精細です。
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