LenovoにはAIOもしくはAと付いたモデルがあるのですが、これらはAll-in-Oneの略でAIOと名付けられています。
特徴として、マウスやキーボードが付属しているので、これ一つ買えばその日から使い始めることが出来ます。通常のデスクトップの様に、モニターやマウスなどの周辺機器を買わなくても良いんですね。
何といってもおしゃれだし、通常のデスクトップの様に場所を取らないので設置場所にも困らないです。
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Lenovo IdeaCentre AIO 350のスペックレビュー
<付属のキーボードとマウス>
CPU | Athlon Silver 3050U Ryzen 3 3250U Ryzen 5 3500U |
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メモリ | 最大32GB |
ディスプレイ | 21.5型 高視野角ワイド液晶(FHD) IPS液晶 |
ストレージ | SSD 256GB+HDD 1TB |
OS | Windows 10 Home |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
無線 | WiFi、Bluetooth v5.0 |
その他 | メディアカードリーダー、内蔵カメラ・マイク・スピーカー、Microsoft Office搭載モデルあり |
付属 | ワイヤレスマウス、ワイヤレスキーボード |
寸法(幅x奥行x高さ) | 491x185x419㎜ |
重さ | 6.8㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | 4.6万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUには、ノートパソコン向けの省電力・省発熱モデルであるUシリーズが搭載です。パソコンが熱くならないように工夫がされていますね。
ノートパソコン用と言ってもRyzen 5は性能も高く、ビジネス用途にも使えるほどですが、AthlonとRyzen 3はライトユーザ向けで、毎日何時間もパソコンを使う人向けではありません。
メモリは4GBか8GB(4GBx2)があり、自分でメモリを増設しない人は8GBを選んだ方がいいですね。何もしてなくても2~3GB使うので、さすがに今のご時世4GBは少なすぎですよ。
ストレージはHDD 1TBのみか、HDD 1TB+SSD 256GBがあります。毎日パソコンを使わない人であればHDDのみでもいいかもしれませんが、頻繁に使う人はSSD搭載モデルがおすすめです。SSDはパソコンの起動も、Web閲覧も、基本的に何をするにしてもHDDより速く動きます。
ディスプレイはナローベゼル(画面の黒い枠が細い)で、おしゃれだし、没入感が高まりますね。フルHDのIPS液晶なので、標準的な高画質モデルです。
書き込みと読み込みが出来るDVDスーパーマルチドライブ搭載なので、写真や音楽をCD-Rに焼いたり、DVDの再生も出来ます。
パソコンには前面カメラ、内蔵マイク、内蔵スピーカーが2つあるので、SkypeやZoomなどのオンライン電話も使うことが出来ます。
ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスが付属なので、本機種を買えばすぐに使い始めることが出来るのはうれしいですね。
保証は1年間引き取り修理で、電話やチャット、LINEにメールでのサポートが付いています。
総合的に見て、時々パソコンを使うというライトユーザーから、毎日数時間使うというミドルユーザーに合う機種です。
公式サイトのレビュー
まだまだ新しい機種なのでそこまでレビューはありませんが、5段階評価で星4.6個とよい評判です。
いくつかレビューを紹介しますが、ほとんどの方が星5つつけています。
全てのレビューは公式サイトのページ下部で確認できます。
Lenovo IdeaCentre AIO 350の特徴
まず特徴的なのが一体型のPCで、ベゼル(画面の黒い枠)が細いんですね。ベゼルが視界に入りにくいので作業もしやすいし、映画などの動画を見るにも最適です。
レビューにもあったように、デザインがすっきりしているし付属のワイヤレスマウスとキーボードがあるので、場所を取らないですね。
配線もこの様にまとめることが出来るので、デスク周りはすっきりしています。
後ろから見てもおしゃれなので、対面営業などの事務所にも設置しやすいですね。
寸法は幅491㎜、奥行き185㎜、そして高さは419㎜となります。
- 幅は一万円札3枚分(480㎜)+1㎝
- 奥行きは1万円札の長辺(160㎜)+2.5㎝
- 高さは一升瓶(400㎜)+2㎝
標準的な22型All-in-One PCのサイズです。
もちろん画面の角度も変えることが出来るので、身長など関係なく見やすい角度にできます。家族共用で使うなら、すごく使いやすいですよ。大人が使っている時は画面を垂直近くで使いやすいし、子供が使うときは画面を若干倒せば見やすいです。
ディスプレイ右側面には、DVDスーパーマルチドライブが内蔵されています。一体型のPCは光学ドライブが無いこともあるのですが、本機種は読み書きできるドライブが搭載しているのでご心配なく。DVDの再生や写真をDVD-Rに焼いたりできます。
CPU
CPUには発熱が低いUシリーズが搭載です。性能が低いAthlonとRyzen 3に加えて、比較的性能が高いRyzen 5が選択できます。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
Athlonは約3200、Ryzen 3は約4200と、ライトユーザーであればぼちぼち快適に使えるくらいの性能で、いくつものページやアプリを同時に開けて使うなどをしなければ、良いかと思います。
Ryzen 5はビジネス用途でも快適に使える目安のスコア7000を超えているので、ホームユースであれば問題なく快適に使えると思います。
ちなみにRyzen 3とRyzen 5は3000円しか変わらないので、Ryzen 3を考えているなら5にした方がコスパがいいです。
メモリ
メモリはDDR4 2400MHzで、メモリスロットは2つあります(Athlonモデルはスロット1つ)。All-in-One PCはメモリを自分で増設するには結構面倒くさいので、大きめのメモリ・8GBを選択した方がいいと思います。
Athlonを選ばない限りメモリは8GBになっているので、心配は無用かもしれませんが・・・。
メモリやハードドライブなどの交換・増設を考えている人は、こちらのLenovo公式サイトで確認が出来ますが、保証外になります。
ストレージ
ストレージはHDD 1TB、もしくはHDD 1TB+SSD 256GBが選べます。
SSD | HDD | |
価格 | 高い | 安い |
動作音 | 静か | うるさい |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
データ移動 | 最大32Gbps | 最大6Gbps |
HDDはSATA接続で、データ転送速度が最大6GbpsとHDDでは速いものです。SSDはM.2 PCIe NVMeなのでかなり速いです。
ストレージはパソコンの起動など多くのパソコンの動作に関わり、SSD搭載PCはHDDのみのPCよりも全然速く動きます。
ディスプレイ
ディスプレイは高視野角ワイド液晶のフルHD 250nitで、コントラスト比は高く1000:1となっています。
Nit(ニット)は明るさを表す単位で、平均的な明るさです。IPS液晶なので視野角も広く、コントラスト比も高いので鮮やかな色が描写されます。
インターフェイス
・オプティカル・ドライブ ・電源ボタン |
・USB 3.0 ・3-in-1メディアカードリーダー ・コンボジャック |
・電源コネクタ
・イーサネット・コネクター(RJ-45)
・HDMI(外部出力)
・USB 2.0x2
・USB 3.0
USB-Cが無いのでUSB-Cの機器を持っている人は変換コネクターが必要ですが、それ以外は必要なもの全て付いていると思います。
サポート・保証
電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあるので、何か分からないことや不具合があっても相談しやすいと思います。
保証は1年間ですが、最長3年まで延長できます。また、Premium Careと言って専任のエージェントが迅速に対応するものもあり、これは24時間365日対応なので(標準サポートは9時~18時)、夜中に何かあっても対応しやすいです。
また、エキスパートのみが対応するので、話が速いです。
まとめ
全体的にまとまった構成で価格も安く、スペックも普段使い用としては十分です。また、All-in-Oneなので省スペースで配線も散らかりにくく、リビングに置いても場所とらずです。
サポートも充実しているので、初めてのパソコンにも向いていますよ。