待ちに待ったAMD Ryzen 5000シリーズ搭載のノートパソコンです。本機種は人気のあるIdeaPadでも特別で、
- IdeaPad Flexシリーズ(2 in 1 PC)は超人気
- AMD Ryzenプロセッサー搭載機種は人気
- 最新のRyzen 5000シリーズ搭載
という、3つの人気要素がある機種で、前モデルのRyzen 4000シリーズを搭載したIdeaPad Flex 550は、販売当初から人気が高すぎて購入できない人が多かったですよね。
私はインテル11世代CPU搭載のFlex 550i 14型も持っていますが、Ryzen 5000シリーズのすごさを味わいたくて購入しました(笑)。
Contents
IdeaPad Flex 550 15.6型(AMD Ryzen 5000シリーズ)のスペックレビュー
CPU | AMD Ryzen 5 5500U AMD Ryzen 7 5700U |
---|---|
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス(Radeon Vega) |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD IPS液晶 光沢あり マルチタッチ |
OS | Windows 10 Home |
無線 | WiFi、Bluetooth v5.0 |
生体認証 | 指紋センサー |
Microsoft Office | Office Home &Business 2019搭載可能 |
寸法 | 357.6×237.9×17.9㎜ |
重さ | 1.8㎏ |
バッテリー | 最大15.8時間 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
付属 | Lenovo Digital Pen |
価格 | 6万6528円~ |
パソコンの頭脳であるCPUには最新のRyzen 5000シリーズで、すごく高い性能になっています。デスクトップ並みですね。
メモリも最新のものが搭載で、最大16GBと十分な容量になっています。ストレージは高速タイプのM.2 SSDが搭載で、パソコンの起動も速く、データ移動もサクサク快適です。
ディスプレイはフルHDの高解像度で、視野角が広くコントラスト比も高いIPS液晶が搭載です。また、マルチタッチなので、スマホやタブレットの様に指で操作もできます。
バッテリー駆動時間は比較的長い約15.8時間ですが、15.6型と大きな筐体のため、持ち運びがしやすいわけではありません。頻繁にパソコンを持ち運ぶ人は、14型の同機種がいいと思います。
全体的にしっかりとしたスペックで、USB-CもAもあるし、HDMIにSDカードリーダーもあり、2 in 1 PCなので使い勝手が良い機種です。
また、
Windows 11アップデート対象機種
ここ最近(2021年6月以降)世間を騒がせているWindows 11ですが、8月30日にMicrosoft公式サイトで調べてみたら、当然アップグレード対象機種でした。IdeaPadもTPM 2.0標準搭載なので、当たり前ですね。
Windows 11にアップデートするシステムの最小要件は、こちらになります。
- 1GHz以上で動作する複数コアを搭載した64bitCPU
- メモリ4GB以上
- ストレージ64GB以上
- DirectX 12サポート
- 9インチ以上720p以上の解像度
- Microsoftアカウント
- ネット接続
- UEFIによるセキュアブートをサポート
- TPM 2.0
追記)Windows 11にアップデートしました!
アップデート自体は30分ほどで完了し、UIがおしゃれになったので使いやすくなった気がします。(アップデート方法はこちらをどうぞ)
ただし、アップデート後に性能を計ったら軒並み下がっていたので、今すぐやらなくてもいいかと思います。
前モデルとの比較
旧モデルの15型が無いので、旧モデルの14型と性能を比較紹介します。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Flex 550(14) | |
CPU | AMD Ryzen 5 5500U AMD Ryzen 7 5700U |
Ryzen 3 4300U Ryzen 5 4500U Ryzen 7 4700U |
メモリ | 16GB(3200MHz) | 16GB(3200MHz) |
ストレージ | 512GB | SSD 512GB |
ディスプレイ | FHD IPS | FHD IPS |
無線 | WiFi | WiFi |
バッテリー | 最大15.8時間 | 最大16.1時間 |
価格 | 6.6万円~ | 6.3万円~(Ryzen 5) |
スペックはCPU以外は同じですね。Ryzen 4000から5000に上がり、性能はかなり高くなっていますが、価格はほぼ同じくらいなのでお得感が増しますね。
[visualizer id=”21442″ lazy=”no” class=””]性能は最大20%ほど上がっています。
ライバル機種
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの方は表を右にスクロールできます)
本機種 | IdeaPad Slim 550 | Flex 550(14) | |
CPU | AMD Ryzen 5 5500U AMD Ryzen 7 5700U |
Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U |
Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB | SSD 512GB | SSD 512GB |
ディスプレイ | 15型FHD IPS | 15型FHD IPS | 14型FHD IPS |
無線 | WiFi5 | WiFi6 | WiFi5 |
バッテリー | 15.8時間 | 15時間 | 16.1時間 |
重量 | 1.8㎏ | 1.66㎏ | 1.5㎏ |
価格 | 6.6万円~(Ryzen 5) | 5.8万円~(Ryzen 3) 6.2万円~(Ryzen 5) |
6.1万円~(Ryzen 3) 6.5万円~(Ryzen 5) |
競合となる機種は大体同じ価格帯で同じスペックをしていますが、唯一2 in 1 PCでないSlim 550はWiFi6に対応しています。また、Slim 550とFlex 550 14型はRyzen 3も搭載しているので、比較的安く購入できますね。
本機種は15型の2 in 1 PCなので若干重いですが、大画面の2 in 1 PCが欲しい人には一番合うと思います。動画をよく見る人やイラストを描く人、学生で講義のメモ取りをする人だと15型が使いやすいと思います。
IdeaPad Flex 550 15.6型(AMD Ryzen 5000シリーズ)の特徴
IdeaPad Slim 5iシリーズは、本当にベゼル(画面の黒い枠)が細いですね。すごくおしゃれに見えます。
幅は357.6㎜、奥行きが237.9㎜、厚さが17.9㎜となり、大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)と比べると、幅+約4.1㎝、奥行き+約2.8㎝で、厚さは閉じた状態で1円玉(直径20㎜)よりも若干小さいくらいです。
持ち運びが多いけど大画面じゃないと作業がしにくいという人でも、持ち運びはしやすいと思います。重さも1.8㎏なので、持ち運べないほど重いわけじゃないですしね。
また、ディスプレイ開閉部分が斜めになっているので、片手でもディスプレイを開きやすいです。
天板部分はアルミニウム素材ですが、キーボード面と底面は樹脂素材です。よ~く見ると樹脂っぽさが若干ありますが、カラーはシルバーなので高級感があります。
底面は見ることも触ることも少ないですが、若干安っぽいです。まぁ、これはIdeaPadシリーズというか、低価格ノートパソコン全てに共通することなのでしょうがないです。
2 in 1 PC
2 in 1 PCとは、ヒンジ(ディスプレイ)が360度回転するもので、状況に合わせて形状を変えることができます。
<テントモード>
テントモードは、ベッドやソファに寝転がって使うときに有効です。筐体底部にある吸気口を塞がないので、筐体が熱くなりにくいです。
<タブレットモード>
付属のペンでイラストを描くときや、大学生なら講義のメモ取りの時にも使いやすく、タブレットとして使うことができます。また、移動中の車内や電車内などでも場所を取らないので、使いやすいです。もちろんタッチして使っても、サクサク快適に使えました。
<スタンドモード>
スタンドモードは動画を見る時など、キーボードが視界に入らないので没入感が増します。
1台でいろいろな使い方ができるので、便利なんですね。
アクティブペン
付属のLenovoデジタルペンは4096段階の筆圧感知があり、同梱されている単6電池で約1400時間使えます。また、手のひらがディスプレイに触れても検知しない機能があるので、手を浮かせて描く必要がありません。普通に紙に書くように手を置いて大丈夫です。
ペンホルダーも同梱されているので、この様にUSB-Aポートに差し込むとペンを失くさずに済みます。ペンが立てれたらよかったのですが、横向きにのみ入れることができます。
ちなみにOnenoteというアプリを使えば、手書きの文字をテキストに変換も出来ます。
私の汚い時でも読み取って変換してくれたので、皆さんの文字も大丈夫だと思います。メモやノートをとることが多い人は、特に使いやすいです。
CPU
コア/スレッド | GPUコア | 基本クロック ブーストクロック |
キャッシュ | TDP | |
Ryzen 5 5500U | 6/12 | 7 | 2.1/4.0GHz | 8MB | 15W |
Ryzen 7 5700U | 8/16 | 8 | 1.8/4.3GHz | 8MB | 15W |
AMD製のプロセッサーはすごく性能が高いんですが、安いです。というのも、有名なIntelに追い付け追い越せと攻めている企業なので、低価格高性能で市場にプロセッサーを投入しています。
<Ryzen 7 5700UのPasmarkスコア計測結果>
Passmarkスコアを計測したら、14557でした!すごいですね。先日購入したCore i7-1165G7のスコアが13242だったので、10%ほど上回っていますね。
下のグラフは、Performancetestで計測したPassMarkスコアの比較です。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Ryzen 5ですら、11世代のCore i7を上回っていますね。すごい。
こちらはCPUのシングルコア性能とマルチコア性能を測るCinebench R23の結果です。マルチコアが5122、シングルコア性能が816となっています。思ったより数字が伸びなかくて、Ryzen 7 5700Uの平均と比べると50%ほど低い性能です。おそらく、CPUに不具合があると思います。購入時に新しい機種に交換してもらえばよかった・・・。
まぁ、こういった不具合は少なからずあり、0.何パーセントかの割合でどこの会社でも何かしらの不具合があるので、気づいたときに交換/修理を依頼した方がいいですね。
また、Ryzen 5000シリーズから「マルチスレッディング」になり、スレッドがコアの倍になっています。今までは、例えば4コア4スレッド、6コア6スレッドなどだったのが、4コア8スレッド、6コア12スレッドになったので、より多くのことが同時しやすくなっているんです。
<アプリの数は例です>
こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。
- 総合性能は4853
- Essentialは8541→通常用途やビデオ会議などはかなり使いやすい
- Productivityは7685→かなり高速に使える
- Digital content creationは4726→外部GPU無しにしては高性能
Essential
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1165G7 | |
---|---|
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i7-1065G7 | |
本機種・Ryzen 7 5700U | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 3 Pro 4350G | |
Ryzen 5 5500U |
Productivity
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5700U | |
---|---|
本機種・Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 3 Pro 4350G | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 | |
Core i7-1065G7 |
Digital Content Creation
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5700U | |
---|---|
Ryzen 7 4700U | |
Core i7-1165G7 | |
本機種・Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 3 Pro 4350G | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i5-1135G7 | |
Core i7-1065G7 | |
Core i3-1115G4 |
こちらは「Productivity」の詳細で、スプレッドシート(Excel)の起動時間は1.46秒、ライティング(Word)の読み込み起動時間は1.7秒と快適に使えます。
本機はビジネスモデルじゃないですが、ビジネス用途でも快適に使えるほどですね。
グラフィックス
グラフィック性能はもうちょっと高いと思いましたが、まぁ、妥当な数値だと思います。内蔵グラフィックスでは若干良い方です。
3Dグラフィック性能を測る、3D GraphicMarksのスコアです。グラフィック性能が高いとOfficeワークがしやすかったり、画像・動画編集なども快適にできます。
Video Card Benchmarks
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
MX450 | |
---|---|
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
MX250 | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 3 5300U | |
Ryzen 7 4700U | |
Iris Plus | |
Ryzen 5 4500U | |
UHD |
外部グラフィックボードのMX 250と15%ほどの性能差で、普段使い用としては十二分の性能です。
内蔵グラフィックスではIntel製CPUが高いので、動画編集や画像編集をしたいという人は兄弟機種のFlex 550i インテル11世代が良いかもしれません。
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 | マルチタッチ | ||
FHD 1920×1080 |
あり | IPS | 250nit | 〇 | ||
光沢 | 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい | |||||
IPS液晶 | コントラスト比が高く、視野角も広い | |||||
nit | 明るさを表す単位。通常250前後が標準 | |||||
マルチタッチ | スマホやタブレットの様に指でタッチできる |
色域を測定したので、詳細をご紹介します。
<i1 Display Proを使って輝度や色域などのディスプレイ情報を取得>ピンクがAdobeRGBで、黒がsRGB、そして黄色が本機種の色域になります。
- AdobeRGB比とカバー率・・・47.5%
- SRGB比・・・64.1%
- sRGBカバー率・・・63.4%
輝度は221nitでした。
色域は広くないですが標準的なノートパソコンの色域なので、困ることは無いです。輝度は公称値250nitでしたが、私のものは221nitと低かったです。ただし、個人的に220nitにしては明るいなと思ったし、室内や屋外の日陰で使う分には問題ない明るさです。
光沢ありなので、このように反射しやすいです。タッチパネルのデバイスは、ほぼ全て光沢ありです。
IPS液晶なので視野角が広く、上から見ても問題なく見えます。
感覚ですが、視野角は170度以上あると思います。真横に行かない限り、表示されているものが見えますね。
また、ディスプレイ上部のWebカメラには、Privacy Shutterと言う物理カバーがあるので、使用していない時や離席時にカバーを閉じておけばプライバシーが守られます。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する場所で、パソコンの作業台になります。メモリが大きいと、より大きなデータが扱え、より速く処理されます。
本機種のメモリはDDR4-3200MHzで、最大16GBのオンボードです。通常、8GBあれば十分ですが、大きなデータを扱う人や、より快適に使いたい人は16GBモデルを購入するといいと思います。また、デュアルチャンネルメモリーになっているので、処理速度がシングルよりも速いです。
ちなみに、メモリの動作周波数(MHz)は処理速度に影響するのですが、本機種は最大値の3200MHzなので、快適にサクサク使えます。
メモリーMarkのスコアは、2369でした。世界のパソコンの平均が2490なので、この価格のノートパソコンとしては全然良い方ですね。
ストレージ
ストレージはSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)で、ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動などにも関わる重要なパーツなんですね。
SSD PCIe NVMe | HDD | |
最大データ転送速度 | 16Gbps~32Gbps | 6Gbps |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分(新品の場合) |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
本機種は最速モデルM.2 PCIe NVMeが搭載で、最大512GB搭載できます。
シーケンシャル速度は読み込み(リード)が2627MB/秒、書き込み(ライト)が1625MB/秒でした。普段使い用としては必要十分以上に速いですね。
こちらはPerformanceテストで測った結果です。世界平均が10127に対し、本機種は16216と60%ほど高い性能になっています。
こちらはSDカードリーダーのシーケンシャル速度で、リードが90MB/秒、ライトが83MB/秒でした。普通の速度です。
取り外し・増設
底面カバーを開けて、筐体の中をチェックしました。配線がほとんど見えず、きれいにまとめられています。エアフローが良くなるので、パフォーマンスも落ちにくいですね。
メモリはオンボードで、ストレージスロットも1つしかないので、増設はできません。
キーボード
キーボードはテンキー付きなので、Excelを使う人は特に使いやすいですね。キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は約19㎜で、余裕をもってタイピングができます。
キーストロークは約1.2㎜と浅めなので、軽めのタッチでタイピングすると使いやすいです。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間は最大15.8時間で、急速充電に対応しています。約15分で2時間分、約1時間で80%、満タンにするには約3時間となっています。
比較的長いバッテリー駆動時間なので、外出時に充電アダプターやモバイルバッテリーは必要ない人が多いと思います。
インターフェイス
左側面インターフェイスは、SDカードなどを読み込める4-in-1 メディアカードリーダーに、USB-A 3.0(データ転送速度最大5Gbps)が2つと、電源ボタンです。
左側面インターフェイスには、電源コネクタにHDMI(モニターに接続するときに使用)、USB-C 3.0(給電機能付き)にマイク/ヘッドフォンジャックになります。
SDカードリーダーやHDMIもあるし、USB-AにUSB-Cもあるので、困ることは無いと思います。
サポート・保証
本機種は1年間引き取り修理保証に、電話やチャットなどでのサポートがあり、最長3年まで延長できます。また、Premium Careと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは夕方6時まで)
引き取り修理とは、家などの指定住所に引き取り業者が取りに来てくれるので楽です。自分でリペアセンターに送らなくていいし、Lenovoの契約業者が来るので安心です。また、修理は国内でやっており、NECのコンピューター事業所で対応しているので、日本クオリティで、修理、返送も比較的早いです。
2ヶ月以上使った感想
本機購入は4月28日で、現在9月末なので約5ヵ月使用した後の感想です。
本機は性能は高いですが、パソコンを起動したときにファンがうるさい時があります。毎回じゃないですが1分くらいファンが「ぶ~ん」と回ることもあるので、気になる人は気になると思います。また、全モデルこうなるかと言えばそうじゃなく、たまたま筆者が購入したものが音がうるさいと思います。
筆者はテキスト中心の執筆作業、Excelでの会計、簡単な画像編集、楽譜作成+動画、動画視聴に使用しており、購入後、他の機種も併用しながら1日2~3時間の作業をしました。
前述したようにプロセッサーは同じモデルと比べ性能が低いですが(注・筆者の機種のみ低いです)、それでもまだまだ性能的には高い方なので、普段使い用としては十分に使えます。
テキスト中心の執筆やExcelは問題なし。2 in 1 PCなので動画視聴はしやすいし、息子がお絵かきをしたりもしています。Web閲覧などの低負荷作業も余裕ですね。
ディスプレイの色域が狭いので画像編集や動画編集には向いていませんが、色域の広い外付けモニターに繋げばこういった作業もできると思います。
ただし、本機は15.6型なので持ち運びは不向きです。重たいです。その場合は14型がいいです。
現在までにCPUの性能が若干低いという以外の不具合は出ていないし、特に問題なく使えています。タッチパネルの反応も良いし、スピーカーも音割れしていないし、キーボードのキートップも緩んだりしていません。
まとめ
2 in 1 PCのFlexシリーズは特に使いやすく、本機種は15.6型と大型なため本格的な作業がしやすいし、実際、我が家では子供がYoutubeを見たりするときにも使っているので、家族共用PCとしても使いやすいです。
性能自体はデスクトップ並みなので、デスクトップは置きたくないけど大きなPCが欲しい人に向いています。
また、サポートも電話やチャット、LINEなどで行っており手厚いサポートなので、初めてパソコンを購入する人にも使いやすいと思います。
この価格でこのスペックにこの使い心地、そして2 in 1 PCと言うことを考えるとコスパが高い機種です。