ASUS Zenbook 14 (UX3480)のレビューです。
本機はグラボ並みのGPUパワーが欲しいけど、グラボ搭載機は大きい、重い、バッテリー駆動時間が短いなどの理由で強力な内蔵GPUを必要としている人向けです。
高性能で高品質ディスプレイを搭載し、そしてチョイ軽です。外出先でも動画編集や画像編集をするようなクリエイターに向いた機種です。
バッテリー駆動時間も長く、動画視聴時で29時間、中負荷時で11時間と丸一日働くには十分な長さです。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 9 386H、LPDDR5X 24GB、SSD PCIe 4.0 512GBになります。
Zenbook 14 (UX3480)の特徴とスペック
| SoC | Core Ultra 5 325 Core Ultra 7 355 Core Ultra 9 386H |
|---|---|
| メモリ | LPDDR5X-8533 24GB(最大24GB) |
| ストレージ | SSD 512GB/1TB |
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
| ディスプレイ(14型) | 2.8K(2880×1800)OLED グレア タッチ 1920×1200ドット グレア タッチ |
| OS | Windows 11 Home |
| 無線 | Wi-Fi 6E |
| 生体認証 | 顔認証 |
| WEBカメラ | 207万画素Webカメラ+IRカメラ |
| オーディオ | スピーカー4基 |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 311.2 × 215.8 × 13.9~16.9mm |
| 重さ(実測) | 1359g |
| バッテリー | 29時間以上(オフラインの動画視聴) 11時間11分(中負荷作業時・実測) |
| 標準保証 | 1年間 |
| 価格 | 23.4万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUはCore Ultra 9 386Hを搭載し、最大50 TOPSのNPUによりCopilot+PCの要件を満たした機種です。
16コア16スレッドの多コア多スレッドで、最大クロックは4.9GHzと高く、Intel 18A(1.8nm相当)を採用し、従来モデルと比べ電力効率が大幅に上昇しており、扱いやすい熱設計になっています。
スペック表にはCore Ultra 5 325とCore Ultra 7 355もありますが、執筆時現在販売されていませんでした。
メモリは高速なLPDDR5X-7467で最大24GBを搭載、オンボード仕様のため後からの増設はできませんが、この帯域幅と容量があれば、メモリを必要とする作業にも十分だと思います。
ストレージはPCIe 4.0対応の最大1TBで、こちらも十分な容量です。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い14インチで、2.8K解像度にASUS Lumina OLEDディスプレイを採用し、DCI-P3 100%の広色域にDelta E < 1の色精度を兼ね備え、100万対1のコントラスト比とプロ向けのディスプレイです。
その他のスペックはWindows 11 Homeを搭載し、無線はWi-Fi 6Eに対応、Webカメラは207万画素で、顔認証のIRカメラ付き、そして14インチで実測1359gと若干軽量で持ち運びがしやすいです。
筐体は13.9ミリと薄いですがインターフェイスはとりあえず必要な分を揃えており、USB 4が2つ、USB 3.2 Gen 2、HDMIとコンボジャックとなっています。
有線LAN(RJ45)は非搭載ですが、外出先や一般的なオフィスワークであれば、ハブを持ち歩く必要はない構成です。
バッテリーは公称値で最大29時間以上、中負荷作業時の実測値は約11時間11分でした。とても長いバッテリー駆動時間です。
また、本機はCopilot+ PCに準拠しており、搭載された強力なNPUを活用した最新のAI機能を余すことなく体験できます。
FAQ:よくある質問と回答

ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことが下記にない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 出荷からどのくらいで届きますか? | 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから) |
| 画像・動画編集に使えますか? | 画像編集や動画編集もできます |
| ファンはうるさいですか? | ベンチマーク計測時は平均54dBと結構な音がします |
| PD充電できますか? | Thunderbolt 4があるので可能です |
| PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? | Thunderbolt 4があるので可能です |
| オンラインレッスンに合いますか? | カメラの解像度は207万画素とビジネスPCに搭載される解像度で、オンラインレッスンやミーティングにも合います。ただし、色がおかしかったので、設定から色アドの変更をお勧めします |
| メモリ/ストレージの増設はできますか? | いいえ、できません |
| 持ち運びに向いていますか? | 14インチで1359gと軽量なので、持ち運び向きです |
| Officeの使い心地は? | 快適に使えます |
| ディスプレイの色域の違いは何ですか? | 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機はDCI-P3 100%になります |
以下にて本機の特徴をご紹介します。
Copilot+PCとは?
Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)と言うのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。
主な機能です。
・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・イメージクリエイターで画像生成
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
すごく簡単に言うと、AIがいろいろなサポートをしてくれて作業効率が上がる(便利になる)、と考えていたら問題ないです。
すごく手厚い保証

ASUSではメーカー保証が1年ついており、朝9時から夜7時まで電話サポートがあります。また、「あんしん保証」と良い意味でクレイジーな保証があり、
どんな壊れ方でも原因不問で対応
してくれます。(1年間に1回のみ利用可能)
しかも初年度は加入無料で、すべての購入者が対象です。(登録必須)

あんしん保証は修理にかかった部品代金の20%+消費税がかかりますが、「あんしん保証プレミアム3年パック」にすると故障時の負担は0円になります。
他社に比べかなり手厚い保証です。詳しくは「ASUS安心保証」をどうぞ。
軽量14インチ・1359g!

14インチで軽量コンパクトなので、片手で簡単に持てます。もちろん、こういった持ち方をしてもたわみません。

実測で1359gで、14インチの平均よりも若干軽いです。
ノートパソコンの平均質量
・13.3インチ・・・1.2㎏
・14インチ・・・1.4㎏
・15.6インチ・・・1.7㎏
・16インチ・・・1.7㎏~1.8㎏

筐体内部を確認すると、軽量化のためにヒートパイプは1本ですが、大きなファンが1基あります。優れた冷却機構というわけじゃありませんが、軽量化しつつもファンを大型化することによって排熱性能を高めているようです。


また、軽量薄型PCと言えば、インターフェイスを削減してより軽くしますが、とりあえず十分なポートがあり、一般的な作業であれば外出先でも困ることはないと思います。
ただし、左に偏っているので、状況によっては使いにくいこともあるかもしれません。

高いPCってアルミニウムやマグネシウム、そしてカーボンファイバーが採用されますが、本機はセラルミナムと言うセラミック素材をアルミニウム素材に融合した不思議な素材で、なんとASUSは4年かけてこの素材を作り出したということです。高強度で耐摩耗性と耐傷性、そして耐衝撃性が高く、さらさらとした手触りです。

最薄部13.9ミリと薄い筐体です。

筐体寸法は幅311.2mm×奥行き215.8mmと抑えられており、平均的な14インチノートPCよりもコンパクトです。薄さも相まって、コンパクト感が高いです。

ディスプレイが開く最大角度は135度くらいで、片手でディスプレイを開けることができます。片手に資料やドリンクなど持っていても、サッと使い始めることができます。

付属のACアダプターは207gと軽く、68W出力と一般的なモバイルノートに多い65Wよりもわずかに余裕を持たせた仕様になっています。
この「プラス3W」の余裕があるおかげで、PC本体をフルパワーで駆動しながら、ポートからスマホなどの外部デバイスへ給電しても、PC側のパフォーマンスを落とさずに安定した電力を確保できます。ユーザーのリアルな使用環境を想定した、実用性の高い設計です。
FHD WebカメラとIRカメラ

WEBカメラは207万画素で、電子式プライバシーシャッターも備えており、F11を押すとON/OFFを切り替えることができます。Web会議の休憩中などオフにしていればプライバシーも守られます。
また、IRカメラに対応しており、サインインは一瞬で済みます。
こちらの画像は、本機のウェブカメラと一般的なビジネスPC(FHD対応)で、同じ人形を撮影して比較したものです。本機のカメラはとても違和感のある色です。カメラを使う前に、設定から色彩などを変更した方が良いかもしれません。
スピーカーは2基搭載しており、マルチマグネットで迫力のある低音やノイズの少ない音になるそうです。
実際に聞いてみると、低音が強いとは思いませんでしたが、聞きやすい音だと思います。

また、NPUを搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。
バッテリー駆動時間

70Whの大容量バッテリーを搭載し、通常、一般的に消費電力が大きいとされるOLEDディスプレイを採用していますが、29時間(公称値)のバッテリー駆動時間を実現しています。
また、急速充電(約49分で60%充電)にも対応しているので、急な外出予定が入ってもサクッと充電して出かけることができます。
当サイトも独自に検証し、バッテリー駆動時間計測方法は画面輝度50%、音量50%でWi-Fiに繋いで、Google Meetで画面共有閲覧をしながら1時間Webミーティングを行ったときのバッテリー減少率から計算しました。
この計測内容は、中負荷、もしくはやや高めの負荷に分類されます。
無線をOFFにし、画面輝度を極端に下げたり、低負荷な動画視聴時間など実利用にそぐわない計測方法が多くみられますが、当サイトは実利用に沿った設定なので、概ね正しい時間になると思います。
バッテリーは1時間で9%減少し、推定バッテリー駆動時間は11時間11分でした。
実使用環境で11時間なので、丸一日利用できると思います。
当サイト計測バッテリー駆動時間
オレンジ/本機 青/その他
| HP EliteBook X G2i 14/Intel | |
|---|---|
| HP OmniBook 3 16-bz/Snapdragn | |
| ASUS Zebook 14/Intel | |
| ASUS Zebook S14/Intel | |
| ASUS Vivobook S14/Intel | |
| ASUS Vivobook S16/Intel | |
| DELL XPS 13/Intel | |
| HP OmniBook X Flip 14-kc/AMD | |
| HP OmniBook 3 17-df/Intel | |
| Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14/Intel | |
| HP OmniBook Ultra 14-kd/Intel | |
| Lenovo ThinkPad T14s Gen 7/Intel | |
| HP EliteBook X G2a 14 AI PC /AMD | |
| Lenovo IdeaPad Slim 5a Gen 11 /AMD | |
| Lenovo IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 11 /Intel | |
| Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14)/Intel | |
| HP ProBook 4 G2i 16/Intel | |
| HP OmniBook 3 16-bybw/AMD | |
| HP ProBook 4 G2a 14 AI PC/AMD | |
| HP OmniBook 3 14-hyhw/AMD | |
| HP HyperX OMEN 16/Intel | |
| HP HyperX OMEN 15/AMD |
OLEDディスプレイで非常にきれいな描写

14インチの2.8K OLEDディスプレイで、画面比は縦に長い16:10と一般的な16:9の画面よりも多くの情報を表示できます。
ディスプレイの特徴として、クリエイター向けの品質で特徴が多いのでまとめました。
・14インチ(アスペクト比16:10): 縦に広く、画面比16:9の15インチ並みの情報を表示
・2.8Kと高解像度で高精細
・ASUS Lumina OLED: 厳格な基準をクリアした最高峰の有機EL
・DCI-P3 100%・Delta E<1: 正確な色を表現可能(Pantone認証取得のカラーレンダリング)
・HDR対応: 漆黒を表現でき、白飛びや黒つぶれを劇的に軽減
・ASUS Splendidテクノロジー: 用途に合わせて一瞬で色域を切り替え
・焼き付き防止機能: ASUS OLED Care(保証期間内の無料パネル交換対応)で安心して使い倒せる
・コントラスト比100万:1: 映画館のような深く豊かな階調
・有害なブルーライト70%カット: ブルーライトを低減し、フリッカーフリーで目への負担を軽減
パソコンに詳しくない方には「なんだか凄そうだけどよくわかんない」という感じかもしれませんが、一言で言えば「プロの映像編集に使えるほど高品質」ということです。
左側が本機DCI-P3 100%ディスプレイ、右側が別機種のsRGB 100%のディスプレイです。比較すると分かる通り、本機は単に「色が鮮やか」なだけでなく、Delta E<1という高い色精度を実現しており、実物に近い忠実な色彩を再現できていると思います。
正確な色調整が求められる動画・画像編集や2D/3DCADといったクリエイティブワークにおいても、安心して使うことができると思います。

ΔE<1(Delta E測定で1以下)は、「現実の色とディスプレイ上の色の差が、肉眼では判別できないレベルである」ことを意味しています。
つまり、目の前にある実物と、画面の中に映し出された被写体が、ほぼ同じ色彩で描かれているということです。色再現性が高いため、プロのクリエイターにも使える品質です。
視野角は非常に広く、上下左右どの方向から見ても暗くなる部分がなく、表示内容をはっきり確認できます。
キーボードの静音性、使い心地は?

キーボードは日本語のバックライト付きで、すべての主要キーが同じ大きさです。ただし、カーソルキーがすべて小さく慣れが必要、そして右上のDeleteキーの左側に電源ボタンがあるので押し間違えないように。
バックライトはとても明るく、キーの輪郭がくっきりと浮かび上がるため、夜間の作業でも使いやすいです。

タッチパッドは大きくなり、実測127.8mm×79.5mmと大きく、また、スマートジェスチャー対応で、明るさ、音量、動画視聴時に前後にスキップといったジェスチャー操作ができます。また、タッチパッドは画面比と同じ16:10なので、より操作がしやすくなっています。
クリック感は軽く、若干安っぽい音でした。
キーピッチは実測18.8×18.3mmで、フルサイズに近く余裕のある配置です。キーストロークは実測1.6mmで深めのストロークでしっかりとした打鍵感でした。
タイピング音は、動画で見られる通りとても静かです。
ベンチマーク計測結果

16コア16スレッドの多コア多スレッドで、最大クロックは4.9GHzと高く、Intel 18A(1.8nm相当)を採用し、従来モデルと比べ電力効率が大幅に上昇しており、扱いやすい熱設計になっています。
NPUは最大50 TOPSと高く、ローカルでのAI機能も使いやすく、オンラインに上げることができない社外秘のデータの検証などにも使いやすいです。
※TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できるかの数値。50 TOPSは50兆回/秒
グラフィックは新世代のIntel Xe3 Graphics(4 Xe-cores)を搭載し、最大動的周波数は2.5GHzに達し、レイトレーシングへの対応はもちろん、次世代の動画コーデックであるH.266(VVC)のハードウェアデコードに新たに対応し、クリエイティブ用途に使いやすさが上がっています。
これだけ高い性能ですが、ベースパワーは何と25Wと省電力モデルか?というほど低く、マックスパワーは80Wとかなり高いので、軽作業時はバッテリー消費も少なく、重たい作業時はかなり高い性能を発揮します。
本記事では主なベンチマークを紹介しており、すべてのベンチマークは「Core Ultra 9 386Hの実機ベンチマーク
」で確認できます。
CPU Mark計測結果

CPU Markを計測すると、33379とハイエンドでした。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ/本機 青/その他 赤/別機種
| Core Ultra 7 255HX | |
|---|---|
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 356H | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra 9 185H | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Ryzen 7 8745HX | |
| Ryzen 7 8845H | |
| Core Ultra 7 165H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Core i7-14650HX | |
| Ryzen AI 7 3 | |
| Ryzen 7 8840HS | |
| Core Ultra 5 135H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H |
Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftをベースに、CPUとGPUの能力を計測します。
今回の結果は、マルチコア958と高く、シングルコアも124ととても高い性能でした
他のCPUとの比較です。
マルチコア性能
オレンジ/本機 青/その他
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 356H | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core i7-14650HX | |
| Ryzen 7 8745HX | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Apple M1 Max | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Ryzen 5 230 | |
| Apple M1 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
シングルコア性能
オレンジ/本機 青/その他
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core i7-14650HX | |
| Core Ultra 7 356H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Apple M1 Max | |
| Apple M1 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Ryzen 7 8745HX | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core i5-13420H | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 230 | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
4K動画エンコード時間計測結果

5分の風景を撮影した4K動画を、DaVinci Resolveでレンダリング(エンコード)した際の処理時間を計測しました。当然ながら、時間が短いほど高性能です。
結果は1回目~3回目までほぼ同じ時間で、平均2分4秒と非常に速いです。3回連続で高負荷な作業をしましたが、通常は熱ダレして速度が遅くなりますが、本機はサーマルスロットリングも起こさず、安定した速度だったので驚きです。
4K動画レンダリング速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 5 325 | |
|---|---|
| Ryzen 5 230 | |
| Core Ultra 5 322 | |
| Ryzen AI 5 430 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen AI 5 435 | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Ryzen AI 7 450 | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Core Ultra X9 388H | |
| Snapdragon X2 Plus X2P-42-100 | |
| Ryzen 7 8745HX | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core i7-14700+RTX 4060 | |
| Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060 | |
| Snapdragon X2 Elite X2E-90-100 | |
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 |
Fire Strike計測結果

次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。Fire Strikeのスコアは、6576と外部GPUのGTX 1650 Max-Qに近いスコアでした。
内蔵GPUとしてはとても高い性能で、軽いゲームや画像・動画編集などのクリエイティブワークにもできます。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| RTX 3060 | |
|---|---|
| Core Ultra X7 358H | |
| RTX 3050 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra X9 388H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| GTX 1650 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| GTX 1650 Max-Q | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Arc A350M | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 356H/ThinkPad T14s | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Ryzen AI 7 445 | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen AI 5 435 | |
| Ryzen 5 230 | |
| Ryzen AI 5 430 |
Memory Mark計測結果

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはLPDDR5X-7467MHzの24GBで、Memory Markの計測結果は3623ととても高いスコアでした。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| 本機種LPDDR5X | |
|---|---|
| LPDDR5X平均 | |
| DDR5平均 | |
| LPDDR5平均 | |
| LPDDR4X-4266MHz平均 | |
| DDR4-3200MHz平均 |
シーケンシャル速度が速いストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージはPCIe 4.0接続の1TB SSDで、シーケンシャル速度を計測したところ、リード(読み込み)が4987MB/秒ととても遅く、ライト(書き込み)が4355MB/秒と高速です。
リードは不具合でこうなったと思いますが、何度やってもリードだけ遅かったです。他の実機レビューをやっているサイトも確認した方が良いかもしれません。
起動時間を5回計測した平均は17秒で平均的な速度で、ストレスも感じにくい時間だと思います。
起動速度
・10秒~(爆速)
・15秒~(ちょい速い)
・20秒~(遅い)
| 1回目 | 17秒 |
|---|---|
| 2回目 | 17秒 |
| 3回目 | 17秒 |
| 4回目 | 17秒 |
| 5回目 | 17秒 |
| 平均 | 17秒 |
排熱性能と騒音値の計測

底面カバーの吸気口はメッシュで、ゴミやダストが入りにくい設計です。

大きなファンが1基、ヒートパイプが1本あります。優れた冷却機構というわけじゃありませんが、軽量化しつつもファンを大型化することによって排熱性能を高めているようです。
CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。
この時のPC表面温度は39.3度と標準的、底面温度は42.6度とちょっと高いが標準的で、膝の上に置いて使っているととても熱かったです。
騒音値は平均約54dBと、大きな音がしました。
ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはないと思います。
ASUS PCを比較して選びたい方へ
まとめ
良い点
・14インチで1359gのちょい軽モデル
・CPU・グラフィック性能が高い
・高負荷時でも冷却できている
・指一本で開けるディスプレイ
・Copilot+PC
・ディスプレイが超高品質
・バッテリー駆動時間が長い
・セラルミナムで高級感がある
・顔認証でサインインが楽
・打鍵感が良いキーボード
残念な点
・Deleteキーの横に電源があるのが気になる
・Webカメラの品質が良くない
・不具合かどうかは分からないが、ストレージのリードが極端に遅かった
総合評価
14インチで1359gとちょい軽モバイルPCで、低負荷時(動画視聴)のバッテリー駆動時間は29時間、中負荷作業(Web会議+画面共有)で11時間とバッテリー駆動時間が長いので、丸一日外出する人にも使いやすいです。
高性能CPUを搭載し、極上のディスプレイを採用しているので、外出時にも重たい作業をこなすクリエイターなどにとても合います。また、ちょっと音はしますが、しっかりと冷却もできているので、がっつり使うことができます。
ただし、このレビュー機だけかもしれませんが、Webカメラで撮影した色がとても違和感のある色だったので、カメラを使う前に色の設定を行った方が良いです。
おすすめユーザー・用途
・本機はグラボ並みのGPUパワーが欲しいけど、グラボ搭載機は大きい、重い、バッテリー駆動時間が短いなどの理由で強力な内蔵GPUを必要としている人向けです。
外出が多い、もしくは丸一日外出するユーザーで、外出先でも重たい作業をする人、もしくはクリエイターの外出用PCなどの用途に合います。
— パソコンガイド編集部
購入先
Author

・パソコンガイドメインライターの本田。PCやタブレット、その他ガジェットが好きで、年間2~30台ほどのPCとモニターや周辺機器を購入するマニア
・元ミュージシャン
・暖かいところが好きで、よくタイに旅行に行く
・既婚(妻と子供2人)
・最近の趣味はオーディブルを聞きながらぼけ~っとすること
・はまってることは、裸足で1日10分歩く健康法
・若く見られがちだが40代











