ASUS Zenbook 14 (UX3480)の実機レビュー チョイ軽でバッテリー駆動時間が長いクリエイターPC

パソコンガイドメインライター本田執筆者:パソコンガイドのメインライター・本田。年間50~80台のPCやタブレットをレビューしています。購入しても、メーカーから借りても忖度のない意見を書いています
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ASUS Zenbook 14 (UX3480)のレビューです。

本機はグラボ並みのGPUパワーが欲しいけど、グラボ搭載機は大きい、重い、バッテリー駆動時間が短いなどの理由で強力な内蔵GPUを必要としている人向けです。

高性能で高品質ディスプレイを搭載し、そしてチョイ軽です。外出先でも動画編集や画像編集をするようなクリエイターに向いた機種です。

バッテリー駆動時間も長く、動画視聴時で29時間、中負荷時で11時間と丸一日働くには十分な長さです。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 9 386H、LPDDR5X 24GB、SSD PCIe 4.0 512GBになります。

Zenbook 14 (UX3480)の特徴とスペック

SoC Core Ultra 5 325
Core Ultra 7 355
Core Ultra 9 386H
メモリ LPDDR5X-8533 24GB(最大24GB)
ストレージ SSD 512GB/1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) 2.8K(2880×1800)OLED グレア タッチ
1920×1200ドット グレア タッチ
OS Windows 11 Home
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証
WEBカメラ 207万画素Webカメラ+IRカメラ
オーディオ スピーカー4基
寸法(幅×奥行×高さ) 311.2 × 215.8 × 13.9~16.9mm
重さ(実測) 1359g
バッテリー 29時間以上(オフラインの動画視聴)
11時間11分(中負荷作業時・実測)
標準保証 1年間
価格 23.4万円~

 

パソコンの頭脳であるCPUはCore Ultra 9 386Hを搭載し、最大50 TOPSのNPUによりCopilot+PCの要件を満たした機種です。

16コア16スレッドの多コア多スレッドで、最大クロックは4.9GHzと高く、Intel 18A(1.8nm相当)を採用し、従来モデルと比べ電力効率が大幅に上昇しており、扱いやすい熱設計になっています。

スペック表にはCore Ultra 5 325とCore Ultra 7 355もありますが、執筆時現在販売されていませんでした。

メモリは高速なLPDDR5X-7467で最大24GBを搭載、オンボード仕様のため後からの増設はできませんが、この帯域幅と容量があれば、メモリを必要とする作業にも十分だと思います。

ストレージはPCIe 4.0対応の最大1TBで、こちらも十分な容量です。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い14インチで、2.8K解像度にASUS Lumina OLEDディスプレイを採用し、DCI-P3 100%の広色域にDelta E < 1の色精度を兼ね備え、100万対1のコントラスト比とプロ向けのディスプレイです。

その他のスペックはWindows 11 Homeを搭載し、無線はWi-Fi 6Eに対応、Webカメラは207万画素で、顔認証のIRカメラ付き、そして14インチで実測1359gと若干軽量で持ち運びがしやすいです。

筐体は13.9ミリと薄いですがインターフェイスはとりあえず必要な分を揃えており、USB 4が2つ、USB 3.2 Gen 2、HDMIとコンボジャックとなっています。

有線LAN(RJ45)は非搭載ですが、外出先や一般的なオフィスワークであれば、ハブを持ち歩く必要はない構成です。

バッテリーは公称値で最大29時間以上、中負荷作業時の実測値は約11時間11分でした。とても長いバッテリー駆動時間です。

また、本機はCopilot+ PCに準拠しており、搭載された強力なNPUを活用した最新のAI機能を余すことなく体験できます。

 

公式サイト

 

 

FAQ:よくある質問と回答

FAQ 質問と回答

ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことが下記にない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。

質問 回答
出荷からどのくらいで届きますか? 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから)
画像・動画編集に使えますか? 画像編集や動画編集もできます
ファンはうるさいですか? ベンチマーク計測時は平均54dBと結構な音がします
PD充電できますか? Thunderbolt 4があるので可能です
PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? Thunderbolt 4があるので可能です
オンラインレッスンに合いますか? カメラの解像度は207万画素とビジネスPCに搭載される解像度で、オンラインレッスンやミーティングにも合います。ただし、色がおかしかったので、設定から色アドの変更をお勧めします
メモリ/ストレージの増設はできますか? いいえ、できません
持ち運びに向いていますか? 14インチで1359gと軽量なので、持ち運び向きです
Officeの使い心地は? 快適に使えます
ディスプレイの色域の違いは何ですか? 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機はDCI-P3 100%になります

 

以下にて本機の特徴をご紹介します。

 

 

Copilot+PCとは?

Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)と言うのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。

主な機能です。

・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・イメージクリエイターで画像生成
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳

すごく簡単に言うと、AIがいろいろなサポートをしてくれて作業効率が上がる(便利になる)、と考えていたら問題ないです。

 

 

すごく手厚い保証

ASUS 安心保証

ASUSではメーカー保証が1年ついており、朝9時から夜7時まで電話サポートがあります。また、「あんしん保証」と良い意味でクレイジーな保証があり、

どんな壊れ方でも原因不問で対応

してくれます。(1年間に1回のみ利用可能)

しかも初年度は加入無料で、すべての購入者が対象です。(登録必須)

ASUS 安心保証の内容

あんしん保証は修理にかかった部品代金の20%+消費税がかかりますが、「あんしん保証プレミアム3年パック」にすると故障時の負担は0円になります。

他社に比べかなり手厚い保証です。詳しくは「ASUS安心保証」をどうぞ。

 

 

軽量14インチ・1359g!

ASUS Zenbook 14 (UX3480)を片手で持っている様子。

14インチで軽量コンパクトなので、片手で簡単に持てます。もちろん、こういった持ち方をしてもたわみません。

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480)重さ実測1359g

実測で1359gで、14インチの平均よりも若干軽いです。

ノートパソコンの平均質量

・13.3インチ・・・1.2㎏
・14インチ・・・1.4㎏
・15.6インチ・・・1.7㎏
・16インチ・・・1.7㎏~1.8㎏

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480) 筐体内部

筐体内部を確認すると、軽量化のためにヒートパイプは1本ですが、大きなファンが1基あります。優れた冷却機構というわけじゃありませんが、軽量化しつつもファンを大型化することによって排熱性能を高めているようです。

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480) 左側面インターフェイス<HDMI、USB 3.2 Type-C Gen 2(10Gbps)、Thunderbolt 4、オーディオコンボジャック>ASUS Zenbook 14 (UX3480) 右側面インターフェイス<USB 3.2 Gen 1>

また、軽量薄型PCと言えば、インターフェイスを削減してより軽くしますが、とりあえず十分なポートがあり、一般的な作業であれば外出先でも困ることはないと思います。

ただし、左に偏っているので、状況によっては使いにくいこともあるかもしれません。

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480) の天板。セラルミナムで独特な見た目と質感

高いPCってアルミニウムやマグネシウム、そしてカーボンファイバーが採用されますが、本機はセラルミナムと言うセラミック素材をアルミニウム素材に融合した不思議な素材で、なんとASUSは4年かけてこの素材を作り出したということです。高強度で耐摩耗性と耐傷性、そして耐衝撃性が高く、さらさらとした手触りです。

 

 

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480) 厚さ13.9ミリ

最薄部13.9ミリと薄い筐体です。

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480) 幅311.2mm×奥行き215.8mm×高さ13.9~16.9mm

筐体寸法は幅311.2mm×奥行き215.8mmと抑えられており、平均的な14インチノートPCよりもコンパクトです。薄さも相まって、コンパクト感が高いです。

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480) のディスプレイは片手で開けることができ、約135度程まで開く

ディスプレイが開く最大角度は135度くらいで、片手でディスプレイを開けることができます。片手に資料やドリンクなど持っていても、サッと使い始めることができます。

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480) ACアダプタ

付属のACアダプターは207gと軽く、68W出力と一般的なモバイルノートに多い65Wよりもわずかに余裕を持たせた仕様になっています。

この「プラス3W」の余裕があるおかげで、PC本体をフルパワーで駆動しながら、ポートからスマホなどの外部デバイスへ給電しても、PC側のパフォーマンスを落とさずに安定した電力を確保できます。ユーザーのリアルな使用環境を想定した、実用性の高い設計です。

 

 

FHD WebカメラとIRカメラ

ASUS Zenbook 14 (UX3480)のFHD Webカメラ

WEBカメラは207万画素で、電子式プライバシーシャッターも備えており、F11を押すとON/OFFを切り替えることができます。Web会議の休憩中などオフにしていればプライバシーも守られます。

また、IRカメラに対応しており、サインインは一瞬で済みます。

こちらの画像は、本機のウェブカメラと一般的なビジネスPC(FHD対応)で、同じ人形を撮影して比較したものです。本機のカメラはとても違和感のある色です。カメラを使う前に、設定から色彩などを変更した方が良いかもしれません。

スピーカーは2基搭載しており、マルチマグネットで迫力のある低音やノイズの少ない音になるそうです。

実際に聞いてみると、低音が強いとは思いませんでしたが、聞きやすい音だと思います。

 

WIndows Studio Effect

また、NPUを搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。

 

 

バッテリー駆動時間

ASUS Zenbook 14 (UX3480) 70Whバッテリー搭載

70Whの大容量バッテリーを搭載し、通常、一般的に消費電力が大きいとされるOLEDディスプレイを採用していますが、29時間(公称値)のバッテリー駆動時間を実現しています。

また、急速充電(約49分で60%充電)にも対応しているので、急な外出予定が入ってもサクッと充電して出かけることができます。

当サイトも独自に検証し、バッテリー駆動時間計測方法は画面輝度50%、音量50%でWi-Fiに繋いで、Google Meetで画面共有閲覧をしながら1時間Webミーティングを行ったときのバッテリー減少率から計算しました。

この計測内容は、中負荷、もしくはやや高めの負荷に分類されます。

無線をOFFにし、画面輝度を極端に下げたり、低負荷な動画視聴時間など実利用にそぐわない計測方法が多くみられますが、当サイトは実利用に沿った設定なので、概ね正しい時間になると思います。

バッテリーは1時間で9%減少し、推定バッテリー駆動時間は11時間11分でした。

実使用環境で11時間なので、丸一日利用できると思います。

 

当サイト計測バッテリー駆動時間

オレンジ/本機 青/その他

HP EliteBook X G2i 14/Intel  12h30m
HP OmniBook 3 16-bz/Snapdragn  12h30m
ASUS Zebook 14/Intel  11h11m
ASUS Zebook S14/Intel  11h7m
ASUS Vivobook S14/Intel  9h37m
ASUS Vivobook S16/Intel  9h15m
DELL XPS 13/Intel  9h9m
HP OmniBook X Flip 14-kc/AMD  8h20m
HP OmniBook 3 17-df/Intel  7h41m
Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14/Intel  7h40m
HP OmniBook Ultra 14-kd/Intel  7h8m
Lenovo ThinkPad T14s Gen 7/Intel  7h7m
HP EliteBook X G2a 14 AI PC /AMD  6h40m
Lenovo IdeaPad Slim 5a Gen 11 /AMD  6h15m
Lenovo IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 11 /Intel  5h33m
Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14)/Intel  5h15m
HP ProBook 4 G2i 16/Intel  5h15m
HP OmniBook 3 16-bybw/AMD  4h16m
HP ProBook 4 G2a 14 AI PC/AMD  4h10m
HP OmniBook 3 14-hyhw/AMD  3h27m
HP HyperX OMEN 16/Intel  3h2m
HP HyperX OMEN 15/AMD  2h5m

 

 

OLEDディスプレイで非常にきれいな描写

ASUS Zenbook 14 (UX3480) OLEDを採用した高品質ディスプレイ

14インチの2.8K OLEDディスプレイで、画面比は縦に長い16:10と一般的な16:9の画面よりも多くの情報を表示できます。

ディスプレイの特徴として、クリエイター向けの品質で特徴が多いのでまとめました。

・14インチ(アスペクト比16:10): 縦に広く、画面比16:9の15インチ並みの情報を表示
・2.8Kと高解像度で高精細
・ASUS Lumina OLED: 厳格な基準をクリアした最高峰の有機EL
・DCI-P3 100%・Delta E<1: 正確な色を表現可能(Pantone認証取得のカラーレンダリング)
・HDR対応: 漆黒を表現でき、白飛びや黒つぶれを劇的に軽減
・ASUS Splendidテクノロジー: 用途に合わせて一瞬で色域を切り替え
・焼き付き防止機能: ASUS OLED Care(保証期間内の無料パネル交換対応)で安心して使い倒せる
・コントラスト比100万:1: 映画館のような深く豊かな階調
・有害なブルーライト70%カット: ブルーライトを低減し、フリッカーフリーで目への負担を軽減

パソコンに詳しくない方には「なんだか凄そうだけどよくわかんない」という感じかもしれませんが、一言で言えば「プロの映像編集に使えるほど高品質」ということです。

 

左側が本機DCI-P3 100%ディスプレイ、右側が別機種のsRGB 100%のディスプレイです。比較すると分かる通り、本機は単に「色が鮮やか」なだけでなく、Delta E<1という高い色精度を実現しており、実物に近い忠実な色彩を再現できていると思います。

正確な色調整が求められる動画・画像編集や2D/3DCADといったクリエイティブワークにおいても、安心して使うことができると思います。

 

ΔE

ΔE<1(Delta E測定で1以下)は、「現実の色とディスプレイ上の色の差が、肉眼では判別できないレベルである」ことを意味しています。

つまり、目の前にある実物と、画面の中に映し出された被写体が、ほぼ同じ色彩で描かれているということです。色再現性が高いため、プロのクリエイターにも使える品質です。

 

視野角は非常に広く、上下左右どの方向から見ても暗くなる部分がなく、表示内容をはっきり確認できます。

 

 

キーボードの静音性、使い心地は?

ASUS Zenbook 14 (UX3480)バックライト付きキーボード

キーボードは日本語のバックライト付きで、すべての主要キーが同じ大きさです。ただし、カーソルキーがすべて小さく慣れが必要、そして右上のDeleteキーの左側に電源ボタンがあるので押し間違えないように。

バックライトはとても明るく、キーの輪郭がくっきりと浮かび上がるため、夜間の作業でも使いやすいです。

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480)のキーボード、タッチパッド

タッチパッドは大きくなり、実測127.8mm×79.5mmと大きく、また、スマートジェスチャー対応で、明るさ、音量、動画視聴時に前後にスキップといったジェスチャー操作ができます。また、タッチパッドは画面比と同じ16:10なので、より操作がしやすくなっています。

クリック感は軽く、若干安っぽい音でした。

 

キーピッチは実測18.8×18.3mmで、フルサイズに近く余裕のある配置です。キーストロークは実測1.6mmで深めのストロークでしっかりとした打鍵感でした。

タイピング音は、動画で見られる通りとても静かです。

 

 

ベンチマーク計測結果

ASUS Zenbook 14 (UX3480) Core Ultra 9 386H

16コア16スレッドの多コア多スレッドで、最大クロックは4.9GHzと高く、Intel 18A(1.8nm相当)を採用し、従来モデルと比べ電力効率が大幅に上昇しており、扱いやすい熱設計になっています。

NPUは最大50 TOPSと高く、ローカルでのAI機能も使いやすく、オンラインに上げることができない社外秘のデータの検証などにも使いやすいです。

※TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できるかの数値。50 TOPSは50兆回/秒

グラフィックは新世代のIntel Xe3 Graphics(4 Xe-cores)を搭載し、最大動的周波数は2.5GHzに達し、レイトレーシングへの対応はもちろん、次世代の動画コーデックであるH.266(VVC)のハードウェアデコードに新たに対応し、クリエイティブ用途に使いやすさが上がっています。

これだけ高い性能ですが、ベースパワーは何と25Wと省電力モデルか?というほど低く、マックスパワーは80Wとかなり高いので、軽作業時はバッテリー消費も少なく、重たい作業時はかなり高い性能を発揮します。

本記事では主なベンチマークを紹介しており、すべてのベンチマークは「Core Ultra 9 386Hの実機ベンチマーク
」で確認できます。

 

 

CPU Mark計測結果

ASUS Zenbook 14 (UX3480) Core Ultra 9 386H CPU Mark計測結果33379

CPU Markを計測すると、33379とハイエンドでした。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ/本機 青/その他 赤/別機種

Core Ultra 7 255HX  48968
Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  45352
Core Ultra 9 285H  38228
Ryzen AI 9 HX 370  38025
Core Ultra 7 356H  37488
Core Ultra X7 358H  37150
Ryzen AI 9 HX 370  36217
Ryzen AI 9 465  34546
Core Ultra 9 386H  33379
Core Ultra 9 185H  33266
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8745HX  30299
Ryzen 7 8845H  30037
Core Ultra 7 165H  28719
Snapdragon X Elite X1E-78-100  28668
Core i7-14650HX  27706
Ryzen AI 7 3  27206
Ryzen 7 8840HS  25148
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 155H  24271
Core Ultra 7 355  22051
Core Ultra 7 258V  21026
Core i5-13420H  20492
Core Ultra 5 226V  20148
Core Ultra 5 125H  20071

 

 

Cinebench 2024計測結果

ASUS Zenbook 14 (UX3480) Core Ultra 9 386H Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftをベースに、CPUとGPUの能力を計測します。

今回の結果は、マルチコア958と高く、シングルコアも124ととても高い性能でした

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ/本機 青/その他

Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  1470
Ryzen AI 9 HX 370  1237
Core Ultra 7 356H  1101
Ryzen AI 9 465  1047
Core Ultra 9 285H  1034
Core Ultra 9 386H  958
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Ryzen AI 7 350  843
Core i7-14650HX  838
Ryzen 7 8745HX  832
Core Ultra X7 358H  830
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  762
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Core Ultra 5 125H  631
Core Ultra 7 355  599
Core Ultra 7 258V  559
Ryzen 5 8640HS  557
Ryzen 5 8640U  548
Core Ultra 5 226V  548
Core i5-13420H  543
Core Ultra 7 355  539
Ryzen 5 230  510
Apple M1  509
Ryzen 5 7535U  481
Ryzen 5 7535HS  446

シングルコア性能

オレンジ/本機 青/その他

Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  146
Core Ultra 9 285H  129
Core Ultra 9 386H  124
Core Ultra X7 358H  124
Core Ultra 7 258V  121
Core Ultra 7 355  120
Core i7-14650HX  118
Core Ultra 7 356H  118
Ryzen AI 9 HX 370  117
Core Ultra 7 355  116
Ryzen AI 9 465  115
Ryzen AI 7 350  114
Core Ultra 5 226V  113
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen 7 8745HX  106
Core Ultra 7 155H  105
Core i5-13420H  103
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 230  99
Ryzen 5 8640U  96
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 5 7535U  87
Ryzen 5 7535HS  83

 

 

4K動画エンコード時間計測結果

ASUS Zenbook 14 (UX3480) Core Ultra 9 386H 4k動画エンコード時間2分4秒

5分の風景を撮影した4K動画を、DaVinci Resolveでレンダリング(エンコード)した際の処理時間を計測しました。当然ながら、時間が短いほど高性能です。

結果は1回目~3回目までほぼ同じ時間で、平均2分4秒と非常に速いです。3回連続で高負荷な作業をしましたが、通常は熱ダレして速度が遅くなりますが、本機はサーマルスロットリングも起こさず、安定した速度だったので驚きです。

 

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 325  5分23秒
Ryzen 5 230  5分9秒
Core Ultra 5 322  5分5秒
Ryzen AI 5 430  4分53秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Ryzen 5 7535HS  4分10秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Core i5-13420H  3分47秒
Core Ultra 5 226V  3分45秒
Core Ultra 7 258V  3分29秒
Snapdragon X Elite X1E-78-100  3分28秒
Ryzen AI 5 435  3分21秒
Ryzen AI 7 445/Zenbook  3分17秒
Ryzen AI 7 445/Yoga  3分10秒
Ryzen AI 7 450  3分10秒
Core Ultra 7 355  3分8秒
Core Ultra 9 285H  3分5秒
Ryzen AI 7 350  2分49秒
Ryzen AI 9 465  2分49秒
Core Ultra X9 388H  2分41秒
Snapdragon X2 Plus X2P-42-100  2分37秒
Ryzen 7 8745HX  2分27秒
Core Ultra X7 358H  2分12秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core Ultra 9 386H  2分4秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒
Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060  1分38秒
Snapdragon X2 Elite X2E-90-100  1分35秒
Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  1分34秒

 

 

Fire Strike計測結果

ASUS Zenbook 14 (UX3480) Core Ultra 9 386H Fire Strike計測結果6576

次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。Fire Strikeのスコアは、6576と外部GPUのGTX 1650 Max-Qに近いスコアでした。

内蔵GPUとしてはとても高い性能で、軽いゲームや画像・動画編集などのクリエイティブワークにもできます。

 

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3060  17969
Core Ultra X7 358H  13763
RTX 3050  11135
Core Ultra 9 285H  10106
Core Ultra X9 388H  9864
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 258V  8891
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 226V  7960
Core Ultra 5 125H  7904
GTX 1650 Max-Q  6861
Ryzen AI 7 350  6838
Ryzen AI 9 465  6780
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Core Ultra 9 386H  6576
Core Ultra 7 355  6148
Core Ultra 7 356H/ThinkPad T14s  6090
Core Ultra 7 356H/Omnibook  5895
Core Ultra 5 325  5861
Ryzen AI 7 445  5076
Ryzen AI 7 445/Zenbook  4710
Ryzen 5 7535HS  4588
Ryzen AI 5 435  4140
Ryzen 5 230  4116
Ryzen AI 5 430  2803

 

 

Memory Mark計測結果

ASUS Zenbook 14 (UX3480) Memory Mark計測結果3623

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはLPDDR5X-7467MHzの24GBで、Memory Markの計測結果は3623ととても高いスコアでした。

 

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

本機種LPDDR5X  3623
LPDDR5X平均  3288
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2759
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

シーケンシャル速度が速いストレージ

ASUS Zenbook 14 (UX3480) シーケンシャル速度計測結果

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはPCIe 4.0接続の1TB SSDで、シーケンシャル速度を計測したところ、リード(読み込み)が4987MB/秒ととても遅く、ライト(書き込み)が4355MB/秒と高速です。

リードは不具合でこうなったと思いますが、何度やってもリードだけ遅かったです。他の実機レビューをやっているサイトも確認した方が良いかもしれません。

起動時間を5回計測した平均は17秒で平均的な速度で、ストレスも感じにくい時間だと思います。

起動速度

・10秒~(爆速)
・15秒~(ちょい速い)
・20秒~(遅い) 

1回目 17秒
2回目 17秒
3回目 17秒
4回目 17秒
5回目 17秒
平均 17秒

 

 

排熱性能と騒音値の計測

ASUS Zenbook 14 (UX3480) 底面カバー

底面カバーの吸気口はメッシュで、ゴミやダストが入りにくい設計です。

 

ASUS Zenbook 14 (UX3480) 筐体内部

大きなファンが1基、ヒートパイプが1本あります。優れた冷却機構というわけじゃありませんが、軽量化しつつもファンを大型化することによって排熱性能を高めているようです。

 

CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。

この時のPC表面温度は39.3度と標準的、底面温度は42.6度とちょっと高いが標準的で、膝の上に置いて使っているととても熱かったです。

騒音値は平均約54dBと、大きな音がしました。

ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはないと思います。

 

 

ASUS PCを比較して選びたい方へ

ASUS ノートパソコンの特徴とレビュー

比較:ASUS PCの特徴

 

 

まとめ

良い点

・14インチで1359gのちょい軽モデル
・CPU・グラフィック性能が高い
・高負荷時でも冷却できている
・指一本で開けるディスプレイ
・Copilot+PC
・ディスプレイが超高品質
・バッテリー駆動時間が長い
・セラルミナムで高級感がある
・顔認証でサインインが楽
・打鍵感が良いキーボード

 

残念な点

・Deleteキーの横に電源があるのが気になる
・Webカメラの品質が良くない
・不具合かどうかは分からないが、ストレージのリードが極端に遅かった

 

総合評価

14インチで1359gとちょい軽モバイルPCで、低負荷時(動画視聴)のバッテリー駆動時間は29時間、中負荷作業(Web会議+画面共有)で11時間とバッテリー駆動時間が長いので、丸一日外出する人にも使いやすいです。

高性能CPUを搭載し、極上のディスプレイを採用しているので、外出時にも重たい作業をこなすクリエイターなどにとても合います。また、ちょっと音はしますが、しっかりと冷却もできているので、がっつり使うことができます。

ただし、このレビュー機だけかもしれませんが、Webカメラで撮影した色がとても違和感のある色だったので、カメラを使う前に色の設定を行った方が良いです。

 

おすすめユーザー・用途

・本機はグラボ並みのGPUパワーが欲しいけど、グラボ搭載機は大きい、重い、バッテリー駆動時間が短いなどの理由で強力な内蔵GPUを必要としている人向けです。

外出が多い、もしくは丸一日外出するユーザーで、外出先でも重たい作業をする人、もしくはクリエイターの外出用PCなどの用途に合います。

 

— パソコンガイド編集部

 

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