HP OmniBook X Flip 14-kb(インテル)のレビューです。
最高構成で高性能のCore Ultra 7 356Hを搭載できる機種で、それでいて低負荷時のバッテリー駆動時間は25時間ほどと外出が多い人にも使いやすい機種でした。
また、2 in 1 PCで約1.4㎏の軽さで、場所を選ばずに使いやすいのも魅力です。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 7 356H、LPDDR5X 32GB、SSD PCIe 5.0 1TBになります。
Contents
OmniBook X Flip 14-kb(インテル)のスペックと特徴
| SoC | Core Ultra 5 325 Core Ultra 7 356H |
|---|---|
| メモリ | LPDDR5X-8533 最大32GB |
| ストレージ | SSD PCIe 5.0 1TB |
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
| ディスプレイ(14型) | 2K OLED タッチ 300ニト 2.8K OLED タッチ 500ニト |
| OS | Windows 11 Home |
| 無線 | Wi-Fi 7 |
| 生体認証 | 顔認証 |
| WEBカメラ | 500万画素Webカメラ+IRカメラ |
| オーディオ | Poly Studio |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 312.4 × 220.1 × 14.9mm |
| 重さ(実測) | 1441g |
| バッテリー ACアダプタ |
約32時間 65W |
| 標準保証 | 1年間 |
| 価格 | 24.9万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUはCore Ultra 7 356Hを搭載し、50 TOPSのNPUを備えています。16コア16スレッドと多コア多スレッドで、4つのPコア、8つのEコア、さらに低消費電力な4つのLP-Eコアを搭載しており、マルチタスク性能と省電力性の両立が図られています。
ベンチマークを測ると予想外にミドルクラスの性能でした。ハイエンドを期待していましたが、本機は軽量コンパクトで持ち運びがしやすく、発熱を抑えながら、それでいて高い性能を出そうとしている機種なので、完全に性能を引き出さない仕様になっていると思います。
性能とバッテリー駆動時間はトレードオフの関係にあるので、超高性能+長時間駆動じゃなく、高性能+長時間駆動というコンセプトで設計されていると思います。
メモリには、高速なLPDDR5X-8533で最大32GBを搭載、オンボード仕様のため後からの増設はできませんが、この帯域幅と容量があれば、メモリを大量に消費するAI処理や、多くのタブを開くようなマルチタスクも余裕を持って運用できます。
ストレージは最新規格のPCIe 5.0対応の1TBで、転送速度はかなり高速でした。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い14インチで2Kと3Kがあり、レビュー機は3K解像度でした。
最大輝度は500ニトと高く屋外でも見やすく、広色域のDCI-P3 100%(2KモデルはDCI-P3 95%)で色鮮やかな表示が可能、そして最大120Hzのリフレッシュレートで滑らかな動きです。
ちなみに、公式サイトで2Kや3Kと記載されているので同じ表記をしていますが、実際はWUXGA(1920×1200)と2.8K(2880×1800)です。
その他のスペックはWindows 11 Homeを搭載し、無線は最新のWi-Fi 7に対応、Webカメラは500万画素のAIカメラで、顔認証のIRカメラ付きです。
そして14インチの2 in 1 PCで実測1441gと平均的な重さで、持ち運びがしやすいです。
筐体は14.4ミリと薄いのにインターフェイスは必要十分揃えており、Thunderbolt 4が左右に1つずつ、USB-A 10Gbpsも左右に1つずつ、そしてHDMI、コンボジャックとなっています。
左右にUSB-CもAもあるのは、非常に使いやすいです。ポートのせいで机のレイアウトを変える必要もないし、カフェなどの狭い机で作業をするときも、どちらからでもデバイスを繋ぐことができるので、非常に便利です。
また、本機はCopilot+ PCに準拠しており、搭載された強力なNPUを活用した最新のAI機能を余すことなく体験できます。
FAQ:よくある質問と回答
ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことが下記にない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 納期が変わりました。こういうことは良くありますか? | 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月、サマーセールがある7~8月は納期がずれることがあるようです |
| 出荷からどのくらいで届きますか? | 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから) |
| 画像・動画編集に使えますか? | Canvaなどでの画像編集や、簡単な切り貼りメインの動画編集ならできますが、この用途ならライトユーザー向けです |
| ファンはうるさいですか? | ベンチマーク計測時は平均43dBと音はしますが、うるさいというわけではありません |
| PD充電できますか? | Thunderbolt 4があるので可能です |
| PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? | Thunderbolt 4があるので可能です |
| オンラインレッスンに合いますか? | カメラの解像度は500万画素と高く、オンラインレッスンやミーティングにも合います |
| メモリ/ストレージの増設はできますか? | いいえ、できません |
| 持ち運びに向いていますか? | 14インチで1441gなので向いています |
| ディスプレイは明るいですか? | 最大500ニトと明るいです |
| Officeの使い心地は? | 快適に使えます |
| ディスプレイの色域の違いは何ですか? | 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機は最高でDCI-P3 100%になります(2KモデルはDCI-P3 95%) |
以下にて本機の特徴をご紹介します。
Copilot+PCとは?

Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)と言うのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。
主な特徴です。
・NPU搭載
・16GB以上のDDR5/LPDDR5メモリ
・256GB以上のストレージ
・40+TOPS(1秒当たり40兆回の演算)
・終日のバッテリー寿命
・最先端のAIモデルへのアクセス
・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
・薄型軽量、美しいデバイス
すごく簡単に言うと、AIがいろいろなサポートをしてくれて作業効率が上がる(便利になる)、と考えていたら問題ないです。
こちらにCopilot+PCでできることを紹介しているので、あわせてどうぞ。
左右にあるUSBポートが非常に使いやすい
本機は左右にUSB-AもUSB-Cも1つずつ配置されており、非常に使いやすいです。
USBポートの位置のせいで、机のレイアウトやPCの置き場所を考えないといけないことが多いですが、これであればモニターのポートが左右どちらにあっても関係ないし、ACアダプタの位置が左右どちらでも問題ありません。
また、USB-CはThunderbolt 4なのでデータ転送速度も速く、Thunderbolt 4対応ドックなども使えます。
使い勝手が高い2 in 1 PC
コンバーチブルPC(2 in 1 PC)はヒンジが360°回転する仕様で、いろいろなモードに変形できるので、いろんな状況で使いやすいです。
左上の写真から時計回りに、
・ノートブックモード
・スタンドモード
・タブレットモード
・テントモード
です。
テントモードはベッドに寝転んで使ったりするときに、底面にある吸気口を塞がないので筐体が熱くなりにくいです。
スタンドモードは画面を近づけたいときや、ペンや指で操作するときに使いやすいです。私は新幹線や飛行機に乗るときに、このモードを使うことが多いです。
タブレットモード時はタブレットのようにして使えるので、ペンでメモを取ったり、イラストを描いたりしやすいです。
軽い機種はPCの端っこをもって移動もしやすいので、離着席が多い人にも使いやすいです。
14インチとしては平均的な重さ・1441gですが、重たくなりがちな2 in 1 PCとしては十分軽いです。
軽量コンパクトなので、サッと持って移動ができます。もちろんMIL-STDにも準拠しているので、安心してどこにでも連れていくことができます。
筐体内部を確認すると、冷却機構はヒートパイプ2本とファン1機でした。モバイルPCでは軽量化のためにヒートパイプ1本というものが多いですが、本機は高性能CPUを搭載していることもあり、強化された冷却周りになっています。
プレミアムモデルの本機はオールメタルボディで質感も良く、高級感があります。ベゼルは細く、左右4.5ミリ、上10ミリ、下10.7ミリでした。
14インチで、寸法は幅313mm、奥行き218mm、厚さ14.4mmとコンパクトにまとまっています。
ヒンジ近くにある排気口は大きく、しっかりと排熱してくれます。
普通のクラムシェルでも14.4ミリは非常に薄いですが、2 in 1 PCでこの薄さはすごいです。PCを掴むと薄さがすぐにわかります。
HPのプレミアムモデルはヒンジにロゴを刻印しており、本機にもしっかりと入っています。プリントじゃなくて刻印にすることで、プレミアムモデルらしい上品さが出ますね。
パームレストにもきらりと輝くロゴがあります。
ディスプレイは片手で開くことができました。2 in 1 PCでは画面角度固定のために強めのヒンジが多いと思いますが、絶妙な調整をされているようです。
片手にドリンクや書類などを持っていても、サッと開けて使い始めることができます。
長時間バッテリー駆動
68Whの大容量バッテリーを搭載し、通常、一般的に消費電力が大きいとされるOLEDディスプレイを採用しながらも、CPUの高い電力効率により30時間以上(公称値)のバッテリー駆動時間を実現しています。
公称値ではCore Ultra 5 325モデルが32時間、Core Ultra 7 356Hが30時間となっています。
これは、CPUは高性能モデルを搭載していますが、ベースパワーが25Wと低いために、軽作業時のバッテリー駆動時間が長くなるからです。
また、急速充電にも対応しており、30分で50%も充電できます。充電忘れでも、サッと充電して出かけることが可能です。
当サイトも独自に検証し、バッテリー駆動時間計測方法は画面輝度50%、音量50%でWi-Fiに繋いでYoutubeを1時間視聴した時のバッテリー減少率から計算しています。
無線をOFFにし、画面輝度を極端に下げてなど実利用にそぐわない計測方法が多くみられますが、当サイトは実利用に沿った設定なので、低負荷利用時の時間としては概ね正しい時間になると思います。
本機は1時間の動画視聴で4%の減少で、推定25時間になります。
当サイト計測バッテリー駆動時間
オレンジ/本機 青/その他
| ASUS Zenbook 14 /AMD | |
|---|---|
| HP OmniBook X Flip 14-kb/Intel | |
| ASUS Zenbook S16 /スナドラ | |
| Lenovo IdeaPad Slim 5x Gen 11 /スナドラ | |
| ASUS Zenbook SORA 16 2026 /スナドラ | |
| Omnibook X Flip 14-kb /Intel | |
| Lenovo Yoga Pro 7i Gen 11 /Intel | |
| Lenovo Yoga Slim 7a Gen 11 /AMD |
OLEDディスプレイで色鮮やか
14インチのWUXGA OLEDディスプレイで、画面比は縦に長い16:10と一般的な16:9の画面よりも多くの情報を表示できます。
Core Ultra 5モデルは2K(1920×1200ドット)、300ニト、DCI-P3 95%、Core Ultra 7は3K(2880×1800ドット)、500ニト、DCI-P3 100%、リフレッシュレート120Hz、Rye ease(ブルーライト低減)になり、どちらもタッチディスプレイになります。
恐らくCore Ultra 5モデルも同じですが、レビュー機は光沢のあるディスプレイで反射しやすく、特に明るい場所では反射で見にくいことがあるかもしれません。
大きな特徴はこちらです。
本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、一般的な16:9の15インチ並みの情報を表示できます。その分スクロール回数が減り、一目で把握できる情報量が増えるため、作業効率の向上にもつながります。
左側が本機、右側が一般的なDCI-P3 100%のディスプレイです。本機は色が鮮やかで、白い煙もより白いです。また、本機もほぼ真っ黒を再現できており、質が高いディスプレイだと思います。
OLEDディスプレイは今見た通り、完全な黒を描写でき、黒はより黒く、白はより白く表現できます。また、黒潰れや白飛びも抑えるので、リアルな描写になります。
視野角は非常に広く、上下左右どの方向から見ても暗くなる部分がなく、表示内容をはっきり確認できます。
輝度はピーク時500ニトと高く、屋外でも比較的見やすいです。(Core Ultra 5モデルは300ニト)
| 220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
|---|---|
| 250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
| 300ニト | 屋外の日陰ならなんとか見える |
| 400ニト | 屋外の日陰なら使える |
| 500ニト | 屋外向け |
| 600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
| 1000ニト | 直射日光下でも実用的 |
500万画素WebカメラとIRカメラ
WEBカメラは500万画素と高画質で、顔認証に対応したIRカメラも搭載しています。さらに物理タイプのプライバシーシャッターも備えており、Web会議の休憩中などオフにしていればプライバシーも守られます。
こちらの画像は、本機のウェブカメラと一般的なビジネスPC(FHD対応)で、同じ人形を撮影して比較したものです。ズームすると分かりやすいですが、本機では毛並みもしっかりと撮影され、しかも明るく写っています。
PCのWebカメラは部屋の電気くらいじゃ暗く映るものが多いですが、本機のカメラはとても明るく、高性能だと思います。
Poly Studioのデュアルスピーカーを搭載しており、低音は低めですがきれいな音です。

また、NPUを搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。
キーボードを検証
キーボードは日本語のバックライト付きで、すべての主要キーが同じ大きさです。左右カーソルキーも大きいので、押し間違いしにくいです。ただし、右上のDeleteキーのすぐ右に電源ボタンがあり、最初は間違って押してしまうことがあったので、ご注意を。
タッチパッドは125.6ミリ×80.6ミリで14インチとしてはやや大きい方です。画面輝度と音量をコントロールできるジェスチャータッチパッドなので、わざわざFキーまで行って調整しなくても良いです。
恐らく多くの人は「Fキーまで指動かせるよ」って言うかもしれませんが、集中しているときにホームポジションから手を動かさなくていいのはすごく助かります。
また、個人的によく使うCopilotキーを搭載しているので、調べ物や疑問が出たときにワンタッチで呼び出せてとても快適です。
キーピッチは実測18.9×18.4mmで、フルサイズらしく余裕のある配置です。キーストロークは実測約1.0mmで、浅く底打ち感がありました。軽いタイピングの人には合いますが、強く押し込む人には合わなそうです。
また、タイピング時の音はカチャカチャ言います。静かなところで他人と作業をする人は、気になるかもしれません。
バックライトはすごく明るいわけじゃないですが、キーの輪郭がくっきりと浮かび上がるため、夜間の作業でも使いやすいです。
ベンチマーク計測結果

レビュー機のCPUは最新のCore Ultra 7 356Hでした。
16コア16スレッドの多コア多スレッドで、最大クロックは4.7GHzと高く、Intel 18A(1.8nm相当)を採用し、従来モデルと比べ電力効率が大幅に上昇しており、扱いやすい熱設計になっています。
NPUは最大50 TOPSと高く、ローカルでのAI機能も使いやすく、オンラインに上げることができない社外秘のデータの検証などにも使いやすいです。
※TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できるかの数値。50 TOPSは50兆回/秒
グラフィックは新世代のIntel Xe3 Graphics(4 Xe-cores)を搭載し、最大動的周波数は2.45GHzに達し、レイトレーシングへの対応はもちろん、次世代の動画コーデックであるH.266(VVC)のハードウェアデコードに新たに対応し、クリエイティブ用途において大きな強みです。
これだけ高い性能ですが、ベースパワーは何と25Wと省電力モデルか?というほど低く、マックスパワーは80Wとかなり高いので、軽作業時はバッテリー消費も少なく、重たい作業時はかなり高い性能を発揮します。
本記事では主なベンチマークを紹介していますが、詳細は「Core Ultra 7 356Hの実機ベンチマーク」をどうぞ。
CPU Mark計測結果

CPU Markを計測すると、高い性能ですが、ちょっと物足りない32,974でした。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ/本機 青/その他
| Core Ultra 7 255HX | |
|---|---|
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 185H | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Ryzen 7 8845H | |
| Core Ultra 7 165H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 7 8840HS | |
| Core Ultra 5 135H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core i5-1335U | |
| Core Ultra 5 135U | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 165U | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftをベースに、CPUとGPUの能力を計測します。
結果はマルチコア676でミドルクラス相当、シングルコア111とちょっと良いスコアでした。
他のCPUとの比較です。
マルチコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Apple M1 Max | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core i5-13420H | |
| Apple M1 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
シングルコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 356H/OmniBook | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Apple M1 Max | |
| Apple M1 | |
| Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Ryzen AI 7 445 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core i5-13420H | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。
総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス
※スコアはOmnibookのみ
総合性能は7534と、ハイスペックに分類する処理能力を備えています。
Essentialでは9909と非常に高い数値を記録しており、起動・ブラウジング・アプリの立ち上げといった日常動作はどれも快適です。
Productivityは12105と非常に高く、Office作業や資料作成、複数アプリを並行して使うワークフローでも処理落ちしにくいのが特徴。
Digital Content Creationは9674と高い性能でした。
Essential
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen AI 7 350 | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Ryzen 3 7335U |
Productivity
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 9 386H | |
|---|---|
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 5625U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 3 7335U |
Digital Content Creation
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra X7 358H | |
|---|---|
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 9 386H+RTX 5060 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core i5-13420H |
3D Graphics Mark計測結果

グラフィック性能が高いと、Officeを使った資料作成や複数ウィンドウを並べた作業がスムーズになるほか、画像編集や動画編集といったクリエイティブ用途でも快適に扱えます。
本機の3Dグラフィックス性能を測る3D Graphics Markのスコアは、4967と悪くないですが、高い性能ではありません。
軽めの動画編集や写真加工や複数画面での作業は比較的しやすく、日常用途に対応できるパフォーマンスです。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra X7 358H | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen AI 7 445 | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Core i5-1335U | |
| Ryzen 3 7335U | |
| Core i5-13420H |
Memory Mark計測結果
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはLPDDR5X-8533MHzの32GBで、Memory Markの計測結果は3832と非常に高いスコアでした。メモリ処理やAI機能を使う上で、メモリが原因の遅延は起きにくく、サクサク使えると思います。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| 本機種LPDDR5X | |
|---|---|
| LPDDR5X平均 | |
| DDR5平均 | |
| LPDDR5平均 | |
| LPDDR4X-4266MHz平均 | |
| DDR4-3200MHz平均 |
爆速ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージはPCIe 5.0接続の1TB SSDで、シーケンシャル速度を計測したところ、リード(読み込み)が10,382MB/秒、ライト(書き込み)が8666MB/秒と、めちゃくちゃ速かったです。
この速度であれば大容量ファイルのコピーや移動も、一瞬で完了するほどの速度です。
起動時間を5回計測した平均は14.2秒で、非常に速い立ち上がりでした。毎朝の起動がストレスフリーになりますね。
| 1回目 | 14秒 |
|---|---|
| 2回目 | 14秒 |
| 3回目 | 15秒 |
| 4回目 | 14秒 |
| 5回目 | 14秒 |
| 平均 | 14.2秒 |
排熱性能と騒音値の計測
底面にある通気口はメッシュで埃やゴミが入りにくくなっています。また、幅も筐体いっぱい取っており、幅広いですね。
内部は1つのファンと2本のヒートパイプで排熱されており、本機は高性能CPUを搭載していることもあり、少し強化された冷却周りになっています。
CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。
この時のPC表面温度は40.0度とちょっと高め、底面温度も41.3度と高めで、膝の上に置いて使っているとすごく熱くなりました。膝上で使う場合は、PCの吸気を考えながら使った方が良いです。
騒音値は平均約43dBと音は明らかに聞こえますが、うるさいほどではありませんでした。扇風機の「中」よりも静かなくらいです。
ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはないと思います。
手厚いサポート
1年間無料のサポートがあり、LINEサポートやLIVEサポート(コールセンター)、メールで対応しているので、設定や故障など何かあれば 安心して尋ねることができます。
保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
- アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応
保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。
また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。
HP PCを比較して選びたい方へ
他のHP PCと比較して検討されたい方は、こちらの全機種比較レビュー記事をどうぞ。
まとめ
良い点
・USB-AとCが左右に配置されていて便利
・比較的軽い2 in 1 PCで、取り回しが良い
・Copilot+PC
・長時間バッテリー駆動
・ディスプレイが高品質
・ジェスチャーパッドで輝度と音量をコントロールできる
・ストレージ速度が爆速
・Webカメラが高品質
・メタルボディで高級感がある
残念な点
・高負荷時にPC底面が結構熱くなった
・マルチコア性能がCore Ultra 7 356Hにしては低かった
総合評価
省電力性に長けたPCで、それでいて高負荷時には大きなパワーを発揮する機種でした。
これだけ薄い筐体だからか、マルチコア性能がこのCPUにしては低かったのが気になりますが、全体的に見るとミドル~ミドルハイクラスの性能でした。
また、2 in 1 PCで取り回しが良く、いろいろな状況でも使いやすく、バッテリー駆動時間も長いので移動が多い人には強い味方になると思います。
また、ディスプレイがすごく高品質で、クリエイター向けの品質です。画像・動画編集などしっかりとした色を見ながら編集できます。
PCはCPU性能を上げればバッテリー駆動時間が下がり、バッテリー駆動時間を上げるにはCPU性能を落とし、より大きなバッテリーを積むことが必要で、そうなると重たくなって持ち運びがしにくいというトレードオフの関係なので、すべてが最高ということは難しいですが、本機はバランスよく設計されていると思いました。
イメージ的に、CPU性能:8、バッテリー:10、重さ:7といったバランスです。
— パソコンガイド編集部
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