ん?これは見間違いでしょうか?
↓コレです。
Lenovo V15とV14 Gen 4が、37,840円で販売されています。
低価格PCですが、通常は超低性能のAthlon搭載モデルが4,6万円なので、かなり安いです。
Lenovo V15/14 AMD Gen 4の特徴
V15とV14は大きさが14インチか15.6インチかと言う違いだけで、その他のスペックは全く同じです。15.6インチはテンキー付きですが、14インチにはありません。
持ち運びをする人は14インチが、据え置き用として使う人は15.6インチが使いやすいです。
スペックはこちらです。
| CPU | Ryzen 3 7320U Ryzen 5 7520U | 
|---|---|
| メモリ | 8GB | 
| ストレージ | SSD 256/512GB | 
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス | 
| ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 300nit 光沢なし | 
| OS | Windows 11 Home/Pro | 
| 通信 | Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット | 
| 生体認証 | ― | 
| WEBカメラ | 720p | 
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 359.2 × 235.8 × 19.9㎜ 324.2 × 215.2 × 19.9㎜ | 
| 重さ | 1.65㎏ 1.43㎏ | 
| バッテリー | 最大約8.7時間 最大約8.4時間 | 
| 標準保証 | 1年間 | 
| 価格 | 37,840円~ | 
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは、最新のRyzen 7000シリーズが搭載です。ただし、下2桁が20のモデルは、主に2世代前の技術を使ったローエンドです。それでも、CPU MarkスコアがRyzen 3と5どちらも9000以上あるので、普段使い用としては十分以上の性能です。
メモリはオンボードで、最新のLPDDR5-5500MHz 8GBが搭載です。メモリスロットは無いので増設/換装はできません。
ストレージは、なんと、最新のSSD PCIe 4.0が搭載ですが、CPUもPCIe 4.0には対応しておらず、スロットはPCIe 3.0×2にしか対応していないので、PCIe 4.0の速度は出ません。それでも、HDDの2~3倍の速度なので、今まで使っていた機種が古い人は、特に遅いと思うことはないと思います。
ディスプレイはようやく標準並みの性能になり、FHD IPS液晶で、輝度は300ニトと、明るいオフィスでも使いやすい明るさです。
その他のスペックは、Windows 11 HomeかProがあり、Wi-Fi 6と有線接続も可能、生体認証はなく、WebカメラはHD 720pになります。
15.6インチでは若干軽めの1.65㎏で、14インチは1.43㎏と標準的です。バッテリー駆動時間は最大約8.7時間と短めなので、長時間の外出には電源アダプタも持って行った方が良いです。
微妙にコストカットをした機種で、2023年モデルとして見たらローエンドモデルですが、ビジネス用途でもそこそこ快適に使える機種です。
外観
かっこいいビジネスPCと言った外観ですよね。
ベゼル(画面の黒い枠)も細く、上部はノッチと言って、カメラやマイクがある部分のみ大きくなっており、その他の部分はスリムに見えるように細くなっています。
厚さは19.9㎜と、ギリギリ薄型と呼べる20㎜以下になっていますが、ここ最近の平均を見ると、ゲーミングPCみたいな厚さですね。
天板はシンプルで、LENOVOのロゴだけです。
底面カバーには、幅広い通気孔があります。エアフローは良さそうですね。
ディスプレイは180度開くので、床に座って作業をするような人にも使いやすいです。

キーボードはフルサイズ・105キーで、テンキー付き、バックライト無しになります。
タッチパッドは104㎜×62㎜で、小さくなりました(泣き)。
パームレストなどの表面は「テクスチャ」という加工がしてあり、つるつるじゃなくざらっとした手触りです。
CPU性能
| Ryzen 3 7320U | Ryzen 5 7520U | |
| 製造プロセス | 6nm | |
| コア/スレッド | 4/8 | |
| L3キャッシュ | 4MB | |
| ベースクロック | 2.4GHz | 2.8Hz | 
| ブーストクロック | 4.1GHz | 4.3GHz | 
| GPUコア | 2 | |
| TDP | 15W | |
こちらは最新のRyzen 7000シリーズで、Ryzen 3と5がありますが、クロック数が違うだけであとは同じです。グラフィックも同じで、どちらもAMD Radon 610Mです。
こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen 7 5700U | |
|---|---|
| Ryzen 5 5500U | |
| Core i7-1185G7 | |
| Core i7-1165G7 | |
| Ryzen 3 5300U | |
| Ryzen 5 7520U | |
| Ryzen 3 7320U | |
| Core i7-1065G7 | 
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