本機種は公式サイトでの販売が終わり、後継機種のFury 15 G8が発売されました!
HPにはいくつかのワークステーションの種類があり、FireflyやStudioがあるのですが、本機種Furyからですね、ちゃんとした性能なのは。
- FireFlyは、CPU、GPU、メモリ、ディスプレイと普通のパソコン並み
- Studioは、CPU、GPU、メモリは良いがディスプレイが普通
そして本機種FuryはCPUにGPU、メモリにディスプレイも性能が高いプロ仕様のスペックになっています。
値段が値段だけに厳しめの視点でのレビューになりますが、各パーツのスペックも見ていくので、どの位の性能なのか分かりやすいと思います。
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Contents
HP ZBook Fury 15 G7のスペックレビュー
CPU | Intel core i7-10750H Intel core i7-10850H(vPro対応) Intel core i9-10885H(vPro対応) |
---|---|
メモリ | 最大128GB |
ストレージ | SSD 最大1TB+HDD 2TB |
グラフィックス | NVIDIA Quadro T1000/T2000 Max-Q NVIDIA Quadro RTX 3000/4000/5000 Max-Q |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 非光沢 400nit NTSC72% UHD IPS 非光沢 600nit DCI-P3 100% |
セキュリティ | TPM、HP Endpoint security Controller、HP Sure sense、HP BIOSphere、HP Sure Clickなど |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WiFi6 | 対応 |
Webカメラ | 無し(ベーシックモデル) あり+開閉式スライドカバー+IRカメラ(顔認証) |
LTE | 搭載モデルあり(ベーシック、スタンダードモデルには無し) |
NFC | あり |
重さ | 2.5㎏ |
寸法 | 357×242.5×25.9㎜ |
バッテリー | 最大16時間15分(MobileMark14で計測) |
保証 | 3年間(オンサイト) |
価格 | 税込)35万6400円~ |
CPUにはハイパフォーマンスモデルのHシリーズ搭載で、Core i7とi9から選べます。Xeonが無いのは「??」ですが、代わりにCore i9があるのでそこまでこだわらなくてもいいかもしれません。
メモリはこの価格にしては周波数が小さめの2666MHzで、メモリを4枚使うと周波数が2400MHzで動きます。
ストレージは最大3TBと大容量で、SSDはPCIe NVMe、HDDはSATAとデータ転送速度が速いものが搭載です。
グラフィックスにはゲーミングPCで使用されるGeForce(3Dゲーム/DirectXに最適化)ではなく、より専門的なNVIDIA Quadro(CADなどの専門的な高度な技術計算/OpenGLに最適化)が搭載です。そこそこの性能のTシリーズと、性能が高いRTXシリーズがあるので、用途に合わせてグラフィックボードを選びやすいです。
ディスプレイはFHD IPSか4K UHD IPSの2種類で、FHDはそこそこ色域も高く、クライアント先でこのパソコンを使って資料や3Dグラフィックスを見せても問題ない品質があります。
UHDはDCI-P3 100%と、かなり高い色域になります。プリントアウトや印刷用画像の編集も問題ないですね。しかもDreamColorテクノロジー対応なので、10億色の色を描写できます。プロや映像制作会社で使うレベルの色域ですね。
ディスプレイが10bitっぽくなかったのでHPに問い合わせたら、誤記とだ言うことが判明しました。公式サイトも変更してもらっています。ご迷惑をおかけしました。
その他の機能として指紋センサーや顔認証、WiFi6にも対応しているので高速回線でインターネット通信ができます。持ち運びが多い人はLTE搭載モデルもあるので、ご心配なく。
ちょっとした注意点ですが、「ベーシックモデル」にはWebカメラが付いていません(カメラがないので、もちろん顔認証もなし)。ビデオ電話を使わないし、セキュリティの観点からカメラがない方がいいという方もいるかもしれませんが、その他のモデルには物理カバーが付いているので、カメラを隠すことが出来ます。
バッテリーは最大16時間15分となっていますが、MobileMark14での計測なので2/3くらいの時間で見ていた方がいいです。(通常JEITA測定を使用。MobileMark14はJEITA測定の50%増し位になる傾向があります)
スペックとしては申し分ないもので、グラボによっては商業施設クラスの3DCADも快適に作ることが出来ます。
スペック以外での大きな特徴として、サポート、保証、セキュリティがかなり手厚くなっています。個人であっても企業であってもすごく助かる内容です。
ZCentral Remote Boost
ZCentral Remote BoostとはHPのワークステーションをセンダー(Sender)として設定でき、例えば自宅にある性能が低いPCからでもセンダーに接続でき、パワフルなワークステーション(センダー)で作業をすることが出来ます。
また、本性能はデータなどを転送するわけじゃなく、画面のピクセルを転送しているので、例えば今作業しているCADの設計データなどはセンダーであるワークステーションにあるままで、リモート操作しているパソコンにはデータがないので、情報漏洩の心配もありません。
当然複数人でアクセスできるので、共同作業も可能です。
詳細は公式ページをどうぞ。
HP ZBook Fury 15 G7の特徴
ワークステーションにしてはベゼル(画面の黒い枠)が細く、ディスプレイが大きく見えます。画面は筐体比で80%なので実際にそこまで細いわけじゃないですが、ワークステーションとしてみると合格点です。
寸法は幅357㎜、奥行き242.5㎜、そして厚さが25.9㎜と結構ごついですが、これだけハイスペックでエアフローも良く、インターフェイスも豊富なので、標準的だと思います。低性能ワークステーションはもっと小型軽量でありますが、性能重視のワークステーションが低性能だと本末転倒なのでお勧めはしませんが、ZBook Fireflyは小型軽量低性能、ZBook Studioは中型中量高性能でディスプレイがFHD sRGB100%相当です。
厚さ25.9㎜は結構分厚いですが、何度もいう様に性能が高いワークステーションはこのくらいですね。
重さは2.5㎏と重いですが、一昔前に比べると軽くなっていますね。
天板には特徴的な「Z」のロゴがあります。
本機種はMIL規格(米軍の物資調達規格)に準拠しており、落下テストや衝撃、振動、粉塵テストなど14項目にクリアした品質があり、堅牢性が高い機種です。
めったに見ないくらいの大きな吸気口が底面に、背面にも大きな排気口があるので、エアフローも良く、パソコンが熱くなりにくいですね。
本機種の冷却方式は空冷で、ベーパーチャンバーという方式になっています。CPUとGPUに1基づつのファンがあり、熱をチャンバー(熱を拡散する板)に分散させることで冷却しやすい仕様になっています。
バッテリー駆動時間はMobileMark14では最大16時間15分となっていますが、通常業界ではJEITAの定める基準を使うことが推奨されているので、多くのメーカー(HPもJEITA測定している機種あり)はJEITA測定の結果を記載しています。
Mobilemark14はJEITAに比べ50%ほど割り増しされる傾向が強いので、バッテリー駆動時間は、10時間くらいになると思います。
キーボード
キーボードはキーピッチ18.7㎜、キーストロークが1.5㎜~1.7㎜と深いので、打感が良く、タイピングがしやすくなっています。
ポイントスティックというボタンがキーボードの中央にあり、このボタンを使ってカーソルを動かすことが出来ます。手がホームポジションから離れずに作業できるので、作業効率アップです。
ツールレスデザイン
<スライドを動かすと底面カバーが外れる仕組み>
<ネジが非常に少なくメンテナンスや増設・交換がしやすい>
カスタマイザーや企業にとっても使い勝手が良い、ツールレスで筐体内部にアクセスできます。メモリやSSDの交換も簡単にできますね。
底面カバーがここまで簡単に外れるものって、ほとんどないですよね。理にかなった仕組みだと思います。
保証・サポート
サポートは受付時間が長めの朝8時~夜の9時までで、土日祝日を含む毎日になります。これだけサポートが長いと、万が一の時にも助かります。
サポートはワークステーション専任のエンジニアによるサポートなので、知識もあり、問題があってもスムーズに解決しやすいです。
保証はオンサイトと言って、出張修理をしてくれます。また、交換部品があった場合も、無料です。
標準で3年間保証ですが、5年まで延長することが出来ます。
ライバル機種
<左から本機種・Lenovo ThinkPad P17 Gen 2・HP Fury 15 G7>
本機種と似たような機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)
本機種 | P15 Gen 2 | Fury 17 G7 | |
CPU | Core i7-10750H Core i7-10850H Core i9-10885H |
Core i5-11500H Core i7-11800H/11850H Core i9-11950H Xeon W-11855M/11955M |
Core i7-10750H Core i7-10850H Core i9-10885H |
メモリ | 128GB | 128GB | 128GB |
ストレージ | SSD +HDD | SSD x3 | SSD 8TB |
グラフィックス | Quadro T1000/T2000 RTX3000~5000 |
NVIDIA T1200 RTX A2000~A5000 |
Quadro T1000/T2000 RTX3000~5000 |
ディスプレイ | FHD、UHD sRGB、DCI |
FHD、UHD sRGB、Adobe、DCI |
UHD DCI |
無線 | WiFi6、LTE | WiFi6E、LTE | WiFi6、LTE |
バッテリー | 16時間 | 11.5時間 | 15.7時間 |
重量 | 2.5㎏ | 2.87㎏ | 3㎏ |
価格 | 36.6万円~ | 22.2万円~ | 39.1万円~ |
各機種の特徴です。
- 本機種・・・性能やセキュリティも高く、映像クリエイターにも向いているDCI-P3、Web用画像編集にもあうsRGB 100%あり。このクラスのワークステーションとしては軽い
- ThinkPad P15 Gen 2・・・11世代CPU搭載でXeonも選べ、sRGB、Adobe、DCI-P3と色域が選べるので、多くのクリエイターに合う
- Fury 17 G7・・・15インチの機種とほぼ同じ仕様だが、より大画面で作業がしやすい
Windows 11
Microsoftが2021年6月にWindows 11を発表しました。今までのWindowsのアップデートと違い、全機種アップデートできるわけじゃなく、以下の要件を満たした機種のみになります。
- 1GHz以上で動作する複数コアを搭載した64bitCPU
- メモリ4GB以上
- ストレージ64GB以上
- DirectX 12サポート
- 9インチ以上720p以上の解像度
- Microsoftアカウント
- ネット接続
- UEFIによるセキュアブートをサポート
- TPM 2.0
ZBookは当然全てを兼ね揃えているので、問題なくWindows 11にアップデートできます。
メリット・デメリット
良い点
・セキュリティが堅牢
・最新機能満載
・DCI-P3あり
・比較的軽量
残念な点
・Thunderbolt 4であればなお良かった
CPU
i7-10750H/10850H/ | i9-10885H | |
開発コード名 | Comet Lake | Comet Lake |
製造プロセス | 14nm | 14nm |
コア/スレッド | 6/12,6/12 | 8/16 |
ベースクロック | 2.6GHz/2.7GHz | 2.4GHz |
クロック・ブースト時 | 5.0GHz/5.1GHz | 5.3GHz |
キャッシュ | 12MB/12MB | 16MB |
TDP | 45W | 45W |
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
↓グラフをタップすると数値が表示されます↓
[visualizer id=”13806″ lazy=”no” class=””]CPUはモデリングやレンダリング時に必要な性能で、性能が高い方がより快適に作業ができます。
Core i9はかなり性能が高く最高クラスのCPUなので、デスクトップで作業しているくらいの感覚で作業ができると思います。サクサク使えます。
Core i7はそこそこ性能が高いので、悪くないと思います。持ち運び用として他にメイン機種があるのであれば、Core i7で十分だと思います。
こちらは、レンダリングを行ってスコアを出すCinebench R20です。上3つが本機種搭載CPUです。
[visualizer id=”13808″ lazy=”no” class=””]Core i7でもシングルコアが500近く、マルチも2777と2839と高いスコアです。CADはほとんどがシングルコアでの作業になるので、シングルコアが高いものがより快適に使いやすいです。
Core i7-10750H以外はvProに対応しているので、企業が一括管理する場合はvPro対応CPUが使いやすいです。
グラフィックス
↓右にスクロールできます↓
Quadro T1000 Max-Q | Quadro T2000 Max-Q | Quadro RTX 3000 Max-Q | Quadro RTX 4000 Max-Q | Quadro RTX 5000 Max-Q | |
GPUアーキテクチャ | Turing | Turing | Turing | Turing | Turing |
CUDAコア | 768 | 1024 | 1920 | 2304 | 3072 |
ベースクロック | 795/1230MHz | 930/1200MHz | 945MHz | 780-960MHz | 600-900MHz |
ブーストクロック | 1455MHz | 1620MHz | 1380MHz | 1380MHz | 1350MHz |
FTLOPS | 2.6 | 3.5 | 5.4 | 8 | 9.4 |
Tensorコア | ー | ー | 240 | 320 | 384 |
RTコア | ー | ー | 30 | 40 | 48 |
メモリ帯域 | 128Gbps | 128Gbps | 336Gbps | 448Gbps | 448Gbps |
メモリタイプ | GDDR5 | GDDR5 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
メモリ容量 | 4GB | 4GB | 6GB | 8GB | 16GB |
TGP | 40W | 40W | 80W | 80W | 80W |
- TFLOPS・・・単精度浮動小数点演算性能で、RTX 4000のTFLOPSだと32bit小数の乗算、または加算を1秒間に8兆回実行できる速度。数値が高いと性能が高い(=作業がやりやすい)
Quadro TシリーズはGDDR5(1世代前の規格)でメモリ容量も4GBとロースペックですが、3DCADも比較的扱いやすく、モバイル用としてみると問題ない性能です。
外出先・出張先で本格的に作業をする可能性がある人は、RTX 4000(メモリ8GB)は欲しいですね。
ISV(独立系ソフトウェアベンダー)認証も得ているので、ソフトウェアとの互換性もあります。上記されているのは「推奨アプリ」でなぜこれらだけが推奨されているかわかりませんが、SolidworksやRevit、UnityやMayaなどの多くの認証を得ているので、困ることはないと思います。
ディスプレイ
ディスプレイは2種類あります。
光沢 | 液晶 | 輝度 | 色域 | DreamColor | |
FHD | 無し | IPS | 400nit | NTSC 72% | ー |
UHD | 無し | IPS | 400nit | DCI-P3 100% |
<参照・HP>
FHD | フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080 |
---|---|
UHD(4K) | ウルトラ・ハイディフィニション、解像度3840×2160 |
IPS | 視野角が広く、コントラスト比も比較的高く、自然な色合いが描写できる |
光沢なし | 映り込みが軽減された液晶 |
nit | 輝度(明るさ)を表す単位で、通常250前後が標準 |
NTSC | 色域の規格。一般的なノートパソコンはNTSC 45%、NTSC 72%はsRGB 100%相当。 |
DCI-P3 | 動画編集にも向いているほどの高色域 |
DreamColor | HP独自の技術で最大10億色以上描写できる。10bitカラー対応 |
FHDは解像度は標準的ですが色域が比較的高く、印刷しないのであれば十分な色域があります。
UHDは4K画質なので色鮮やかで、DreamColor対応で10億色の画面上の色を表現できます。製版やプリントアウトをする人は、こちらがより正確な色を描写できるのでおすすめです。
色域にはいくつかの規格があり、印刷用ならAdobe RGB、動画編集ならDCI-P3、Web用編集ならsRGBと用途に分かれていて、本機種搭載のディスプレイは高い品質があります。
税込み35万円以上するベーシックモデルにはカメラがないので、ビデオ会議やスカイプ、Zoomなどを使用する人は、別途カメラを購入するか、スタンダードモデル以上を購入することになります。
カメラ付きの機種は、物理カバー(スライドカバー)があるので、使用していないときには閉じて、万が一の時もプライバシーを守ることが出来ます。
メモリ
メモリは最大64GB(32GBx2)が販売されていますが、スロットが4つあり、最大搭載量は128GBになります。
ツールフリーで筐体内部にアクセスできるので、メモリの増設もしやすいです。
メモリはDDR4-2666MHz搭載ですが、4枚挿しすると動作周波数が2400MHzになるので、場合によっては処理速度が落ちます。
本機種搭載のCPUはDDR4-2933MHzまで対応しているので、メモリを全部変えて増設する際は2933MHzを購入した方がより快適に作業ができます。追加する場合は、同じ規格のDDR4-2666MHzのみになります。
ストレージ
ストレージはSSDで、M.2 PCIe NVMeと性能が高いものが搭載です。
最大3TB(SSD 1TB+HDD 2TB)もしくはSSD 2TB(HDDなし)まで搭載できるので、外付けHDDを使う機会も少ないと思います。
SSD 512GBはOPALに対応で、ハードウェアレベルでデータを暗号化できるので、より強固なセキュリティが使用できます。
WiFi6
次世代通信規格のWiFi6に対応なので、安定した高速回線での通信が可能です。
WiFi6は最大通信速度は9.6Gbpsとかなり速く、前規格WiFi5(6.9GB/秒)と比べて40%ほど早くなっています。
WiFi6は一度に複数台のデバイスに同時に電波を飛ばせるので、込み合った回線でも安定して使えるんですね。
LTE
LTEはnanoSIMを使ってインターネット回線に接続する機能で、外出が多くインターネットに常に接続していないと困る人が使ってますね。
LTEは4GのIntel XMM 7360 LTE-Advancedが搭載で、大手3社の重要バンドすべてに対応しています。
重要バンド
- docomo・・・1,3,19,21
- au・・・1,18
- softbank・・・1,3,8
通信速度は受信(下り)最大450Mbpsで、送信(上り)50Mbpsと結構速いです。
LTE用の格安SIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。
NFC
NFCは近距離無線通信規格の一つで、NFC機能があるデバイス同士を近づけるとデータ移動などが出来ます。
例えば、スマホで見ているページをパソコンで見たいときに、スマホをパソコンに近づけると、パソコンでも同じページが表示される仕組みです。
セキュリティ
HPのワークステーションはこれだけの独自セキュリティがあるので価格も高いですが、安心・安全度も高いです。
- HP Endpoint Security Controller・・・BIOSに改ざんがないかどうか知らべる機能
- HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
- HP BIOSphere・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
- HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
- HP Sure Run・・・OSの重要な機能や設定を構成時の状態に維持し、万が一設定が無効になった場合は再起動し、安全な状態に戻す
- HP Sure Recover・・・OSがウイルス感染しても自動的にリカバリーする
- HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリーする
- HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
- ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる
こういった多くの独自セキュリティがあるので、安心して使うことが出来ます。
インターフェイス
- ネットワークポート(RJ45)
- ナノセキュリティスロット
- USB 3.1 Type-A(充電対応)
- USB 3.1 Type-A
- マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート
- スマートカードリーダー
- SDカードリーダー
- HDMI
- Mini DisplayPort
- USB Type-C(Thunderbolt3)x2
- 電源ポート
インターフェイスはすごく豊富で、これ以上何もいらないと思います。有線接続をするRJ45もあるし、HDMIにmini Display Port、USBはType AとC合わせて4つに、Type CはThunderbolt3対応なので、配線が多い人はドッキングステーションを使えばより便利です。
まとめ
スペック、サポート、保証、セキュリティどれをとっても高いので、多くのプロクリエイターや企業に向いている機種です。ついでに言うと、価格も高いですね。
もう一つ付け加えると、日本国内のシェアNo.1でシェアも高く、全てが高い機種です。