小型省スペースの、ワークステーションです。
旧モデルに比べ、若干の総合スペックが下がった気がしますが、第12世代のCore i9-12900Kも搭載でき、グラフィックスもNVIDIA RTX A2000 12GBが搭載できたりと、パワフルな機種です。
当サイトの評価は、このようになりました。メモリ容量が32GBと小さく、SSDも1枚と、大きなデータを扱うのには向いていませんが、小~中規模なことなら、そこそこ快適にできると思います。
スペック | [usr 4.7] |
---|---|
コスパ | [usr 3.8] |
総合評価 | [usr 4.3] |
Contents
HP Z2 Mini G9 Workstationのスペック
CPU | Core i5-12500/12600 Core i7-12700/12700K Core i9-12900/12900K |
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メモリ | ECCメモリ 16GB/32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB(グラフィックカード搭載時) SSD 最大2TB×2(内蔵グラフィック時) |
グラフィックス | NVIDIA T400 4GB NVIDIA T1000 8GB NVIDIA RTX A2000 12GB |
OS | Windows 11 Pro/10Pro/OSなし |
通信 | ギガビットイーサネット、無線LANなし |
オーディオ | 内蔵スピーカー |
セキュリティ | HP WOLF SECURITY FOR BUSINESS |
寸法(幅×奥行×高さ) | 211 × 218 × 69㎜ |
重さ | 2.18kg |
電源 | 280W |
保証 | 3年間休日修理翌日オンサイト対応 |
価格 | 41.9万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUはインテル第12世代が搭載で、かなり高い性能です。最大でCore i9-12900Kも搭載でき、CPU Markスコアは4万オーバーとなっています。ただし、インテル12世代は発熱が高いので、この小さな筐体だと若干性能は下がります。
また、旧モデルの様にXeonは搭載できないです。
メモリはECCメモリのDDR5-4800MHzで、メモリスロットは2つですが最大32GBとなっています。ワークステーションにしてはかなり小さいメモリ容量なので、大規模なデータは扱いにくいです。
ストレージは基本的にSSDが1つ搭載可能で、M.2 SSDになり、シーケンシャル速度が速くなるHP Z Turbo G2になっています。
「基本的」にと言ったのは、グラフィックボードを搭載しない場合はSSDが2つ搭載できますが、ほぼすべての人はグラボを搭載すると思うので、SSDは1枚になると思います。
グラフィックボードはOpenGL(高度な技術計算)に最適化されたQuadroが搭載で、ワークステーションなどの業務用PCに搭載されます。よく聞くGeForce はDirect Xで、3Dゲームに最適化されたグラボです。
グラボはエントリ―クラスのT400、そこそこ重たい作業もできるT1000、そして、本命になると思いますが、RTX A2000が選べます。
その他のスペックは、Windows 11 Pro、もしくは11 ProからダウングレードしたWindows 10 Proで、通信は1Gbe(ギガビットイーサネット)になり、無線はありません。無線がない機種はBluetoothも基本的にないので、周辺機器の接続はすべて有線になります。
小型の筐体で、重量は約2.18㎏とノートパソコン並、電源は280Wと大きめです。
もちろん、HP独自のセキュリティであるHP Wolf Securityもあるので、安心して使える機種です。
旧モデルとの比較
<上/本機種・下/>
旧モデルのZ2 Mini G5との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Z2 Mini G5 | |
CPU | Core i5-12500/12600 Core i7-12700/12700K Core i9-12900/12900K |
Xeon W-1250/1250P Xeon W-1270/1270P Xeon W-1290P |
メモリ | DDR5 32GB | DDR4 64GB |
ストレージ | SSD ×2 | SSD ×2+SATA×1 |
GPU | NVIDIA T400 4GB NVIDIA T1000 8GB NVIDIA RTX A2000 |
Quadro T1000/T2000 Quadro RTX 3000 |
通信 | ギガビットイーサネット | Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット |
電源 | 280W | 280W |
重量 | 2.18㎏ | 2.18㎏ |
旧モデルの方が「ワークステーション」していますね。Xeonを搭載できたし、メモリ容量も大きいし、ストレージも大きいですね。
とは言え、新機種は12世代Core i9-12900Kも搭載できるので、CPU性能はかなり上がっています。
プロセッサーの性能を表すCPU markスコアです。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-12900K | |
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Core i9-12900 | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Xeon W-1290P | |
Core i5-12600 | |
Core i5-12500 | |
Xeon W-1270 | |
Xeon W-1250 |
XeonはCPU Markじゃ測れない性能がありますが、単純な作業はかなり快適になっています。
HP Z2 Mini G9の特徴
ユニークな外観の本機は、ちょっとアップで見ると攻めすぎのデザインと思うのは私だけでしょうか?
縦置き用に、タワースタンドも付属しています。
それにしても、唯一無二のデザインですね。
筐体はすっごくコンパクトで、横置き時の寸法は
・幅 211㎜
・奥行 218
・高さ 69㎜
の、約3Lです。かなりコンパクトで、どこにでも置けますね。
コンパクトと言えば、こういった風にマウントを使えば、モニターの背面や机の下などに設置もできるので、本当に場所取らずです。電源ボタンが届きにくい場合は、BIOSからリモート電源機能を設定し、マウスを動かしたり、キーを押してスタートできます。(設定はこちらに詳しく載っています)
ただし、デザイン重視の正面なので、インターフェイスがありません(泣)。その代わり、横置き時の左側面にいくつかのポートがあります。縦置きにしたら、上部にインターフェイスが来ます。
USB Type-C 20Gbpsが2つと、USB-A 10Gbpsが1つ搭載しています。
背面にはUSB-A 10Gbpsが3つ、RJ45、DisplayPort 1.4が2つ付いています。これプラス、グラボに搭載しているDisplayPort(3~4つ)もあり、デイジーチェーン対応モニターを使えば、最大で8画面のモニターに出力もできます。
センサーと独自のアルゴリズムで、システムが過熱支障になると検知し、ファンを作動させます。また、熱伝達を最適化し、従来の冷却ソリューションよりも優れた性能を実現するとのことです。
また、米軍調達基準(MIL-STD 810G)に対応 し、堅牢性の高い機種になっています。
ツールレスで筐体内部にアクセス可能
筐体背面にはカバーを外すスイッチがあり、工具無しで筐体内部にアクセスできます。メモリやグラボの交換も簡単にできますね。
ISV認証
ISV認証とは、独立系ソフトウェアベンダーからソフトウェアアプリケーションの互換性や動作の認定を受けた機種になります。画像は一部のベンダーですが、SolidworksやAUTODESK、AdobeにANSYSなどの主要ベンダーから認証を受けています。
こちらから詳しく確認できます。
ZCentral Remote Boost
ZCentral Remote Boostとは、簡単に言うと複数のユーザーが送信元コンピューターを共有でき、リモートアクセスでも編集やビッグデータの視覚化などできます。
例えば複数の本機種をラックマウントに搭載し、リモートワークで社員が自宅や外出先から本機種に接続し、パワフルな作業ができるようになります。
しかも、社員が自宅で使っているパソコンには「データは送信されず、画面のピクセル情報のみ転送」されるので、セキュリティ面でも安心です。
詳しくは、公式サイトをどうぞ。
国内シェアNo.1
ワークステーションといえばHPというくらい、日本国内では14年連続国内シェアNo.1です。
おそらくですが、HP独自のWolf Securityや、扱いやすさが評価されたのかなと思います。
CPU
Core i5-12500/12600 | Core i7-12700 | Core i9-12900 | |
開発コード | Alder Lake | ||
---|---|---|---|
製造プロセス | 10nm | ||
Pコア | 6 | 8 | 8 |
Eコア | 0 | 4 | 8 |
スレッド | 12 | 20 | 24 |
キャッシュ | 18MB | 25MB | 30MB |
GPU実行ユニット | 24/32 | 32 | 32 |
ターボブースト | 4.6/4.8 GHz | 4.9GHz | 5.1GHz |
Pコア最大周波数 | 4.6/4.8 GHz | 4.8GHz | 5.0GHz |
Pコア基本周波数 | 3.0/3.3 GHz | 2.1GHz | 2.4GHz |
Eコア最大周波数 | – | 3.6GHz | 3.8GHz |
Eコア基本周波数 | – | 1.6GHz | 1.8GHz |
ベースパワー | 65W | 65W | 65W |
最大パワー | 117W | 180W | 202W |
こちらはKシリーズです。
Core i7-12700K | Core i9-12900K | |
開発コード | Alder Lake | |
---|---|---|
製造プロセス | 10nm | |
Pコア | 8 | 8 |
Eコア | 4 | 8 |
スレッド | 20 | 24 |
キャッシュ | 25MB | 30MB |
GPU実行ユニット | 32 | 32 |
ターボブースト | 5.0GHz | 5.2GHz |
Pコア最大周波数 | 5.0GHz | 5.2GHz |
Pコア基本周波数 | 3.6GHz | 3.2GHz |
Eコア最大周波数 | 3.8GHz | 3.9GHz |
Eコア基本周波数 | 2.7GHz | 2.4GHz |
ベースパワー | 125W | 125W |
最大パワー | 190W | 241W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。ただし、Core i5のみEコアがありません。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
すべてのCPUはvProに対応しており、企業の情報システム部門など、システム管理に携わる人向けの機能になります。詳しくは「Intel vProプラットフォーム」をどうぞ。
こちらはCPUの性能を測るCPU markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色/通常版 赤/Tシリーズ 青/Kシリーズ
Core i9-12900K | |
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Core i9-12900 | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Core i5-12600K | |
Core i5-12600 | |
Core i5-12500 | |
Core i5-12400 | |
Core i3-12300 | |
Core i3-12100 |
Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-13900K | |
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Core i9-12900K | |
Core i9-12900 | |
Core i7-12700K | |
Ryzen 9 5900X | |
Core i7-12700 | |
Core i5-12600K | |
Core i5-12600 | |
Ryzen 7 5800X | |
Core i7-11700 | |
Core i9-11900 | |
Core i5-12500 | |
Ryzen 7 Pro 4750G | |
Core i5-12400 | |
Core i7-10700 | |
Ryzen 5 5600G | |
Ryzen 5 5600X |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-12900K | |
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Core i9-12900 | |
Core i7-12700K | |
Core i5-12600K | |
Core i7-12700 | |
Core i5-12600 | |
Core i5-12500 | |
Core i3-12300 | |
Ryzen 9 5900X | |
Core i9-11900 | |
Ryzen 9 5900 | |
Core i5-12400 | |
Ryzen 7 5800X |
グラフィックス
A2000 | T1000 | T400 | |
アーキテクチャ | Ampere | Turing | |
CUDAコア | 3328基 | 896基 | 384基 |
RTコア | 26基 | – | – |
Tensorコア | 104基 | – | – |
メモリタイプ | GDDR6 | ||
メモリ容量 | 12GB | 8GB | 4GB |
メモリ帯域幅 | 288GB/秒 | 160GB/秒 | 80GB/秒 |
TDP | 70W | 50W | 40W |
各グラフィックボードを搭載したら、以下のポートが付いてきます。
NVIDIA T400 | mini Display Port 1.4 x3 |
---|---|
NVIDIA T1000 | mini Display Port 1.4 x4 |
NVIDIA RTX A2000 | mini Display Port 1.4a x4 |
RTX A2000はCUDAコアが3328基と、他のGPUに比べ全然違いますね。RTコアやTensorコアもあるし。
高負荷な作業をする場合はA2000、そこそこのグラフィック性能が必要ならT1000、ちょっとした作業を快適にしたいならT400になると思います。
ただし、本機は最大メモリ容量がたったの32GBなので、購入しようとしている1つ上のグラボを選んだほうがよさそうです。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリは最新のDDR5 ECC 4800MHzで、16GB 1枚、もしくは16GBが2枚搭載です。
ECCメモリとは、メモリ上で発生した1ビットエラーの検出に対して訂正が可能なメモリで、金融機関や科学技術計算などの「データの破損」が許されないようなコンピューターに搭載されることが多いです。
それにしても、ワークステーションで最大32GBは小さいですね。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージは最新のPCIe 4.0×4で、HP Z Turbo G2ドライブになります。HP Z Turbo G2ドライブはRead性能が従来のSSD(SATA)と比較して約4倍向上しているとのことです。
まぁ、SATAと比較して4倍って、いまじゃ当たり前というか、PCIe 4.0は10倍近い速度が出ているので、早く情報を更新してほしいですね。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
世界で最も安全なPCメーカーであるHPの包括的なエンドポイントセキュリティで、HP Wolf Securityがあります。
一部ですが、こういったセキュリティが施されています。
- HP Endpoint Security Controller・・・BIOSに改ざんがないかどうか知らべる機能
- HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
- HP BIOSphere・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
- HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
- HP Sure Run・・・OSの重要な機能や設定を構成時の状態に維持し、万が一設定が無効になった場合は再起動し、安全な状態に戻す
- HP Sure Recover・・・OSがウイルス感染しても自動的にリカバリーする
- HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリーする
- HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
詳しくはこちらの公式サイトをどうぞ。
LAN・無線はない
有線は1ギガビットイーサネットが搭載で、無線はありません。個人で購入する場合は無線がないと困ることがあると思うので、必要な方はUSB Bluetoothを購入したら大丈夫です。
電源
電源は大きめの280Wで、電源変換効率は89%になります。80 PLUSで言えば、GOLD相当ですね。
サポート・保証
保証は、土日祝日を含む3年間のオンサイト修理とパーツ保証が標準保証になっています。オンサイト修理とは、エンジニアが会社や自宅に来て、その場で修理をしてくれるサービスです。また、最長5年まで延長できます。
公式サイトではサポートの事に一切言及していないのですが、HPのビジネスPCは、通常、電話・チャット・LINEやツイッターでのサポートを展開しており、「日本でのサポート」+「月~金が朝9時から夜21時まで、土曜日が朝9時から夕方17時まで」になっています。
コールセンターは日本にあるので、質も高く、話も早いですね。
ライバル機種
ライバル機種はLenovoから発売されている、小型ワークステーションです。HPのようなWolf Securityはないですが、ThinkShieldという包括的なセキュリティがあります。
ThinkStation P360 Ultra
3.9Lの小型筐体で、最新のインテル第12世代CPUにRTX Aシリーズも搭載可能と基本性能は高く、2.5ギガビットイーサネットと1ギガビットイーサネットの2つのLANポートがあります。Tinyじゃもの足りないから、もうちょっとパワフルな機種が欲しいというニーズに合います
CPU | Core i3-12100/12300 Core i5-12400/12400T/12500/12600/12600K Core i7-12700/12700T/12700K Core i9-12900T/12900/12900K |
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メモリ | DDR5 最大128GB |
ストレージ | SSD×2+HDD |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA T400/T1000 NVIDIA RTX A2000/A5000 |
RAID | RAID 0、RAID 1 |
無線 | なし/Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E |
有線 | 2.5GbE+1Gbe |
重さ | 最大3.6㎏ |
電源 | 170W/230W/300W |
価格 | 19.9万円~ |
お弁当箱大サイズの超小型筐体で、持ち運びもできるほどの機種です。12世代CPUにDDR5のメモリ、そしてSSD PCI Express 4.0が搭載、旧名称がQuadroであるNVIDIA Tシリーズの、エントリー~ミドルクラスのグラボが搭載できます。小型筐体の方が使い勝手が良いという人向け
CPU | Core i3-12100・12300/Tシリーズあり Core i5-12400~12600/Tシリーズあり Core i7-12700/12700T Core i9-12900/12900T |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD ×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA T400/T600 NVIDIA T1000 4GB/8GB |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | なし/Wi-Fi 6/6E |
有線 | イーサネット/インテル イーサネット サーバーアダプター |
重さ | 最大1.4㎏ |
電源 | 170W/230W |
価格 | 15.2万円~ |
まとめ
良い点
・省スペースで、置き場所に困らない
・最新スペックが満載
・電源が280Wと大きい
・MILスペック準拠で、Wolf securityがあり堅牢性が高い
残念な点
・Xeonが搭載できない
・最大メモリ容量が32GBと少ない
・SSDが実質1枚の搭載で、少ない
・無線無し
総合評価
全体的に最新のスペックが搭載しており、高い性能になりますが、メモリとストレージがノートパソコン並、もしくはノートパソコンのワークステーションよりも少ないです。
なので、本機のメリットとしては、デスクトップの高性能CPUとGPUを搭載したノートPCといった感じで、とにかくこの2つの性能を重視するような人に合います。
性能並みに大切なセキュリティはWolf Securityで、MILスペックにも準拠しているので、安心して使える機種です。