Pavilion Gamingノートシリーズは生産終了になり、新しくVictusと言うブランドで販売されています。詳しくは「HPゲーミングPC全機種の比較レビュー」をどうぞ!
HP Pavilion Gaming 15(AMD)は高性能のRyzen4000シリーズのプロセッサーに、SSDとHDDのデュアルストレージになります。ゲーミングノートでデュアルストレージは、嬉しいですね。多くのゲームをPC内に保存できます。
グラフィックボードはNVIDIA GeForce GTX 1650なので入門向けの性能で、フォートナイトや虹6などの中量級ゲームくらいは快適にプレイできるものが多いです。
個人的には、ゲームも軽くするけど動画編集もするって人におすすめです。
現在HPではゲーミングPCのセールをやっています!台数が無くなり次第終了なので、この機会をお見逃しなく。
Contents
HP Pavilion Gaming 15(AMD)のレビュー
<マウス・ヘッドフォンは別売りです>
プロセッサー | AMD Ryzen 5 4600H AMD Ryzen 7 4800H |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD+1TB HDD |
ディスプレイ | 15.6型 FHD IPS 光沢なし |
リフレッシュレート | 144Hz |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
無線LAN | WiFi6 IEEE 802.11ax、Bluetooth5.0 |
有線 | Gigabit LAN |
OS | Windows 10 Home |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、パワーオンパスワード、アドミニストレーターパスワード |
サイズ | 360x256x23.5㎜ |
重さ | 2.08㎏ |
電源 | 150W |
バッテリー | 最大8時間 |
サポート | 1年間電話相談、LINE、ツイッターでのサポート |
保証 | 1年間 |
価格 | スタンダードプラスモデル・9万5700円~ パフォーマンスモデル・10万6700円~ |
パソコンの頭脳であるプロセッサーの性能は、かなり高いですね。その辺のゲーミングデスクトップより高い性能ですよ。
メモリも速度が速いDDR4-3200MHz 16GB搭載なので、ほとんどのゲームで困る事はないんじゃないかなと思います。
バッテリー駆動時間はゲーミングPCとしては長めの8時間(パフォーマンスモデルは5.5時間)、電源は150Wと少し小さめです。
また、HPはサポートが手厚いと有名なのですが、設定など分からないことがあれば1年間電話で相談が出来るし、LINEやツイッターでも技術サポートをやっています。
なので、初めてのパソコンを買うのに向いている会社ですね。
HP Pavilion Gaming 15(AMD)の特徴
ゲーミングPCにしてはそこそこベゼル(画面の黒い枠)が細いので、ゲームの没頭感も増すと思います。
キーボードはいたって普通です。可もなく不可もなくと言った普通のキーボードですね。ただし、キーの側面が透明なので、バックライトを付けたらきれいな見た目です。
寸法は幅360㎜、奥行き256㎜、厚さ23.5㎜になります。15.6型のゲーミングPCとしては、普通のサイズですね。特別大きいわけじゃないですが、小さいわけでもないです。
重さは2.08㎏と、ゲーミングノートにしては軽い方になります。持ち運びは若干楽な方だと思います。
底面面積の35%が吸気口と結構大きいし、2つのファンが付いているので、エアフロ―は良い方です。
背面のヒンジあたりに大きめの排気口があります。ゲーミングPCは発熱が多いので、これは助かりますね。
HP Pavilion Gaming 15(AMD)・パフォーマンスモデル
パフォーマンスモデルは、以前は税込み15万円以上していたのでおすすめではなかったのですが、現在は税込み10万6700円と安くなっています。Ryzen 7 4800H搭載でこの価格なら、コスパはいいですね。
HP Pavilion Gaming 15(AMD)・スタンダードプラスモデル
スタンダードプラスモデルは、割引になっているのでコスパも高くおすすめです。8.7万円で、デュアルストレージ(SSD 256GB+HDD 1TB)はあまり見ない価格ですね。
プロセッサーはRyzen 5 4600Hで、下で詳しく解説していますがこれもまた高性能です。おすすめです。
CPU
Ryzen 5 4600H | Ryzen 7 4800H | |
コア/スレッド | 6/12 | 8/16 |
ベースクロック | 3.0GHz | 2.9GHz |
ターボブースト時 | 4.0GHz | 4.2GHz |
TDP | 45W | 45W |
パソコンの頭脳であるプロセッサーは、当然性能が高いとパソコンもサクサク動きます。ただし、ある程度まともなものだったら問題ないです。それよりもグラフィックボードの方が重要ですね。
(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”12239″ lazy=”no” class=””]Ryzen 5でも1万4953とかなり高い性能になっていて、Ryzen 7は1万9395です。ゲーミングノートではスコア9000くらいからのプロセッサーが使われるのですが、このスコアを断然上回っていますね。
グラフィックス
下のグラフの単位はfps(フレームレート/1秒間に更新されるコマ数)で、60以上が「快適」にプレイできる目安です。
(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”12090″ lazy=”no” class=””]FF15やモンスターハンターワールドなどの重量級ゲームは、低画質でやっとと言ったところですね。ただし、フォートナイトやApex Legendsなどの中量級ゲームは標準画質でも十分良いフレームレートが出ています。
また、GTX 1650ほどの性能があれば、画像・動画編集も快適にできます。例えばAdobeのLightroomやPremier Elements/Proなどの本格的なソフトも使えます。
ディスプレイ
ディスプレイは、FHD IPS液晶 光沢なしで、リフレッシュレートは144Hzになります。
FHD | フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080 |
---|---|
IPS液晶 | コントラスト比が高く、視野角も広い液晶。 |
光沢なし | 映り込みが軽減された液晶で、見やすい |
リフレッシュレート | 1秒間に更新されるコマ数。144Hzは高めのレート |
ディスプレイは一般的なものですが、リフレッシュレートも144Hz出るので、ほとんどのゲームで滑らかな映像が描写できます。
メモリ
メモリはDDR4-3200MHzで、16GBになります。ここ最近はゲーミングPCと言えば16GBが標準的になっているので、十分な容量です。
ちなみに3200MHzという動作周波数は、大きれば大きい程高速でデータ処理が出来ます。通常2400や2666が多いのですが、本機種は3200MHzなので、2400MHzと比べても30%ほど高速表示が可能です。
ストレージ
ストレージはこの価格(割引後8.7万円)にしては珍しく、デュアルストレージになっています。
M.2 PCle-NVMeという超高速データ転送速度のSSDが256GBと、SATA 7200回転のHDDが1TBです。
ストレージの質も良いですね。
無線LAN
次世代通信規格のWiFi6に対応です。ここ最近普及も広がってきていますね。
最大通信速度が9.6Gbpsという超高速回線ですが、当然これは理論値なので実際はこれ以下の速度になります。それでもかなり速いですけどね。
ちなみにWiFi6を使うには、ルーターが対応していないといけません。対応していない場合は、ルーターの対応規格での通信になります。
セキュリティ
- Windows Defender・・・Windows 10標準搭載のセキュリティで、マルウェアやフィッシングなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
インターフェイス
- 電源コネクタ
- USB 2.0(電源オフUSBチャージ機能対応)
- SDカードスロット
- ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
- SuperSpeed USB Type-C™ 5Gbps
- ネットワークポート(RJ45)
- SuperSpeed USB Type-A 5Gbps
- HDMI2.0出力端子
モニターに繋ぐ場合は、HDMIを使えば最大4K画質での出力になり、フルHDで240Hz、WQHD(2K)で144Hzのリフレッシュレートになります。(モニターにHDMI 2.0がある場合)
サポート
HPは「アフターフォローが手厚い」ということで、有名ですよね。
購入後に設定など分からないことがあれば電話で相談出来るし、LINEやツイッターでも技術サポートをやっています。
売ったら売ったっきりじゃないので、人気なんでしょうね。
まとめ
販売当初に比べかなり安くなっているので、お買い得だと思います。本記事はアップデートした内容になっているのですが、執筆当初は「こんなもの買うなんて信じられない」ぐらい、ケチョンケチョンに書いてました(笑)。
エントリークラスのPCを探していて、あまり重たいゲームをしないのであれば検討に値する機種です。