最新のインテル第11世代CPUが搭載で、かなり快適になった機種です。とにかく、今までに比べサクサク動き、全体的なスペックは中の上なので、普段使い用からビジネス用途でも快適に使えます。
13.3インチで1.3㎏と小型軽量なので、持ち運びが多い学生や社会人にも使いやすいと思います。天面とキーボード面にはアルミニウム素材が使用されているので、見た目も高級感がありおしゃれです。
特筆したいのが、価格です。これだけ性能が詰まった機種で、5.9万円からとコスパが高いです。
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Contents
Pavilion 13-bb0000のスペックレビュー
カラー | セラミックホワイト、ナチュラルシルバー |
---|---|
CPU | Intel core i3-1115G4 Intel core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
グラフィックス | インテルUHDグラフィックス(Core i3) Iris Xe(Core i5) |
ディスプレイ | 13.3型 フルHD IPS液晶 |
OS | Windows 10 Home |
Microsoft Office | Office Home &Business 2019搭載可能 |
無線 | WiFi5、Bluetooth 5.0 |
生体認証 | 指紋センサー |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、マカフィーリブセーフ30日版など |
寸法 | 304x205x16.9㎜ |
重さ | 1.3㎏ |
バッテリー | 最大8時間30分 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 6万4900円~ |
パソコンの頭脳には最新のインテル第11世代CPUが搭載で、今までにない快適さがあります。パソコンの起動も、スリープからの復帰も、Web閲覧にOfficeワークなどもサクサク使えます。
特に、Core i5モデルはIris Xeが搭載で、NVIDIA GeForce MX 350並みの性能があるので、動画編集や画像編集もしやすくなっていますね。
メモリは8GBと大容量で、普段使いであればまず困ることはないです。ストレージには高速タイプのM.2 SSDが搭載で、パソコンの起動は10秒ほどと速いです。しかも、指紋センサーが搭載なので、サインインは一瞬ですね。
ディスプレイは高解像度のフルHDで、視野角が広くコントラスト比も高いIPS液晶が搭載です。Web閲覧はもちろん、動画視聴も没入感が増しますね。
バッテリー駆動時間は8.5時間とそこまで長くないので、外出時に充電アダプターを持って行ったほうがいい場合もあると思います。
全体的に中の上クラスの性能や機能で、小型軽量でスペックも高く、低価格で買えるので学生やビジネスパーソンの持ち運び用としても使いやすいと思います。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Pavilion 13-an>
旧モデルのPavilion 13-anとの比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Pavilion 13-an | |
CPU | Core i3-1115G4 Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
Core i3-1005G1 Core i5-1035G1 |
メモリ | 8GB(3200MHz) | 8GB(2666MHz) |
ストレージ | SSD 512GB | SSD 512GB |
ディスプレイ | FHD IPS | FHD IPS |
無線 | WiFi5 | WiFi6 |
バッテリー | 8.5時間 | 10時間 |
重量 | 1.3㎏ | 1.26㎏ |
価格 | 6.5万円~ | 8.2万円~ |
筐体は新機種の方が小さくなっていますが、旧モデルの方が40gほど軽くなっています。また、新機種には最新の11世代CPUが搭載なのでより使いやすい性能で、旧モデルよりも1.7万円も安くなっています。
変更点
- CPUが10世代から11世代に
- メモリが2666MHzから3200MHに
- WiFi6対応だったのがWiFi5にグレードダウン
- バッテリー駆動時間が1.5時間減少
- 1.7万円安くなった
なぜかWiFi6が旧規格のWiFi5になっていますが、その他は概ねアップグレードされています。
ライバル機種
<左から本機種・Pavilion Aero 13-be・Envy 13-ba>
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)
本機種 | Aero 13-be | Envy 13-ba | |
CPU | Core i3-1115G4 Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
Ryzen 5 5600U Ryzen 7 5800U |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB | SSD 512GB | SSD 1TB |
グラフィックス | Iris Xe UHD |
Radeon | Iris Xe GeForce MX450 |
ディスプレイ | FHD 画面比16:9 |
WUXGA 画面比16:10 |
UHD、FHD 画面比16:9 |
無線 | WiFi5 | WiFi6 | WiFi6 |
バッテリー | 8.5時間 | 10.5時間 | 13時間 |
重量 | 1.3㎏ | 957g | 1.3㎏ |
価格 | 6.5万円~ | 11.4万円~ | 9.3万円~ |
各機種の特徴です。
- 本機種・・・低価格モデルにしてはスペックも高く軽いが、WiFi5。
- Pavilion Aero 13・・・画面の縦横比が16:10と通常の16:9より縦に長いので、より多くの情報が表示可能。また、1㎏を切る超軽量モデル
- Envy 13・・・上位モデルで4Kディスプレイも選択でき、全体的なスペックが高い
パソコンの頭脳であるCPUの性能を表すPassmarkスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5800U | |
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Ryzen 5 5600U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 |
CPUの性能はRyzenが飛びぬけて高いですが、グラフィック性能はインテルの方が高いので、クリエイティブワークをする人はインテルモデルの方が良いと思います。
Video Caed Benchmarks
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1165G7 | |
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Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 5800U | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 5 5600U |
メリット・デメリット
良い点
・小型軽量で持ち運びがしやすい
・低価格なのにまともなスペック
・アルミニウム素材を使用で高級感がある
残念な点
・旧規格のWiFi5
Pavilion 13-bb0000の特徴
本機種の寸法は幅304㎜、奥行き205㎜、高さ16.9㎜で、大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)と比べると、幅+0.7㎝、奥行き-0.5㎝と小型です。
厚さは16.9㎜で、1円玉(直径20㎜)よりもだいぶ小さいので、カバンに入れてもかさばりにくいです。しかもたったの1.3㎏なので、持ち運びに向いています。
前モデルと比較しても、結構小さくなっているのが分かります。幅6㎜、奥行きは10㎜削減、高さは1.9㎜大きくなっていますね。CPUの性能が上がったので、エアフローをよくするためかな?と思います。
素材
<ナチュラルシルバー>
天面とキーボード面は軽量で耐久性も高いアルミニウムが使用されているので、おしゃれで高級感があります。底面は樹脂素材になります。
カラー
<セラミックホワイト>
カラーはナチュラルシルバーとセラミックホワイトがあり、どちらも人気のカラーですね。セラミックホワイトの天板はアニオン電着塗装がしてあるので、ひっかき傷にも強く、指紋も付きにくいですが、やっぱり白なので汚れは目立ちます。定期的に拭いたほうがいいですね。
コネクテッド・モダンスタンバイ
パソコンは電源を切らずに閉じると「スリープ」状態になるのですが、本機種は低電力で動作し続けるコネクテッド・モダンスタンバイが搭載です。ディスプレイを開いたときに、すでにメールを受信していたりと情報がアップデートされているし、スリープよりも速く復帰できます。
キーボード
キーボードはバックライト付きで、テンキー(数字のキー/15.6型のみ搭載)は無しです。暗がりでも作業ができるので、助かりますね。
本機種は「リフトアップヒンジ」というディスプレイを開いたときにキーボードに傾斜が付く設計なので、タイピングがしやすく、底面にある吸気口もより空気を取り込みやすくなるため、排熱効率も上がっています。
指紋センサー
指紋センサーはキーボード右下にあり、指をポンと乗せるだけでサインインが完了します。パスワードをタイプしないでいいので、楽ですね。
CPU
Core i5-1135G7 | Core i3-1115G4 | |
製造プロセス | 10nm SuperFin |
10nm SuperFin |
コア/スレッド | 4/8 | 2/4 |
キャッシュ | 8MB | 6MB |
グラフィックス | Iris Xe | UHDグラフィックス |
基本クロック | 2.4GHz | 3.0GHz |
ブーストクロック | 4.2GHz | 4.1GHz |
CPUは最新のインテル第11世代CPUが搭載で、普段使いに適しているCore i3とビジネス用途でも快適に使えるCore i5が選べます。
簡単に、10世代と11世代の見分け方をご紹介します。
Core i以降の数字が大きいほうが性能が高く、i3,i5,i7があります(特殊なPCにはi9もあり)。ハイフン「ー」以降の最初の2桁が世代になり、上は10世代、下は11世代になります。最後の4桁の英数字は型番になり、こちらも数字が大きいほうがより高い性能になります。
スコアの目安
<スコアはスペックや状況、回線によっても変化するので、参考値としてみてください>
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
↓グラフをタップすると数値が表示されます↓
[visualizer id=”15260″ lazy=”no” class=””]Core i3でも「ビジネス用途でも快適に使える目安」の7000に近い6564で、10世代CPUのCore i5-10210Uと同じくらいの性能があります。
Core i5は8000オーバーです。かなり高い性能なので、サクサク使えます。
<アプリの数は例です>
また、Core i3は2コア4スレッド、Core i5は4コア8スレッドで、この数値が高いとより快適に「複数の作業が同時に」できます。いろいろな事を同時にするなら、Core i5のほうが使いやすいです。
グラフィックス
グラフィックスはCore i5にはIris Xeが、Core i3にはインテルUHDグラフィックスが内蔵されています。
[visualizer id=”15263″ lazy=”no” class=””]Core i3の性能は低く見えますが、一般的なものです。Core i5は外付けグラフィックスボードのNVIDIA GeForce MX 350並みの性能があるので、画像編集も動画編集もやりやすくなっています。
ディスプレイ
解像度 | 液晶 | 光沢 | タッチディスプレイ |
フルHD 1920×1080 |
IPS | あり | x |
ディスプレイは標準的なもので、フルHD IPS液晶になります。高解像度で視野角も広く、コントラスト比も高めなので、見やすいディスプレイです。
「光沢あり」の特徴は、明るく色鮮やかな反面、自分や背景が映り込みしやすいです。タブレットやスマホと同じ仕様なので気にならない人が多いと思いますが、一般的なノートパソコンは「光沢無し」が多いです。
<光沢あり> | <光沢無し> |
メモリ
メモリはパソコンの作業台で、メモリが大きいと重たいページやソフトも快適に使え、より多くのことを同時にやりやすくなります。
本機種搭載メモリはDDR4-3200MHzで、8GBオンボードになります。動作周波数(MHz)が高いと処理速度が速いのですが、本機種は現行最高の3200MHzなので快適に動作します。
また、8GBは普通に使う分には十分な容量です。ビジネス用途でも困らないと思います。
ストレージ
ストレージは写真やデータを保存するパーツで、パソコンの起動にもかかわってくる重要な箇所です。
本機種には高速タイプのSSD M.2が搭載で、とにかく快適に使えます。
SSD | HDD | |
最大データ転送速度 | 16Gbps~32Gbps | 6Gbps |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分(新品の場合) |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
パソコンの起動やスリープ(正確に言うとコネクテッドモダンスタンバイ)からの復帰も速いので、使いやすいです。
セキュリティ
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティでウイルス対策機能がある
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納
- パワーオンパスワード・・・電源を入れた時に入れるログインパスワード
- アドミニストレーターパスワード・・・管理者以外はソフトウェアなどをダウンロードする時に、管理者の認証・パスワードが必要にできる。子供が有害なものをダウンロードしないように等の時に使います
- マカフィーリブセーフ・・・セキュリティソフト30日試用版
インターフェイス
インターフェイスは豊富で、ほぼすべてあると思います。
左側面には、HDMI 2.0、USB-AとUSB-C(充給電対応、Display Port 1.4映像出力付き)、microSDカードリーダー、ヘッドフォン/マイクポートです。
右側面には、USB-Aと電源コネクタがあります。
HDMIもあるし、Display Portもあるので、外付けモニターを使う場合は種類を選ばずに使えますね。
カードリーダーはmicroSDカードなので、一眼カメラを使う私としてはフルサイズのSDカードリーダーが欲しかったですが、13インチのノートパソコンはほとんどmicroSDなのでしょうがないです。外付けのカードリーダーを使えばいいので、そこまで不便ではないと思います。
保証・サポート
HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついていて、電話やLINE、ツイッターでもサポートをしています。購入時に詳しく書かれた「パソコン入門」もあるので、初めてパソコンを買う人でも設定から使い方まで、分かりやすいと思います。
また、保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
まとめ
この低価格でこのスペックなら、すごくコスパが高いと思います。低価格なのに欠点がほとんどなく、完成された機種といった印象です。
若干バッテリー駆動時間が短いのはマイナスポイントですが、外出先で長時間使う予定がある人は充電アダプターを持ち運ぶと、バッテリーを気にせずに使えます。
また、サポートが手厚いので、「初めてパソコンを購入する人」でも始めやすいですね。