大型の17.3型ディスプレイに、Core i9-10885HとRTX 2080 Superが搭載できる最強スペックノートパソコンです。
リフレッシュレートも144Hzと高めで、WiFi6対応、デュアルストレージで3TBもの容量があります。
ちょっとこれだけ性能が高いと排熱の事が気になりますが、吸気口が2つに、排気口が3つもあるので対策も取られています。
17型で大きめなので、主に室内で使うけど時々外出先で使うことがある人におすすめです。
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Contents
HP OMEN 17-cb1000のレビュー
CPU | Intel core i7-10750H Intel core i9-10885H |
---|---|
メモリ | 16GB、32GB |
ストレージ | 1TB SSD+2TB HDD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2070 Super NVIDIA GeForce RTX 2080 Super |
ディスプレイ | FHD IPS 300nit NVIDIA G-Sync |
リフレッシュレート | 144Hz |
無線LAN | WiFi6、Bluetooth 5.0 |
有線 | 内蔵Gigabit LAN |
OS | Windows 10 Pro |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、パワーオンパスワード、アドミニストレーターパスワード |
サイズ | 405x285x30㎜ |
重さ | 3.26㎏ |
電源 | i7)230W i9)330W |
バッテリー | 5時間 |
サポート | 1年間電話相談、LINE、ツイッターでのサポート |
価格 | 税込)19万8000円~ |
18万円からと、このスペックにしては比較的安い価格ですね。CPUには最新世代の最高峰クラスCore i7-10750HとCore i9-10885Hが搭載できるので、コア数も高く、かなり高性能です。
メモリも快適にゲームが出来る16GBに、大容量の32GBが選べます。ストレージは3TB(SSD 1TB+HDD 2TB)とデスクトップ並みなので、多くのゲームをパソコン内に保存できますね。
グラフィックスはRTX 2070 SuperかRTX 2080 Superという、こちらもまた最高クラスのグラボになります。2070 Superの時は電源が230W、2080Superを選ぶと330Wになるので、供給電力も十分でパフォーマンスも上がりますね。
また、キーボードはLEDバックライトのカラー設定が出来るので、好みの色でゲームを楽しめます。暗い部屋でゲームをやってる時って、キーボードのライティングは重要ですよね?妖しい色にもできますよ(笑)。
リフレッシュレートは144Hzなので、比較的高めです。ただしOMEN 15は300Hzなのに、グラボの性能が高いOMEN 17がなぜ144Hzなんでしょうね?画質にもよりますが、144以上安定して出るゲームも少ないので十分と言えば十分ですが。
もしノートパソコンのディスプレイで144以上欲しいという人は、HP OMEN 15のレビューを読んでみて下さい。OMEN 17と大まかなスペックは同じですが、リフレッシュレートやストレージ、グラボが若干違います。
HP OMEN 17-cb1000の特徴
ゲーミングPCにしては比較的ベゼル(画面の黒い枠)が狭いですね。ベゼルが狭いと没頭感が増すので、ゲームもプレイしやすいです。
寸法は幅405㎜、奥行き285㎜、厚さが30㎜となっています。重さも3.26㎏と、一般的なパソコン2台分くらいの重さなので、頻繁に持ち出す人はOMEN 15(2.48㎏)がおすすめです。
OSは最新のWindows 10 Proになります。個人向けのWindows 10 Homeではありません。正直言うと、なぜビジネス用のProなのか分かりません。処理速度が変わったりするわけじゃないのでProにするメリットが無いのですが、一応セキュリティや拡張性が高いのでメリット0ではないですが・・・。
性能が高い分エアフロ―には細心の注意が払われていて、吸気口2つに、排気口が3つもあります。システム温度が上がりにくいような設計になっていますね。
CPU
core i7-10750H | core i9-10885H | |
開発コード名 | Comet Lake | Comet Lake |
製造プロセス | 14nm | 14nm |
コア/スレッド | 6/12 | 8/16 |
ベースクロック | 2.6GHz | 2.4GHz |
クロック・ブースト時 | 5.0GHz | 5.3GHz |
キャッシュ | 12MB | 16MB |
TDP | 45W | 45W |
Core i7もi9も1万オーバーのスコアで、かなり性能が高いです。コア数も6コア12スレッドか、8コア16スレッドのモンスタークラスなので、快適にゲームが出来ます。
グラフィックス
RTX 2080 Super | RTX 2070 Super | |
アーキテクチャ | Turing | Turing |
CUDA コア | 3072 | 2560 |
ベースクロック | 735-1365MHz | 930-1140MHz |
ブーストクロック | 1080-1560MHz | 1155-1380MHz |
レイトレーシング | 対応 | 対応 |
フレームバッファ | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 |
メモリ帯域幅 | 448GB/秒 | 448GB/秒 |
注)グラフィックスの性能はデスクトップのグラボになり、ノートパソコンでは10%ほど性能が落ちます。
RTXシリーズはリアルタイムレイトレーシング対応で、光の反射などの伝播を物理法則に従ってシュミレートし、リアルタイムで表現する技術です。
現実の様な影や光の反射が表現できる様になったので、より現実っぽくなりましたね。
ゲームベンチマークスコア
スコアの単位はfps(リフレッシュレート/1秒間に更新されるコマ数)で、60以上が「快適にプレイ」出来る目安です。
まずは、RTX 2070 Superです。
[visualizer id=”11290″ lazy=”no” class=””]RTX 2080 Superです。
[visualizer id=”12127″ lazy=”no” class=””]結果としては、どちらも超ハイエンドモデルなので、かなり快適にゲームが出来ます。とにかく性能が高いものが良ければRTX 2080 Superをどうぞ。
ディスプレイ
ディスプレイは、FHD IPS 光沢なし 300nitで、リフレッシュレートは144Hzで、NVIDIA G-Sync対応モデルになります。
フルHD | フル・ハイディフィニション 解像度1920x1080 |
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IPS液晶 | 視野角が広く、コントラストも高く画面がきれい |
光沢なし | 映り込みが軽減された液晶 |
nit | 輝度(明るさ)を表す単位。室内であれば250前後あれば普通 |
リフレッシュレート | 1秒間に切り替わるコマ数。通常144Hzで大きい方。 |
NVIDIA G-Sync | カクツキやティアリング(画面がスライスされたように見える現象)を軽減 |
OMEN 17は、18万円~34万円までのモデルがあるのですが、18万円のモデルであればこのディスプレイは妥当なところですが、26万や34万円のモデルでこのディスプレイは低スペック過ぎますね。25万以上出すならHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)が欲しい所です。
キーボード
キーボードは、26キーがロールオーバー(26キー同時に押しても反応)とアンチゴースト(複数キーを同時に押しても誤認識しない機能)に対応しています。また、キーボードのLEDライティングも設定できるので、好みの色にキーボードを光らせてゲームに集中できますね。
当然、テンキー(数字のキー)も付いています。
インターネットの回線割り当て
デュアルフォースを使えば、ゲーム関連のトラフィックは有線ネットワーク、他のブラウザやソフトは無線LANでの通信、もしくは遮断するなど設定が出来るので、ゲーム以外のことをやっていても速度が遅くなることもありません。
OMEN 17にはパソコンを快適に使えるように、3つのモードがプリセットされています。「快適」、「スタンダード」、「パフォーマンス」の3つがあり、重いシーンに来た時や、パソコンが熱いなと思ったときなどに設定を変えるとより快適にプレイも出来ます。
メモリ
メモリはDDR4-2933MHzの16GB(8GBx2)、32GB(16GBx2)が選べます。16GBあれば困ることは無いですが、超重いMODを入れたり、人が30人、40人と多く集まるところに行くことが多い人は、32GBがいいかもしれないですね。
ちなみに、メモリはデータ処理速度が速い2933MHzです。2666MHzの搭載が多い中、10%ほど性能が高いモデルなのでより快適にパソコンも動きます。
ストレージ
ストレージは大容量です。デスクトップ並みのSSD 1TB+HDD 2TBと、合計3TBになります。
SSDはPCle-NVMeが搭載で、データ転送速度の理論値が40Gbps(40GB/秒)とかなり速いです。
ただしHDD(ハードディスクドライブ)には、性能が若干低いSATA 5400回転になっています。HDDには7200回転と5400回転があり、回転数が高い方が速度も速いんです。
ただし、システムや、やるゲームのみをSSDに入れておけば基本的にサクサク動くので、問題ないと思います。
無線LAN
次世代通信規格のWiFi6に対応しており、通信速度の理論値は9.6Gbpsとかなり速いです。部屋にLANケーブルが届かないって人でも、比較的安定した高速通信が可能になります。
ただし、ルーターもWiFi6に対応してないと、ルーターの規格に合わせた通信になります。
セキュリティ
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティでウイルス対策機能がある
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納
- パワーオンパスワード・・・電源を入れた時に入れるログインパスワード
- アドミニストレーターパスワード・・・管理者以外はソフトウェアなどをダウンロードする時に、管理者の認証・パスワードが必要にできる。子供が有害なものをダウンロードしないように等の時に使います
- マカフィーリブセーフ・・・30日試用版が搭載、購入ページで延長可能
インターフェイス
- 電源コネクタ
- ネットワークポート(RJ45)
- HDMI 2.0
- SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2
- Mini DisplayPort
- Thunderbolt™ 3(40Gbps)with SuperSpeed USB Type-C™ 10Gbps(DisplayPort™ 1.4, 電源オフUSBチャージ機能)
- ヘッドフォン出力
- マイク入力
- SDカードスロット
- USB3.1 Gen1 (電源オフUSBチャージ機能対応)
モニターに繋いで使う場合は、HDMI 2.0はFHDで240Hz、WQHDでも144Hzのリフレッシュレートがあり、Thunderboltを使ってDisplay Portで接続する場合は、FHDで240Hz、4Kで120Hzになります。
まとめ
先ほども言いましたが、18万円の機種はお買い得だなと思いますが、その他の機種はちょっと高い割には・・・って感じですね。
画質がいいものを選らぶなら、Lenovo Legion 750i(22万円~)はFHD IPS Dolby Vision HDRなのでコントラスト比も高く力強い描写になります。グラフィックボードも性能が高い3つから選べるので、予算に合わせて購入も出来ますよ。