【実機レビュー】HP EliteBook 6 G1a 14|堅牢アルミ筐体・長時間バッテリー・LTE対応の完成度高いAI PC

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HP EliteBook 6 G1a 14のレビューです。

全体的なスペックは中の上で、落とし穴がないというか「ここが残念だな」と言うところがない完成されたモバイルPCといった印象を受けました。

必要なものはほぼすべてあると言っても過言じゃないPCで、すごく便利な機種です。

本機の良い点と残念な点です

良い点 懸念点
メモリの増設ができる、しかも64GBと大きい 特にないが、あえて言えば軽くない(平均的な重さ)
HP Wolf Securityあり
RJ45あり
アルミニウム筐体で高級感あり
500万画素Webカメラで品質も良し
指紋センサーと顔認証対応
豊富なインターフェイス・Thunderbolt 4が2つ
PC起動速度が速い
バッテリー駆動時間が長い
高い排熱性能

 

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはRyzen AI 5 340、メモリ16GB(1枚)、SSD 256GBになります。

ここ最近特にメモリなどのPCパーツの価格が急上昇しており、すぐにでも値上げが実施されるような記事を多数見ます。HPでもPC価格の値上げが始まると思うので、速めの購入をおすすめします。

 

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EliteBook 6 G1a 14のスペックと特徴

CPU Ryzen AI 5 340
Ryzen AI 7 350
メモリ DDR5-5600 最大64GB
ストレージ SSD 最大512GB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) WUXGA 400ニット
OS Windows 11 Pro
LAN Wi-Fi 6E、イーサネット、LTEモデルあり
生体認証 顔認証、指紋センサー
Webカメラ 500万画素
寸法(幅×奥行×高さ) 308.6 × 224.35 × 20.9mm
重さ 実測1442g(公称値1.4kg~)
バッテリー(JEITA 3.0) 14時間33分
セキュリティ HP Wolf Security
標準保証 1年間
価格 18.0万円~

 

パソコンの頭脳であるCPUはRyzen AI 300シリーズを搭載し、最大50 TOPSのNPUを搭載しています。Ryzen 5は6コア12スレッド、Ryzen 7は8コア16スレッドと多コア多スレッドで、マルチコア性能もシングルコア性能も高めでした。

メモリはDDR5-5600MHzで、メモリスロットが2つあり最大64GBにできます。ストレージはSSD PCIe 4.0で最大512GBになります。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い14インチで、一般的な14インチよりも多くの情報を表示できます。解像度はWUXGA(1920×1200ドット) で光沢パネル、輝度は400ニトです。

その他のスペックはWindows 11 Proが搭載、LANはWi-Fi 6Eと1ギガビットイーサネット、そして物理SIMとeSIMが使えるLTEモデルもあります。eSIMが使えるのはすごくポイントが高いです。

Webカメラは高画質500万画素、そして顔認証と指紋センサーもあります。

筐体はコンパクトで、公称値(1400g~)よりちょっと重い実測1442gでした。LTEモデルなのでその分重くなりましたが、LTEなしモデルであれば公称値の1.4㎏になると思います。また、バッテリー駆動時間が最大14時間33分と長く、外出が長い人にも使いやすいです。

インターフェイスはすごく豊富で、Thunderbolt 4が2つに、USB-A(5Gbps)が2つ、RJ45にHDMIや3.5mmジャックと十分な品質と数があります。

Copilot+PCなので、AI PC特有の機能であるWindows スタジオエフェクトやコクリエイターなどの機能も使え、HP AI Companion(ローカル利用にはメモリ32GB以上必須)などもローカルで使え、より便利な機種です。

 

 

公式サイト

 

 

よくある質問と回答

FAQ 質問と回答

ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことがない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。

質問 回答
納期が変わりました。こういうことは良くありますか? 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月は納期がずれることがあるようです。
出荷からどのくらいで届きますか? 経験からみると、出荷から通常1週間以内に届くと思います
画像・動画編集に使えますか? レビュー機ではグラフィック性能がなぜだか低く出ましたが、通常、Ryzen AI 300シリーズは非常に高いグラフィック性能なので、簡単な動画編集にも使えます
ファンはうるさいですか? ベンチマーク計測時で50dBとそこそこ音はしましたが、通常作業時は静かでした
PD充電できますか? Thunderbolt 4があるので可能です
PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? Thunderbolt 4があるので可能です
オンラインレッスンに合いますか? カメラの解像度は500万画素と高いので、講師でも生徒でも十分なスペックです
メモリ/ストレージの増設はできますか? メモリの増設は最大64GBまでできます
持ち運びに向いていますか? バッテリー駆動時間も長く、コンパクトでLTEモデルもあるので向いています
ディスプレイは明るいですか? 400ニトで室内では十分、明るい屋外ではちょっと暗めです
バッテリー駆動時間は? JEITA 3.0測定で14時間33分と長くないです。
Officeの使い心地は? 快適に使えます

 

以下にて本機の特徴をご紹介します。

 

Copilot +PCでできること

Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)というのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。

主な特徴です。

・NPU搭載
・16GB以上のDDR5/LPDDR5メモリ
・256GB以上のストレージ
・40+TOPS(1秒当たり40兆回の演算)
・終日のバッテリー寿命
・最先端のAIモデルへのアクセス
・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
・薄型軽量で、美しいデバイス

Copilot+PCは以下のことができ、NPUは普段目立つ存在ではありませんが、例えば動画編集や画像処理、Office系アプリでも一部の作業をCPUではなくNPUが担当することで、CPUの負荷を減らし、全体の処理を効率化できます。

・コクリエイター
・イメージクリエイター
・Windows Studio Effect
・ライブキャプション
・リコール

 

 

HP AI Companionが使える

HP AI Companion使い方<ローカル利用はメモリ32GB以上必要です>

HP AI CompanionはPCに特化したAI機能で、ローカルでもクラウドでも使えるアプリです。PDFなどのファイルをライブラリ化して比較や要約、抽出ができたり、PCの設定や調整ができたりします。

ローカルで使えるので、情報漏洩に敏感な人でも安心して使えます。

 

 

HP Wolf Security for business搭載

HP Wolf Security

セキュリティはHP Wolf Security for Businessが搭載可能で、包括的なセキュリティになっています。

  • HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
  • HP BIOSphere Gen6・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
  • HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
  • HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
  • HP Client Security Software・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
  • HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
  • ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる

「世界で一番安全なビジネスPC」と言っているだけありセキュリティは万全で、次項で紹介する東京生産ということもあり、安心して使えます。

 

 

手厚いプレミアムサポート付き

HP Elitebookのサポート内容

 

HP ElitebookのElite Premiumサポートは、電話・チャット、メール・LINEなどでやっており、対応時間は月-金8:00-21:00、土8:00-17:30になります。一番うれしいのは、電話した時に「その件でしたらこちらの部署におかけ直しください」と言う定番の文句が出てこないことですね。たらいまわしを回避し、1つの窓口で対応してくれます。また、サポートは国内になります。

保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理/オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
  • アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応

保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。

また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。

 

 

MILスペックに準拠

MILスペック

本機はHP独自の12万時間のテストに加え、米軍の物資調達企画であるMIL-STD 810Hの18項目に適合と堅牢性の高い機種です。

 

 

HP eSIM Connect

HP eSIM Connect

HP EliteBook 6 G1a 14 eSIM connectモデル

法人限定で追加料金なしで4G LTEが5年間使えるモデルがあります。データをたくさん使うような場合は、すごくお得な価格です。

詳しくは公式サイトのHP eSIM Connectをどうぞ。

 

 

メモリの増設ができる

HP EliteBook 6 G1a 14 筐体内部

筐体内部の写真です。SSDとメモリスロットには電磁波干渉を防ぐ金属カバー(EMIシールド)や放熱・保護用のカバーがあります。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 筐体内部 メモリスロット

カバーを開けるとメモリスロットが出てきます。レビュー機には16GB 1枚入っていますが、最大で32GB×2枚の64GBまで搭載できます。

 

 

 

画面比16:10で表示量が多い

HP EliteBook 6 G1a 14 正面

14インチのディスプレイで解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で非光沢パネルを採用し、そして輝度は400ニトと日陰の屋外ならギリギリ使える明るさです。

 

本機は画面アスペクト比が16:10と縦方向に長く、16:9の14インチディスプレイよりも多くの情報を表示できます。このおかげでスクロール回数も減るし、一目でより多くの情報を見て取れるので作業効率もアップします。

 

本機の色域は広く、低価格PCに搭載されるNTSC 45%のディスプレイよりもしっかりと色を描写できています。本機はsRGB 100%相当の色域ですね。

 

こちらは黒の再現性を比較したもので、本機は液晶ディスプレイにしては黒もしっかりと描写できており、高品質なディスプレイです。

 

視野角はどこから見ても暗くなる部分がなくしっかりと見えています。

輝度は400ニトで、こちらは輝度の目安です。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっと暗い
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

 

高級感のあるエコなリサイクルアルミニウム筐体

HP EliteBook 6 G1a 14 左斜め前から

ベゼルがすごく細く、アルミニウム筐体なので手触りも見た目も良いです。ここまで下ベゼルが細い機種も珍しいですね。ベゼルが細いとよりスリムに見えます。

アルミニウム筐体は剛性も高く、持ち運び時の安心感があります。表面はさらりとした質感で指紋も付きにくく、長時間の使用でも清潔感を保てます。全体的に洗練された印象で、ビジネスにもプライベートにも馴染むデザインです

 

HP EliteBook 6 G1i 14 背面

トップカバー、パームレストカバー、ボトムカバーはリサイクルアルミニウムを使用し、使用済み再生プラスチックを50%使用したキーキャップ、使用済み再生プラスチックを30%使用したベゼルなど、環境に配慮したエコな機種です。

エタノールを含む家庭用クリーナーシートで約1,000回拭いても耐える表面加工を施されており、汚れに気づいたらすぐに拭き取ることができます。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 筐体側面

筐体最厚部は20.9ミリと、意外に厚みがあります。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 筐体

HPビジネスPCは直線的なデザインで、The ビジネスPCといった感じでかっこいいです。

寸法は幅308.6ミリ、奥行き224.35ミリでとてもコンパクトです。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 質量計測

重さは実測1442gと公称値よりも重かったですが、本機はLTEモデルなのでちょっと重くなるのはしょうがないです。14インチの平均1.4㎏よりも40gほど重いですが、持ち運びしやすい軽さです。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 横から

横から見るとこのようになっています。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 右側面インターフェイス

右側面にはnano SIMカードリーダー、USB-A(5Gbps)、RJ45、そしてセキュリティロックケーブルスロットです。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 左側面インターフェイス

左側面はHDMI、USB-A(5Gbps)Thunderbolt 4(40Gbps)が2つ、マイク/ヘッドフォンジャック、そしてスマートカードリーダー(オプション)です。

 

 

HP EliteBook 6 G1a 14 バッテリー

バッテリーは3セル56Whrで、充電回数1000回に耐えるロングライフ、そして最大13時間33分のバッテリー駆動時間に急速充電にも対応しています。

バッテリー駆動時間は非常に長いので、一日外出するような人にも合います。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 ディスプレイを180度開いた状態

ディスプレイは約180度開くことができ、画面共有をするときなどに便利ですが、片手でディスプレイを開けることはできませんでした。

 

 

排熱性能

HP EliteBook 6 G1a 14 底面カバー

通気口は幅広く、メッシュ状になっておりゴミが入りにくくなっています。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 底面カバー内側

底面カバー内側です。絶縁用のマイラーシートが貼られており、内部保護がしっかりしています。内部も整然としており、こだわって作られたのが一目でわかります。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 筐体内部

筐体内部には1つのファンにヒートパイプが2本あり、標準的な排熱機構です。

 

CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024と言うベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。

この時のPC表面温度は32.3度、底面温度は36.0度と非常に低い温度で、しっかりと排熱できています。また、膝の上に置いて使っても少し暖かいくらいでした。

騒音値は平均約50dBと、扇風機の中くらいの音でした。

ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはないと思います。

 

 

キーボード

HP EliteBook 6 G1a 14 キーボード

キーボードはバックライトと指紋センサー付きで、よく使うキーは大きく同じ大きさなのでミスもしにくかったです。ただし、一番下のキー列は若干細長く、半角/全角キーは小さい、そしてカーソルキーも小さいので慣れが必要かもしれません。

指紋センサーもあるのでサインインは一瞬、Copilotキーもあるので調べ物や疑問があるときもワンタッチで呼び出せるので便利です。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 キーボード

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は実測19.0×19.0と大きく窮屈さはなく、キーストローク(キーを押し込む距離)は実測1.1mm(公称1.5mm)で打鍵感は特に軽すぎず重すぎず、平均的な打鍵感で長時間の入力もしやすいと思います。

 

HP EliteBook 6 G1a 14 キーボード バックライトオン

バックライトは明るさにムラがなくキーの視認性も良好で、暗所でも快適にタイピングできます。

 

 

プライバシーシャッター付き500万画素高画質Webカメラ

Webカメラは高画質500万画素で、高性能なカメラが必要な配信者やオンラインレッスンの講師、Webミーティングを開催するリーダーにも合います。プライバシーシャッター(画像右が閉じた状態)もあるので、カメラを使用しないときは閉じておくことができます。

顔認証用のIRカメラもあり、サインインは一瞬です。

 

本機のWebカメラで撮影した画像と、比較のFHDカメラで撮影した画像です。本機は解像度は高く、明るさも色合いも良いです。

また、Poly Studioの内蔵デュアルスピーカーとデュアルマイクが搭載しており、スピーカーの音質は普通でした。

 

Windows スタジオエフェクト

また、本機にはNPUが搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。

 

 

Wi-Fi 6E+イーサネット+LTEに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

最大6GHz接続のWi-Fi 6Eに対応し、1ギガビットイーサネットも搭載しているので、無線でも有線でも高速通信が可能です。

また、LTEモデルもあるので、通信環境は非常に優れています。

 

 

ベンチマークでRyzen AI 300シリーズの実力を検証

ここからは各種ベンチマークで性能を見ていきます。

CPUには最大50 TOPSのNPUがあり、6コア12スレッドのRyzen AI 5 340か、8コア16スレッドのRyzen AI 7 350があります。

*TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できるかの数値。50 TOPSは50兆回/秒

レビュー機にはRyzen AI 5 340が搭載で、ベンチマークの総評を先に言うと、全体的に高い性能でAI性能はハイエンド並み、ビジネス用途での性能も高く苦手なことが少ないという印象でした。

ただし、通常のRyzen AI 5 340はグラフィック性能が高いのですが、今回のレビュー機はメモリが1枚のシングルチャンネルメモリなのでグラフィック関連のベンチマークは低めでした。(メモリ2枚だと性能が大幅に上がると思いますが、レビュー機は増設禁止なのでできませんでした)

 

 

CPU Mark計測結果

HP EliteBook 6 G1a 14 CPU Mark計測結果

CPUの性能を測るCPU Markのスコアは21227で、高いスコアでした。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ビジネス用途でもがっつり使える
  • 18000~・ゲーミングPCなどのハイスペックPCに搭載される
  • 20000~・専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ/本機 青/その他

Ryzen 7 8845H  30037
Core Ultra 7 165H  28719
Snapdragon X Elite X1E-78-100  28668
Ryzen 7 8840HS  25148
Ryzen AI 7 PRO 350  24410
Core Ultra 7 155H  24271
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 258V  22201
Ryzen AI 5 340  21227
Core i5-13420H  20492
Core Ultra 7 155U  20114
Core Ultra 5 125H  20071
Core Ultra 5 225U  19998
Core Ultra 5 228V  19851
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 255U  16308
Ryzen 5 7535U  15855
Ryzen 5 7535HS  13797

 

Cinebench 2024計測結果

HP EliteBook 6 G1a 14 CPU Mark計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。計測結果はマルチコア658、シングルコア112とどちらも高い性能でした。

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Ryzen AI 9 HX 370  1237
Core Ultra 9 285H  1034
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Ryzen AI 7 350  843
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  762
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Ryzen AI 5 340  658
Core Ultra 5 125H  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 7 258V  559
Ryzen 5 8640U  548
Core Ultra 5 226V  548
Core i5-13420H  543
Core Ultra 5 225U  519
Apple M1  509
Ryzen 5 7535U  481
Ryzen 5 7535HS  446
Core i7-1280P  433

シングルコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Core Ultra 9 285H  129
Core Ultra 7 258V  121
Ryzen AI 9 HX 370  117
Ryzen AI 7 350  114
Core Ultra 5 226V  113
Apple M1 Max  113
Ryzen AI 5 340  112
Apple M1  112
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Core Ultra 5 225U  106
Core Ultra 7 155H  105
Core i5-13420H  103
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640U  96
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 5 7535U  87
Ryzen 5 7535HS  83
Core i7-1280P  74

 

Geekbench AI計測結果

HP EliteBook 6 G1a 14 Geekbench AI計測結果

Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。

Single Precision(単精度)は2561、Half Precision(半精度)は1440、Quantized(量子化スコア)は6405とハイエンドスペック寄りのスコアでした。

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 9 285H  5025
Ryzen AI 9 HX 370  3624
Ryzen AI 7 350  3609
Core Ultra 5 125H  2758
Core i5-13420H  2687
Core Ultra 7 258V  2595
Ryzen AI 5 340  2561
Core Ultra 5 125U  2458
Core Ultra 5 225U  2440
Core i7-1260P  2405
Core Ultra 5 226V  2240
Ryzen 5 8640HS  2204
Snapdragon X Elite X1E-78-100  2115
Ryzen 5 7535HS  2079
Ryzen 5 7535U  1647

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon X Elite X1E-78-100  3471
Core Ultra 9 285H  2018
Ryzen AI 7 350  1784
Ryzen AI 9 HX 370  1537
Ryzen AI 5 340  1440
Core Ultra 7 258V  1335
Core i5-13420H  1290
Core Ultra 5 125H  1208
Core Ultra 5 226V  1182
Core Ultra 5 225U  1071
Ryzen 5 8640HS  1063
Core Ultra 5 125U  1042
Core i7-1260P  988
Ryzen 5 7535HS  976
Ryzen 5 7535U  808
Ryzen 3 7335U  649

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 9 285H  8141
Ryzen AI 7 350  7470
Snapdragon X Elite X1E-78-100  6881
Ryzen AI 9 HX 370  6827
Ryzen AI 5 340  6405
Core i5-13420H  5051
Core Ultra 7 258V  4943
Core Ultra 5 225U  4910
Core Ultra 5 125H  4475
Core Ultra 5 226V  4374
Core Ultra 5 125U  3972
Ryzen 5 8640HS  3923
Core i7-1260P  3424
Ryzen 5 7535HS  3379
Ryzen 5 7535U  2290
Ryzen 3 7335U  1629

 

PCMark10計測結果

HP EliteBook 6 G1a 14 PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機のスコアはこちらで、全体的に高い性能でした。

  • 総合性能は6471→ミドルハイクラス
  • Essentialは9295→通常用途やビデオ会議などは快適にできる
  • Productivityは11041→非常に快適に使える
  • Digital content creationは7167→平均的な性能(メモリ1枚のため低いスコア)
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen AI 7 PRO 350  10884
Ryzen 5 8640HS  10622
Core i5-13420H  10601
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra 5 225U  9807
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 155U  9682
Ryzen 5 7535HS  9594
Ryzen 5 7535U  9465
Ryzen AI 5 340  9295
Core Ultra 7 255U  9155
Ryzen 5 5625U  9036
Core Ultra 5 228V  8976
Ryzen 7 5700U  8951
Core Ultra 7 258V  8901
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 5 340  11041
Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen 5 8640HS  9349
Core Ultra 7 155U  9282
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Ryzen AI 7 PRO 350  8956
Ryzen 5 7535HS  8317
Core Ultra 5 125U  8315
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Core Ultra 5 225U  8127
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Core Ultra 7 258V  7863
Core Ultra 5 228V  7786
Ryzen 3 7335U  7499
Core Ultra 7 255U  7091
Core i5-13420H  6979
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9829
Core Ultra 5 228V  9161
Ryzen AI 7 PRO 350  8517
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Core Ultra 5 125U  7173
Ryzen 7 7735U  7159
Ryzen AI 5 340  7167
Core Ultra 5 225U  7149
Core Ultra 7 155U  7079
Core Ultra 7 255U  6519
Ryzen 5 7535HS  6423
Core i7-1260P  6406
Core i5-13420H  6051
Core i5-1240P  5875
Ryzen 5 7535U  5851
Ryzen 5 PRO 6650U  5636
Ryzen 5 5625U  5372
Ryzen 7 5700U  5282
Ryzen 3 7335U  4872
Core i5-1235U  4716
Ryzen 3 5425U  4240

 

4K動画レンダリング時間計測結果

HP EliteBook 6 G1a 14 4K動画レンダリング時間計測結果

5分の風景を撮影した4K動画の、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。

3回計測し平均は3分26秒Core Ultra 7 258V並みの速度でした。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 225U  4分45秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Ryzen 5 7535HS  4分10秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Core Ultra 5 226V  3分45秒
Core i5-13420H  3分47秒
Ryzen AI 5 340  3分26秒
Core Ultra 7 258V  3分29秒
Snapdragon X Elite X1E-78-100  3分28秒
Core Ultra 9 285H  3分5秒
Ryzen AI 7 350  2分49秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒
Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060  1分38秒

 

 

3D Graphics Mark計測結果

HP EliteBook 6 G1a 14 3D Graphics Mark計測結果

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。

3Dグラフィックス性能を測る3D Graphics Markのスコアは、2825で2026年としては低いスコアでした。ただし、本機はメモリが1枚のシングルチャンネルメモリでここまでの性能が出たので、メモリを2枚にするともっと性能が上がります。(レビュー機はメーカーからお借りしており増設禁止なのでチェックできませんでした)

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  9117
Ryzen 7 8845HS  9055
Ryzen 5 8640HS  6065
Core Ultra 5 125H  5507
Core Ultra 7 258V  5384
Ryzen 7 7735U  5098
Ryzen AI 7 PRO 350  5065
Core Ultra 5 228V  4780
Ryzen 5 7535U  4127
Core Ultra 5 125U  4045
Core Ultra 7 255U  3853
Ryzen 5 7535HS  3668
Core Ultra 7 155U  3646
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core Ultra 5 225U  3299
Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981
Ryzen AI 5 340  2825
Core i5-1335U  2686
Ryzen 3 7335U  2609
Core i5-1340P  2542
Core i5-13420H  2535

 

 

Fire Strike計測結果

HP EliteBook 6 G1a 14 Fire Strike計測結果

Fire Strikeは3493とシングルチャンネルメモリにしては頑張っているスコアです。

 

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  10718
Core Ultra 9 285H  10106
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 258V  8891
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 226V  7960
Core Ultra 5 125H  7904
GTX 1650 Max-Q  6861
Ryzen AI 7 350  6838
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Ryzen 7 7735U  4645
Ryzen 5 7535HS  4588
Core Ultra 5 225U  3639
Ryzen AI 5 340  3493
Core i5-13420H  3412

 

Memory Mark計測結果

HP EliteBook 6 G1a 14 Memory Mark計測結果

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR5-5600MHzの16GB(メモリ1枚)で、Memory Markで性能を計測したら2610と、シングルチャンネルメモリにしては実用的なスコアでした。メモリ2枚ならもっと高い性能が出るはずです。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

LPDDR5X平均  3288
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2759
本機DDR5  2610
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

シーケンシャル速度計測結果+PC起動速度

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 4.0の512GBで、シーケンシャル速度を計測したらエラーになり計測できませんでした。

PCの起動はCPUやメモリ容量などいろいろなものに影響されますが、一番大きな影響を与えるのはストレージで、起動時間を5回計測した平均は15.6秒と速かったです。

1回目 16秒
2回目 15秒
3回目 15秒
4回目 17秒
5回目 15秒
平均 15.6秒

 

 

まとめ

良い点

・メモリの増設ができる。しかも最大64GBと大きい
・HP Wolf Securityがあるので安心
・MILスペックに準拠
・アルミニウム筐体
・超高画質500万画素Webカメラで品質も高かった
・指紋センサ―・顔認証搭載
・Thunderbolt 4が2つも搭載し、インターフェイスが豊富
・HP eSIM Connect対応モデルあり
・PC起動速度が速い
・高い排熱性能
・長時間バッテリー

 

残念な点

・LTEモデルは1.44㎏と軽くない

 

総合評価

重さ以外はすべて中~中の上の性能で、メモリの増設ができ、RJ45搭載、そしてLTEモデルもある使いやすい機種です。

また、バッテリー駆動時間が長いので社内移動が多い人や、外出が多い人には特に合いますね。

他にも超高画質の500万画素Webカメラや生体認証が2つ搭載されていたり、インターフェイスもすごく豊富なのでドック無しでも十分に使いやすいです。

さすがElitebookといった品質で、完成されたモバイルPCでした。

 

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