HP 14-epが発売開始!高コスパの14インチノートパソコン

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2023年に販売された高コスパPCのHP 14-emの後継モデルで、HP 14-epです。

基本的に旧モデルと同じPCでCPUが違うだけなので、後継機種の本機もコスパが高いです。

Wi-Fi 6にFHD Webカメラ、高級感があり耐久性の高いユニボディなど、低価格PCには見られない特徴が多いです。

特別にHP様より本サイト専用の割引クーポンを作っていただき、「税込み13.2万円以上の個人向けモデル」を購入した場合は、割引価格からさらに7%OFFになります。

 

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HP-14-epのスペック

CPU Intel N100
Core i3-N305
Core i5-1335U
Core i7-1355U
メモリ DDR4-3200 最大16GB
ストレージ SSD 128~512GB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) FHD IPS
OS Windows 11 Home
無線 Wi-Fi 6
生体認証 指紋センサー
WEBカメラ FHD
寸法(幅×奥行×高さ) 323 × 215 × 17.9mm
重さ 約1.37㎏
バッテリー 最大約9時間
標準保証 1年間
価格 5.7万円~

<性能評価>

 

全体的に旧スペックが主体ですが、普段使い用PCとしては困ることはないんじゃないかなと思うほど、十分なスペックになっています。

パソコンの頭脳であるCPUは中華系の安いPCやChromebookに搭載されることが多いIntel N100というものから、最高でCore i7-1355Uまで5つの選択肢があります。

自分に合ったスペックを選べるので、購入しやすいですね。

メモリはDDR4-3200MHzで、N100は4GB、N305は8GB(1枚)、Core i5は8GB(4GB×2)か16GB(8GB×2)、そしてCore i7は16GB(8GB×2)になります。仕様書によるとメモリはアクセス不可とのことです。

ストレージはデータ転送速度が速いSSDを採用し、最大512GBと容量も大きいです。

ディスプレイは14インチで標準的なFHD解像度、IPS液晶になります。

その他のスペックはOSにはWindows 11 Homeが搭載で、無線はWi-Fi 6に対応です。注意点として、N100モデルはOSがSモードと言って、Microsoft Store以外からダウンロードができません。と言うことは、Google ChromeやYahooなどが使えません。

Sモードは解除可能で、一度解除したらSモードに戻すことはできませんが、解除したい人は「Sモードの解除方法」をどうぞ。

WEBカメラはHD解像度で、指紋センサー搭載、14インチで1.37㎏と若干軽く、バッテリー駆動時間は最大9時間となっています。

低価格モデルで、ほぼ旧スペックばかり使用していますが、しっかりとしたスペックですね。

 

 

公式サイト

 

2024年のトレンドと比較

2024年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)

14世代CPU NPU Copilotボタン DDR5
× × × ×
SSD PCIe 4.0 アスペクト比16:10 sRGB 100%以上 Wi-Fi 6E
× × ×
輝度300nit以上 1080P Webカメラ 生体認証 バッテリー14時間以上
×

 

 

旧モデルとの比較

<左/本機種・右/旧モデル>

2023年に発売された旧モデルのHP 14-emと比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 旧モデル
CPU Intel N100
Core i3-N305
Core i5-1335U
Core i7-1355U
AMD Athlon Silver 7120U
Ryzen 3 7320U
Ryzen 5 7530U
メモリ DDR4-3200 16GB
ストレージ SSD 512GB
ディスプレイ FHD IPS
無線 Wi-Fi 6
バッテリー 9時間 11時間
重量 1.37㎏ 1.39㎏
寸法 323 × 215 × 17.9~21㎜

同じ筐体を使用しており、CPUが変わっただけです。

 

 

CPUが5つから選べる

Intel N100 i3-N305
コア 4 8
スレッド 4 8
キャッシュ 6MB 6MB
グラフィックス演算ユニット 24 32
TDP 6W 15W
i7-1355U i5-1335U/
コア(P/Eコア) 10(2/8)
スレッド 8
Pコアクロック 1.8GHz 1.3GHz
Pコア最大クロック 5.2GHz 4.6GHz
Eコアクロック 1.3GHz 0.9GHz
Eコア最大クロック 3.9GHz 3.4GHz
L3キャッシュ 12MB
グラフィックス演算ユニット 96EU 80EU
ベース/マックスパワー 15/55W

Intel N100は小型PCや低価格中華PC、Chromebookに搭載されることが多いですが、価格の割にしっかりとした性能です。Core i3-N305はもうちょっとましなCPUで、こちらも低価格PCによく搭載されます。

代わってCore i5-1335Uや1334U、そしてCore i7-1355Uは一般的なPCに搭載されるCPUで、高い性能です。

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアで、スコアは当サイトで計測したものや公開されているものになります。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 155H  24271
Core Ultra 5 125H  20071
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 125U  17921
Core 5 120U  17292
Core 7 150U  16900
Core Ultra 7 155U  16140
Core i7-1355U  15878
Core i5-1334U  14139
Core i3-1315U  12654
Core i5-1135G7  10098
Core i3-N305  10090
Intel N100  5626
Core i3-1005G1  5188
Intel N200  5165

 

こちらはGeekbench 6のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 125H  10242
Core Ultra 7 155U  9716
Core Ultra 5 135U  9396
Core i7-1355U  8378
Core i5-1335U  8102
Core i3-N305  4965
Core N100  3129

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700HX  2853
Core i7-1355U  2551
Core Ultra 7 165H  2502
Core Ultra 7 155U  2354
Core Ultra 7 155H  2294
Core i5-1335U  2288
Core Ultra 5 125H  2184
Core i3-N305  1280
Core N100  1220

 

高画質FHD Webカメラ

HP 14-ep Webカメラ

Webカメラは、なんと上位モデルやビジネスPCに搭載されるものと同じFHD解像度です。

 

左がFHD解像度(約207万画素)、右がHD解像度(92万画素)で、ズームをするとわかりやすいですが全然見た目の印象が変わりますね。

オーディオは、デュアルマイクにデュアルスピーカーです。

 

 

その他の特徴

 

外観

HP 14-ep 正面

ベゼル(画面の黒い枠)はそこそこ細く、3辺ナローベゼルを採用し画面占有率は84%となっています。

カラーはナチュラルシルバーで、この価格のPCとしては珍しいユニボディを採用しており高級感があります。ユニボディとはパーツをつぎはぎせずに、1つのパーツで筐体を構成しているものです。

寸法は`こちらで、コンパクトですね。

・幅 323㎜
・奥行 215㎜
・高さ 17.9~21㎜

 

HP 14-ep 左側面インターフェイス

高さは最薄部が17.9㎜、最厚部が21㎜と少し厚いですが、標準的なサイズの範囲です。重さ1.37㎏は14インチではちょっと軽い方で、持ち運びにも便利です。

 

HP 14-ep 背面

シンプルな外観で、人を選ばないPCです。

 

 

キーボード

HP 14-ep 左斜め前から

キーピッチは縦横19㎜×18.4㎜とほぼフルサイズで、キーストロークは1.3㎜と浅めです。

電源ボタンはdeleteキーの横にあるので、ちょっと嫌な場所ですね。電源は長押ししないと反応しないので間違って消すことはないと思いますが、まぁ、うれしい場所ではないです。

ちなみに、Enterキーなど通常一番端っこにあるキーが1つ内側に入っているので、慣れるまで押し間違いをするかもしれません。

指紋センサーはキーボード右下にあり、サインインは一瞬でできます。

 

 

ディスプレイ

HP 14-ep 正面

ディスプレイは一般的な低価格モデルに採用されるスペックで、FHD IPS液晶になります。IPS液晶を採用しているので視野角も広く、悪くないと思います。

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR4-3200MHzで、4GB(メモリ1枚/N100モデル)、8GB(メモリ8GB 1枚/Core i3-N305モデル)、もしくは8GB(4GB×2枚/Core i5・i7モデル)、そして16GB(8GB×2枚/Core i7モデル)になります。

意外にメモリ4GBでもそこそこ動きますが、長く使うのであれば8GB以上が良いと思います。

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

本機は128GB(N100)、256GB(N305、Core i5)、そして512GB(i5、i7)と別れており、増設はできません。

搭載ストレージはM.2 SSDなのでそこそこ速く、普段使いPCとしてはストレスを感じることもないと思います。

 

 

Wi-Fi 6に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

本機はWi-Fi 6に対応しており、旧規格のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

 

 

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間は最大約9時間と、低価格モデルでは普通の長さです。バッテリー駆動時間は短いので、外出するときはACアダプタを持ち歩いた方が良いと思います。

急速充電に対応しており、45分で50%充電できます。

 

 

インターフェイス

インターフェイスは本当に最低限のものが搭載しており、USBのデータ転送速度はすべて5Gbpsになります。

 

HP 14-ep 左側面インターフェイス

左側面にはUSB-A、HDMI、USB Type-C、そしてヘッドフォン/マイクジャックです。USB Type-CはDisplay Port映像出力機能はありません。

 

HP 14-ep 右側面インターフェイス

右側面はUSB Type-Aと、電源ジャックのみです。

 

 

サポート・保証

HPのサポートと保証

HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついています。

パソコンに同梱される「パソコン入門書」を見ながら設定や使い方を見ることが出来、分からない場合は電話でサポートを受けることが出来るので、安心して購入できます。

保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料

 

 

ライバル機種

 

HP 15-fd

HP 15-fdのレビュー14-epの15.6インチ版です。低価格モデルとしてはしっかりとしたスペックで、コスパが高いです。全体的に旧スペックを採用していますが、ユニボディを採用したり、指紋センサーを搭載したりと、随所に低価格モデルにはない特徴があります

CPU Intel N100
Intel Core N305
Intel Core i5-1335U/1334U
Intel Core i7-1355U
メモリ DDR4 最大16GB
ストレージ SSD 最大512GB
ディスプレイ(15.6型) FHD IPS
OS Windows Sモード
Windows 11 Home
無線 Wi-Fi 6
生体認証 指紋センサー
重さ 1.64㎏
バッテリー 最大約7.5時間
価格 5.8万円~

レビュー

 

IdeaPad Slim 3i Gen 9 14

Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 9 14型のレビュー低価格モデルのSlim 3シリーズですが、画面比は16:10と縦に長く、DDR5にSSD PCIe 4.0が搭載、WEBカメラは高画質FHDと高めのスペックです。電源ボタンに統合された指紋センサーもついており、サインインは一瞬です。このスペックで6万円台からと、2024年モデルでTOP5に入るコスパが高い機種だと思います。

 

CPU Core 3 100U
Core 5 120U
メモリ DDR5-5200 最大16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS液晶 光沢なし
LAN Wi-Fi 6
生体認証 指紋センサー
WEBカメラ 1080p FHD
重さ 約1.37㎏
バッテリー(JEITA 3.0)
JEITA 2.0
最大約8.2時間(動画再生時)
最大約12.9時間
価格 6.7万円~

レビュー

 

 

まとめ

 

良い点

・低スペックからハイスペックモデルがあり、選択肢が多い
・Wi-Fi 6対応
・指紋センサー付き
・意外にユニボディでしっかりとしたつくり
・低価格モデルなのに軽い
・高画質FHD Webカメラ搭載

 

残念な点

・キーボードが特殊なので慣れが必要

 

総合評価

Intel N100搭載モデルはローエンドスペックで価格も安く、あまり頻繁にPCを使用しないような人であれば合うと思います。

上位モデルは価格も高いのでお得感が少ないですが、N100搭載の低価格モデルもユニボディにWi-Fi 6対応、FHD Webカメラが搭載とアンバランスなスペックと言えばそうですが、こんなに良いスペックが組み合わされているのはすごいです。

上位モデルは価格に対してちょっとスペックが低い気もしますが、執筆時現在発売されたばかりで割引になっていないので、割引具合によっては「アリ」かもしれません。

 

 

公式サイト