HP OmniBook 7 16-ayのレビューです。
本機は弱点こそあるものの、それを上回る総合力の高さが光る16インチノートです。高性能CPUと優れた排熱設計により、重い処理でも安定してパワーを発揮し、クリエイティブ作業からビジネス用途まで幅広くこなせます。筐体の質感やThunderbolt 4対応、SSDの高速さなど細部の完成度も高く、実機を使ってみると「多少の欠点は気にならない」と感じるほどの仕上がりでした。
欠点としては「ちょっと重い」、「ポートが右に偏っている」、「キーボードがちょっと特殊」です。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 7 255H、LPDDR5x 32GB、SSD PCIe 4.0 1TBになります。
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Contents
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OmniBook 7 16-ayのスペック・特徴のまとめ
| CPU | Core Ultra 5 225H Core Ultra 7 255H |
|---|---|
| メモリ | LPDDR5x 16/32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
| ディスプレイ(16型) | WQXGA(2.5K) IPS液晶、500ニット |
| OS | Windows 11 Home |
| LAN | Wi-Fi 7 |
| 生体認証 | 顔認証 |
| Webカメラ | 500万画素+IRカメラ |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 357 × 254 × 11.0-19.9㎜ |
| 重さ | 実測1915g |
| バッテリー(JEITA 3.0) 電源 |
16.5時間 100W |
| ポート | HDMI 2.1 Thunderbolt 4 USB Type-C 10Gbps USB Type-A 10Gbps USB Type-A 5Gbps ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート |
| 標準保証 | 1年間(引き取り修理・海外保証) |
| カラー | グレイシャーシルバー |
| 価格 | 15.4万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUはCore Ultraシリーズを搭載し、14コア14スレッドのCore Ultra 5 225Hか、16コア16スレッドのCore Ultra 7 255Hを搭載しています。
メモリはLPDDR5xで16GBか32GB、ストレージはSSD PCIe 4.0で最大1TBになります。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い16インチで、一般的な17インチ並みの情報量があります。解像度はWQXGA(2560×1600ドット)でIPS液晶を採用、そしてsRGB 100%の広色域、500ニットと高輝度で屋外でも見やすい明るさです。
また、バッテリー駆動時間は最大約16時間と長く、外出が長い人にも使いやすい長さです。
ただし、16インチで1915gと非常に重たいので、据え置き用に合います。
その他のスペックはWindows 11 Homeが搭載、LANは最新のWi-Fi 7、Webカメラは超高画質500万画素、そして顔認証のIRカメラもあります。
インターフェイスは必要十分で、Thunderbolt 4、USB Type-C 10Gbpsが1つ、USB-A 10Gbpsが1つ、5Gbpsが1つ、そしてHDMIと3.5mmジャックがあります。
付属のACアダプターは100Wと、一般的な65Wクラスよりも余裕のある出力です。そのため、高負荷時でも電力不足による性能低下が起きにくく、CPUやGPUのパフォーマンスをしっかり発揮できました。
ディスプレイとCPUの性能が非常に高く、クリエイティブワークをする人や高負荷な作業をするユーザーに向いています。
高精細・高品質ディスプレイ
ディスプレイは16インチのWQXGA(2560×1600)解像度で、視野角の広いIPS液晶を採用しています。2.5Kの高精細表示で、細部までくっきり見えます。
本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16:9のディスプレイよりも縦方向の表示領域が広く、多くの情報を表示できます。このおかげでスクロール回数も減るし、一目でより多くの情報を見て取れるので作業効率もアップします。
本機は sRGB 100%の広色域に対応しており、発色が非常に鮮やかです。一般的なノートPCのディスプレイと比べると色の再現性が明らかに高く、写真や動画の色味がしっかりと出ます。画像編集や動画編集など、クリエイティブ用途にも十分対応できるディスプレイです。
黒の再現性を比較すると、IPSパネルの特性上やや明るめに表示されますが、暗部の階調はしっかり残っており、全体として見やすい画質です。
どの角度から見ても色変化や暗部のつぶれが少なく、安定した視認性があります。
輝度は500ニトで、こちらは輝度の目安です。
| 220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
|---|---|
| 250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
| 300ニト | 屋外の日陰でも見える |
| 400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっと暗い |
| 500ニト | 屋外向でも見やすい |
| 600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
ディスプレイの品質は高く、輝度も十分にあるため、カフェなどの明るい環境でも作業しやすいです。
SSDの増設可能
本機はM.2スロットがもう1つあり、SSD Type-2280の増設が可能です。
HPはユーザーによる増設に対応していないモデルも多いのですが、本機は内部にアクセスしやすく、ストレージスロットも複数用意されています。将来的に容量が不足しても、自分でSSDを追加して拡張できる点は大きなメリットです。
3Dメタル仕上げの筐体
16インチは筐体が大きいため、机の上ではそれなりにスペースを取りますが、そのぶん画面が広く、とても見やすいです。
実測は1915gで、公称値どおりの重量でした。ディスプレイの輝度が高く、屋外でも比較的見やすいので持ち運び用途として検討する人もいると思いますが、1.9kgを毎日持ち歩くのは正直重めです。時々外出する程度の人や、社内移動など短い距離の持ち運びが中心の人に向いています。
エッジがスッと伸びたシャープな筐体で、全体的にスタイリッシュな印象です。HPらしい落ち着いたデザインで、ビジネス用途にもよく馴染む外観です。
左右上のベゼルは非常に細く、横4.8ミリ、上9.5ミリ、そして下部は18ミリでした
高級感漂う3Dメタル仕上げで、1つのアルミ板から作られた美しく頑丈なボディです。また、リサイクルアルミニウムなどを使用し、「環境にやさしいPCとして」国際的な環境機関から最高ランクの認定を受けています。
最薄部はわずか11.0ミリ。手に取った瞬間に「薄い」と実感できるスリムさです
寸法は幅357ミリ、奥行き254ミリ。16インチとしては標準的なサイズ感です。
底面カバーは初めて見るデザインで、上下左右部分は薄くなっており、段差ができています。パソコンを持ち上げるときに手がすっとPCの下に入るので、持ち上げやすいです。
ズームしてみると、こんな感じです。
上位モデルのみにある、OmniBookの刻印です。プリントじゃないですよ。上位モデルはこういった細かい部分までこだわって作られていますね。
ディスプレイは約135度まで開くので、膝上での作業も快適です。
ディスプレイは片手で開けるため、もう一方の手が書類やドリンクでふさがっていてもすぐに作業を始められます。
JEITA 3.0測定(FHD動画を輝度200ニットで再生)のバッテリー駆動時間は、最大約16時間と長く、急速充電に対応しており30分で最大50%の充電が可能です。
仮に持ち歩く場合でも、これだけ長いバッテリー駆動時間があると安心です。
インターフェイス
インターフェイスは必要十分で、Thunderbolt 4、USB Type-C 10Gbps、USB-A 10Gbps、5Gbps、そしてHDMIと3.5mmジャックがあります。
ただし、ほぼすべてのポートが右に偏っているので、パソコンを使う場所によってはポートが使いにくい可能性があります。
テンキーをよく使う人には使いやすい(かもしれない)キーボード
キーボードバックライトにテンキー付き、そしてCopilotキーもあるキーボードです。
主要キーは同じサイズで打ちやすいですが、一番下のキー列や半角/全角キー、カーソルキーが小さく、右Shiftも短いため、慣れが必要な人もいるかもしれません。
また、テンキーが通常よりも大きいため、テンキーをよく使う人にはとても使いやすい可能性があります。ただし、一般的なテンキーとはサイズが異なるので、最初は慣れが必要だと思います。
通常のテンキーは縦長のキーが混ざりますが、本機はほぼ正方形のキーで構成されており、そこに違和感を覚えました。
良い点としては、Copilotキーがあるので調べ物や疑問があるときもワンタッチで呼び出せるので、とても便利です。
タッチパッドは実測135.6ミリ×86.4ミリと非常に大きく、スクロールやジェスチャー操作も安定しており、クリック感も十分でした。
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は実測17.8×18.2㎜とフルサイズに近い幅がありますが、横方向が17.8ミリとやや小さめです。テンキーが大きい影響で横幅が少し削られたと思われますが、縦方向が18.2ミリあるため、極端に窮屈というほどではありません。
キーストローク(キーを押し込む距離)は1.3ミリで軽い打鍵感なので、軽めのタイピングをする人に向いています。
バックライトは十分明るく、暗所での作業でも視認性が高いです。
プライバシーシャッター付き500万画素Webカメラ
超高画質の500万画素Webカメラを搭載しており、プライバシーシャッター(画像はシャッター使用時)も備えているため、使用しないときは物理的にカメラを閉じておけます。顔認証のIRカメラも搭載しているので、サインインはゼロタッチで完了します。
本機のWebカメラで撮影した画像と、比較用のFHDカメラで撮影した画像です。本機は色が鮮やかで実物に近く、ズームすると毛並みまでしっかり確認できます。高品質なWebカメラです。
また、内蔵カメラだけでなく外付けカメラに対しても設定することが可能で、メッセージや名刺情報などをテロップとして設定も可能です。
本機にはNPUを搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。
スピーカーはPoly Studioのデュアルスピーカーを搭載し、音質は普通よりちょっと良いと感じました。
Wi-Fi 7に対応
| 対応周波数 | 速度 | |
| IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11be (Wi-Fi 7) |
2.4/5/6GHz | 46Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。
6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。
ベンチマークでOmnibook 7 16-ayの実力を検証
搭載可能CPUはこちらで、レビュー機にはCore Ultra 7 255Hが搭載しています。
・Core Ultra 5 225H(14コア14スレッド)
・Core Ultra 7 255H(16コア16スレッド)
最大13 TOPS(1秒間に13兆回の演算処理が可能)のNPU性能があり、AI処理が高速かつ省電力で実行できます。動画の背景ぼかしやノイズ除去、軽量画像生成などの負荷が高い処理もスムーズに動作し、バッテリー消費を抑えながら快適に作業できます。
*TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できる数値。
ベンチマーク結果を先にまとめると、どの項目でも非常に高いスコアを記録しており、高負荷の作業でも余裕を持ってこなせるパフォーマンスでした。グラフィック性能も高く、Youtube用の画像動画編集などをする人にも向いています。
CPU Mark計測結果
CPUの性能を測るCPU Markのスコアは37969と非常に高く、ゲーミングPCやワークステーションに搭載されるようなスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・普段使いならストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ビジネス用途でもがっつり使える
- 18000~・ゲーミングPCなどのハイスペックPCに搭載される
- 20000~・専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ/本機 青/その他
| Core Ultra 9 285H | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 255H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 185H | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Ryzen 7 8845H | |
| Core Ultra 7 165H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8840HS | |
| Core Ultra 5 135H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core i5-1335U | |
| Core Ultra 5 135U | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 165U | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
Cinebench 2024を検証
Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。結果はマルチコア 1055、シングルコア 128 といずれも高いスコアを記録しました。この性能なら、日常作業はもちろん、写真編集や軽い動画編集、AI処理などの負荷が高めの作業も快適にこなせます。
他のCPUとの比較です。
マルチコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
|---|---|
| Core Ultra 7 255H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Apple M1 Max | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Core i5-13420H | |
| Apple M1 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core i7-1280P | |
| Core Ultra 7 255U |
シングルコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Core Ultra 7 255H | |
|---|---|
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Apple M1 Max | |
| Apple M1 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core i7-1280P |
Geekbench AIでAI性能をチェック
Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。
Single Precision(単精度)は4892、Half Precision(半精度)は1967、Quantized(量子化スコア)は8835と非常に高いAI性能でした。終始安定して高いスループットを維持しており、AI推論や画像処理などの負荷がかかる作業でも余裕のあるパフォーマンスを発揮します。
Single Precision Score/単精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 7 255H | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core i7-1260P | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Half Precision Score/半精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
|---|---|
| Core Ultra 7 255H | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Quantized Score/量子化スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 7 255H | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
PCMark10でビジネス用途でも快適に使えるかを検証
こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。
総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス
本機種のスコアです。
- 総合性能は8742→ほぼ超ハイスペック
- Essentialは10707→通常用途やビデオ会議などは非常に快適にでできる
- Productivityは14217→非常に快適に使える
- Digital content creationは11909→非常に高い性能
本機はかなり高い性能で、日常的な作業はもちろん、オフィスソフトを使った作業や複数アプリを同時に使うようなマルチタスクでも余裕があります。ブラウザでタブを多く開いた状態でも動作は安定しており、ビデオ会議や資料作成などのビジネス用途でもストレスを感じる場面はほとんどありません。
さらにDigital Content Creationのスコアも高く、写真編集や軽めの動画編集などのクリエイティブ用途にも十分対応できます。本格的な高負荷の動画編集や3D制作などは専用GPU搭載機に分がありますが、一般的なクリエイティブ作業であれば実用的にこなせる性能です。
全体として、日常用途からビジネス用途、そしてクリエイティブ作業まで幅広く対応できるバランスの良いパフォーマンスを備えています。
Essential
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Core Ultra 7 255H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i5-13420H | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core i7-1260P | |
| Core i5-1240P | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen 5 5625U | |
| Ryzen 7 5700U | |
| Core Ultra 7 255U |
Productivity
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 7 255H | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 5625U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Ryzen 3 7335U | |
| Core Ultra 7 255U |
Digital Content Creation
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 7 255H | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U |
4K動画エンコード時間を計測
5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでエンコードにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。
3回計測した平均は2分56秒で、外部グラフィックスなしとしては十分に速い部類です。ただ、これまでのベンチマーク結果と比べると、やや物足りなさも感じました。とはいえ、エンコードという高負荷作業を3回連続で行っても処理時間がほぼ一定で、排熱性能の高さは明確に確認できました。
4K動画レンダリング速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core i7-1260P | |
|---|---|
| Core Ultra 7 255U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 255H | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core i7-14700+RTX 4060 | |
| Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060 |
Fire Strike計測結果
Fire Strike のスコアは 8479 と非常に高く、外部GPUである GTX 1650 Max-Q を上回る性能 を記録しました。
内蔵グラフィックスとしてはトップクラスの結果で、軽めの3DゲームやGPU依存の処理であれば、外部GPUなしでも十分にこなせるレベルです。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| RTX 3050 | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 255H | |
| GTX 1650 | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| GTX 1650 Max-Q | |
| Arc A350M | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core i5-13420H |
次は2Dゲームのベンチマークで、軽めのゲームであるドラゴンクエスト10は17465で「すごく快適」、ちょっと重ためのFFXIV黄金のレガシーは「8537」で快適でした。(画質はFHD)
Memory Mark計測結果
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはLPDDR5X-7467の32GBです。Memory Markで性能を計測したところスコアは3245で、当サイトで計測しているLPDDR5Xメモリの平均値とほぼ同等でした。容量も32GBと十分に余裕があり、複数のアプリを同時に起動するようなマルチタスクでも快適に動作します。メモリ帯域も広いため、処理性能は非常に高く、重めの作業でも安定して使える構成です。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| LPDDR5X平均 | |
|---|---|
| 本機LPDDR5X | |
| DDR5平均 | |
| LPDDR5平均 | |
| LPDDR4X-4266MHz平均 | |
| DDR4-3200MHz平均 |
ストレージ性能・シーケンシャル速度を計測
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージはSSD PCIe 4.0の1TBで、シーケンシャル速度を計測したらリード(読み込み速度)は6389MB/秒でPCIe 4.0の上限値に近い速度、ライト(書き込み速度)は5735MB/秒で、こちらも上限値に近い速度でした。
そのため、大容量データのコピーやアプリの起動、ファイルの読み込みなども非常にスムーズです。動画素材など容量の大きいデータを扱う場合でも待ち時間は少なく、全体的に快適なストレージ性能となっています。
起動時間を5回計測した平均は15.4秒と速いです。
| 1回目 | 20秒 |
|---|---|
| 2回目 | 15秒 |
| 3回目 | 14秒 |
| 4回目 | 14秒 |
| 5回目 | 14秒 |
| 平均 | 15.4秒 |
排熱性能を検証|PC温度と騒音値を計測
通気口は幅広く確保されており、細かいメッシュ構造が採用されています。ホコリが内部に入りにくい設計となっているのが特徴です。
内部にはファンを2基搭載し、長めのヒートパイプが2本配置されています。上位モデルと同等の排熱機構が採用されており、高負荷時でも効率よく熱を逃がせる構造です。冷却性能に配慮された設計となっており、安定したパフォーマンスを維持しやすい点も特徴です。
CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。
この時のPC表面温度は30.0度と低く、底面温度は30.1度と低めで、膝の上に置いて使っていても熱さをほぼ感じませんでした。
騒音値は平均37dBと音は少し聞こえますが、これだけの性能を発揮してこの動作音は十分静かです。
手厚いサポート
1年間無料のサポートがあり、LINEサポートやLIVEサポート(コールセンター)、メールで対応しているので、設定や故障など何かあれば 安心して尋ねることができます。
保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
- アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応
保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。
また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。
まとめ
良い点
・CPU性能がかなり高い
・底面カバーが独特なデザイン。持ち上げやすい
・SSDの増設ができる(ただし、保証が外れる可能性あり)
・ディスプレイが高品質
・顔認証対応でサインインも楽
・画面比16:10と縦に長く、16インチの大画面で作業がしやすい
・バッテリー駆動時間が長い!
・高級感のある筐体
・500万画素Webカメラ
・Wi-Fi 7対応
残念な点
・USBなどのポートが右に偏っている
・キーボードが特殊
・ちょっと重たい
総合評価
据え置き用のPCとして、そして時々外出や社内移動があるという人は、これでいいでしょ。
ちょっと重たいし、キーボードが特殊だけど、そんなことを忘れさせるくらいの高いCPU性能と排熱性能です。
筐体も質感が高く、Thunderbolt 4もあるし、SSDのシーケンシャル速度もかなり速いし。
当サイトの評価としては100点満点中95点くらいじゃないでしょうか?だって、「ちょっと重たい→頑張ればOK」、「キーボードが特殊→慣れればOK」、「ポートが右に偏ってる→右で使えるようすべて配置したらOK」と言う極論を言えるくらい、性能面のメリットが勝っているからです。
購入先
Author

・パソコンガイドメインライターの本田。PCやタブレット、その他ガジェットが好きで、年間2~30台ほどのPCとモニターや周辺機器を購入するマニア
・元ミュージシャン
・暖かいところが好きで、よくタイに旅行に行く
・既婚(妻と子供2人)
・最近の趣味はオーディブルを聞きながらぼけ~っとすること
・はまってることは、裸足で1日10分歩く健康法
・若く見られがちだが40代





























