10.1インチと動画が見やすいサイズで、「スマホじゃちょっと使いにくい」を解決してくれるタブレットです。
全体的に標準的なスペックで、なんでもサクサクこなせるわけじゃないですが、ライトな使い方の普段使い用になります。
また、Lavieはサポートが手厚いので、初めてタブレットにも合いますね。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 3.8] |
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コスパ | [usr 3.7] |
総合評価 | [usr 3.7] |
Contents
Lavie Tab T10のスペック
TAB10F02/T1055 | |
SoC | Unisoc T610 |
メモリ | 3GB/4GB |
ストレージ | 32GB/64GB 最大128GB microSDカード対応 |
ディスプレイ(10.1型) | WUXGA IPS |
OS | Android 11 |
無線 | Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0 |
オーディオ | ドルビーアトモス対応 |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | フロント)500万画素 リア)800万画素 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 239.84 × 158.62 × 8.5㎜ |
重さ | 460g |
バッテリー | 約9時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 3,8万円/4.1万円 |
<性能評価>
全体的にミドルクラス前後のスペックで、ちょっと快適にWeb検索をしたり、スマホでは見にくい動画を見たりというのに最適です。
タブレットの頭脳であるSoCはUnisoc T610で、エントリークラス寄りのミドルクラスの性能があります。
メモリは3GBか4GBが選べ、4GBモデルは+3300円になります。重たい作業をしないなら3GBでも使えますが、より快適に使いたい場合は4GBがおすすめです。
ストレージは64GBと32GBモデルがあり、どらも小さめですが、最大128GBのmicroSDカードを搭載できるので、十分な容量になると思います。もしくは、Google Driveなどのクラウドサービスを使うと、容量は気にならないと思います。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10の10.1型で、フルHD相当のWUXGA(1920×1200ドット)、高視野角のIPS液晶になります。
ディスプレイはこの価格帯のタブレットとしては普通ですが、オーディオにはDolby Atmosを採用しており、立体的な音が楽しめます。動画や音楽を視聴をする人は、特に恩恵を受けやすいと思います。
カメラは「タブレット搭載カメラ」の品質で、フロントが500万画素、リアは800万画素となっています。悪くないですが、スマホの方が良いですね。
また、顔認証に対応しているので、サインインは楽です。
10.1インチで460g、最大バッテリー駆動時間は約9時間と標準的です。
個人的にはストレージが小さい点が気になりますが、その他は特に問題ないスペックだと思います。
なんでもサクサク使いたいという人向けじゃなく、普段使い用として、動画視聴や音楽、マンガを読んだりなどのライトな使い方に合います。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Tab E>
旧モデルの「Lavie Tab E」との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Tab E | |
SoC | Unisoc T610 | Qualcomm Snapdragon 450 |
メモリ | 3GB/4GB | 4GB |
ストレージ | 32GB/64GB | 64GB |
ディスプレイ | 10.1型 WUXGA IPS | 10.1型/10.3型 WUXGA IPS |
無線 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 |
バッテリー | 9時間 | 13時間 |
重量 | 460g | 520g |
寸法 | 239.84 × 158.62 × 8.5㎜ | 244.2 × 153.3 × 8.2㎜ |
価格 | 3,8万円~ | 3.5万円 |
主な変更点です。
・SoCがスナドラからUnisocに
・メモリがLPDDR3からLPDDR4Xに
・5㎜ほど縦横の寸法が小さくなった
・バッテリー駆動時間が下がった
・フルセグチューナーがなくなった
・以前はホワイトとブラックがあったが、今はブラックのみ
・60g軽量化
・フロントカメラが800万画素から500万画素に減った
SoCの性能を表すGeekbench 5のスコアです。
Geekbench5 マルチコア
オレンジ色・・・シングルコア 青・・・マルチコア
Unisoc T610 | |
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Snapdragon 450 |
Lavie Tab T10の特徴
10.1インチの本機種はちょっとベゼル(画面の黒い枠)が太いですが、重量460gと使いやすい軽さになっています。
寸法は、
・幅 239.84㎜
・奥行 158.62㎜
・厚さ 8.5㎜
で、平均的な寸法です。若干ベゼルが太いですが、両手持ちをした時に親指がちょうどベゼル上に収まるので、誤動作にもなりにくいです。
厚さは、上位モデルと比べると1~2㎜ほど厚いですが、気になるほどの大きさではありません。
カバーは別売りで販売されており、購入時に公式サイトで追加できます(保護フィルム付きで5478円)。タブレットを販売している会社ってカバーを製造しないことが多く、アマゾンなどで別途購入する必要がありますが、Lavieはすべて公式サイトで買えるので、手間も省けますね。
ただし、アマゾンなら、1100円から販売されていました。
ボディはツートンカラーで、Lavieのロゴが背面にあります。リアカメラは一眼で、フラッシュ無し、800万画素になります。タブレットのカメラなので、お飾り程度のスペックですが、SNS用なら十分かもしれません。
フロントカメラは500万画素と、ビデオ通話には十分な品質です。
オーディオ
スピーカーは2つでDolby Atmosを採用しており、一般的なオーディオの様な平面的じゃなく、立体的な音を体感できます。
SoC
Unisoc T610 | |
製造プロセス | 12nm |
コア | 8コア(1.8GHz×2、1.8GHz×6) |
GPU | Mali-G52 MP2 |
SoCはここ最近低価格モデルに搭載し始めた、Unisoc T610です。今まではMediaTek(本社・台湾)などが使われることが多かったですが、中国企業のUNISOCになっています。
こちらのGeekbench 5はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングの性能スコアを計測できます。
Geekbench5 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Yoga Tab 13 |
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Snapdragon 870 Tab P12 Pro |
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MediaTek Kompanio 1300T Tab P11 Pro Gen 2 |
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Snapdragon 690 5G Lenovo TAB6 |
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MediaTek Helio G90T Yoga Tab 11 |
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Snapdragon 680 | |
Snapdragon 662 Tab P11 |
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Unisoc T610 | |
MediaTek Helio P90 X Game |
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MediaTek Helio P60T IdeaPad Duet |
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Snapdragon 439 Yoga Smart Tab |
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Snapdragon 429 Tab B10 |
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MT8166 Tab M7 (3rd Gen) |
Geekbench5 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Yoga Tab 13 |
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Snapdragon 870 Tab P12 Pro |
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MediaTek Kompanio 1300T Tab P11 Pro Gen 2 |
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Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
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MediaTek Helio G90T Yoga Tab 11 |
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Unisoc T610 | |
Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
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MediaTek MT8183 IdeaPad Slim 360 Chromebook |
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MediaTek Helio P90 X Game |
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Snapdragon 439 Yoga Smart Tab |
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Snapdragon 429 Tab B10 |
価格も価格なので使いにくい性能ではありませんが、高い性能でもありません。軽いゲームはできますが、過度に期待しない方が良いです。
ディスプレイ
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10で、フルHD相当の1920×1200ドット、高視野角のIPS液晶になります。
ここ最近HD画質が少ないので、FHD相当と言えば標準的な画質です。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはLPDDR4Xになり、3GBと4GBのモデルがあります。タブレットで4GBは大きい方なので、より快適に使いたい人は4GBモデルがおすすめです。その場合、ストレージは64GBになります。
ストレージ
ストレージは2モデルとも小さく、32GBか64GBになります。最大128GBのmicroSDカードを搭載できるとはいえ、この価格で32GBはちょっとひどいかな?と思いますが、もし、32GBを選ぶのであれば、microSDカードも同時に購入していた方が良いと思います。128GBは2000円くらいからあります。
もしくは、クラウドストレージを使うかです。
Wi-Fi 5に対応
周波数 | 通信速度 | |
IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps |
IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps |
IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps |
IEEE802.11n | 2.4/5GHz | 300Mbps |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
Wi-Fi 5(IEEE802.11ac/a/b/g/n)に対応しており、最大通信速度が6.9Gbpsと速いです。動画視聴など、問題ない速度で通信できると思います。(通信速度は契約回線により変動します)
また、LTEはないので、外で使う場合は、スマホのテザリングなどで使用できます。
バッテリー駆動時間
バッテリーは5100mAhで、Web閲覧であれば最大約9時間のバッテリー駆動時間になります。9時間あれば、持ち運びがある人でも十分だと思います。
インターフェイス
インテ―フェイスは一般的ですが、音声入出力端子があるので、端子付きヘッドフォンも使うことができます。
メモリーカードスロットはmicroSD/microSDHC/microSDXCが使用でき、USB Type-CコネクタはOTG機能もあります。これは、パソコンなどを介さずに、データをHDDなどに直接移動できます。
サポート・保証
Lavie製品には1年間の標準保証が付いており、タブレットは最大2年まで延長が可能です。
何かあった場合はNECの指定業者が引き取りにきてリペアセンターに配送し、修理後に郵送してくれます。もちろん、保証期間内は無料です。
また、121コンタクトセンターと言う電話サポートで使い方相談をしたり、チャットでのサポートもあります。
ライバル機種
Lavie T11(TAB11201/T1175)
11インチモデルのT11で、そこそこ性能が高いSnapdragon 662が搭載です。普段使い用途でサクサク快適に使いたい人に合います。また、11インチで2K解像度なので、映像もきれいに見えます。本機よりも性能が高く、ほぼ同じ価格です
SoC | Qualcomm Snapdragon 662 |
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メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB/128GB |
ディスプレイ(11型) | 2K IPS液晶 マルチタッチ |
無線 | Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1 |
生体認証 | 顔認証 |
内蔵カメラ | フロント・800万画素 リア・1300万画素 |
重さ | 490g 931g (キーボード・カバー付き) |
バッテリー | 最大13.6時間 |
価格 | 4.1万円~ |
Lenovo Tab P11 Plus
Lavie T10よりも性能は全然高く、ストレージも大容量、スピーカーも4つ搭載などと、ハイスペック機種になります。
SoC | MediaTek Helio G90T |
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メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB+microSDカード搭載可能 |
ディスプレイ(11型) | 2K(2000×1200) IPS液晶 |
OS | Android 11 |
無線 | Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1 |
オーディオ | ドルビーアトモス、スピーカー×4 |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | 800万画素/1300万画素 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 258.4 × 163 × 7.5㎜ |
重さ | 490g |
バッテリー | 約12時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 3.9万円 |
まとめ
良い点
・全体的に平均的なスペック
・microSDカードが搭載可能
・顔認証あり
・460gと重たくない
・保障やサポートが手厚い
・ドルビーアトモス搭載で、音が良い
残念な点
・ストレージが小さい
総合評価
ストレージがちょっと小さいですが、全体的に平均的なスペックで、普段使い用としては十分な機種だと思います。
さすがになんでもサクサクできるわけじゃないですが、中負荷なことならそこまでストレスを感じずにできると思います。大画面で動画を見たいや、書籍を読みたいなどのことに合い、もちろん、Web検索もそこそこ快適にできます。
Lavieの製品はサポートが手厚く、電話での使い方相談やチャットでのサポートがあり、購入後1年間は無料でサポートを使えるので、安心して購入できます。