税込み33万円という高めの価格ですが、売り切れモデルが続出のOMEN X 2S 15です。
デュアルディスプレイで、キーボード上部にも小型の2ndディスプレイがあるのが特徴的ですね。
性能的にはこの価格なので、最高水準のスペックです。Intel Core i9、メモリ32GB、SSD最大1TB、そしてグラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 2080 Max-Qになります。
ディスプレイは144Hzと240Hz2種類あるのですが、144Hzは売り切れていることが多いです。
プロゲーマーを目指してる人や、本気でやり込みたい人向けの機種になっています。
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Contents
HP OMEN X 2S 15のレビュー
CPU | Intel core i9-9880H |
---|---|
メモリ | 32GB DDR4-3200MHz |
ストレージ | 512GB、1TB |
ディスプレイ | 15.6型 フルHD IPS 光沢なし NVIDIA G-SYNC対応 |
リフレッシュレート | 144Hz、240Hz |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2080 Max-Q |
セカンドディスプレイ | 5.98インチ フルHD IPS タッチディスプレイ |
外部ディスプレイ | 最大解像度 3840x2160(HDMI使用時) リフレッシュレートは接続するディスプレイによる |
カラー | シャドウブラック |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
有線LAN | 内蔵Gigabit LAN |
OS | Windows 10 Home |
Microsoft Office | 搭載可能 |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、マカフィーリブセーフ1年間 |
電源 | 230W |
バッテリー | 最大4時間 |
寸法 | 361x262x20㎜ |
重さ | 2.37㎏ |
サポート | 電話、LINE、Twitterサポート |
保証 | 1年間 |
価格 | 税込)33万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUはIntel core i9-9880Hというハイパフォーマンスモデルで、CPUの性能を表すスコアは1万4000オーバーのモンスターCPUです。
メモリも32GBと大容量で、超高性能モデルの3200MHzになっています。全てにおいて、速度が速いですね。ストレージも大容量の512GBか1TBがあるので、お気に入りのゲームはパソコン内に入れておいても大丈夫でしょう。
また、グラボはRTX 2080 Max-Qです!ノートパソコンに搭載できるグラボで、最高のものです。
Max-Qデザインの省電力モデルなので発熱が抑えられている分、性能も通常のRTX 2080よりか落ちます。とは言っても、できないゲームなんてほとんどないでしょうね。
電源も大きめの230Wなので、パフォーマンスも最大限に引き出してくれると思います。
HP OMEN X 2S 15の特徴
外観はさすがOMENと言った感じで、かっこいいですよね。私がゲーミングPCを見てかっこいいと思うのは、いつもOMENとLenovoのLegionです。この2つは外観もかっこいいし、ライトニングが中二病を刺激してくるんですよね(笑)
天板も妖しい感じに、かっこいいです。
寸法は幅361㎜、奥行き262、厚さ20㎜と、15.6型のゲーミングPCにしては小さめですね。ゲーミングPCじゃない普通のパソコンと、ほとんど変わらないですね。
ゲーミングPCで一番重要な冷却システムも高く、排気口が3つあり、OMEN Comond centreから3つのモードを選ぶことも出来ます。
需要な場面や、ほかのプレイヤーが多く集まる場所などではパフォーマンスが最大のものを、本体が熱くなってきたと思ったら一番換気がいいモードなど、状況に合わせてモードを変更できます。
また、従来のシリコングリスよりも熱伝導が10倍も高いConductonautを使っているので、CPU温度が上がりにくく、安定して使えるようになっています。
シリコングリスはCPUの上部に塗り、CPUクーラーとの接地面を大きくすることによってCPUの熱を拡散するために使われるグリスですね。
また、HPのパソコンでは珍しく本体を開けてカスタマイズもしやすい様に、底面パネルがたった6つのネジで止められています。
デュアルディスプレイ
キーボード上部に小型のディスプレイがあり、普通の画面に映っているものと2ndディスプレイに映っているものも、ボタン一つで切り替えが出来ます。
ゲームしてる時にチャットを見たりするなら、使いやすいですね。
<テンキーとして利用><OFFの時><輝度設定>
このボタンを押せば、ディスプレイの切り替えが出来ます。
また、ゲームのマップやステータスなどの画面上にある任意の場所を選択して、2ndスクリーンに映し出させることもできます。
メインのディスプレイは、フルHD、IPS液晶、光沢なし、300nit、240Hz(もしくは144Hz)の2種類になります。
フルHD | フル・ハイディフィニション 解像度1920x1080 |
---|---|
IPS液晶 | 視野角が広く、コントラストも高く画面がきれい |
光沢なし | 映り込みが軽減された液晶 |
nit | 輝度(明るさ)を表す単位。室内であれば250前後あれば普通 |
Hz | リフレッシュレート |
キーボード
A~Zの26のキーがロールオーバー(複数のキーを同時押ししても認識する機能)とアンチゴースト(誤入力防止)に対応しています。
キーボードのバックライトはOMEN Command Centerより設定でき、ハイエンドモデルのみに使用される虹色も、当然設定できます。
CPU
Intel core i9-9880H | |
開発コード | Coffee Lake |
製造プロセス | 14nm |
コア/スレッド | 8/16 |
ベースクロック | 2.3GHz |
ブースト時 | 4.8GHz |
キャッシュ | 16MB |
TDP | 45W |
価格 | 556USドル |
Passmarkスコア | 14121 |
さすがCore i9なので、性能がかなり高いですね。CPUの性能を表すPassmarkスコアは、1万4000オーバーです。
普通のパソコンが6、7000のスコアで性能が高いと言われる中、倍以上の性能なので、何をやっても困ることは無いと思います。
コアとスレッドも8コア16スレッドとモンスタークラスになっているので、最高クラスの性能になっています。
グラフィックス
NVIDIA GeForce RTX 2080 Max-Q | |
GPUアーキテクチャ | Turing |
CUDAコア | 2944 |
ベースクロック | 735MHz |
ブーストクロック | 1095MHz |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリ容量 | 8GB |
TDP | 80W |
NVIDIA GeForce RTXシリーズはリアルタイム レイトレーシングが可能で、3Dの描写がより現実世界のように見えます。「レイトレーシング」とは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する技術なんです。
光の反射やガラスに反射して映る映像なんかも、かなり鮮明になっています。
[visualizer id=”11909″ lazy=”no” class=””]比較しているグラフィックボードはデスクトップ用のものですが、かなり性能が高いですね。今現在(2020年9月)でノートパソコンに搭載できるグラフィックボードで、最高のものになります。
プロ用のスペックです。できないゲームもないでしょうね。
ゲームベンチマークスコア
下のグラフの単位はfps(リフレッシュレート/1秒間に更新されるコマ数)で、60以上がか「快適」にプレイできる目安です。回線状況やその他スペック、日にちによっても数値が変わるので、参考値としてみて下さい。
[visualizer id=”11913″ lazy=”no” class=””]かなり良いスコアが出ていますね。ノートパソコンでここまで出来るなんて、時代は進化しましたね。
Red Dead Redemption 2などの重量級ゲームは高画質だとギリギリなので、標準画質になりますが、ほとんどのゲームは高画質以上でプレイできますね。
メモリ
メモリは32GB搭載で、DDR4-3200MHzです。メモリは2933や2666が多い中、3200NHzなので高速ですね。
ちなみにメモリスロットは2つなので、16GBx2のメモリになります。
ストレージ
ストレージはどちらもM.2 PCle-NVMeで、エクストリームモデルがSSD 1TB、エクストリームプラスモデルがSSD 512GB(+Optaneメモリ32GB)となっています。
しかも、エクストリームに使われている1TBのSSDはTLC、エクストリームプラスは512GBのQLCです。なぜプラスモデル(上位モデル)に性能が低く低容量のストレージを付けたか分かりませんが、エクストリームをおすすめしたいですね。(Optaneメモリも捨てがたいですが・・・)
簡単にTLC(Triple Level Cell・3bit)とQLC(Quadruple Level Cell・4bit)の違いを言うと、TLCの方が書き込み耐性、データ保存の信頼性、書き込み速度がより優れています。
じゃあなんでQLCを使うの?と思いますが、容量単価が安いし、場所も取らないので作る側にとってはメリットがあるからです。私たちにはあまりメリットはないですね。
インターフェイス
- 通気孔
- 電源コネクタ
- HDMI出力端子
- USBポート(×2)
- RJ-4S(有線LANケーブルポート)
- オーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ入力(マイク)コネクタ
- USB Type-C電源ポートおよびThunderbolt™ ポート
- USBポート
- 通気孔
もちろんLANケーブルもさせるし、WiFiも付いています。HDMIかUSB Type-C(Thunderbolt)を使ってモニターに接続も出来ます。
最後に
HPでは購入後のサポートも手厚く、「電話・LINE・Twitter」で使い方や設定などのサポートをしてくれます。保証も1年あるので安心ですね。
本機種は値段も高いですが性能も高いので、本気の人におすすめの機種です!