Windows Sモードの解除法と通常版との性能の違い

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先日HP 15-fcを購入し、これにはAMD Athlon Silver 7120Uという低性能プロセッサーが搭載しています。

性能が低すぎるため通常のWindowsで動かすには非力すぎるため、OSにはWindows 11 Home in S modeと言うセキュリティとパフォーマンスに特化したOSが搭載しています。

Sモードが採用されるPCは低スペックのものばかりなので、もともと動きがもっさりしているのですが、今のところSモードを解除してもそんなに遅くなった気はしません。むしろ速くなったような気がしてます。

CPUなどのベンチマークに違いは出ませんでしたが、起動時間は平均で約1秒速くなり、体感でも速くなった気がしています。

 

 

Sモード解除方法

まず、Sモードを解除するメリットとデメリットです。

Windows Sモードを解除するメリットデメリット

  • Sモードではランサムウェアやマルウェアのインストールがブロックされる
  • Sモードではシステムのパフォーマンスを維持するのに役に立つ
  • Microsoftによって検証されたアプリのみインストール可能

上記のことをメリットと取るかどうかは人それぞれで、パソコンに詳しくない人にはメリットかもしれません。Sモードだとセキュリティソフトも無効化されてて、すべてMicrosoftがやってくれてます。

Sモードを解除すると、上記3点がなくなりますがWebサイトから任意のソフトウェアをダウンロードできます。

特定のアプリをダウンロードしたいという場合以外は、Sモードを解除するメリットはあまりないです。また、いったん解除すると、解除前にリカバリーを作成してそれを使わないと、「やっぱりSモードに戻したい」と言うことはできないです。

 

 

Sモード解除方法

Windows Sモード解除方法

まずは「Windows+i」を押して設定を呼び出し、検索窓口に「ライセンス」と打つと、ライセンス認証の設定と出るので、これをクリックします。

Windows Sモード解除方法

次に、Microsoft Storeを開くをクリック。

 

Windows Sモード解除方法

すると上の画像の様なページが表示されるので、入手をクリック。

 

Windows Sモード解除方法

2~30秒くらいで完了します。

 

 

Sモードと通常のOSでの性能比較

はっきり言って性能は何も変わりませんでしたが、もしかしたら速くなったような気もするようなしないような・・・。

 

起動速度の比較

1回目 Sモード 解除後
1回目 14秒97 13秒68
2回目 13秒97 13秒05
3回目 13秒83 13秒56
4回目 14秒61 12秒81
5回目 13秒84 13秒52
平均 14秒24 13秒32

まずは起動速度です。Sモード解除後の方が約1秒速いです。

 

 

スペック比較

左が解除後で、右は解除前の数値です。スペックはAthlon Silver 7120U、LPDDR5 4GB、SSD PCIe 3.0 128GBです。

全部同じですね。

 

 

解除後の使い心地

今回の実験では、若干速くなったような気もしなくもない感じで、特に使い心地に違いはありません。もしかしたら重くなるかな?と心配していたのですが、全然そんなこともなく(まぁもともと遅いですが)、普段使い用としては問題ないんじゃないかなと思います。

今回のレビュー機はAthlon Silver 7120Uというすごく低い性能のものなので、マルチタスクが苦手で、1つのタブを開いたらそれが完了してから次の動作をしないといけません。

これは解除前も後も同じことで、特に違いはないです。

今回実験をしてみて思ったことは、無理してSモードを解除する必要はないですが、Microsoft Store以外からダウンロードするものがあるのであれば、しても良いと思います。

もしかしたら、本機の様にこころなしか速く感じるかもしれません。

 

 

レビュー機の紹介

HP 15-fcの実機レビュー

今回レビューに使用した機種はHP 15-fcで、4万円ちょっとでした。

4万円なりの性能でしたが、いくつものタスクを同時にこなさない人なら、使っても問題ないと思います。

コスパは高い機種なので、ぜひレビューも読んでみてください。

 

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