定価22万円からとハイエンドゲーミングPCで、NVIDIA GeForce RTX 3070かRadeon RX 6600Mが搭載のハイスペックモデルです。
Zen 3アーキテクチャのRyzen 7 5800Hプロセッサー搭載で、シングルコアもマルチコア性能も高く、ディスプレイは広色域sRGB 100%なのでより鮮やかな色彩が描写でき、ゲームもより迫力があり、画像編集をするクリエイターにも向いています。
また、旧モデルよりもエアフローが大きく改善されており、高いパフォーマンスを長時間維持しやすくなっています。
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Contents
OMEN 16-c0000のスペックレビュー
CPU | AMD Ryzen 7 5800H |
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メモリ | 最大32GB(販売モデルは16GBまで) |
ストレージ | SSD 512GB+空きスロット1つ |
グラフィックス | AMD Radeon RX 6600M NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop |
ディスプレイ(16.1型) | FHD IPS 非光沢 sRGB 100% |
リフレッシュレート | 144Hz |
キーボード | 4 Zone RGBライティング、26キーロールオーバー、アンチゴースト |
無線 | WiFi6、Bluetooth 5.2 |
有線 | 内蔵ギガビットLAN(10/100/1000) |
オーディオ | Bang & Olufsen |
生体認証 | なし |
寸法(幅x奥行きx高さ) | 369.2 x 248 x 23㎜ |
重さ | 2.31㎏ |
バッテリー | 最大9時間 |
電源 | 230W |
保証 | 1年間 |
価格 | 16.9万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUは最新のRyzen 5000 Hシリーズで、マルチコア性能が高いのはいつものことですが、シングルコア性能も比較的高めでゲームやクリエイティブワークもしやすいスペックです。
CPUがGPUのすべてのメモリにアクセスできることでボトルネックを解消するSmart Access Memory(Radeonモデルのみ)と、CPU-GPU間のインターフェースを加速させるアルゴリズムで、自動的にパフォーマンスを向上させるSmartShiftにも対応です。
メモリはDDR4-3200MHzで、メモリスロット2つの最大32GBになります。ストレージは高速データ転送速度を持つPCI Express 3.0×4.0 SSDが搭載で、PCIe 3.0の空きスロットも1つあるので増設が可能です。
グラフィックスはハイエンドモデルのAMD Radeon RX 6600MかGeForce RTX 3070が搭載で、Fire Srike Graphicsのベンチマークスコアはどちらも2.4万越えのスペックなので、重量級のタイトルもプレイできます。タイトルによってはFHD画質 ウルトラ設定でゲームができるので、迫力のある映像が楽しめますね。
ディスプレイはFHD IPSで、クリエイター向けの品質である広色域のsRGB 100%、そして高輝度300nitなので、ゲーマーだけじゃなくクリエイターも使いやすい品質です。また、アドバンスモデル(Radeon RX 6600M搭載)を選んだ場合は、AMD FreeSync Premiumに対応しています。
リフレッシュレートは144Hzと高く、ぬるぬるプレイできますね。ここ最近のディスプレイは、品質がどんどん上がっていますね。
キーボードは4 Zone RGBライティングで、主要26キーがロールオーバー対応、そしてアンチゴーストにも対応しています。
また、発表時のOSはWindows 10ですが、Windows 11へのアップグレードに対応しています。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/OMEN 15 2021年モデル>
こちらは旧モデルと言うわけじゃないのですが、先日販売開始したOMEN 15との比較です(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 16インチ | OMEN 15インチ | |
CPU | Ryzen 7 5800H | Core i7-10750H |
メモリ | 32GB | |
ストレージ | SSDx2 | |
GPU | Radeon RX 6600M RTX 3070 Laptop |
RTX 2060 |
ディスプレイ | FHD IPS 144Hz | FHD IPS 300Hz |
通信 | WiFi6、最大1Gb LAN | |
電源 | 230W | 200W |
重量 | 2.31㎏ | 2.45㎏ |
価格 | 16.9万円~ | 23.1万円~ |
2021年モデルにしてはOMEN 15は全てが前世代のスペックで、唯一の特徴はリフレッシュレートが300Hzと言うことです。本機は16インチと大きくなりましたが―140gと軽くなり、全体的に最新スペックになっています。
プロセッサーの性能を表すPassmarkスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Ryzen 7 5800H | |
---|---|
Core i7-10750H |
ライバル機種
<左から本機種・OMEN 16 AMD・OMEN 17>
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)
OMEN 16 Intel | 本機種 | OMEN 17 | |
CPU | Core i5-11400H Core i7-11800H |
Ryzen 7 5800H | Core i7-11800H Core i9-11900H |
メモリ | 32GB | ||
ストレージ | SSDx2 | ||
グラフィックス | RTX 3060 RTX 3070 |
Radeon RX 6600M RTX 3070 |
RTX 3070 RTX 3080 |
ディスプレイ | 16型)FHD/QHD IPS 60/144/165Hz |
16型)FHD IPS 144Hz | 17型)QHD IPS 165Hz |
通信 | WiFi6、最大1Gb LAN | ||
電源 | 230W | 230W | 最大330W |
重量 | 2.31㎏ | 2.31㎏ | 2.78㎏ |
価格 | 14.8万円~ | 16.9万円~ | 22万円~ |
まずはCPUとGPUの性能比較です。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-11900H | |
---|---|
Ryzen 7 5800H | |
Core i7-11800H | |
Core i5-11400H |
Fire Strike Graphics
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3080 Laptop | |
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RTX 3070 Laptop | |
Radeon RX 6600M | |
RTX 3060 Laptop |
各機種の特徴
- OMEN 16 Intel・・・初めてゲーミングPCを買うビギナーから最高スペックが必要ないヘビーユーザー向けの機種で、比較的低価格。シングルコア性能が高い
- OMEN 16 AMD・・・リフレッシュレートが144Hzのみで、グラボはどちらを選んでも高性能。最終的に見ると比較的安い。マルチコア性能が高い。
- OMEN 17・・・電源が大きく現行でほぼ最高性能のスペック
メリット・デメリット
良い点
・sRGB 100%の広色域で、クリエイターにも合う
・リフレッシュレートが144Hzとぬるぬる快適
・GPU性能が高い
残念な点
・RTX 3070搭載モデルの電源が他社に比べ小さい
OMEN 16-c0000の特徴
16型なのにOMEN 15よりも軽量で、上左右のベゼル(画面の黒い枠)がかなり細いですね。枠が小さくて視界に余計なものが入らないので、よりプレイしやすいですね。
寸法は369.2 x 248 x 23㎜
- 幅369.2㎜(≒千円札2.5枚分/375㎜)
- 奥行き248㎜(≒一万円札1.5枚分/240㎜)
- 高さ23㎜(≒10円玉の直径/23.5㎜)
になり、数年前の15.6型サイズですね。
厚さも23㎜と、ごついです。まぁ、ゲーミングなのでエアフローを考えると、若干大きい方が有利ですね。
天板のロゴはシンプルだけど「The・ゲーミングPC」と言った感じで、かっこいいですね。
OMEN Gaming HubからRGBライティングやマクロキー、オーバークロックの調整などができ、機械学習のアルゴリズムにより、今までは知識が無いとちゃんとした設定が難しかった電圧をワンクックで調整し効率的な冷却と性能アップをすることもできます。また、以下のような設定もできます。
ネットワークブースターから通信の振り分けができ、例えば、ゲームは有線LANに接続し、ゲーム以外のブラウザなどは無線LANに繋いで通信をするなどと設定できます。
パフォーマンスコントロールからファンの速度や、CPUパフォーマンスの設定もできます。
OMEN Tempest クリーンテクノロジー
筐体底面の大きな吸気口に、3方向排気による合計5方向のエアフローの冷却により、高いパフォーマンスを長時間発揮しやすくなっています。
また、旧モデルのOMEN 15に比べ40%薄くなったファンブレードが2倍の数になり、底面の給気口面積を69%拡大したので熱を帯びにくく、表面温度が約5°低下しWASDキー近辺の温度が40°以下になると言うことです。
CPUやGPUが年々高性能になっているので、HPもパフォーマンスを落とさないように改良を加えてますね。
キーボード
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は18.7×18.7㎜、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜と若干軽めで、ゲーミングPCとしては普通に押しやすいと思います。
また、主要26キーがロールオーバー(複数キーを押しても押された順序に従って認識される)に対応で、アンチゴースト(複数キーを押して入力可能)にも対応しています。
OMEN Gaming Hubから、キーのバックライトの色も設定できます。
CPU
Ryzen 7 5800H | |
---|---|
アーキテクチャ | ZEN 3 |
コア/スレッド | 8/16 |
キャッシュ | 16MB |
GPUコア | 8 |
基本クロック | 3.2GHz |
ブーストクロック | 4.4GHz |
TDP | 45W |
プロセッサーは最新のRyzen 5000 Hシリーズで、最新のZen 3になります。
旧モデルのZen 2とZen 3の変更点はいろいろありますが、大まかなものは以下になります。
- コアからアクセスできるL3キャッシュが倍増(パフォーマンス向上)
- IPCが19%向上し、電力当たりのパフォーマンスが最大24%UP
- シングルスレッドの性能が最大23%UP
- マルチスレッドの性能が最大108%UP
- バッテリー効率が上がった
それでは、プロセッサーの性能を表すPassmarkスコアです。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-11950H | |
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Core i9-11900H | |
Ryzen 9 5900HX | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i7-11800H | |
Core i5-11400H | |
Core i7-1185G7 | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 |
Core i9やRyzen 9に次ぐ性能で、かなり性能が高いです。
こちらはCinebench R23で、マルチコアはパソコンの総合性能、シングルコアが高いとクリエイティブワークやゲームがしやすくなります。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・計測機種 青・・・比較
Ryzen 7 5800H | |
---|---|
Core i9-11900H | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-11400H | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1185G7 | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・計測機種 青・・・比較
Core i9-11900H | |
---|---|
Core i7-1185G7 | |
Core i7-1165G7 | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i5-11400H | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 5 5700U | |
Ryzen 5 5500U |
マルチコア性能はずば抜けて高く、シングルコア性能は11世代のCore i7とCore i5の中間と言った感じですね。
グラフィックス
グラフィックボードは最新のRTX 3070とRadeon RX 6600Mです。
RTX 3070 Laptop | |
アーキテクチャ | Ampere |
プロセス | 8nm |
CUDAコア | 5120基 |
RTコア | 40基 |
Tensorコア | 160基 |
ブースト周波数 | 1290-1620MHz |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリ帯域 | 320Gbps |
メモリバス幅 | 256bit |
メモリ容量 | 8GB |
TDP | 80-125W |
Radeon RX 6600M | |
ストリーミングプロセッサー | 1792基 |
演算ユニット | 28 |
ROP | 64 |
ゲーム周波数 | 2177MHz |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリ帯域 | 最大224GB/秒 |
メモリバス幅 | 128bit |
メモリ容量 | 8GB |
TDP | 60~100W |
Fire Strike Graphics
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3080 Laptop GPU | |
---|---|
RTX 3070 Laptop GPU | |
RTX 2080 Mobile | |
Radeon RX 6600M | |
RTX 2070 mobile | |
RTX 3060 Laptop GPU | |
RTX 2060 Mobile | |
GTX 1660 Ti Max-Q | |
GTX 1650 Mobile |
NVIDIA RTX 3070はRTコアは第2世代に、Tensorコアは第3世代になり、レイトレーシング性能やDLSS性能が高くなっていますね。動画・画像編集をする人は、RTX 3070は8GBとそこそこあるので安心ですね。
- レイトレーシングとは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する機能
- DLSSは、fpsを落とさずに画質を上げることができる機能
Radeon RX 6600MはRTX 3070よりも若干性能が下がりますが、プロセッサーがRyzenなのでSmart Access MemoryやSmart Shift(NVIDIAのGPUも対象)に対応です。
個人的意見ですが、NVIDIAはレイトレーシングやDLSSがあるので、こういった機能を使うゲームをするのであればNVIDIAがいいですね。使わないならRadeonでも問題ないです。
ゲームのベンチマーク
こちらは各ゲームのベンチマークスコアで、単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)になります。通常、60fps以上が「快適」で、それ以下はカクツキがあったりします。また、ベンチマークはFHDでのスコアで、状況やスペック、回線によって変わるので参考値としてみてください。
RTX 3070 ベンチマークスコア
青・・・標準 赤・・・高画質
watch Dogs | |
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Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Odessey | |
ARK Survival Evolve | |
Monster Hunter World | |
Far Cry 5 | |
Cyberpunk 2077 | |
黒い砂漠 | |
Rainbow Six Siege | |
Fortnite |
RX 6600M ベンチマークスコア
オレンジ色・・・低画質 青・・・標準赤・・・高画質
Apex Legends | |
---|---|
Ark.Survival Evolvedt | |
Battlefield V | |
Cyberpunk 2077 | |
Far Cry 5 | |
Fortnite | |
Forza Horizon 4 | |
PUBG | |
Red Dead Redemption 2 | |
Watch Dogs 2 | |
The Witcher 3 Wild hunt |
ディスプレイ
右にスライドできます↓
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 | リフレッシュレート | 色域 | 応答速度 | その他 |
FHD | なし | IPS | 300nit | 144Hz | sRGB 100% | 7ms | Eyesafe認定 AMD FreeSync |
FHD | なし | IPS | 300nit | 144Hz | sRGB 100% | 7ms | Eyesafe認定 |
アドバンスモデル(Radeon搭載)は上のディスプレイ、アドバンスプラスモデル(NVIDIA搭載)は下のディスプレイです。
FHD | フル・ハイディフィニションで解像度は1920 x 1080ドット |
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光沢 | 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい |
IPS液晶 | コントラスト比が高く、視野角も広い |
nit | 明るさを表す単位。通常250nitが標準 |
リフレッシュレート | 1秒間に画面を更新できるコマ数 |
色域 | 色空間の規格 |
応答速度 | キーを押したときのディスプレイの反応速度。7msは0.007秒 |
Eyesafe | ブルーライトをカットする機能 |
NVIDIA G-Sync | モニターノートパソコンリフレッシュレートがグラボのフレームレートと同期され、テアリングやちらつき、入力レイテンシーを削減する技術 |
※)テアリング(ティアリング)は映像が乱れる現象。スタッタリングはカクつく現象。入力レイテンシ―は入力の遅れ
ディスプレイはクリエイター向けPCに搭載されるような品質で、高輝度・広色域です。リフレッシュレートも144Hzと高く、応答速度は7msなので悪くないですね。
解像度は標準的なFHDで、コントラスト比が高く視野角も広いIPS液晶です。
ここ最近のゲーミングPCは、ディスプレイはすごく高品質ですね。これからのニュースタンダードですね。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはDDR4-3200MHzで、16GB(8GBx2枚)になります。動作周波数が最速の3200MHzなので、処理速度は激速です!
メモリスロットは2つあり最大32GBまで増設も可能で、底面カバーはシングルアクセスパネルを採用しているので、プラスドライバーで簡単にネジを外せます。
ストレージ
SSD(PCIe NVMe) | HDD | |
最大データ転送速度 | 最大16Gbps~32Gbps | 最大6Gbps(SATAの場合) |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分 |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージは激速のPCIe 3.0×4が搭載で、PCIe 3.0のスロットに空きがあるので増設も可能です。
LAN
無線LANは次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。今まで5GHzにしか対応していなかった周波数が、2.4GHzと5GHzと2バンドに対応しており、また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
また、内蔵ギガビット搭載で、有線LANの接続も可能です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは4セル(RTX 3070搭載アドバンスプラスモデル)最大バッテリー駆動時間6時間か、6セル(Radeon搭載のアドバンスモデル)で、最大9時間のバッテリー駆動時間になります。
Radeonモデルだと外出先でも使いやすいですね。
電源
電源は230Wの容量で、他社では、例えばLenovo Legion 560iではRTX 3060搭載モデルは230W、RTX 3070モデルは300Wと、より大きな電源を搭載しています。
230Wで十分足りていますが、より大きな電源はより高いパフォーマンスを発揮しやすいので、RTX 3070を選ぶ場合はLegionもチェックしてみていいかもしれません。
インターフェイス
左側面インターフェースは電源コネクタ、RJ45(有線LAN)、USB-A、Mini Display Port、HDMI、USB-C(Thunderbolt 4)、ヘッドフォン/マイクジャック、SDカードリーダーになります。
右側面インターフェースはUSB-Aが2つになり、全てのUSB-Aの最大データ転送速度は5Gbps、USB-Cは10Gbpsになります。
サポート・保証
HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついていて、電話やLINE、ツイッターでもサポートをしています。購入時に詳しく書かれた「パソコン入門」もあるので、初めてパソコンを買う人でも設定から使い方まで、分かりやすいと思います。
また、保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
また、CAFE DE OMENという「技術的サポートと修理受付窓口」があり、1年間利用でき、受付時間は月~金・9時~21時、土曜日は9時~17時、日曜は休みです。LINEでの自動サポートは24時間365日です。
このサポートの特徴として「サポートスタッフ全員が熟練プレーヤー」で、みなさんマニアックらしいです。普通に「ゲーム用語」を使っても理解できる人たちなので、話が速いですね。また、自分に合ったアクセサリ、例えばディスプレイやVR用ヘッドセット、マウス・・・など、HP製品に限らずアドバイスをくれます。
まとめ
全体的に高性能で、ガチゲーマーにも納得がいく機種ですね。プロセッサーは言うまでなく高性能で、Radeonグラフィックボードと組み合わせるとより使いやすいし、AMD FreeSync Premiumにも対応なので、ティアリングなども削減されより快適です。
ただし、NVIDIAのグラボを選ぶとレイトレーシングやDLSSも使えるので、画質も上がるしリフレッシュレートも上がりますね。Radeon搭載のアドバンスモデルは22万円から、NVIDIA搭載のアドバンスプラスモデルは26.4万円からなので予算と相談ですね。
また、ゲームもやるクリエイターって多いと思いますが、そういった人にも満足がいくsRGB 100%の色域なので、クリエイターにもお勧めしたい機種です。