Lavie N15 2023年モデルのレビューです。
公式サイトの名前(正式名 2023年春モデル・2022年秋冬モデル)からも分かるように、ベースは旧モデルの2022年モデルと同じで、ほぼ違いがないです。
当サイトの評価は、このようになりました。日本生産でサポートも手厚いので価格が若干高いですが、パソコンに詳しくない人には使いやすく、安心な機種だと思います。
総合スペック | [usr 4.3] |
---|---|
コスパ | [usr 2.5] |
総合評価 | [usr 3.2] |
Lavie様からレビュー機を借りており、スペックはCore i5-1235U、メモリ8GB、SSD 256GBになります。
サクッと特徴だけ掴みたい方は、こちらのYoutubeをどうぞ。
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Contents
Lavie N15 2023年モデルのスペック
CPU | Celeron 7305 Core i3-1215U Core i5-1235U Core i7-1255U Core i5-1240P Core i7-1260P |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD+HDD |
グラフィックス | Arc A350M、内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(15.6型) | WXGA FHD IPS液晶 |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | Wi-Fi 6E、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応 |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | HD/FHD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ、ブルーレイディスクドライブ |
オーディオ | ヤマハ製 AudioEngine機能搭載 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 362.4 × 254.7 × 23.7㎜ |
重さ | 2.2㎏ |
バッテリー | 最大約14.1時間 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 7.7万円~ |
2023年8月追記)2021年モデルであるインテル第11世代搭載モデルも販売されていますが、当記事では触れていません。2年前のモデルですが特に安くなっているわけでもないので、おすすめしません
<性能評価>
全体的に旧モデルから変わりがなく、CPUにCore i7-1255Uが追加されたのかなと思います。今回も低性能CPUのCeleronや、低解像度のWXGAがあるので、購入時にスペックをよく確認しないといけません。
CPUはインテル第12世代で、Celeron以外はサクサク快適に使えます。末尾がUの省電力モデルと、末尾がPのパワフルなモデルがあり、Uは性能がPに比べ劣りますが、バッテリー駆動時間が長いという特徴があります。
メモリはDDR4-3200MHzで、メモリスロット2つ・最大32GBと大容量にできます。ストレージはSSD+HDDのデュアルストレージが可能で、 最大で4TBになります。また、SSDは最新のPCIe 4.0が搭載で、高速データ転送速度があります。
グラフィックスは内蔵グラフィックスのUHDかIris Xe、そしてビデオカードのArc A350M搭載モデルもあります。Arc A350MはNVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Q並みの性能なので、動画編集や軽いゲームなどができます。
ディスプレイは懐かしのWXGA(1366×768ドット)か、フルHDになります。WXGAをあえて選ぶ人はいないと思いますが、低解像度なのでご注意を。
もう一つのモデルはフルHD スーパーシャインビュー液晶で、一般的な解像度に、明るく発色の良い液晶です。ただし、光沢ありの液晶は背景や光が反射しやすいので、好みが分かれます。
また、光沢ありでタッチパネルでないのは珍しいですね。
その他のスペックはWindows 11 HomeかProが選べ、ギガビットイーサネットとWi-Fi 6Eに対応、WebカメラはFHDもしくはHD画質となっています。
光学ドライブ付きなので15.6インチで2.2㎏と重く、バッテリー駆動時間はPシリーズ搭載モデルで最大10.5時間、Uシリーズ搭載モデルは最大14.1時間(大容量バッテリ選択時)となっています。
Lavieは国内生産で、サポートも手厚いので若干価格が高めですが、初心者の方でも安心して使い始めることができます。また、4種類のカラーがあるので、人とは違ったパソコンを選べます。
旧モデルとの比較
旧モデルの2022年モデルとの比較ですが、先述したようにCPUとビデオカードが追加されただけなので、外観やその他のモデルは同じスペックです。
追加されたもの
・Core i7-1255U
Lavie N15 2023年モデルの特徴
ベゼル(画面の黒い枠)は太めで、大きな筐体です。
上下のベゼルが特に大きく、上13.3㎜、下34.8㎜、そして左右は7.5㎜となっています。ベゼルはかなり太いのですが、筐体がまっ白だからでしょうか、気にならないですね。
寸法は、
・幅 362.4㎜
・奥行 254.7㎜
・高さ 23.7㎜
で、大きいですね。なぜだか、ディスプレイ部分は天板とディスプレイと枠でしょうか、3つのものが張り合わせられたようになっており、7.8㎜とすっごく太くなっています。
同業他社の15.6インチよりも奥行が2㎝ほど、幅と厚さは5㎜ほど大きいです。光学ドライブがあるので大きくなるのはしょうがないですが、光学ドライブ無しモデルも同じ大きさです。
厚さは23.7㎜と分厚いですが、光学ドライブ搭載なので普通だと思います。
光学ドライブ搭載モデルはどんどんなくなっているので、Lavieではこのまま続けてほしいですね。必要な方も多いので。
カラーはこれら4種類があり、無料で色を変更できます。人と同じ色を持つのが嫌いな人には、オリジナリティを出しやすいです。
レビュー機はパールホワイトですが、すっごく白いです。素材はちょっと安っぽいプラスチックですが、指紋が付きやすいとかなく、汚れも(今のところ)付きにくいと思います。
天板とパームレストは、ツルツル滑らかで触り心地が良いです。
後ろはおしゃれなデザインで、排気口があります。
底面には、かなり小さな通気孔があるだけです。左側に個別に開けれそうな箇所があるのでねじで外してみましたが、なかなか蓋が取れず、壊れたらいやなので止めました。メモリかストレージの増設箇所っぽいですね(真相は分かりませんが)。
本機はリフトアップヒンジを採用しており、ディスプレイを90度以上倒すとキーボードが持ち上がる仕組みになっています。キーボードに傾斜が付くので、ちょっとタイピングしやすいです。
ディスプレイとテーブルの設置部分にはゴム足があるので、パソコンやデスクが傷つくことはありません。
Lavieは日本国内生産で、自社工場で一貫した品質管理をしているので、セキュリティ上、安心して使えるPCをお探しの人に合います。
天板にはシンプルなLavieのロゴがあります。
ディスプレイは約180度開くことができます。
キーボード
キーボードはテンキー付きで、下段にあるキーも2つを除き通常サイズなので、ミスタイプをしにくいと思います。主要キーは大きく、特に全矢印キーが大きいので、使いやすいです。
また、エンターキーもかなり大きいので、手が大きな人にも小さな人にも使いやすいです。
インテルArc A350M搭載モデルのみバックライトがついているので、他のモデルは暗がりで使うときは、タイピングしにくいです・・・。
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は縦横19㎜と幅広く、キーストローク(キーを押し込む距離)は実測1.5㎜(公称1.7㎜)と悪くないです。
白飛びしてしまって撮影が難しかったのですが、キートップには湾曲している「シリンドリカル形状」を採用しており、指がちょっとずれてもしっかりと中心を打てる感じです。
指紋センサーをカスタマイズから追加した場合は、電源ボタンと統合されるので、電源を入れたらサインインも完了します。
ソフトボタンはよく使うアプリを登録したりできるので、時間短縮になりますね。Lavie簡単設定から設定できます。
Webカメラ
WebカメラはHDかFHD解像度があり、モデルによってどちらかが搭載しています。購入時のカスタマイズから選べるわけではないので、ご注意ください。
Core i7-1260PとCore i5-1240PのモデルにFHD解像度のカメラが搭載しているようですが、同じCPUでも別モデルにはHDカメラが搭載しています。
購入時に確認できないので、厄介ですね。家に届かないと、分かりません(泣)
レビュー機は720p HD解像度でしたが、そこそこの画質です。
CPU
Core i7-1260P | Core i5-1240P | |
Pコア | 4 | |
Eコア | 8 | |
スレッド | 16 | 16 |
キャッシュ | 18MB | 12MB |
Pコア最大周波数 | 4.7GHz | 4.4GHz |
Pコア基本周波数 | 2.1GHz | 1.7GHz |
Eコア最大周波数 | 3.4GHz | 3.3GHz |
GPU実行ユニット | 96 | 80 |
ベースパワー | 28W | |
最大パワー | 64W |
Core i7-1255U /Core i5-1235U |
Core i3-1215U | Celeron 7305 | |
Pコア | 2 | 1 | |
Eコア | 8 | 4 | |
スレッド | 12 | 8 | 5 |
キャッシュ | 12MB | 10MB | 8MB |
Pコア最大周波数 | 4.7/4.4GHz | 4.4GHz | – |
Eコア最大周波数 | 3.5/3.3GHz | 3.3GHz | – |
GPU実行ユニット | 96/80 | 64 | 48 |
ベースパワー | 15W | ||
最大パワー | 55W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
こちらは、CPUの性能を測るCPU markスコアの計測結果です。CPUはCore i5-1235Uです。
スコアは14106で、今まで計測したCore i5の中では一番高い性能でした。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1280P | |
---|---|
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i5-1235U/本機 | |
Core i7-1255U | |
Core i5-1235U/平均 | |
Core i3-1215U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Celeron 7305 |
Celeronを選ぶことはないと思いますが、Core i3以上であれば特に困ることもなく、いろんなこともサクサクできます。
Geekbench 6はCPUの3DCGレンダリング性能を測定し、マルチコアは6121、シングルコアは意外に高く、2087となりました。
こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。
総合性能の目安は以下になります。
・5000以上・・・超ハイスペック(グラボ搭載機種はこれ以上)
・4000以上・・・ハイスペック
・3000以上・・・中位モデル
・2000以下・・・エントリ―クラス
本機種のスコアです。
- 総合性能は4200
- Essentialは6964→通常用途やビデオ会議など使いやすい
- Productivityは5884→普通に使える
- Digital content creationは4910→以外に高性能
その他のCPUとの比較です。Core i5-1235U以外は別機種で計測した値です。
Essential
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1240P | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1340P | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 3 5425U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 7 7735U | |
Core i5-1235U/本機 |
Productivity
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 7735U | |
---|---|
Ryzen 3 5425U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1340P | |
Core i3-1215U | |
Core i5-1235U/Nextreme | |
Core i5-1135G7 | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i5-1235U/本機 | |
Core i5-1235U |
Digital Content Creation
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 7735U | |
---|---|
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1235U/本機 | |
Core i5-1235U/Nextreme | |
Core i3-1215U | |
Core i5-1235U | |
Core i5-1340P | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 3 5425U |
デジタルコンテンツの性能が高めなので、簡単な動画編集もできます。
グラフィックス
グラフィック性能が高いと、Office作業や画像編集などがしやすくなります。
Graphics Markで計測したら2194と、平均的なスコアでした。このくらいのグラフィック性能があれば、Windows標準搭載アプリのフォトレガシで簡単な動画編集であれば十分できます。
こちらは、CPUのグラフィック性能の比較です。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1165G7 | |
---|---|
Core i7-1260P | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 5800U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i3-1215U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-1235U/本機 | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 3 5425U |
Arc A350Mは、他のグラフィックボードと比較します。DirectX 11で動作するFire Strikeのスコアです。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3050 Ti | |
---|---|
RTX 3050 | |
GTX 1650 | |
GTX 1650 Max-Q | |
Arc A350M |
GTX 1650 Max-Q並みの性能で、軽いゲームもできるほどですね。Arc搭載モデルを選べば、動画編集もよりしやすいです。
ディスプレイ
Lavieは価格の割にディスプレイの品質が良くなく、一番安いCeleronモデルは、WXGA解像度が標準搭載です。
ディスプレイは
・フルHD IPS液晶(画像1,2番目)
・フルHD TN液晶(画像3番目)
・WXGA TN液晶(画像4番目)
があります。はっきり言って、あえて3、4番目のディスプレイを選ぶ必要はないですが、標準搭載しているのでカスタマイズから変更しないといけません。また、ディスプレイを変更すると他のスペックも変わるので、ご注意を。
液晶はスーパーシャインビュー液晶で光沢があるので、映り込みがしやすいです。
左は光沢あり、右は光沢なしで、光沢ありは鏡の様に反射することもあります。ただし、タブレットやスマホは「光沢あり」なので、違和感もないかなと思います。
視野角のチェックです。
視野角はそこまで広くないように見えますが、正面から見たときに四隅が暗くなったりなど、作業に影響が出ることはなかったです。
i1 display proで色域と輝度を計測しました。
・最大輝度は237ニト
・sRGBカバー率61.8%、sRGB比62.2%
輝度も低く、色域は本格的な編集作業には使えないですが、趣味で動画をDVDなどにまとめるための編集であれば問題ないです。
その他の色域との比較です。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはDDR4-3200MHzで、メモリスロット2つ・最大32GBと大容量です。
メモリ増設はキャンペーンをよくやっており、良心的な価格でカスタマイズできます。
1つ注意点で、Celeronモデルは標準メモリが4GBです。万が一このモデルを買うなら、メモリは8GBに増設した方がいいです。4GBじゃ、まともに動かないですよ。
レビュー機は8GBで、Memory Markで計測したらスコアは2100でした。当サイト計測のDDR4の平均値くらいだったので、違和感はないです。また、使用していて処理速度が遅いとか感じることもないので、一般的な使い方であれば問題ないと思います。
他のCPUとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
DDR5-4800MHz平均 | |
---|---|
LPDDR4-4266MHz平均 | |
LPDDR5平均 | |
DDR4-3200MHz平均 | |
Lavie N15 2023/DDR4-3200 |
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載SSDは高速データ転送速度があり、HDDは意外に若干速度が劣る5400回転になっています。
ストレージ価格はかなり高いので、自信がある人は自分で増設した方が良いかもしれません。
シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み)3338MB/秒、ライト(書き込み)1290MB/秒となりました。読み込みはすごく早く、書き込みはビジネス用途には若干遅いかもしれませんが、普段使い用途なら気になることもないと思います。
パソコンの起動も15秒ほどと速いので、速度は問題ないと思います。
こちらは各ストレージの、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はPシリーズ搭載モデルで最大10.5時間、Uシリーズ搭載モデルは最大14.1時間(大容量バッテリ選択時)となっています。
ほとんどのモデルで大容量バッテリ(+5500円)が選べるので、持ち運びをお考えの場合は、大容量バッテリを選択した方が良いです。
インターフェイス
インターフェイスは左に偏っており、右は光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブかブルーレイディスクドライブ)のみです。ポートは豊富ではないですが、困らない程度にあります。
左から電源コネクタ、RJ45、HDMI、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 1が2つ、そしてヘッドフォン/マイクジャックになります。
データ転送速度はUSB-Cが10Gbps、USB-Aが5Gbpsになります。
右側面には、光学ドライブがあります。
また、Arc搭載モデルと他のモデルは、筐体が若干違います。下がArc搭載モデルの背面です。
こちらは、上がArc搭載モデルの右側面です。
Arc搭載モデルでDVDスーパーマルチドライブを選んだ場合は、外付けドライブになります。
サポート・保証
標準保証で1年間の引き取り修理が付いており、NEC指定業者が指定住所に引き取りに来てリペアセンターに配送し、修理後に返送するサービスです。送料等は無料で、最短で1日で修理が完了します。(ただし配送期間があるので、手元に戻ってくるには最短数日かかります)
最長5年まで延長できるので、安心ですね。
また、アクシデントダメージプロテクションという「水濡れ・火災・水害・落下など」の通常保証には含まれない保証もある「あんしん保障サービスパック」という上位保証もあります。
サポートは24時間365日対応のチャットサポートや、使い方相談・故障診断・修理受付の電話サポート(フリーダイヤル)があります。受付時間は朝9時から夜7時までになっています。
NECのサポートは手厚いことで有名で、「デジタルライフレスキューサービス」もあり、パソコンだけじゃなくデジタル家電やゲーム機の設定方法、Officeの使い方、テレワークをしたいけどどうしたらいいかなど、幅広い質問ができます。しかも、フリーダイヤルなので、気軽に電話できますね。
ライバル機種
光学ドライブ搭載モデルって少ないので、あまりライバルはいないと言えばいないのですが、光学ドライブが搭載していなくてもよい人、例えば、外付けドライブでもいいよと言う人がいたら、別売りのDVDスーパーマルチドライブ(約3000円から)、ブルーレイドライブ(6000円~1万円ほど)を別途購入した方が良い場合もあります。
まとめ
良い点
・手厚いサポートがあり、国内生産
・低スペック~高スペックと好みに合わせてカスタマイズできる
・ここ最近見ることが少ない光学ドライブ内蔵
・グラフィックにArc A350Mを搭載できる
残念な点
・多くのモデルがあり、1つのスペックを変えると全部が変わる可能性があり、カスタマイズしにくい
・購入する機種の詳しいスペックが見れない
・ここ最近見ることがないWXGAやメモリ4GBのモデルがある
総合評価
サポートや保証が手厚く、国内生産など、初心者でも安心して購入できるのがLavieの魅力ですが、はっきり言って、公式サイトでの購入が難しいです。売られているモデルをそのまま買うなら数クリックで終わりますが、カスタマイズするなら、これ、何がどうなっているのか分かりにくいですね。
また、4~5年前の中古パソコンの様なWXGAディスプレイがあったりするので、スペックに詳しくない人には分かり辛いんじゃないかなと思います。
Celeronモデルは置いといて、その他のモデルは、ほぼ標準的なスペックになってるので、使いやすいと思います。
ここ最近光学ドライブ搭載機種は少ないので、本機のような機種は貴重ですね。
Lavieはサポートなどが良いので価格が若干高く設定されていますが、それに見合う安心感があるかと思います。